主要諸元
モーター出力
150kw
最大トルク
310N.m
電池容量
58.56kWh
航続距離(WLTC自社調べ)
470km
車両重量
1,750kg
最小回転半径
5.35m
LEDライトを始めとした先進的なディティールと、後方に伸びるボディサイドの力強いラインが、SUVでありながらダイナミックでスタイリッシュなデザインを作り上げています。
この複雑な曲面のデザインを実現しているのは、BYDのグループ会社である日本のTATEBAYASHI MOULDING株式会社がもつ高い金型技術です。
BYDが販売するすべての車種はTATEBAYASHI MOULDINGの金型によって生み出されています。
Dピラーの特徴的な意匠や横に一直線に広がったLEDリアランプなど個性的かつ先進的なデザインとなっています。
フィットネスジムをモチーフにデザインされた内装は一見すると個性的ではありますが、基本的な操作は物理スイッチを残してあり、いまお乗りの車から戸惑うことなく乗り換えることができます。
日本仕様ではウインカーレバーも右側に設定しています。高い着座位置と広い視界は車両感覚をつかみやすく、運転のしやすさをもたらしています。
また、開放感のあるパノラマルーフは全車に標準装備です。
Blade Battery
元々バッテリーメーカーとして創業したBYDは自動車用バッテリーでも高い技術力をもっています。熱安定性の高いリン酸鉄リチウムを使用し、それを刀のように長くて薄い形状にしたブレードバッテリーを開発しました。これをバッテリーパック内に効率よく敷き詰めることで、「安全性」と「強度」、「航続距離」と「寿命の長さ」、さらには高い「動力性」を獲得しました。
そのブレードバッテリーを前提に、EV専用に開発されたのがe-Platform 3.0です。
ブレードバッテリー、8in1電動パワートレイン、高効率ヒートポンプシステムで構成されるe-Platform 3.0は4つの特徴があります。
1.安全性:ブレードバッテリーとバッテリーパックがシャシーの一部を構成することで、高度な車体剛性と安全性を実現しました。
2.デザイン性:低重心でフラットな床面と長いホイールベースによって広い室内スペースが確保でき、車両デザインの自由度が向上しました。
3.効率性:モーターや制御システムなどを集積して一体化と軽量化を図り、高い効率性を実現しています。
4.インテリジェンス:車両の制御、各種支援システムなどを緊密に統合し、高度なインテリジェント・ドライビングを可能にしました。
Safety
アダプティブクルーズコントロール(ACC)とレーンキープアシスト(LKA)の機能を組み合わせたシステムで、速度0~120km/h以内において前後左右方向への制御を支援し、ドライバーの運転負荷を軽減し、安全で快適な運転環境を提供します。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)自車の走行速度を自動的に調整し、先行車との車間距離を一定に保ちながら走る追従走行を可能にした機能。
レーンキープアシストシステム(LKA)
マルチファンクションビデオコントローラーにより前方車線を検知し、車線逸脱を防止するようにステアリング操作をアシストし、運転支援を提供する。
ブラインドスポットインフォメーション(BSD)
走行中(速度30km/h以上)にレーダーセンサーにより自車のドアミラーの死角領域に車が検知された場合、該当のドアミラーのインジケーターを点灯して注意喚起する。
車線変更アシスト(LCA)
リアクロストラフィックアラート(RCTA)車線変更時や後退時にレーダーにより後方の死角領域を走行する車を検知し、システムが後方の接近車が自車と衝突するおそれがあると判断した場合は、両サイドのドアミラー内のインジケーターを点灯して注意喚起する。
リアクロストラフィックブレーキ(RCTB)後退時にレーダーにより後方の道路を横断する車が検知された場合に、衝突の危険性を判断してブレーキをアシストする。
後方衝突予告警報(RCW)走行中(速度5km/h以上)、レーダーセンサーが後続車の急接近を検知し、追突のおそれがある場合に、ハザードランプおよびドアミラーのインジケーターが点灯・点滅し、ドライバー及び後続車に安全運転を注意喚起する。
ドアオープンワーニング(DOW)
停車状態でドアを開けようとするときに、後方の安全状況を監視し、警告灯で警告することにより、発生しうる事故を回避する。
前方衝突予測警報(FCW)と自動緊急ブレーキ(AEB)の機能を組み合わせたシステムです。
前方衝突予測警報(FCW)
自車の走行速度が30~150km/hで、自車と先行車が追突する恐れがあると判断した場合、視覚および音声で事前に警告を出し、メーター表示灯が点灯すると同時にアラームを鳴らすことでドライバーにブレーキをかけるように促す。
自動緊急ブレーキ(AEB)
ドライバーが緊急警告を受けても反応せず危険性が更に高まった場合に、自動緊急ブレーキを作動させ、衝突の回避あるいは衝突の被害を軽減するようにアシストする。
駐車時に便利な車両を上方から見たような360°モニターのほか、フロントビュー、リアビュー、サイドビューの映像が切り替え表示ができます。
Intelligent Platform
・12.8インチ回転式タッチスクリーン
・BYDスマホアプリとの連携
・日本語音声認識
・Apple CarPlay※1, Android Auto※2,3
・OTAリモートアップデート (予定)
IoT
BYD ATTO 3は、「V2L」と「V2H」の両方に対応。
「V2L」機能は、AC100Vの家電を使うことで、屋外でのキャンプ、バーベキューなど、アウトドアをより豊かにすることができるほか、突然の停電時などに、応急処置として電源を使用できます。
「V2H」機能は、専用の充放電設備が必要ですが、多くの電気供給が可能なため、災害時などに建物・自宅の電源のほか、EV充電もできます。