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誰が勇者を殺したか 作者:駄犬
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20/20

発売記念SS 麒麟児3

 隣村は壊滅的な被害を被っていた。無数の魔物たちが村の中を跋扈している。

 人の叫び声と家屋が崩壊する音がいくつも聞こえてきた。

 助けようにも魔物の数が多すぎて、もはや手の出しようがない。

 アレスは素早く隣村のことを見捨てる判断を下した。滅びつつある村よりも、自分の村に緊急事態を知らせるべきだと冷徹に考えたのだ。


(何故、誰もタリズ村に逃げてこなかったんだ? いざというときは連絡するという段取りもつけていたはずなのに)


 アレスの疑問は、馬を返してタリズ村に戻ろうとした瞬間に氷解した。

 後方に異形の男が立っていたのだ。

 紫の肌に隆々とした肉体、人の倍の長さはあるであろう耳、そして真っ赤な瞳。

 魔人である。以前、アレスが倒した魔人とは纏っている空気が別物で、格上の存在であることが見て取れた。

 アレスは馬を降りた。剣と魔法を使いこなす魔人を相手に、馬上による有利はない。むしろ、戦いに巻き込んで馬を失えば、村に危険を知らせに行く時間が遅れる。それをアレスは恐れた。


「おまえが村人たちの退路を塞いでいたんだな、魔人」


 アレスは腰の剣を抜いた。アレスの家に伝わる家宝の一振りである。鉄ではない特別な金属で作られたものだったが、それが何であるのかは不明だった。だが何を切っても刃こぼれひとつしたことがない。


「ほう、俺を見て怯えぬとは、人間にしては肝が据わっているな」


 魔人は口の端を吊り上げると、見たこともないような巨大な大剣を両手に構えた。

 それに対してアレスは小声で呪文の詠唱を始めた。呪文が発動する最低限の声の大きさは、何度も試して検証済みである。相手に気取られずに呪文を唱えるために。

 魔人が動こうとしたその瞬間、アレスは左手をかざした。


「火よ!」


 それは初歩の魔法。魔人相手に大したダメージは期待できないが、牽制には十分だった。

 顔に向かって放たれた魔法を、魔人は反射的に避ける。すかさずアレスは踏み込んだ。

 極限まで無駄を省いた鋭い斬撃。それは長年の修練の賜物。

 魔人は大剣で辛うじて防いだが、続けざまにアレスに攻撃を仕掛けられて攻撃の手を封じられた。

 力は圧倒的に魔人が有利なはずだが、その力を活かすことができない。

 アレスはザックと共に、魔人を想定した模擬戦を何度も繰り返してきた。それが今実を結んでいる。

 魔人は剣を振り上げることさえできない。あらゆる隙を狙って、剣を差し込んでくるような攻撃を受けた。速い、というより上手い。


「おのれ! ちょこまかと!」


 魔人は焦りを感じていた。この魔人とて、過去に戦場で何人も人間の戦士を屠ってきた猛者である。むしろ、こんな辺境の地に派遣されたことを不満に思っていたくらいだが、目の前の若い人間はモノが違った。


(強い。俺たちを相手にした戦い方を練り上げている)


 力が強いわけではない。魔力が高いわけではない。その戦い方には澄んだ知性を感じさせた。

 魔人の身体に細かい傷が刻まれていく。人間の攻撃はなかなか終わらない。どれだけ鍛えればそんな体力がつくのだろうか? 瞠目すべき敵だった。

 魔人は必死に耐えた。人間相手にこんな屈辱は初めてである。


「……おまえは勇者か?」


 長い攻撃を耐え抜いた後に魔人は問いかけた。お互いに息を切らしている。しかし、アレスに傷は無く、魔人は無数の手傷を負っていた。


「違う」


 アレスは即座に否定した。自分がそうでないことは、アレスが一番よくわかっていた。幼い頃から自分は何でもできた。優秀であることは自覚している。けれど、心は凡庸だった。普通の人間の域を出ない。自分の狡い部分も悪い部分も知っている。人間としては当たり前だった。

 ところが、そうではない人間が近くにいた。純粋に星を追い求められるような人間が。

 その在り方を見て、勇者とは恐らく心の形を指し示すものなのだろうと、アレスは考えていた。

 脳裏にしばらく会っていない従兄弟の顔が思い浮かび、口の端で笑う。


「勇者は別にいる。人間をなめるな、魔人」


 その言葉を受けて魔人は覚悟を決めた。人間の話を信じたわけではない。だが、その強い意志に畏れを感じたのだ。しかも、状況は極めて不利。魔法を唱える暇も与えられない。

 恐らく、命を引き換えにしなければ勝てないだろう。

 魔人は大剣を横に構えた。アレスも呼吸を抑えて正眼に構えている。

 緊迫した時間がわずかに流れ、魔人が力任せに大剣を横に振るった。剛剣である。とても剣で受けられるような一撃ではない。

 アレスは後ろに跳んでそれをかわすと、間髪入れずに、がら空きになった魔人の懐に突っ込んだ。

 ところが魔人はそのまま大剣を投げ捨てると、鋭い爪と牙を剥きだしにしてアレスに飛びかかった。その姿は野生の獣を思い起こさせた。

 袈裟懸けに迫るアレスの斬撃を避けようともしない。すべてをかなぐり捨てていた。

 アレスの剣が魔人の首と肩の間を斬り裂いた。致命傷である。しかし、それでも魔人は止まらない。

 予想外の魔人の行動に、アレスの顔に初めて恐怖が浮かぶ。間近に魔人の爪と牙が迫っていた。避けようもない。


 ──しかし、魔人はそこで止まった。目から光が消えている。

 ゆっくりと倒れ込んでくる魔人の身体をアレスは避けた。


 魔人の後ろには剣を握った男が立っていた。その剣からは血が滴っている。魔人を背中から刺したのだろう。

 髪が汚く伸びた、髭だらけの男だった。


「誰だよ、おまえ?」


 アレスが笑った。


「笑うなよ。髪と髭は長い方が暖かいんだ」


 服もボロボロで近寄りがたい風貌をしていたが、その優しい目はザックであることを示していた。


「どうやら間に合ったようだね」


「もう少し余裕を持ってくれよ」


 ふたりは抱き合って無事の再会を喜んだ。ザックの身体からは鼻をつくような臭いが漂っていたが、それがかえって彼の長い苦労をしのばせた。


「村に戻って逃げる準備をしないとな。おまえは髭を剃って身体を洗え。魔物を防ぐための罠を仕掛けてあるから、それくらいの時間は稼げるさ」


 アレスがそう言うと、ザックは自分の身体の臭いを嗅いだ。


「そんなに臭うかな?」


「今のおまえなら、魔物の仲間になれるよ」


 アレスが肩をすくめた。


──


 ザックはアレスと入れ違いにタリズ村に戻ってきたのだが、その汚い風貌から、村人たちはすぐにザックだとわからなかった。

 その後、アレスが馬に乗って隣村に行ったことをザックは聞くと、自分も馬を借りて駆け付けて、アレスを助けたのだった。


 ふたりはタリズ村に戻ると、隣村が壊滅したことを報告した。しかも魔人まで現れたと。

 それを聞いた村人たちは、慌てて逃げる準備を始めた。その間にザックは水を浴び、髭を剃り、衣服を新しいものにした。


「良い場所を見つけたよ。森の中にあって開けた場所だ。近くに川も流れている。身を隠すにはちょうど良いところだよ。住み心地もタリズ村の次くらいには良い」


 ザックのその言葉に、村長であるアレスの父は出発を決めた。魔物たちが近くに迫っていることも確認されている。魔人を倒したことで統率はとれていないが、そのうち村を襲うことは目に見えていた。あまりの数に、戦いを挑むことが無謀なのは明らかである。


 アレスの仕掛けた罠にかかった魔物たちの咆哮が響いた。すぐ近くにいる。

 あれだけ腰の重かった村人たちは、我先にとザックが指し示した道へと急いだ。

 誰ひとり欠けることなく、村人たちは長い旅へと赴いたのだった。


──


 様々な苦労はあったものの、長い時間をかけて準備をしていただけあって、村人たちの旅は順調といえた。不平不満が無いわけではないが、途中でいくつもの街や村が破壊されている有様を見て、アレスの判断の正しさを知った。


 今、村人たちは小高い丘を越えようとしている。そこからは王都の城が遠くに見えた。

 火の手が上がっている。国が滅びようとしているのだろう。

 その有様に呆然と立ち尽くす村人たちも多かった。


「王国が滅んだからといって、俺たちが滅ぶわけじゃない!」


 アレスが村人たちを鼓舞した。


「最後まで生き残ったほうが勝ちなんだ! 魔人の数は少なく、世界中に目を光らせることはできない。今は人間が負けたかもしれないが、いつかタリズ村を取り戻せる日もやってくる!」


 その言葉に老人たちは力なく俯いたが、若者たちは目に強い意志を宿らせた。

 アレスは勇者ではなかった。しかし、人を惹きつける強い力を持っており、英雄となれる資質はあった。

 アレスのもとに若い力が集まり、いずれ魔人たちに逆襲する未来もあったかもしれない。


 隣に並ぶザックの頷く顔を見て、アレスは勇気を得た。

 自分の言葉ほどには、アレスは自分のことを信じられない。けれど、ザックが信じてくれるなら、自分を信じることができると思っていた。

 必ず人間は勝つと。


 しかし、


 世界はそこで終わった。


──


 麒麟児と呼ばれた少年がいた。勇者と呼ばれたこともあった。


 道半ばで倒れた彼の遺体は、今も見つかっていない。



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