アイシャの身体をベッドへと招き上げた俺は、そのままの流れで組み伏せるように彼女をを押し倒す。
「……いよいよ、食べられちゃうのかな?」
余裕ぶってはいるけど、心なしか緊張しているようにも見える。
俺を見上げる瞳も、なんだか不安そうだ。
そんなアイシャの頬を優しく撫でると、くすぐったそうにしながらもなんだか安心した様子だった。
それでも、強がるように俺を見つめたアイシャは挑発的に言い放つ。
「ほらっ、そんな事しなくて良いから早く入れてぇ」
そのまま俺の腰に自分の腰を押し付けるように振りながら、ゆっくりと身体をくねらせる。
そうまで言われたら、これ以上恥をかかせる訳にはいかない。
さっき出したばかりとはいえ既に回復しているちんぽを、ゆっくりとアイシャのおまんこに押し当てる。
そうすると、先端がヌルッとした愛液と温かい感触に包まれて、何とも気持ちが良い。
ああ、このままずっとこうして居たい。
だけどそう言う訳にもいかず、俺はもう一度アイシャの瞳を見つめる。
「本当に良いのか? 挿入れるぞ」
「うん。来て……」
迎え入れるように腰を押し付けられて、先端がゆっくりとおまんこの中へと沈んでいく。
カリ首のあたりまで入った所で、快感によって俺のちっぽけな理性は跡形もなく吹き飛んでしまった。
「んっ…! あぁっ!!」
俺が思いっきり腰を打ちつけると、ブチブチッと何かが破れる感覚と共にアイシャの口から苦痛を押し殺したような声が漏れる。
「っ……。んぁっ、入った…?」
顔を顰めながらも気丈に振る舞うアイシャを見ていると、なんだかとても愛らしく思えてくる。
「ああ、入ったぞ。ごめんな、痛くして」
「ううん。私は大丈夫だから……」
とてもそうは思えないが、それを指摘するのは野暮と言うものだろう。
かと言って、嫌がる女の子を無理やり組み伏せて犯すような趣味は俺にはない。
いや、それもまた良いんだが……。
ともかく、どうせだったらアイシャにも一緒に気持ち良くなって欲しい。
そう思った俺は、両手をアイシャの大きな乳房へと伸ばした。
そう言えば挟んでもらっただけでまだ触った事のなかったそこは柔らかく、まるで飲み込まれるように指が沈んでいく。
「んっ、やぁぁ…」
柔らかいそこを更に揉みほぐすように指を動かすと、アイシャの口から苦痛とは違ううめき声が聞こえる。
「別に、抑えなくても良いぞ」
「んっ…、だって……。はしたないと、嫌われちゃう…」
なにを今更。
さっきまで存分にエロフの部分を晒していたアイシャの言葉が可笑しくて、俺は思わず吹き出してしまった。
「なんで、笑うのぉ」
「いや、つい。とりあえず、俺はそんなこと気にしないし、むしろ気持ち良いなら声を聞かせてくれる方が嬉しい」
「でも……、あんっ!?」
そう言いながら尖って固くなった乳首を摘まむと、突然の刺激にアイシャが艶っぽい声をあげる。
どうやら不意打ちに弱いようで、それからタイミングを変えながら何度も摘まんでいると、その度にアイシャの可愛らしい声を聴く事ができる。
「あっ…、あんっ……。もう、いい加減にしてぇ」
そうやって遊んでいると、やがてアイシャに睨まれてしまった。
まぁ、蕩けた瞳でそんな事をされても興奮するだけなんだが。
だけど、どうやらアイシャにも余裕が出てきたみたいだ。
そろそろ、動いても良いかも知れない。
試しに腰を軽く揺すってみると、おまんこが収縮してちんぽを刺激してくる。
「そろそろ、動くぞ」
「うんっ」
その刺激に我慢も限界に達した俺は、出来るだけゆっくりとした動きで腰を動かし始める。
挿入れたままの状態での愛撫ですっかり群れてしまったおまんこからは、ちんぽを前後させるたびにずちゅっ、ずちゅっといやらしい音を立てる。
「やっ、あぁっ…! 恥ずかしいぃ……」
可愛らしい喘ぎ声を上げながらも、まだ羞恥を感じるくらいの余裕はあるらしい。
それならばと俺は、今まであえて触らなかったアイシャの尖った耳へと指を伸ばした。
「んひゃあっ!?」
指先が耳の付け根に軽く触れただけで、アイシャは大きな声を上げて身体を震わせる。
やっぱり、エルフは耳が性感帯だったらしい。
「んっ…、やぁっ……。みみっ、ダメぇ……!」
そのまま優しく耳を撫で回すと、アイシャのおまんこから蜜がどんどんと溢れだし、その度に得も言われぬ快感が俺の身体中を駆け巡る。
これは、一気に片を付けないと俺の方が限界かも知れない。
そう判断した俺は耳を弄っている指を離すと、今度はそこに舌を這わせていく。
「あっぁぁあっ!! それっ、らめぇッ!?」
そうすると、アイシャの口から今までよりもいっそう高い嬌声が上がる。
それに気を良くした俺は、アイシャの耳をゆっくりと丁寧に舐め上げていく。
耳の付け根から先端に向けて舌を這わしながら、もう片方の耳は指で同じように撫でる。
そのまま腰も動かすと、すっかり出来上がってしまったおまんこの奥、子宮口にまでちんぽの先端が当たる。
「んあっ! あぁっ! らめっ、もうイっちゃうぅぅっ!」
ビクビクと背中を震わせながら、アイシャは絶頂に達した。
はぁはぁと肩で息をして余韻に浸っているアイシャだったが、俺はまだイっていない。
そのまま勢いを緩める事もなく腰を動かし続けると、すぐにアイシャも感じ始める。
「だめぇっ、まだイったばかりだからぁっ!」
口では拒絶しているアイシャだったが、身体の方は更に快感を求めて勝手に動いている。
足を絡めて腰を動かしているアイシャに負けまいと、俺は耳に這わせた舌を穴の中へと差し込んだ。
「んっ、あぁぁっ!! みみっ、きもちいぃぃっ!」
そうするとアイシャのおまんこは更に俺のちんぽを締め付けて、今まで以上の快感が俺を襲う。
「くっ、もう……」
「んぁぁ…! 一緒に、イこっ!」
最後の力を振り絞るようににっこりと笑ったアイシャは、そのまま腰の動きを速めていく。
二人の動きがシンクロして、俺たちはまるで本当に一つになってしまったような感覚に陥っていた。
「旦那さまぁっ! 好き、大好きぃっ!!」
「ッ! アイシャ!!」
突然の告白に感極まった俺は、その唇に情熱的なキスを浴びせる。
そのままお互いに舌を絡め、部屋中にジュプジュプといやらしい音が響く。
「ん…、ちゅっ…。んんんぅっ! もうっ、イきそっ……! 旦那さまも、イきそう…?」
「ああ。俺ももう、限界だ……」
そんな会話を最後に、俺たちはもう何も喋れなくなる。
ただ声にならない喘ぎ声を上げながら、ひたすら快楽を求める二人の獣。
永遠にも思えるそれも、長くは続かなかった。
「んっ! あぁぁっ! イくぅぅぅっ!!」
「くっ、俺もイくぞっ!」
絶頂に達してちんぽを搾り取るように収縮したおまんこからの刺激に、俺も一瞬遅れて達してしまう。
ドクッドクッと何度も脈打ち、冗談みたいな量の精液がアイシャの中へと注がれていく。
たっぷりと射精を終えたちんぽを引き抜くと、ゴポッと小さな音を立ててアイシャのおまんこから精液が漏れてくる。
「んぁっ……。おなか、タプタプする…」
アイシャの隣に倒れ込むと、隣からそんな呟きが聞こえてきた。
「ごめんな。結構乱暴になった」
「ううん、大丈夫。旦那さまが私で気持ち良くなってくれて嬉しいよ」
そう言って俺の胸元に擦り寄ってくるアイシャは、本当に幸せそうだった。
「でも、出し過ぎだよぉ。妊娠しちゃったら、どうするつもり?」
「えっと……。その時は、みんなで育てよう」
「ふふっ。はーいっ!」
妊娠なんて可能性考えてなかった俺が少し慌てながら答えると、アイシャは可笑しそうに微笑みながら返事をする。
なんだ、からかわれただけか。
ホッとしながらも、少しだけ残念な気持ちもある。
そんな自分の反応に驚きながらも、俺はアイシャの頭を優しく撫でる。
「ん……。旦那さまの手、暖かいね」
そんな風に余韻に浸りながら微睡んでいると、しばらくして部屋の外から騒がしい声が聞こえてきた。
「へいへーいっ! 今帰りましたよー!」
「……リゼルたちが帰って来たみたいだし、そろそろ後始末をしなくちゃな」
「うん、ちょっと残念だけど。……また、抱いてくれる?」
「ああ、もちろん」
そう言って俺たちは、最後にもう一度軽いキスを交わした。
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