デク茶版雪女❄
春なのですが今度はデク茶で雪女パロです❄
タグでは一応童話パロとなっているのですが…
雪女の話しはうろ覚えなので違ったらごめんなさい💦
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昔々、とある日の雪吹雪。
緑谷出久という男はとある友人と旅に出ていた。
緑谷出久「寒いな…とりあえずこの小屋で一晩過ごすかな」
「あぁ」
しかし、その辺の場所では、雪女という妖怪が出ると言われている。
激しい吹雪でガタガタと家が軋む中、緑谷たちは眠りについているが…
緑谷出久「うう〜ん…寒いな…こんなの眠りにくいな…あれ?」
友人の返事がない。
緑谷出久「おーい、どうしたんだ…?」
緑谷出久「!?」
緑谷は見た。
雪のように肌と髪が白く、白い浴衣を着た、可愛らしい女性が、息を吹きかけて友人を凍らせていた。
緑谷出久「き、君は…」
「…」
その女はジッと緑谷を見つめる。
そして、何処かへと消えた。
緑谷出久「え…何今の女性…もしかして、雪女…?」
その友人は、凍死していた。
そして、一年が経とうとしていたある日、
緑谷出久「あれから…あの女性はいったい…」
コンコン…
扉のノックがした。
緑谷出久「?上がっていいよ」
ガララ…
そのお客は、どこかまん丸で可愛らしい、健気な茶色い髪の美しい女性であった。
緑谷はドキドキした。
緑谷出久「あの、お名前は?」
「私は麗日お茶子っていうんや!」
彼女はニッコリと笑う。
緑谷出久「僕は、緑谷出久。一人暮らしだけど、頑張って暮らしているよ」
麗日お茶子「」
緑谷はふと思い出した。その女性は、あの吐息で凍らせた、全体が白い女性に似ている。
緑谷出久「……」
麗日お茶子「どうしたんや?」
緑谷出久「あっいや、何でもないよ!」
緑谷は何でもないように答える。
麗日お茶子「ねぇ、緑谷君、実は貴方に一目惚れしちゃったんや!」緑谷出久「!?」
緑谷は、突然の告白に驚き、顔を赤くした。
麗日もドキドキしている様子。
麗日お茶子「これから、私たち結婚してくれへん?一緒に暮らそうや」
緑谷出久「え、いいの?なら…」
そして何年後、
緑谷と麗日は結婚し、3人の子供が生まれた。
一人暮らしだった生活が賑やかになり、幸せに暮らしていた。
が、疑問がある。その結婚した麗日は、何年経っても年を取る様子は一切なく、あった時と同じ姿のままである。
まるで、いわゆる不老不死のような美しさである。
緑谷出久「…?何で、年を…」
麗日お茶子「…え?ご飯やよ」
そう感じていたその日はゴォゴォと吹雪が降っている。丁度あの時は、友人が死んだ日である。
あの雪のような真っ白い女性とその麗日という女性の面影が、一致しているように思える。
ついに、緑谷は告白した。
緑谷出久「…何で、年をとっていないんですか」
麗日お茶子「…あぁ、そうバレると思ったんや…」
麗日は悲しげな表情になると、姿を変える。
その姿は、
あの時の雪のような真っ白い女性の姿だ。
緑谷出久「……え?!」
麗日お茶子(雪女)「私は、あの時、緑谷に会った『雪女』や…」
なんと、麗日お茶子が雪女だったのだ。
麗日お茶子(雪女)「……あの時は、貴方とその友人が吹雪に遭った日に出会って、友人に息を吹きかけたんや…でも、緑谷の顔を見た瞬間、ドキドキして…人間に化けて貴方を探して、ようやく見つけて…」
緑谷出久「麗日…」
麗日お茶子(雪女)「…でも私は、人間の間では妖怪の一種といわれるくらいの雪女、バレた以上は、別れをしないと…」
緑谷出久「えっ、待って!!それでも僕は君のこと――」
緑谷は引き止めようとするが…
麗日お茶子(雪女)「ありがとう、デク君、ずっと楽しく暮らして、よかった。大好き」
麗日は笑顔になり、涙を浮かべ、吹雪の中に消えていった。
緑谷出久「…麗日ーーーー!!」
叫んでも、返事がなかった、激しい雪吹雪の中。
緑谷は、涙を浮かべた。
轟焦凍「皆、いい演技だった」緑谷出久「ありがとう!」上鳴電気「俺はなんで即退場役だろう…」
今までの話しは、ボランティアの子供たちの春のお遊戯会の劇場の一つである雪女の話しの上映だった。
主人公はデク、雪女は勿論麗日が演じ、友人は上鳴、子供たち訳は爆豪、梅雨ちゃん、切島が演じた。
麗日お茶子「あ!デク君!ドキドキしたね」
緑谷出久「うん」
麗日は、デクにも本番の感想を言い合った。
芦戸三奈「麗日さ、練習の時もそうだったけど、顔を合わせたとき、まるで恋人、片思い状態だったよ〜」
麗日お茶子「〜〜〜〜っ!!!」緑谷出久「〜〜!?」
2人は、顔を赤くした。
麗日お茶子「……頑張ったね」緑谷出久「……うん」
ドギマギして、感想を言ったのだった。
峰田実「くぅ〜〜…なんでオイラは主人公に選ばれなかったんだよ!!?」