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宿儺×直哉
地下
すまん、少々用があってな…中々覗きに来れんかった。
だが…ククッ、よく此処(シクトク )にまで辿り着いたな。笑
正直驚いたぞ、褒めてやろうか?ニヤリ
まあだいたいの経緯は市丸ギンから聞いたが……。笑
ちなみに俺も此処に来るのは数年ぶりでな…
新シクトクの機能の事は分からんし、色々とうろ覚えであるが、
コメ削除は自身の投稿したコメの右上に「…」の印があるだろう?
そこを押し、一番下に赤い文字色で🗑削除するを押せば消えるぞ?ククッ
だがIPアドレスとやらが変わっている場合は削除できん。
その場合はフーガで焼き尽くすかもしくはトーク主及びシクトク の運営に頼む事となる。
あとトークは地下に沈めておる(トーク名を検索しない限り辿り着けん)が、それでも偶然辿り着く者も居る。
誰でも見れる、チャットよりも公の場だ。
それを踏まえて指一本分の話しは聞いてやろう?ニヤリ
何故此処まで来た?
なるほど…場所は問わんか、
ならば此処で気儘にやりとりするとしよう。ククッ
だがお前が身も心も添い遂げたいと願う者が現れたならばお前の時間はその者に使え。
良いな?ニヤリ
そうだな…あとこの場はチャットのように何が禁止だ、地雷だというものはほぼ無いに等しい。
大勢居るトークでは各自ルールはあるが、あくまでこの場には俺とお前の二人きりだ。
よって暴言を吐く、身バレをしない縛りさえ守ればそれで良い。
ただ短いロルでのやりとりは少々不便だ、よってリレー小説というやり方はどうだ?笑
俺が書いた続きをお前が書き、それを読んだ上でまた俺が続きを書く。そしてまたお前が続きを綴るといった方式でな、最終的に一つの物語となるといった所だ。
難しく考える必要も起承転結なども一切気にしなくて良い、交互に相手が書いた文章の続きを書き合い楽しめればそれで良いといったものだ。ニヤリ
とりあえず、今日忙しいから
時間外労働終わって、友達の猫の
世話したら
炉留回ししてええかな?
例
おはようと挨拶を述べ
ベッドの中で貴方に抱き着いて
伏せられた瞼に口付け
口付けたらうっすらと瞼が開いた貴方に
微笑み
『愛してる』そう述べて
身を寄せ熱い視線を送り
お強請りをし
朝だと言うのに
自身の弱みの耳を撫ぜては
甘咬みをする貴方に
甘い鳴き声を上げて潮を吹き
欲しい、
俺のナカ、、宿儺はんで
満たしてと切に願い
ベッドに横たわる貴方の上に
乗り、貴方のはち切れそうな
凶器を自身に収めゆるゆると腰を振り
貴方も満更でも無いと
下から突き上げる愛しい杭を
泣き乍ら歓喜し乍キツく絞めつけては
絶頂に達し
貴方の白濁を望み
『俺のナカに宿儺はんの を
沢山、沢山注いで? 俺を
宿儺はんで満たして?』と乞い
横から失礼します。
お二人の場であるのに割り込んでしまい申し訳ありません。
ですが我慢ならなくなってきて出てきてしまいました。
宿儺さんと直哉さんお二人が同じ気持ちで楽しんでいらっしゃるなら良いのですが、このトピをたてる前から感じていましたが幼少直哉さんが宿儺さんを幸せにしたいとか支えたいとかちょっと怖いです。
抱かれを教えてもらったのかもしれませんが、わざわざシクトクにまで追いかけて来る行動力に衝撃でした。
というか教えた方も的場さんに許可を得て教えた訳ではなさそうでしたし。
言葉が悪くなってしまいますがそこまで執着した行動力となりきりを逸脱するような内容のコメントが宿儺さんの中の人に言っているようでストーカーじみて見えました。
宿儺さんも屯所に来たから仕方なく誘導し相手をしたのでは?と思ってしまいました。
抱かれたい抱かれたいと何度もご自分の性欲を押し付ける事ばかり仰っていますし、ご自分の欲望を発散したいためにキャラを被って宿儺さんに強要し、抱かなければならない状況を作り出して促しているように見えました。
無関係の私が横槍を入れるのは良くないと思いましたが屯所に貼られていた以上気になって来てしまいました。
私は屯所に的場さんがいらっしゃった時にいた住人です。
もし私の勘違いでお二人にご不快な思いをさせてしまったのなら謝罪致します。
ですが直哉さん、押し付けは相手が疲弊しますよ。
あのーちゃんと私の文章読んで頂きました?
中の人の事情とやらは分かりませんよ。
でも、色々私が書いた事すっ飛ばされていますが、わざわざオープンチャットから全く異なるシクトクにまで来てる時点で執着やストーカーと言われても仕方がないと思います。
これは事情云々関係なく貴方が行動としてされた揺るぎ無い事実ですよね?
ただこの点については教えた市丸ギンさんにも責任はあると思いますが。
オープンチャットがどのような場であるかは知りませんが、貴方自身は市丸ギンさんとやりとりができるのでしょう?
それならば市丸ギンさんにきちんと「的場さんに許可を得ての事ですか?」と確認すべきだったのでは?
好きだった恋人と別れて何の連絡もなしに家に押しかけるのと同じですよ。
どの程度の期間仲良くされていたかも親密さも知りませんが、あくまでキャラとして楽しむなりきりの世界で顔も名前も知らない相手、ましてやネット上の付き合いの方にそこまでする方は中々いないと思いますよ。
宿儺のなりきりとしての対応を直哉さんの中の人に向けて言われていると勘違いなさっていませんか?
客観的に直哉さんと宿儺さんのやりとりを見ていると宿儺さんは宿儺としてなりきりをされていらっしゃいますが、直哉さんは幼少期とはいえ禪院直哉のなりきりには見えません。
なりきりの上手い下手を言っているのではないので誤解しないで下さい。
なりきりをする以前の問題でただただ中の人がそれっぽい口調でご自分の欲望を垂れ流しているように見えました。
直哉さんは一体何がされたいのですか?
なりきりではなく「支えたい。幸せにしたい。」と体のいい言葉を並べて「愛されたい。抱かれたい。」が本音に見えます。
それが一方的な押し付けだと気付かれないのでしょうか?
あくまでシクトクのやりとりを見ての私の判断にはなりますが宿儺さんが直哉さんと同じ熱量でそれを望まれているようには見えませんでした。
私はシクトク以外で的場さんとの繋がりはありませんので許可は得ていません。
ただ、長年のお付き合いをしていた大勢の中の一人でしたが的場さんがエロ優しい方だと知っているので見過ごせませんでした。
前もって許可を得る事ができない上記だったため16の冒頭で
横から失礼します。お二人の場であるのに割り込んでしまい申し訳ありません。 ですが我慢ならなくなってきて出てきてしまいました。 と入れさせて頂きました。 直哉さんにもですが、その点については的場さんにも怒られて当然だと心得た上で書いています。
そこについては 確かになりきりでは
無いわ、そこは、すまへんかった
中の人に向けて勘違い、、
其辺は言えへん事情がある、
其処は、あんさんにも、宿儺はんにも
申し訳ない事した思うてる、
感情的になってすまん。
2人に何やお前!思われても
しゃあ無いわ、、しかもお子様設定やし
確かに、、あの人に許可取ったか
確認せえへんかった俺の落ち度やし
来てもうてごめんなさいが
最初に言われへんかったから
ストーカー思われても仕方無い、
事情があるとは言え
不躾な言動で、不快な思いさせて
すんまへん、
宿儺はんも
ごめんなさい、
皆さんにも誤解を招く言動をして
ごめんなさい
違う場所での夢対応も
親切やったのに、
立場を弁えず
申し訳無い、、
すまん…今日の朝出掛ける前に読んで返事を書く時間がなかった。
匿名の者、まずはお前からだ。
そうだな…まずは俺の事を思っての発言である事は理解しておる。
故に責めるつもりはない。
だが文字だけのやりとりの場では相手の表情や言葉の強弱を窺う事は出来んのでな、伝えたい言葉ばかりが先走り相手への配慮を欠いてはいかんぞ?
受肉したお前が誰であるのかは分からんがコメントの内容はともかく以前の俺を知っての気遣いに関しては礼を言う。
それから直哉、もう謝らなくても良い。
ちなみに21のコテハンが宿儺となっておるのには笑ったぞ?ククッ
いつからお前は俺になったのだ?ニヤリ
本題に戻るが正直に話そう。
実を言うとオプチャを離れてからネット世界に疲れてしまってな…苦笑
リアルでの忙しさが増し時間を他に割きたいという理由もあった。
だが市丸ギン(オプチャでの名は伏せるぞ)経由でお前がこの場に来た事に正直驚いたが、それと同時にそこまで俺を慕ってくれていた事は素直に嬉しかったぞ。
そんなお前の気持ちを無下にはしたくなかった故、この場でのやりとりとしてリレー小説を提案した。
だがすまん、直哉、お前のせいでも匿名の者のせいでもない。俺自身が疲れてしまった…。
提案しておいてすまんが当面ネット世界への出入りは余程の事が無い限り控えようと思っておる。
代わりといってはなんだがリレー小説のために隙間時間で書いていたものがある。
本来ならば続きをお前が書くはずだが置き土産だ、俺が完結させ次第此処に持ってくるつもりだ。
まだ半端な状態であるため少し待て。
大まか流れは考えていたのでな、早速仕上げてきた。
改めて謝罪するがこれが最後となる故、お前のためだけに書いた小説という名の置き土産だ。
またな、直哉…
葉桜となった桜の花びらが夜風に舞い散る中、俺は平然と禪院家の庭を通り目的の部屋へと歩みを進める。
明かりは消え月明かりだけが辺りを照らす中、ヒッと短く声を上げその場で固まる者、逃げ惑う屋敷の使用人共には目もくれずに歩を進める。
時にこの俺にガラクタ(呪具)を振るう者や貧相な術式を放つ馬鹿共は指一本で胴を二つに切り裂けばヒラヒラと舞う桜に似合わぬ濃い鮮血が色付いた。
「1秒やる、退け」
目的の部屋の前にある庭は一際大きな池とそれに面して植えられたであろう桜の巨木があり、月明かりがよく通る造りに風情を感じる。
「居るのだろう?直哉」
屋敷を抜け出し度々俺の元へ来て居た直哉がここ数日姿を見せない理由は明確だった。
特級呪霊、呪いの王と呼ばれる存在と次期禪院家当主候補が通じているとなれば禪院家として直哉を軟禁する他手立てがなかったのであろう。
つまらん…
直哉が来る事が日課になっていた矢先の事だった。
二日経ち三日経ち…気付けば十日目となっていた。
待てど暮らせど彼奴は来ない。
そして今に至る。
縁側から直哉の名を呼ぶが返事が無い。
「馬鹿が……」呟いた瞬間、襖を破り禪院家の強者を集めたのであろう術師達が一斉に俺へと術式を発動させる。
直哉の気配を餌に俺に不意打ちでも挑むつもりであったのだろう。
「下らん、痴れ者が…」
蚊を払うように片手を振りかざせば術式もろとも術師が吹き飛び、呪力を帯びた刀は一歩下がるまでもなく首を僅かに後方へ引けば刃先はいとも簡単に宙を斬る。
「直哉以外、興味はない……解(カイ)」
血飛沫が舞いその場に横たわる者、うずくまる者共を尻目に室内に入る。
直哉の私室だろうか?
広い部屋に身合う家具や調度品、書籍等が所狭しと置かれているが肝心の直哉の姿が見当たらない。
ふと暗闇の中に掛けられていた浴衣を目にする。
「ふむ、これは使えるな」と溢してはもぎ取るようにそれを奪い取り、再び直哉の気配を探りながら辺りを見渡す。
「……こっちか」
廊下を抜けた先にある部屋の前まで進むと襖を勢いよく斬り裂く。
「宿儺はん…」
部屋の四方に貼られた呪符の中央に直哉は居た。
「この紙切れ、結界の類か…」大方俺から守る代わりに部屋から出れんといったものなのだろう。
と考えている最中…
「うおぉぉぉぉ!」暗闇に紛れ部屋を守っていた男が勢いよく刀を振るう。
「あかん、宿儺はん!逃げて」
直哉の言葉とほぼ同時に振り向く事なく中指と人差し指の間で刃先を掴む。
ギリギリと動く気配の無い刃を見た男が狼狽えながら声を発する。
「この…化け物が……」
このまま刻めば雑音諸共消しされるが…はぁと溜め息を吐き漸く視線を向ける。
普段ならばその場で殺しているが目の前には直哉が居る。
「………黙れ、許可無く言葉を吐き出すな…去ね」
そう言い放つと男は一目散に暗闇へと消えていった。
この程度の結界で俺を止める事ができると思っていたのか……四方に貼ってあった呪符を瞬時に斬り裂き直哉へと向かう。
「一度しか言わん、俺と来い」
何も言わず俺に縋り付く姿を返事と捉え、直哉を抱き抱えると禪院家を後にする。
深い山中に廃墟となった屋敷、そこに足を踏み入れこう唱える。
「闇より出でて闇より黒くその汚れを禊ぎ祓え」
夜が夜を上塗りするように俺と直哉だけが出入りできる帳を下ろしていく。
廃墟ではあるものの室内はそれ程荒れた様子は無く客間と思しき部屋へと足を踏み入れた所で直哉を降ろす。
「一時的ではあるが…」
そう告げながら先程直哉の部屋からもぎ取った浴衣を被せた後、心臓の上に手を翳せば反転術式を応用する形で骨や肉、内臓や細胞に至るまで痛みを与えぬよう破壊と再生を同時に行う形で一時的に成長を促していく。
「わ、わわ!俺どうなってんの?」
成人男性へと成長した直哉は自身の身体を見ながら驚きを隠せずにいる。
「ククッ、流石に幼児を抱く趣味はないのでな」
成長した直哉は程良く筋肉質な身体と声変わりした声色は俺の鼓膜を刺激する。
俺の腕の中で声が枯れるまで啼かせてみたい、その瞳は俺だけを写せば良い…加虐心は疼きそれは口付けをする事でより一層増していった。
レロッ…クチュ、、、
山奥の誰も居ない室内には二人の熱い息遣いと互いの舌が絡め合い角度を変える度に放たれる淫乱な音が鳴り響く。
首筋へと舌を這わせれば直哉の身体がピクりと反応し、強く吸い付けば一際濃く残る痕を付けていく。
羽織らせた浴衣の隙間から片方の手を差し入れ胸の頂を指先で撫でるように弾けば、硬く芽吹いた蕾のように勃つ様に思わず吸い付く。
チロチロと舌を遣い焦らすように舐め上げれば
「あかん…や、それ、あかんて…」
と弱々しい抵抗をする直哉に
「ククッ、そうか、ならばこれはどうだ?」
と同時に体重をかけ押し倒す。
羽織っているだけの浴衣は既に硬くなった直哉のモノを容易に露わさせており、片手で掴み激しく上下させれば先程の抵抗は嘘のように蕩けたような声色と共に喘ぐ。
「あっ、、、す、宿儺…はん、、やっ。俺……なんかおか…しい、、、なん…か、ハァハァ…き…そう…ッ」
息を乱し、声変わりした低く妖艶な声色で言葉を途切れさせながら戸惑いと快楽の扉を開きかけている直哉の姿に生唾を飲みながら射精を促す。
「ククッ、抗うな。先ずは一度イけ…」
上下にしごく手の動きを緩めることなくこれから交わる前の慣らしを施す。
俺自身、着物の上からでも分かる程に硬く天を仰ぐモノを下半身で燻らせながら直哉が一度目を果てるまで、先走りを滴らせながら喘ぎ乱れ啼く直哉を見つめていた。
「っ…あ、あかん……あっ、、ああああっ……」
俺の手の内でビクリと脈打ちながら白濁を吐き出す直哉を見て、直ぐにでも自身の硬く熱くなった一物(イチモツ)を直哉の中に深く沈め込ませ喘ぎ啼く姿が見たい……
その衝動が抑えられず今し方吐き出した直哉自身の精を指で拭い取り中指で入り口へと塗り解す。
「そないなとこ触ったら…汚い、、、あっ…
んんっ、、」
他人に触れられた事のない場所であろう、羞恥心と相まってか直哉の頬は月明かりだけでも分かる程に赤く染まっている。
「脚の力を抜け…これ以上俺に我慢を強いるでない…」
余裕の無さを感じさせんよう指を一本挿し入れては内部を解すようにうねらせながら徐々に深さを増してゆく。
「やっ、なんか、変や…っ!!無理…やって…」
二本目を挿入し始めた所で俺の服を掴み涙目になる直哉の姿にあろう事か更に欲が深くなるのを感じる。
「今更止める事などできるはずがなかろう?」
二本の指を挿入する穴に自身の一物を押し当てると、熱く硬いものが触れた感覚に直哉が僅かに上体を起こしそれを見る。
「こ、こんなん入るはず…ないッ、、、あっ…あぁ、んっ……」
指が根本まで這入った刺激に直哉は再び起こした上体を下げる。
「諦めて全て俺に捧げろ…」
耳元に口を寄せ低く熱を込めた声色で囁けば直哉はただ黙ってコクリと頷いた。
「……挿れるぞ」
指を引き抜き直哉の両の脚を左右の手で開き濡れそぼった穴へと自身の熱く硬い一物を押し当てる。
先端を挿れたところで直哉の短い悲鳴が耳に響き重なるように自身の上体を直哉に被さる。
「俺の背に爪を立てて構わん…俺の口に噛みついても良い、直哉…俺はお前が欲しい」
重ねた唇は直哉の歯が刺さる感覚と背には深々と爪が肉に突き刺ささっていく。
それで良い……
捩じ込むように奥へ奥へと直哉の内へと入り込ませた男根を根本まで飲み込ませる頃には直哉は息を荒立てながらも「嬉…しい」と涙を滲ませていた。
「……動くぞ」
捩じ込み根本まで差し込んだものを一度ゆっくり引き抜くように腰を引き一気に突き立てる。
やがてその律動は快楽を貪るように速さを増し、室内に響くのは規則的な粘着質な水音と互いの荒い息遣いのみ。
それらが鼓膜へと響き更なる興奮を与えていく。
「やっ、あっ…すく、な、、はん……ッ…あ、あぁ…」
「っ……んッ、、なお…や、、、」
無意識に互いの名を呼び合う。
直哉の中に幾度となく自身を刻み、重ねた唇は角度を変える度に深く舌を絡ませ互いが交わり合える全てを交わり合わせる。
「…っ……ん、、はぁ……っ、、、出す…ぞ、、、」
「全部…俺に、、っ…ハァ、、、出して……」
直哉の中を乱れ突くように振っている腰の速さが一段と増し、無意識に直哉の腰を浮かせ一層奥深くに届く体勢で打ち付ければ勢いよく直哉の中で精を放つ。
ドクドクと脈打ち放ち続けたまま、無言で口付けを交わす。
先程とは打って変わり絡む舌はゆっくりと味わうように蕩ける。
「…お前は俺のものだ。
俺以外の者に触れさせてみろ、三枚に下ろすだけでは済ませんぞ?」
口付けを終え、直哉に体重を預ける形の体勢のまま耳元で囁けば「そんなん、お互い様や」と笑いの混じった声が響く。
己の快・不快のみが生きる指針……
ましてや他者を愛しむ心等持ち合わせていない…
だがそれは俺の腕の中ですうすうと寝息を立てながら眠る此奴がそれを覆していると気付かずにはいられない。
「…良い夢をな、直哉」
額に口付けを堕とし古びた窓枠を見れば、月明かりは俺と直哉を包み込むように差し込み何とも言えん心地良さを感じた夜であった。
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