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会話

【万博デザインシステムのカラーについて】万博のデザインシステムには、プライマリーカラーとセカンダリーカラーがあります。今回の南海のラッピング電車はセカンダリーカラーの「Umi」です。今回のような南海電鉄「ラピート」のような海沿いを走る車両で元がブルーでもあるため、元のデザインをうまく活かした形でのラッピングがされていて相性が良いです。
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海中の鮮やかないのちが調和する様子を描いた「Umi」。海底でゆらめく海藻や、輝く鱗の海水魚、紺碧の海、波打ち際の淡いブルー。海そのものが一つの大きな生命体として機能している様子を表現しています。
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みなさんが知っているロゴのカラーのプライマリーカラーは「inochi」という名前の赤と青、グレー(シルバー)のカラー。ロゴの色を引き継いだこのプライマリーカラーは、次々と細胞分裂を繰り返し、成長するいのちを表現しています。CELL(細胞)をイメージしたプライマリーカラーによって構成されており、いのちの躍動や輝きを伝えています。 なぜ、セカンダリーカラーを作ったかといえばデザインシステムのコンセプトである「いのちの循環」をより強固にするために用意しました。生命のエネルギーが生まれる場として「海」「野山」「光」をモチーフに新しいカラーパレットを作りました。 コンセプトの強化だけではなく、意匠的な側面で見ても今回の赤と青というロゴカラーはインパクトの強くロゴやキャラクター単体として見れば成立するのですが、それをデザインシステムとして会場のアプリケーションなど様々な場所に無計画に適用し過ぎてしまうとどうしても色が強くなり過ぎてしまい「環境」として目がチカチカしたり疲れる危険性を感じていました。 そのため、あえてセカンダリーカラーを検討し会場全体やこういった電車ラッピングなどのアプリケーションに展開されても環境を壊さずに調和させながらも、きちんと万博を訴求することができるのではないかと考えて制作しました。
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「Noyama」はその名の通り「野山」を表すカラーで野原に芽吹く若葉や、山を染めあげる新緑、谷間を流れる澄んだ水の淡青。野山を彩るいのちの美しさをイメージしたサブカラーで構成されています。
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また、光のエネルギーが生み出すいのちの生態系を表現した「Hikari」。夜明けの光や、木の葉の上にこぼれる太陽の光、燃えるような夕焼。私たちを取り巻く様々な光の力強さを表現しています。 これまでのロゴやミャクミャクのカラーとは違うデザインシステム独自のこれらのカラーが少しづくこれから登場してくると思います。個人的にも名前も日本の美しい自然を表現できている、気持ちの良いカラーパレットになりとても気に入っています。楽しみにしていてください。#くるぞ万博 #南海電鉄#WebDesigning 4月号のデザインシステム特集への補足になります。 #万博デザインシステム
引用
Osaka-Subway.com/鉄道プレス
@OsakaSubwaycom
【いよいよ】万博ラッピング電車に「南海」が参戦!関西私鉄5社が出揃う 207hd.com/post-37159/ 神鉄・能勢電に続いて、10社目の参戦です! 主役は遅れてやってくる…のかもしれません (情報提供:@neko_jomu様)
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