食べログ in NY
研修旅行でニューヨークに行ってきました。
こんにちは、4CGです。
毎回の旅行のとおり弊社スタッフは各自思い通り(好き勝手に)ニューヨークを楽しみました。
さて、私は今回のニューヨークでは何をしようか?
プランらしきものも考えてみました。
旅のテーマは“日常のニューヨーク”
あたかもニューヨークに住んでいるかのようにふるまう旅です。
ミッドタウンでのランニングから1日が始まります。
もしくは、わんちゃんを借りられるなら、わんちゃんと一緒に散歩に出かけます。
昼間はスーツに着替えて、ウォール街をぶらつきます。
飽きて来たら、不動産会社にコンタクトしてニューヨークの不動産物件巡りに出かけます。
アフターファイブには、仕事ができそうなビジネスマンが集まる、スタンディングバーでビジネスマン達と世間話に花を咲かします。仕事の話になったら、さりげなくマー君やイチローの話にすり替えます。
あくまで、ニューヨーク在住の設定ですから、ボロがでてはいけません。
と一応構想は練ったのですが、我ながらバカらしくなったので、やめました。
いい歳して、旅先でわんちゃんと散歩するのは、どんなもんかなと・・・・
一気に冷めました。
前置きが長くなりましたが、結局、“食”中心の旅にしました。
今回のブログはどこで食事をしたか、という他人にとってはどうでもいいような話です。
私は日本でも旅先でも、食べログ的なものでチェックをしてお店を決めた事が一度もありません。(食事をした後にチェックをすることはあります)
旅先では現地のホテルのコンシェルジュに聞いたり、行き当たりばったりで雰囲気の良さそうなお店を探す事にしています。
偶然という要素。しかも旅先で一生に一度あるかないかという機会での良いお店との出会いがあった時、その旅自体が最高の思い出でなります。
もちろん、失敗もたくさんありますが、失敗を重ねる毎に、いいお店を見つける嗅覚があがってきます。
6月6日
18時にホテル着。
ペニンシュラホテル ルーフトップバー サロン・ド・ニン
http://newyork.peninsula.com/ja/fine-dining/salon-de-ning-rooftop-bar
機内で食事をしたので、飲み物だけ。
1階の専用エレベーターで屋上まで直通であがります。
ミッドタウン5番街にある建物の屋上がバーになっています。
午後8時頃まで明るいので、夕暮れ時の落ち着きとこれからナイトライフに繰り出すニューヨーカーの達の熱気で店内は活気で溢れています。
屋内のスタンディングバーは地元のニューヨーカー、屋外のテラスは観光客に人気のようです。
私はもちろん屋外のテラスです。
6月7日
朝食
ペニンシュラホテル レストラン・クレメント
コンチネンタルブレックファーストをオーダーしました。
オムレツも一緒に。
それにしても、この手のホテルのフレッシュオレンジジュースは、なんでこんなにおいしいのでしょうか?
どこの国で飲んでもハズレタ記憶がありません。
昼食
マーサーキッチン マーサーホテル
http://www.mercerhotel.com/kitchen.php
ニューヨーク滞在中、唯一スタッフ全員8名が集まりました。
12時にソーホー、マーサーホテル集合。
私は、ステーキサンドイッチとマーサーの特製ソーダそしてデザートにシャーベットとコーヒーをオーダーしました。
今回、私たちは地下エリアの席を予約時にお願いしていました。8名での食事ですし、キッチンも見えます。
マーサーキッチンの1階部分、特にホテルのロビーとつながっているソファー席に陣取っている客層はゴシップガールやセックス&ザ・シティの世界観に近いものがあります。
お洒落で生意気そうな女性達の女子会などを見る事ができます。
ここでお茶をしていると、「ニューヨークに来たな」と実感できます。
夕食
sushi ann ミッドタウン
昼食後、ソーホーからホテルに戻ると、時差ボケで急激な眠気に襲われ、少し寝るつもりが、起きたら夜9時です。
慌ててホテルのコンシュルジュに夕食の相談をして、このお店を予約してもらいました。
日曜日の9時では予約できるお店も限られます。
このお店は名前の通りお寿司屋さんです。
海外でお寿司を食べるのは初めてです。
職人は全員、日本人。ホールスタッフも9割が日本人です。
お店の内装は、正直いただけません。
デザインも素材感も日本の地方の国道沿いのドライブインのような感じです。
お寿司はおまかせでお願いしました。
創作系のお寿司を期待していましたが、そのままのお寿司です。
何もニューヨークでお寿司を食べなくてもよかったと後悔しました。
また、お会計時に食事代の10%ほどのチップをクレジットカード明細に記載したのですが、日本人の女性スタッフにチップは15%以上払ってもらわないと困ると明細書を戻されました。びっくりです。
6月8日
ブランチ
ペニンシュラホテル レストラン・クレメント
http://newyork.peninsula.com/ja/special-offers/sunday-brunch
昨日の朝食時にこのお店のマネージャーから毎週日曜日のお昼は、DJを呼んで少し華やかな雰囲気でブランチをするような企画を行っているので、「どうですか?」と誘われたので、12時に予約をしました。
相変わらずの時差ボケで朝ミッドタウンエリアを散歩していると、フィフス・アベニューを警官が封鎖し始めています。
ホテルに戻って、スタッフに尋ねると、今日は昼から3時30分までプエルトリコ・パレードがフィフス・アベニューで行われる旨の説明をしてくれました。
ペニンシュラホテルはフィフス・アベニューに面しています。
フィフス・アベニューを閉鎖しては東西の行き来ができません。
イヤな予感と不安の中、ブランチに出かけるとお店は恐ろしい程スカスカな状態です。
フィフス・アベニューは閉鎖しているし、外ではにぎやかに音楽をならしながらパレードを行っているし、それはお客さんも来ません。
パレードが始まって出遅れた感のある年配の宿泊客らしき方々がチラホラといました。
確かマネージャーからは「華やかな雰囲気」と聞きましたが、「逃げ遅れた感」のある「貪よりとした雰囲気」の中、おいしいステーキをいただきました。
宿泊先のペニンシュラホテルからマーサーホテルに移動しました。
例のパレードのおかげで、タクシーも呼べません。
ところが、さすがペニンシュラ!
ペニンシュラ・グリーンのミニでマーサーホテルまで送ってくれました。
ラゲッジは後部座席、私は助手席に座って、ご機嫌にソーホーまで移動しました。
夕食
LURE SOHO ソーホー
マーサーストリートとプリンスストリートの交差している建物の半地下部分の窓からこのお店を覗くとドレスアップした女性達が楽しそうに食事をしている光景が見えました。
そのまま予約なしで来店しました。
料理はフィッシュ、オイスター、創作寿司をメインとしたお店です。
カンパチの刺身サラダとカリフォルニア・ロールのような巻き寿司をオーダーしました。
外から見た通り、お店自体も客層も良いお店でした。みんなお洒落して、楽しそうに会話しながら食事をする。
料理もおいしかったです。
6月9日
朝食
CAFE DUKE ソーホー
マーサーホテルの近くのお店で朝食をとりました。
カフェというよりデリです。
パンケーキとカフェラテをオーダーしました。
かなりのボリュームのパンケーキでした。
完食した結果、昼食代を節約できました。
夕食
COCOTTE ソーホー
竹之内所長が宿泊していたSIXTY SOHO HOTELに行く途中に見つけたお店です。
LUREと同じように建物の半地下部分にある小さなお店です。
何となく流行ってそうな雰囲気を感じたので、早めの時間に予約をしました。
お店は30席ほどでしょうか、早い時間にもかかわらず、ほぼ満席です。
料理はフレンチとスペイン料理のミックス創作料理ということです。
どこか、東京・青山の人気レストラン“シカダ”のような料理です。
タコの前菜やにんじんのサラダ、ポテトやステーキをオーダーしました。
料理もおいしかったのですが、ホールにいた2名の男性が無茶苦茶カッコよかったです。一人はニューヨークで流行っていそうな顔が半分位隠れる髭をはやし、もう一人は長髪を後ろで束ねているイケメンです。
髭をはやそうが髪を後ろで束ねようが、顔立ちの良さとスタイルのよさが際立っていました。あと一人は小柄なかわいい女性スタッフがいました。
スタッフ全員とても感じがいいお店でした。
ただし、このお店は相当、英語に自信がないと、無理かもしれません。
メニューはフランス語で創作料理ですから、詳しい説明を英語でしてくれます。
もちろん、ニューヨーク名物の早い英語です。
聞き取れないから、ゆっくり話してほしいといっても、最初の2、3フレーズだけゆっくり話して、すぐに元のスピードです。
このお店、万一日本のガイドブックに載ったとしたら、被害者続出間違いありません。おそらく全くオーダーできずに撃沈します。
6月10日
滞在最終日にも係らず、絶賛時差ボケ中です。
夜中の3時に日本からの電話で起きて、目が覚めてしまいました。
その後、5時からソーホーの街中をランニングしました。
日本では走ることなどありません。
帰り際に、道端の屋台でコーヒーとクロワッサンを買って、ホテル前のベンチで食べました。
朝食
ランニング中にチェックしたカフェでカフェラテを飲みました。
昼食
日本料理 ひろ久 ソーホー
このお店も竹之内所長が宿泊していたSIXTY SOHO HOTELに行く途中に見つけたお店です。
予約もせずに少し早めに来店しました。
オーナー兼板長、料理人そしてホールスタッフの女性、計3名の日本人で運営していました。
他の日本料理店のように創作和食ではなく、ガチな日本食が食べられます。
日本への訪問経験があったり日本通なアメリカ人には評判がいいようです。
昨年オープンし、広告もしていないので、まだ静かに食事がとれるようです。
私は、おまかせのコース(5品+デザート)をオーダーしました。
とても美味しかったのですが、今まで海外で和食を食べる事はほとんどなかったのに、今回の旅行では3食も食べてしまいました。
これも老化現象ですかね。
今回は観光、ショッピングなど旅行の王道的な楽しみをまったくと言っていいほど行いませんでした。
時差ボケでもうろうした意識の合間、元気な時に食事をしていた旅だったように思います。
レストランの雰囲気、スタッフのサービス、お客の装いや会話そして料理の味。いい思い出も苦い思い出も含めて、海外での食事は楽しいですね。
そうだ。あと、これに気の合った仲間と一緒なら最高です!
いつ行っても、何度行っても楽しいNY!