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2022/04/18
(月)
13:46

【皐月賞】ラップの達人が早くも分析 5・29日本ダービーで〝買える組、買えない組〟

[GⅠ皐月賞=2022年4月17日(日曜)3歳、中山競馬場、芝内2000メートル]

混戦の皐月賞を制したジオグリフ(中央)

 上田 レース当日の芝コースは稍重スタート。良馬場とはいえ、パンパンにはほど遠い状態で10ハロン1分59秒7なら上々と言っていいだろう。

 明石 そうですね。前後4ハロンラップも47秒4→47秒2とほぼイーブン。能力差が結果へストレートに伝わりやすいミドルペースだけに、上位人気馬が掲示板の上位を占めたのも納得なんですが…。

 上田 気になるのは見た目に表れない道中の緩み、というところだな。

 明石 ええ。前後半のバランスはタイトなんですが、3ハロン目から5ハロン連続の12秒台。直線の急坂込みのラスト2ハロンが11秒4→11秒5では立ち回りのうまさが求められたとも言えるでしょう。

 上田 そうなると4角圏外の位置取りから33秒台の最速上がりで3着まで押し上げてきたドウデュースが一番強い競馬をしたということになるか。

 明石 当然、府中の長い直線ならって話になるんでしょうが、上がり34秒台を割ったのは今回が初めて。爆発的に切れるタイプではないだけにコース替わりは微妙かもしれません。

逆転も十分考えられる2頭

 上田 イクイノックス、ダノンベルーガは初めての右回り。こちらは左回りでさらにパフォーマンスを上げてくる可能性が高いとなれば、逆転も十分に考えられるな。

 明石 朝日杯FS組が上位に来た一方で、同じ2歳GⅠのホープフルS組はオニャンコポンの6着が最高でした。

 上田 勝ち時計が中山10ハロン2分00秒6だから、見た目の数字的には悪くなかったんだけどな。

 明石 実はホープフルS組の取捨には分かりやすいボーダーラインがありまして…。GⅠに昇格した17年以降でラスト7ハロンを1分23秒台で駆け抜けたのがサートゥルナーリアとコントレイル。昨年のキラーアビリティを含めた他の3頭が1分24秒台と、翌春のクラシックで通用するか否かの基準は明確です。

 上田 なるほど。全体時計よりも後半の持続力にポテンシャルが映し出されるというわけか。となると、ダービーもホープフルS組は望み薄という結論になるな。

東スポ編集部

この記事を書いた記者

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