こんばんは。
昔の職場が跡形も無くなっててショックな とまぢふです。

こないだ記事に上げた、「祖師野丸のお披露目」 が
今日あったよ!
関連 過去記事 ↓
http://sossy.blog129.fc2.com/blog-entry-157.html 
祖師野八幡宮。 「八百五十年祭」 が数年後に控えとる。

その 「幣殿 へいでん」 で今日、月例祭(月次祭 つきなみさい)
と、宝物 (ほうもつ) の 「虫干し」 が行われた!

宮司の 「ほーいっつぁ」 。
正しくは、「田口方一 たぐち まさかず」 先生。
読めません。

今回は、特別ゲストをお招きしてある。
上席に控えてござる お嬢さん方。
この お宮にとって、ドエライはたらきを しとくれた!
「錆びて朽ち果てる寸前の 『祖師野丸』 を救ってくださった」
のだッ!!

宮太鼓が打ち鳴らされる中、各方面(老人会とか祖師野区とか)
の代表者が 玉串を捧げ、ワシらも一緒に参拝する。

そして、ゲストの彼女らも。
本当に彼女たちには頭が下がります。
昨今ブームの 「刀剣女子」 。。。
には違いないけど、昨日や今日の 「ニワカ刀剣女子」 やなかった!
なんと、10年以上も ヤッてて、でも 陽の目を見ないマイナー(失礼!)な趣味だったとか。
それが急に世の中がこんなになって・・・。
この中の1人は、すでに4年前 ここ八幡宮に来て
祖師野丸を見とったんよ。
それがあまりにも可哀想な姿だったため、仲間と声かけあい、
ちょうどブームになったコトでもあり、県の教育委員会に働きかけ、
さらには募金まで募ってくれた!
「祖師野丸を助けてやってくださいッ!」 って。
・・・ワシらが しならんコトやのにね、ホントなら。
(昔、県にかけあったコトもあるらしいけど、それこそ
ケンもホロロやったとか。
こういうことは、当事者よりも かえって ヨソからの声が
効くのでは? と、ホーイッツァが言ってござった。)
というワケで、そんなイキサツの彼女らを、お礼かたがた お招きしたんよ。
彼女らの名前を盛り込んで、感謝の祝詞(のりと)も あげられた!

神事が終わったら いよいよ、
「宝物の虫干し」 と、 「祖師野丸の披露」 !
早う見たい見たい、 見た~~~いッ !!

どっと 群がり駆け寄る下々のモノども!

宝物は 太刀だけやないでね!
この 「大般若経・写経」 も 平安末期から江戸時代にかけての
重要なモノ。

こうやって地元民が 何百年も手入れして守ってきた。

祖師野区長、手さばきが ギコチないよ!
「こんなの初めてやでシヤナイろ~! 今まで老人会がやってきた
仕事なんやで。」
「もうちょっとで仲間入りやん!」
「お前もやぞ!!」
・・・テヘペロ。

では、お待たせいたしました。
研磨された 「名刀・祖師野丸」 をご覧ください!
(ちなみに、全員 「マスク着用」 を言い渡された。)

ジャ~~ンッ!
・・・ ワシ、ここまで綺麗に磨けれるとは思わなんだよ!
あのいにまでサビてまったカタナやったに。。。
サビが中まで浸食しとると、研磨によって ガタガタになったり
えぐれたようになったり、果ては、折れてまうこともあるとか。
祖師野丸の研ぎも、「イチカバチか」 のとこもあったやろうね。
でも今回は、美術品のようなデキを目的とせず、
「これ以上サビを進行させないため」 の研ぎを依頼したんやと。
やで、サビぐわいによっては磨ききれなんだり、
欠けたり凹んだりすることは覚悟しとった。
それがはからずも、このいに綺麗になって帰ってくるとは!!

この方は、早稲田大学・人間科学 学術院の人で 専門家。
刀剣の鑑賞の仕方や扱い方(人に渡す時の注意とか作法)も
教えとくれた。

夢中で写真撮る 刀剣女子のみなさん!
重ねて言いますが、この方たち、文化センターの学術員とか、
大学の研究員の肩書ももっておられるインテリさんなんです!!
ひとからげに 「刀剣女子!」 って言ってはアカンのです!
(って、ワシ、去年 最初はそんなコト知らなんだもんで、アレでしたけど。)

・・・ いいよね? ギャルたちに持たせてやっても。
恩人なんやし。
(なに 上から目線でモノ言っとるんや? ワシ!)

「反り」 のグワイも観るのだとか。
こうやって見ると、ホントに綺麗やろ?!
ちなみに、去年までの 祖師野丸 ↓

先端 数センチ以外、錆びだらけ。
このサビも、「いい錆び・悪いサビ」 があるらしい。
黒錆・赤錆のコトくらいなら知っとるワシやけど、そんなモンやないらしい。
話しをいろいろ聞くと、ホントすごいよ。
刀の作り方とか素材の種類のコトとか、打った人のハナシとか・・。
マニアの皆さまに脱帽です。
「なに言ってるのかわかりませんよ~」
と つぶやくしかないワシでした。
さきほどの早稲田の先生、
「刀にのめり込み過ぎて、気がつくと 『モノ』 としか見てない時があります。
それではこれを 『宝・たましい』 として祭ってきた人たちに失礼です。
だから、そういう事情も含めて 鑑賞したいものです。」
う~~ん。 エエこと言わっせるねえ。若いのに。
そういうアレで もう一度 ギャルたちを見ると、
やはり 「畏れ」 みたいなものを感じ、敬意を払って鑑賞しとるようやよ。
「悪源太・義平はもちろん、これを打った刀職人も まさか
800年も保存されてると知ったら嬉しいでしょうが、あの錆びた姿には
残念がると思います。それがこんなに綺麗になって、
きっと本当に喜んでいるんではないでしょうか、私たちなんかより。」
・・・彼女の言葉に涙する思いのワシでした。。。
ありがとうございます。。。。。。

幣殿の奥では、「刀談義」 が続いとる。
コッチではまだ 写経の 虫干しが・・・

これやって、鎌倉時代っていう ふる~い昔に作られた狛犬なんやに・・
扱いがヒドイんやない?
まあ、今日はシヤナイか。

再び祖師野丸。
これは、刀身が入っておった 鞘 (さや) 。
かつては藤づるがグルグル巻かれており、別名 「藤巻の太刀」 って言われとるんよ、祖師野丸。
今、祖師野丸は この鞘には入れられずに、別に作られた白木のサヤで保護・保管されとる。
(でも、この元々のサヤに祖師野丸を差し込むことは物理的に可能である。
長年のあれでサヤが委縮・変形しとるのでは? と思われとるみたいやけど、
4年前、実際に差しとる! ヒドイことするにゃ~~~!)

おおッ!! なんと畏れおおいことかッ!!!
ワシふぜいが 伝家?の宝刀を手にして かざすとはッ!!!
いや、感動いたしました。
というか、持ってるうちに 震えがきました!!
やっぱ アカンよ、ケガラワシイ野郎が 安易に触れては!
・・・ズッシリと、歴史の重みを感じたひとときやったよ・・・

禰宜どのの カズオさんが、柄(つか) を外しとくれた。
(これもギャルの要請により・・)
この、柄に差し込まれとる部分が ドエライ重要やとか。

・・・ただのサビサビやないの・・・

すぐさま群がる刀剣女子ッ!

もう、鬼気せまる勢いやよッ!
・・・なんでも、この部分 (なんて ゆうんやったっけ?) 、
「情報の宝庫」
らしい。
ワシには全然ワカランけど。
(あ、このサビは、「いいサビ」 らしいです。
やで、研いではイケナイとか。)

「あんたも今日は寂しいなあ・・・」
と、狛犬に語りかけるワシの伯父さん。
(カアチャンの兄貴。 あ、カアチャンは あさって 金山病院に転院!
台風が上陸する その当日やってのに!!)

やがて皆さん、気が済んで、幣殿も片づけられ・・・

ギャルたち、奈良だとか神奈川だとか 遠くから よく来られました!
ゆうべは下呂温泉にお泊まりになられたそうですが、
夜、クルマ走らせてたら 「カモシカ」 にぶつけられそうになったそうです!
ワイルドなんですよ、ここらは!!
でも、それに懲りず、またお越しください!

カズオさん、祖師野丸をしまった箱を抱えて そそくさと。
「保管のしたくに、防錆油とか ポンポンをやらなイカンけど、習ったやつ、
うろ覚えやしなあ・・・」
彼女らに聞こうよ!
今すぐッ!!

もうすぐ、祭りの練習が始まります。
ワシらは これからも祖師野丸を大切に守り続け、祖師野を護ってもらいますッ!!
おしまい。
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