2024年4月15日(月)
小泉悠×小原凡司分析 日米連携でアジア緊迫 忍び寄る中露原潜の影
岸田首相訪米で強く打ち出された「日米同盟の深化」やフィリピンとの新たな連携は、今後の “東アジア情勢” にどのような変化をもたらすのか。着々と南シナ海進出を進める「中国」と、極東の海に原潜を展開する「ロシア」は、日米の軍事連携圧力にどのような対抗戦略を練り直しているのか。水面下で今、新たなフェーズに向けて展開し始めた“日米vs中露のシーバトル” 最新情勢を小泉悠氏と小原凡司氏が徹底分析する。
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小泉悠東京大学先端科学技術研究センター准教授小原凡司笹川平和財団上席フェロー黒井文太郎軍事ジャーナリスト(冒頭のみ)
2024年4月16日(火)
政治とカネの規制強化 連座制導入と企業献金 与野座長×元特捜検事
後半国会の焦点、政治資金規正法改正などの議論が本格化する。公明や立憲などの主要政党は改革案を発表しているが、自民は独自案を作らず、公明と協議した上で与党案を取りまとめる考えだ。議員の責任強化や政治資金の透明性確保、政治資金パーティーや企業・団体献金の扱いなどをどう法制化していくのか。自民の法改正検討作業チームの鈴木馨祐座長と立憲の裏金調査チームの山井和則座長が望む取り組みに、元東京地検特捜部検事の高井康行氏が切り込む。
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鈴木馨祐自由民主党政治刷新本部法改正検討作業チーム座長山井和則立憲民主党自由民主党派閥裏金調査チーム座長高井康行弁護士 元東京地検特捜部検事
2024年4月17日(水)
日米同盟の深化と弱点 統合作戦の落とし穴は 真に戦える自衛隊とは
日米首脳会談で一致した自衛隊と米軍の指揮・統制枠組みの向上。日本では今年度中の統合作戦司令部の創設が予定されているが、同盟関係はどう変わるのか?自衛隊の運用をどう変えるのか?小野寺五典元防衛相、去年3月まで自衛隊トップを務めた山崎幸二前統合幕僚長、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏を迎え、日本の安保政策に大きな影響を与えてきた「アーミテージ報告書」を検証しながら日本防衛の針路を考える。
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小野寺五典元防衛相 自由民主党安全保障調査会長山崎幸二前統合幕僚長柳澤協二元内閣官房副長官補
2024年4月18日(木)
蓮池薫&櫻井よしこが拉致問題解決を生討論 変容?金正恩体制実態
これまでテレビ番組への出演はVTRに限られていた拉致被害者の蓮池薫氏が、初めて生放送で「拉致問題」を語る。2002年の帰国の後、大きく変わった北朝鮮の実情と国際情勢をにらみ、今語られる拉致問題解決のカギと道筋とは?長年にわたりこの問題に取り組み、政治や社会に訴え続けてきた櫻井よしこ氏と、北朝鮮と金正恩体制の実像を読み解き続けてきた慶応大の礒﨑教授とともに「今取り組むべき拉致問題解決策」を徹底議論する。
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蓮池薫新潟産業大学経済学部特任教授櫻井よしこ国家基本問題研究所理事長礒﨑敦仁慶応義塾大学教授 (リモート出演)
2024年4月19日(金)
政府説明に批判が噴出 二転三転の子育て負担 問われる首相のコトバ
“次元の異なる少子化対策”をめざす岸田政権。しかし、その財源の1つで、医療保険料と合わせて徴収する「子育て支援金」の負担額試算をめぐる政府の説明は二転三転し、分かりにくさが際立った。子育て支援金の創設を盛り込んだ法案は19日にも衆院を通過する見通しだが、与野党対立が更に深まりそうだ。“政治とカネ”の問題で国民の政治不信を払拭したい岸田首相に今こそ問われる「言葉の信頼性」。政治家の説明力を考える。
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田村憲久自由民主党政調会長代行長妻昭立憲民主党政調会長久江雅彦共同通信編集委員兼論説委員田中浩一郎慶応義塾大学総合政策学部教授(冒頭)