自殺の費用対効果(コスパ)
序論
今日、読破した本は
「三千円の使い方」
ベストセラーな本だそうで
書店で見たことある人もいるんじゃないか?
まぁ、買ったのはいつもお世話になってるブックオフなんだけどさ。
小説なんてめったに読まないんで読むのにチョット勇気がいるわけで
積読したままだったけど、つい重い腰を上げた。
ざっくり全体的な感想は
祖母、母、孫の三世代による三千円の使い方がそれぞれの視点で一章ごとに追っていくストーリーで、ストーリーと時間軸が合っているから結構読みやすいなと印象を受けた。読みだけで自分の資産形成の勉強にもなったんで実用書っぽいところもあって面白かった。
本論
で、ここから言いたいところで直感的な感想なんだけど
自殺の費用対効果って今の時代高い傾向なんじゃねーか
と思ってしまった。
おいおい、タイトル「三千円の使い方」に沿った感想じゃねーじゃん。
と思うけど、チョット付き合ってくれると嬉しい。
この「費用対効果」って言葉がある章で頻繁に出てきてさ、
しかも、祖母さんの友達で独身の小森安生(こもりやすお)の章なんだよね。(笑)
で、ストーリー上では
子育ての費用対効果が悪いって小森が言うんで
子育てを経験した祖母さんが言い返すんだよ。
「費用対効果が悪いなら、あんたなんかいないわ!」
みたいにさ。強烈な一言だったし、読み終わってもじわっと心に残った言葉だったんよ。
この言葉を脳内再生してるうちに
「あんたなんか費用対効果悪いから死ねば?」
って言われたら、オイラ立ち直れずにポックリ逝くんじゃないかと。
で、考えたんだ。
自殺って費用対効果高いんか、低いんか?
って。
結論からいうと
そういう思考状況に陥ると高くなんじゃないかって思ったんさ。
チョット図で説明する。
まず、①「人間って費用対効果低い?」
会社や学校でもバイトでも
なんか自分を否定されたり、怒られたりしたら誰しも思い込むことだ。俺も研究室いるとしょっちゅうあるね。うん。
人間社会で生きる上で合う合わないがあるわけだから仕方ないことなんだけどさ。
で、嫌なことを言われ続けて逃げ道なくなるとさ
②「こんな自分生きづらい」ってなると思うんだ。
生きづらいのは自分なのか、社会なのかで
自殺の費用対効果は変わるとおもんだけど、
ここでは費用対効果が高くなっちゃう
生きづらいのは自分のせいについて話すぜ。
そうなると
③「自殺の方 費用対効果高くね?」状態になるわけだ。
こんな自分、
社会のお荷物だ≒社会に対する費用対効果が悪い
ってなるだろう。
まあ、ここは=ではなく≒でヨロシク。
※≒は近似という意味。
で、また①「人間って費用対効果低い?」にもどって
自分の費用対効果の低さを採点して…というスパイラルに
なっちまうんだな。
結論
チョット前に述べたけど、あくまで
自分って必要?いらない?
っていうような思考に陥ると危ないわけでさ。
その思考になるまで「生きづらさ」を感じると思うんだ。(実体験 中2のころ)
その時は生きづらさを自分に対してじゃなくて社会に対してにするんだ。
自分って生きづらいわ…
↓
この社会って生きづらいわ…
自分ってオンリーワンだけど
社会はいくつもあるわけでさ、そりゃ合う合わないがある。
となると、
自分はダイジョウブなヤツだ。
たまたま関わってた社会が合わなかったんだな
社会のバカヤローって。
あっ、言い忘れてたけど
社会は狂ってる!俺が全てを終わらせるっていってさ、
犯罪に走るのは論外だぜ。
今日はここで一区切りさせてもらう。
生きづらさを覚えたら
社会のバカヤロー
ってことで。
ジャジャーン。
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