2024年4月22日(月)
報復の連鎖で中東緊迫 ネタニヤフ暴走リスク 核施設攻撃の脅威度は
イスラエルによるシリアのイラン大使館攻撃、イランからの大量報復攻撃。“報復攻撃の連鎖”を食い止めるべく米国が自制を求める中、今度はイラン国内への攻撃が起きた。ガザ地区でハマスとの戦闘を続けながら、なぜネタニヤフ政権は“二正面の戦い”に自ら突き進んでいくのか。周辺諸国の“親イラン派武装勢力” は、対イスラエル戦に今後どう動くのか。“第5次 中東戦争”へのエスカレーションも危惧される中東最新情勢を読み解く。
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佐藤正久元外務副大臣 自由民主党参議院議員池田明史東洋英和女学院大学名誉教授黒井文太郎軍事ジャーナリスト
2024年4月23日(火)
自民の規正法改正案▽ “無駄の温床”にメス 政府基金見直しを検証
番組前半は、この日に発表される自民党の政治資金規正法改正案を検証。連座制が入るのか、政策活動費、企業献金のあり方をどう示すのか?後半は政府が発表する国の基金見直し策を検証する。“無駄の温床”と指摘されてきた、官僚の天下り先との指摘もある国の基金にメスが入ることで、コロナ禍以降、設置数や予算措置、残高が膨張している基金は健全化に向かうのか?
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牧原秀樹自由民主党衆院議員 党政治刷新本部幹事階猛立憲民主党衆院議員 元総務大臣政務官土居丈朗慶應義塾大学教授
2024年4月24日(水)
円安で家計負担10万増 賃上げムードに冷や水 悪いインフレ不況懸念
円安の影響は、民間の試算では年間10万円超の家計負担増になるという。経済好循環の実現に向けて労働者の7割を占める中小企業の春闘が焦点となる中、さらなるコスト増は賃上げの効果を相殺してしまうのか。そして利上げの動向が注目される日銀政策の行方は?真田幸光氏、木内登英氏、加谷珪一氏をゲストに迎え、忍び寄る“悪いインフレ不況”への懸念と日本経済の処方箋について探る。
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真田幸光愛知淑徳大学教授木内登英野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミスト加谷珪一経済評論家
2024年4月25日(木)
相次ぐ中国人学者失踪 改正反スパイ法の恐怖 日中の新たな火種とは
日本で研究にあたっていた中国人研究者が、昨年一時帰国した後、相次いで消息を絶っていることが判明した。この事態について、林官房長官も今週月曜の会見で「関心をもって注視している」と述べた。去年7月から中国で「改正反スパイ法」が施行された中国で、今、何が起きているのか?中国でスパイ容疑により6年間服役した鈴木英司氏と現代中国を研究する阿古智子氏、若宮健嗣元外務副大臣を迎え、徹底分析する。
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若宮健嗣自由民主党政務調査会長代理 元衆院外務委員長 元外務副大臣鈴木英司元日中青年交流協会理事長阿古智子東京大学大学院総合文化研究科教授
2024年4月26日(金)
「政治のカネ」改革へ 衆院特別委で論戦始動 抜け道は?落とし所は
自民党の政治資金規正法改正案は、「連座制」のようでありながら実質的には議員本人の責任を問うことがない仕組みとも読める。政策活動費や企業・団体献金の在り方も、自民党案は「今後の検討課題」と位置づけるに留めている。はたして国民が納得する政治資金改革は実現するのか。国会で衆院政治改革特別委員会が動きだす中、政治資金規正法改正をめぐる与野党の落し所はどこにあり、今国会で何が決まるのか、与野党の論客に政治資金改革への本気度を問う。
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山下貴司衆院政治改革特別委員会自民党委員 元法務大臣山井和則立憲民主党政治改革推進本部副本部長音喜多駿日本維新の会政調会長岩田明子ジャーナリスト 元NHK解説主幹