宅地建物取引士、通称「宅建士」という資格、一度は耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

今回のコラムでは、宅建試験の合格点や合格率、難易度や勉強時間・勉強法などについて解説していきます。

宅建試験の合格を目指す方や、興味がある方はぜひご覧ください。

宅地建物取引士試験(宅建試験)の通信講座/予備校

令和5年度の合格率64.8%(全国平均の3.77倍)

資料請求で宅建の対策ができる講義とテキストを無料でプレゼント!
  ・宅建業法、権利関係の講義
  ・講義時間 約3.5時間

1分で簡単無料体験(※会員登録後お申込みいただくと視聴できます)

20日間無料で講義を体験!

宅建試験の合格点について!2023年(令和5年)は36点

令和5年度宅地建物取引士資格試験結果の概要』によると、令和5年度における宅建試験の合格点は36点(合格者数40,025人)という結果でした。

宅建試験はマークシート形式の試験であり、50点満点の試験です。

1問1点のため、50問出題されます。

そして合格点は一律に固定されているわけではなく、毎年変動します。

以下では、過去数年間の合格点・合格ラインや合格率の推移について見ていきます。

宅建試験の合格点(合格ライン)・合格率の推移

過去の宅建試験の合格点・合格率の推移を見ていきましょう。

直近の合格率は、『令和5年度宅地建物取引士資格試験結果の概要』によると令和5年度宅建試験の合格率は17.2%(受験者数233,276人 、合格者数40,025人)という結果でした。

年度合格点合格率受験者数合格者数
令和5年度
(10月実施)
36点17.2%233,276人40,025人
令和4年度
(10月実施)
36点17.0%226,048人38,525人
令和3年度
(12月実施)
34点15.6%24,965人3,892人
令和3年度
(10月実施)
34点17.9%209,749人37,579人
令和2年度
(12月実施)
36点13.1%35,261人4,610人
令和2年度
(10月実施)
38点17.6%168,989人29,728人
令和元年度35点17.0%220,797人37,481人
平成30年度37点15.6%213,993人33,360人
平成29年度35点15.6%209,354人32,644人
平成28年度35点15.4%198,463人30,589人
平成27年度31点15.4%194,926人30,028人
平成26年度32点17.5%192,029人33,670人
平成25年度33点15.3%186,304人28,470人
平成24年度33点16.7%191,169人32,000人
平成23年度36点16.1%188,572人30,391人
平成22年度36点15.2%186,542人28,311人
出典:不動産適正取引推進機構 「試験実施概況」

最高点と最低点の差は大きいですが、合格ラインはマークシート(4択)で50問中、31〜38問正解する必要があります。

そのため、まず目標として34~38点を安定して得点できるように勉強するのが大切であるといえます。

この数値は決して高いものとは言えないため、しっかりと対策を行うことが必須条件となります。

もっとも、宅建試験には受験資格がないからこそ受験者数が非常に多いのが特徴です。

したがって、受験者数が多いからこそ合格者の割合が少なくなっているともいえますので、あまり合格率を見て躊躇する必要はありません。

計画的な学習が合格へと繋がります。

関連コラム:宅建の難易度や合格率、偏差値や合格するとすごいのか?など

2023年(令和5年)度 宅建試験の解答

以下が解答となります。

問01 問02 問03 問04 問05 問06 問07 問08 問09 問10
1 1 2 4 4 3 3 3 2 3
問11 問12 問13 問14 問15 問16 問17 問18 問19 問20
4 3 2 2 4 1 3 1 1 4
問21 問22 問23 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30
2 1 1 4 4 3 4 3 2 1
問31 問32 問33 問34 問35 問36 問37 問38 問39 問40
4 4 1 3 4 3 3 2 2 4
問41 問42 問43 問44 問45 問46 問47 問48 問49 問50
2 3 4 1 4 2 2 1 2 3

2023年 宅地建物取引士(宅建)試験 解答速報|アガルートアカデミーより

宅建の試験概要について

宅建の試験概要は以下の通りです。

2023年6月2日官報公告
2023年7月1日試験案内の配布・申し込み受付開始
2023年8月25日試験日の通知
2023年9月27日受験票発送
2023年10月15日宅建試験日
2023年11月21日合格発表

詳しい試験概要は「宅建試験日&申し込みから合格発表までの日程・試験概要を解説」をご参照ください。

宅建の難易度や勉強時間・勉強法について

宅建の難易度を同じ不動産業界の試験で比較した場合、マンション管理士が8~9%、管理業務主任者が20~30%となり、宅建の難易度はこの中間くらいとなります。

勉強時間に関しては、一般的には300時間~400時間といわれております。

勉強法に関しては、最初は細かい部分は気にせず、最後までたどり付くことが重要です。
また、過去問を積極的に使うこともおすすめです。

難易度や勉強時間・勉強法について詳しく知りたい方は下記の参考コラムをご参照ください。

関連コラム:宅建の難易度や合格率、偏差値や合格するとすごいのか?など

まとめ

合格率、合格点から、宅建試験合格は容易ではないということがいえます。

もっとも、各試験科目の特徴をおさえつつ、効率的に、計画的に学習を進めていけば決して合格不可能な試験ではありません。

ぜひアガルートの講座等を活用して合格を確実なものにしましょう。

関連コラム:宅建とは?宅建士の仕事内容や独占業務・求められる能力について紹介

宅地建物取引士試験(宅建試験)の通信講座/予備校

令和5年度の合格率64.8%(全国平均の3.77倍)

資料請求で宅建の対策ができる講義とテキストを無料でプレゼント!
  ・宅建業法、権利関係の講義
  ・講義時間 約3.5時間

1分で簡単無料体験(※会員登録後お申込みいただくと視聴できます)

20日間無料で講義を体験!
function() { var tz = -9, // JST now = new Date(Date.now() - (tz * 60 - new Date().getTimezoneOffset()) * 60000), pad = function (n){return n<10 ? '0'+n : n}; return now.getFullYear() + '-' + pad(now.getMonth()+1) + '-' + pad(now.getDate()) + ' ' + pad(now.getHours()) + ':' + pad(now.getMinutes()) + ':' + pad(now.getSeconds()); }