契約事務の突然の様変わり

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3月22日に令和6年度のスマートホン教室開催支援事業の入札が行われました。

なんと、指名競争入札で行われていたのです。

突然の様変わりに驚かされます。



まず、入札結果を見てみましょう。

CBBSが795,000円で落札しています。


〇 予定価格(税抜き価格) 999,000円 (税込み価格) 1,098,900円

 参加事業者名                 入札金額(税込み価格)  
  
アキタカターンズ                    1,038,400円

CBBS                         795,000円  落札

SMOK DESIGN                  900,000円


① 落札価格は、予定価格に対して30万円余り低くなっています。

② 落札価格は、入札最高価格に対して24万円余り低くなっています。



競争入札にすると、落札価格が事業者の競争によって予定価格を下回り、入札金額がばらつくことがわかります。

これが入札の本来の姿なのです。



次に、昨年度と今年度を比較してみます。


入札方式    予定価格    落札価格   落札率

令和5年度  1社随意契約  1,716,000円  1,716,000円  100 %

令和6年度  指名競争入札  1,098,900円   795,000円   72.3%


① 今年度の予定価格が昨年度に比して60万円余り少ないのは、実施回数等の減少によります。

② 今年度の落札率(落札価格/予定価格)は72,3%で、予定価格に比して大きく乖離しています。



今年度の落札率が低いことは、設計金額・予定価格の設定が甘いことが原因です。

これまでのアキタカターンズとの結託によって、設計金額・予定価格が過大に設定されていた影響が出たものと考えられます。

実際は落札金額で実施できることが実証されたのです。



また、昨年度に指名競争入札を行っていれば、今年度の落札率から推計すると、47万円余り安く契約できたことになります。

つまり、石丸市政は、アキタカターンズへ47万円余りの利益を余分に供与していたということです。



今回の入札から見えてきたのは、石丸市政のアキタカターンズとの癒着の具体的な姿であり、「法令どおり入札をすることがいかに大切か」ということです。

そして、職員の中に、市長が8月には変わることを感じ取った変化が起き始めているということです。


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