「トランスジェンダーになりたい少女たち」は、単にトランス関係の話しだけではなく、
実は保守主義と医学の重要な指摘をしている。
これを読み解くにはイギリス経験論の哲学知識が要るから誰も語っていない。
なので、今日はワシが広島弁でわかりやすく解説するぞ!
まずな、「精神医学」は
当然「医学」であり
「科学」で定義されているとみんな思うよな。
確かに20世紀末までは疑いなくそうじゃった。
しかし、それより昔は違っていたよな。
シャーマニズムとか、宗教などが医学を定義していた。
祈りとかして「病気だ!」とか「治った!」とかやっていたよな。
日本でも「キツヌ憑き」とザックリした分け方だったものが
近世になり、てんかんとか柔狂(破瓜型統合失調症に相当)とか
剛狂(緊張型統合失調症に相当)など分類されてきたわけじゃ。
ところが21世紀の現在になると
医学が科学ではなく、政治で定義されるようになった事実を
「トランスジェンダーになりたい少女たち」は指摘している。
具体的には、アスペルガー障害じゃ。
実は、2013年にアスペルガー障害はアメリカの精神障害診断基準から削除され
自閉症のいち類型となった。
それは、この精神障害を発見した小児科医のハンス・アスペルガー博士が
ただの小児科医ではなく
ナチスに協力して障害児数百人に肺炎球菌を注射して
抹殺していた新事実が明らかになったからじゃ。
ヒトラーは確かに障害者の抹殺を命令したが
「苦しまないように安楽死させろ」といった。
だから、多くの医師は、サンドウィッチなど食糧不足の中
障害者においしいものを食べさせ楽しんでもらい
そのあと苦しまないように安楽死させた。
しかし、アスペルガー博士は障害児を肺炎にさせ殺害した。
肺炎はめちゃくちゃ苦しい死に方じゃ。
つまり、健康体に細菌を入れたら
何日くらいでどのように死ぬか医学者の立場からデータを取っていたんじゃろうな。
はっきり言ってめちゃくちゃ悪い。
戦後、ニュルンベルク継続裁判というのが行われ
その中に「医師裁判」というのがあり
ナチス政権下で人体実験しまくった医師が裁かれたんじゃが(内容を検索するなよ。鬱になるぞ)
そいつら並みに悪いことをしていた。
じゃから、2013年に精神医学診断基準を見直したとき「アスペルガー障害」は削除された。
でもまってな。
それは政治が医学を支配したことになるよな?
発見者が極悪非道でも
発見された科学的事実が変わるわけじゃないよな?
というのも、こうした現象はアスペルガー障害だけではないんじゃ。
実は、1980年に改訂された精神障害診断基準には、
同性愛を治療対象にしていた。
治療を受けた人は沢山おり、治った人も治らなかった人もいた。
統合失調症も治療を受けて、治った人もいれば治らなかった人もいたように。
でも同性愛は「治らなかった人がいる」という事実が注目され
特にイギリスを第二次世界大戦の勝利に導いた情報技官のアラン・チューイングという人が
同性愛を理由に逮捕起訴され刑事罰を受け治療された
という歴史がもちだされ
1994年には診断基準から削除された経緯がある。
ワシが思うのは、2013年現在
小児性愛は精神障害診断基準に載っているが
「政治」が「医学」を支配してしまうと
ペドフィリアもいずれ削除されてしまう恐怖がある。
それだけではなく
我が子を大切に思う気持ちや
家族や国家を大切にする気持ちが精神障害に定義される恐れだってある。
トランスジェンダーもいまの基準では
思春期に突然ある日、自分の身体の性別と心の性別に違和感を覚えるも
幼少期から10年ものあいだ全く違和感が無かったにもかかわらず
ある日、突然違和感が生じたからといってそれを認めるのはどうなの?と指摘している。
そもそも性的違和自体を精神障害から削除する動きもある。
つまり、科学とは物理的事実の観察であり、
それが医学の基礎なのに
観念や思想などを基礎にして医学を定義する危険性を指摘しておるんじゃ。
保守主義とは、経験した科学的事実に基づく政治を言う。
リベラルとは、思想や観念など人間のお気持ちに基づく政治を言う。
観察が保守であり、観念が革新なんじゃ。
どちらを基準にした方がいいか、それはまさに歴史を観察すればわかるよな。
「ユダヤ人迫害」とかも観念じゃ。
ユダヤ人は科学的にワシらと同じ人間なのだから。
観念はやばい!
みんなの意見を聞かせてな!
最後に宣伝させてな!
ワシの著作『われ、正気か!』は保守主義の解説を広島弁で書いた。
読んで深く知り、一緒に日本を守ろうな!
amzn.asia/d/0F6WSxq
電子版も各社ある!
また動画リクエストが多いので配信したいがカメラやレンズなど機材が予想外に高いので難儀しておる。良かったらインフラ整備に協力してな!
amazon.jp/hz/wishlist/ls
99