最近南紀・三重方面の散策を強化していますので、行ったことのなかった赤目四十八滝を体験してかんたんしてきました。
関西東部、近鉄支配圏にゆかりのある方にはなじみ深い街ですね。
名張市南部、奈良県から見れば室生寺の向こうっかわに赤目四十八滝があります。
赤目四十八滝の全容マップ。
すべての滝を見る場合、片道90分ほどのハイキングになります。
道中はすべてきれいに整備されており、石段や石畳の上を歩くことがほとんど。
傾斜もゆるく、たまに登るときは手すりも設置されているので安心です。
ただ、晴れの日でも足元の石が濡れていますので、滑りにくい靴の装備は必要です。
散策路はこんな感じです。
水辺の散歩道で気持ちよさそうでしょう。
まじ気持ちいいんすよ。
なお、名張も伊賀忍者の地ですので、時々修行中の忍者が飛び出してくるそうです。
運転の際はお気をつけください。
由来的な説明。
「伊賀流忍者百地三太夫などが修行の時あまりに豊富な水の流れに、ついその身を清め心を鎮めた」というのがいいですね。
つい身を清めてしまう、
つい心を鎮めてしまう。
闘争心を高める修行には向かなさそうですが、気配を消したり身を潜めたりする修行にはよさそうです。
じっさい、百地三太夫さんがつい身を清めてしまうのも分かるくらい、滝はさすがの美しさですよ。
こんなにバリエーション豊かに滝を見たのは初めてです。
すごいな赤目四十八滝。
私のベスト滝は均整のとれた美しさの「布曳滝」。
世の中的には「荷担滝」が一番人気とのことです。
滝だけでなく、苔の美しさ、水と緑のコントラストも好き。
夏場の苔って独特の美しさがありますよね。
流れる水ってのは癒し力が高いものです。