【Shopee無在庫輸出】販売開始2ヶ月で利益50万円を達成した超実践的な販売戦略



皆さん、こんにちは!

この記事を読んで下さっているということは、
あなたは東南アジア輸出に可能性を感じていて、興味がある。
もしくは、すでに東南アジア輸出に取り組んでいるけど、なかなか成果を出せずに悩んでいる。ということですね?

分かります、分かります。

安心してください!履いてますよ!

これから、そんなあなたにとって必ず役に立つ情報をお伝えさせていただきますので、ぜひしっかりと最後まで読んでいただければと思います✨

一応、有料で設定をしてますが
4/13〜21までの間は最後まで無料で読めます

最後まで読んでいただいて実践していただいた上で、
利益が出るようになったらそのお金で購入してください。

そしたら愛しの妻と世界一可愛い我が子を、
美味しいご飯に連れていきます🥺


簡単に自己紹介


まずはサクッと簡単に自己紹介をさせてください。

名前は「まっきー」といいます。書きやすい油性ペンでお馴染みです。


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ゼブラのマッキー

約11年ほど前に副業で物販ビジネスをスタートしまして、
なんやかんやあって、今はShopee無在庫輸出に取り組んでいます。

…すみません、サクッとしすぎました。

正直言って、私のこれまでの物販生活はジェットコースターのようなものでした。

調子が良い時は月に200万円以上の収益を出せた時もありましたし、
ひどい時はアカウント停止によって数ヶ月間収益が0円という時もありました。

この辺りのことは過去に𝕏で投稿していますので、ぜひ読んでいただければと思います。


そんなこんなで数多くの失敗を乗り越え、モールに依存しない自社ショップでもしっかりと稼げるスキルを身につけ結果を出してきました。

そして今、「東南アジア」という市場に目をつけ、
まずは集客がしやすいところで市場調査をしようということで、東南アジアで今最も勢いのある「Shopee(ショッピー)」というモールで販売をしています。

また、2024年1月より、
「Shopee輸出コミュニティ」を立ち上げ、約100名の仲間たちと一緒に
東南アジア攻略という目標に向かい日々頑張っています。


これまでの経験を活かし、Shopeeというモールの特性をきちんと理解した上で戦略を立て、

販売開始から2ヶ月で利益約50万円という実績を作ることができましたので、

実際にどのような戦略を立て、どのように売上を伸ばしていったのかを
これからマルっとスリっとゴリっと包み隠さずにお伝えしていきます。

※2024/04/11 現在、シンガポール、マレーシア、台湾はルール変更によりこの戦略での難易度が少しだけ高くなっています。


その時の実績も𝕏で投稿してますので、
証拠になるか分からないですが一応貼っておきます。


そもそも、Shopee(ショッピー)ってどんなプラットフォーム?


もしかすると、この記事を読んでくださっている方の中には
「Shopee」という名前は聞いたことあるけど、どういうプラットフォームなのかあまり知らないという方もいらっしゃると思いますので、

簡単に「Shopee」の説明からさせていただきます。

すでにShopeeで販売を開始されている方は読み飛ばしてください🙆‍♂️


Shopeeとは


Shopee(ショッピー)とは、東南アジアや台湾で最大級の規模であるECマーケットプレイスです。
2015年にシンガポールで設立されて以来、Shopeeの本拠地となっており、他にもマレーシアやタイ、フィリピン、ベトナム、台湾、ブラジル、メキシコを含む合計11の地域で各マーケットが展開されています。
(現在、日本人セラーが出店できるのは、シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、台湾、ベトナムの6ヶ国です。)

設立当初の2015年では、C2Cをメインのターゲットとして販売・閲覧・購入ができるフリマアプリでした。しかし現在はC2Cに加え、B2Bもターゲットとなっています。
フリマアプリから進化したハイブリットモデルとして東南アジアで主要な、越境ECプラットフォームとして多くの人々に利用されています。

東南アジアではShopeeの他に「Lazada(ラザダ)」や「Tokopedia(トコペディア)」などのECサイトが人気ですが、ShopeeはそれらのECモールをおさえて2019年にアプリダウンロード数で第1位を獲得しました。

物流面では、Shopeeは100以上の宅配事業者と提携し、顧客が国内で購入したものは、その日や翌日に届くため、Shopeeは「東南アジアのAmazon」とも言われています。

Shopeeについて簡単に紹介しましたが、この時点でShopeeは勢いのあるECストアであるということが分かったと思います。


Shopeeをおすすめする【3つ】の理由


それではここから、Shopeeをおすすめする理由をお伝えします。
Shopeeは本当に魅力的でおすすめする理由はたくさんありますが、全てお伝えすると長くなりますので今回は3つに厳選します。

おすすめの理由は以下の3つです。

  1. 東南アジアの市場が伸び続けている

  2. 無在庫が公式に認められている

  3. 日本製品の需要

この3つの理由を順番に解説していきます。


①東南アジアの市場が伸び続けている

ひとつ目の理由は、東南アジアの市場が伸び続けていることです。

三菱総合研究所の調査で、ASEANの人口とGDPは増加を続け、2030年にかけてまだまだ成長し続ける見込みであることが分かっています。

国際機関日本アセアンセンターによると、ASEANに加盟している東南アジア全体の人口は2030年には7.3億人に達すると予想されています。
人口が増加すると、生産人口も増え、高い経済成長率が期待できますよね。

少子高齢化が進み、経済的にも衰退気味である日本に対して、東南アジアの国々は豊富な労働力と経済の伸び代があるため、とても魅力的な市場だということがわかると思います。

また、電子商取引においても東南アジアは成長を続けていて、たくさんの顧客数の中で収益化を続けています。収益や、流通総額(GMV)も成長しつづけています。

Google、Temasek、Bain & Company の共同調査によると、東南アジアのGMVはさらに増加し、2025 年までに 1,860 億ドルに達すると予想されています。

このように、将来的に経済成長の勢いがすごい東南アジアをメインに販売できる点がShopeeの特徴であり、おすすめする理由です。

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出典:Shopee Japan



②無在庫販売が公式に認められている

無在庫販売、要するに在庫を抱えず商品が売れてから仕入れを行うという販売手法は、AmazonやeBayなどの多くのECプラットフォームでは禁止されている場合がほとんどです。

無在庫ができないと、売れない商品の在庫を抱えてしまうリスクや、在庫管理の手間がかかってしまいますよね。

グレーゾーンということで、禁止されているプラットフォームで無在庫販売を行っている販売者も多くいますが、
やはり規約で禁止されている以上は、常にアカウント停止のリスクが付き纏います。

僕自身、幾度となくアカウント停止を経験している身なので、
これは無在庫セラーにとって永遠の課題ではないでしょうか?

公式に無在庫販売が認められているプラットフォームは他にほとんど存在していないため、
アカウント停止に悩まされている方や、これから物販に挑戦したいと思っている方でも、低リスクで始められるShopeeがおすすめなんです。



③日本製品の需要

日本製品は少し前から外国人から人気がありますよね。日本製品の品質の高さや、機能性などが、外国人からも高い評価を得ています。

現在は、日本製の雑貨も人気が高く、海外から日本製品を購入するために来日するパターンもあるほどです。

日本製品の品質の高さは外国人にとって高く評価されているポイントです。生産意識の高さや仕上がりの良さ、耐久性などの技術力が評価されています。

Shopeeの台湾モールでは、2023年に開催されたセールで全世界の流通額が1日で10億米ドルを突破したと発表されました。

日本企業が出品している越境ECカテゴリでは、「ビューティー」や「ホーム リビング」「ヘルスケア」で需要が高く、2022年と比べるとオーダー数はそれぞれのカテゴリで11倍、10倍、7倍を記録したようです。
それだけ日本製品の需要が高まっていることがわかります。

東南アジアも同様に質の高い日本製品はとても人気があり、高い信頼度を獲得しています。

また、ここ数年の円安も日本製品の購入する後押しになっています。
円安が続く現代の日本では、日本製というブランドを活かしながら、経済成長が高まっている東南アジアに輸出していくのがおすすめです。



以上、僕がShopeeをおすすめする理由についてお伝えしました。
次に、Shopee輸出を攻略する上で大事な要素となる「Preferred Seller」について説明をしていきます。


優良セラーの証「Preferred Seller」とは?


Preferred Seller(プリファードセラー)とは、Shopee独自のルールで、Shopeeが定めた基準の評価が認められたセラーに与えられる認証です。
評価されるポイントは、販売や顧客サービスなどの総合的なものです。Preferred Sellerになったら、出品している商品画像やショップのプロフィールに【Preferred】というラベルがつけられ、優良な出品者ということがバイヤーからも一目瞭然でわかるようになります。

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Preferredのラベル

また、Shopee上で検索された時に検索結果の1ページ目に表示されやすくなるなどSEOの観点でも強くなるところがポイントです。
検索結果で上位表示されると、露出回数が増えるので購入されるチャンスも増えます。
【Preferred】のラベルがついているかどうかで注文数が結構変わってくるので、新規出店した後は最速でPreferred Sellerを目指しましょう。

この他にもPreferred Sellerになったら、使える広告の種類が増えたり、キャンペーン参加が優遇されたりなどの恩恵があるのでShopeeを始めたらまずはPreferred Sellerになることを最優先に考えましょう。


信頼の証として出品上限が1万品に

Preferred Sellerになった後のいちばん大きな恩恵といえば、出品できる上限数が1万品に引き上げられることです。

新規出店の場合、出品できる商品は国によって変わりますが500〜1000品です。ですが、Preferred Sellerになると一気に1万品まで出品数の上限が引き上がるのです。
出品できる数がこんなに違うと、購入してもらえる確率もかなり変わるというのは何となく分かると思います。

特に無在庫販売の経験者であれば、出品数の大切さは分かりますよね?


ざっくり言うと、
ガンガン利益を取っていくためには、Preferred Sellerになったあと、上限いっぱいまで出品して、東南アジア各国の需要を見極めながら商品を入れ替えつつ、たくさん買ってもらえるショップに育てていくことが重要になってきます。

この後、このPreferred Sellerという仕組みを活かした販売戦略をしっかりとお伝えしていきます。



「Shopee」というモールの特性、ニーズを理解する


1.モール内SEO


次に、販売先である「Shopee」というモールの特性を理解していきましょう。
下の画像を見てみてください。

画像

どうですか?何か気づきますか?

1行目は広告の商品なので、注目は2行目です。

チクタクチクタクチクタクチクタク…

チーン!

はい!正解はズバリ「価格」と「sold」と「Preferred」です!

ネットショップというのは当然多く見られれば見られるほど売れます。
そして文字を読むのと同じで一番最初に見られるのが左上。

そして、一番右端までいったら次の行の左側。
こんな流れで商品は閲覧されていきますので、

いかに上に、いかに左側に表示させるかがとても重要になってくるということです。

まず価格に注目をしていただきたいのですが、

一番左側が[$21.34]、その次が[$21.6]、その次が[$11.34]というようになっています。

最安値であれば上位表示されるわけではなく、
Preferredの有無や、Sold数によって価格が高くても上位表示されるということが分かります。

要するに、Soldを積むことやPreferred Sellerになることがライバルとの差別化となり、新たに参入してきたライバルが最安値で販売しようとしても負けないという形を作ることができるのがShopeeの特徴の1つです。

なので、Shopeeに参入するのはまだまだライバルが少ない「今」がベストなタイミングだということをご理解いただけるかと思います。


2.顧客対応の仕組み

Shopeeの顧客対応は全て「チャット」でのやり取りになります。
これが他のECモールにはないShopeeの特徴で、
メールよりも実際の会話のような形になるのでお客さんとの距離感がとても近いです。

実際にお客さんとのやり取りをしてみると分かるのですが、
東南アジアのお客さんはとてもフレンドリーな方が多く、日本やその他海外で販売をしたことがある方ならこのフレンドリーさに驚くと思います笑

また、距離感が近いからこそ、
しっかりとした丁寧な対応をすれば、お客さんに安心感を与えることができ、チャットの問い合わせから購入に繋がることも多くあります。

チャットで「この商品探してるんだけど販売してくれない?」などのリクエストがたくさん来るのもShopeeの特徴ですね。

このチャット対応をしっかりとしてお客さんとの信頼関係を構築することができれば、リピーターになってもらえる確率もかなり高まりますので、
差別化を考える上ではとても大切な要素となります。


チャット対応で1つだけ注意しなくてはいけないのが、
「12時間以内に返信」というルールです。

12時間以内にどれだけ返信できてるかの返信率がショップ上にも表示されてお客さん側からも見えますし、
「Preferred Seller」になるためにも返信率は決められた基準以上である必要があるので、しっかりと対応するようにしましょう。

12時間以内に返信するのは慣れるまではちょっと大変に感じるかもしれませんが、
だいたいやり取りの内容は似たようなものになってきます。

返信用のテンプレートを作成して保存しておくことも可能ですので、この辺りの機能も有効活用するようにしましょう。


【こっそりお役立ち情報】
この「12時間以内に返信」をクリアするためには、必ずチャットの終わりは「自分」である必要があります。

例えば、「Thank you!」でやり取りが終了したとして、
その後にお客さんも「Thank you!」と返信してきたら、
これに対しても返信をしないと12時間以内に返信できていないと判断されてしまいます。

ShopeeのチャットにはLINEのようなスタンプが用意されてます。
このスタンプを送っても返信とカウントされますので、終わらなそうな時はこのスタンプを有効活用するのが結構オススメです!

(たまにスタンプの応酬になって永遠に終わらない時もあります笑)

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Shpeeのマスコットキャラ「ショギー」のスタンプ。か、可愛い♡


3. 顧客が求めているもの

Shopeeで販売していく上で、やはりShopeeにいるお客さんが何を求めているのかを知るというのはとても大切です。

お客さんとチャットでやり取りをする中で分かった、
Shopeeのお客さんが求めているものを紹介します。

  • 商品は実際にあるのか

  • 商品は本物か

  • ちゃんと届くのか

この3点は特にチャットで聞かれることが多く、
このことから注文した商品が期待通りに届かないことが少なくないモールだということが読み取れます。

なんでこういう問い合わせが多いのか、お客さんに直接聞いてみたことがあるのですが、
どうやら中国人のセラーが日本商品の偽物を多く扱っていたり、粗悪品を届けたり、商品をちゃんと届けなかったりみたいなことをしてる場合が多いようです😅

お客さんの悩みの解消というのが物販に限らずビジネスの本質です。
特に日本の強みというのは「安心・信頼」ですので、
しっかりとお客さんの不安を取り除いてあげて、お客さんとの信頼関係を構築していきましょう!

不安に感じるお客さんが多いからこそ、
ここをしっかりとやることでライバルとの差別化に繋がっていきます。


ちなみにですが、
販売実績を重ねるとそれだけで信頼の証となります。
上記のようなお客さんの悩みというのは、他の購入者のレビューなどを見ればちゃんとしたショップだというのを分かってもらえるので、
販売実績を重ねてレビューが増えてくれば、そういった問い合わせ自体も少なくなり購入もしてもらいやすくなります♪

(日本のお客さんって、だいたい悪い時しかレビューつけないですよね…。
東南アジアのお客さんは、かなり高い確率でレビューしてくれて、しかもめちゃくちゃ褒めちぎってくれるのでテンション上がります🤤)

最初は問い合わせも多いですしちょっとだけ大変かもしれませんが、
地道にコツコツと信頼を得るという意識がとても大切だと僕は考えています。

また、お客さん対応は最初から外注化せず自分でしばらくはやることを僕はオススメします。

なぜなら、前述の通りShopeeはお客さんとの距離感がとても近いので、
かなり気軽に色々と質問することもできます。

例えば、「今そっちで人気の日本製品って何?」とか「何か探してるものあったら言ってね!」みたいなコミュニケーションを取ることで、
新しい利益商品を発掘できたりすることも多々あります。

まずは東南アジアという国を知る、という意味でも、
お客さんとのコミュニケーションを楽しみながらチャット対応に挑戦してみましょう♪

そしてこれは僕からのお願いでもありますが、
これからShopee輸出に挑戦しようと思っている方は、くれぐれも上記の中国人セラーのような運営はしないようにして欲しいです。

1人1人がしっかりとお客さんに誠実な運営をすることで、
「日本人セラー」の価値というのをさらに向上させることができます。

先人たちが築き上げてきた「日本」というブランドの信頼を失わせないために、正しい運営方法を学んでいきましょう。
(僕がコミュニティ運営をしている理由の1つでもあります。)



さてさて、長くなりましたがようやく前置きが終わりました。

ここからは、この基本的な考え方と、「Shopee」というモールの特性、ルール、そして私が自社ショップ運営を成功させた考え方などを混ぜ合わせて、

どのような手順で私がShopee輸出攻略を進めていったか、という実践的なお話を順番に丁寧にお伝えしていきます。


無在庫販売の必勝パターンとは?


まず最初に、僕が推奨している「無在庫販売」の必勝パターンをお伝えします。

一言で言いましょう。

「ライバルの売ってる商品をパクれ真似しろ」

です。もうほぼほぼこれに尽きます。
これは無在庫というより、ビジネスの基本中の基本です。

自分で0から売れる商品を探そうだとか、最初から差別化をしようだとか、
そんなのはただの自意識過剰、自惚れです。

その考えは今すぐ悔い改めてください。

というのも、僕もある程度無在庫で経験を積んで、
調子に乗ってライバルが全然いないところに攻めまくったこともありますが、

恥ずかしながら、ほぼほぼ全戦全敗でした。
ハッキリ言って、僕は全然センスないです。

でも、そんなセンスのない僕がなぜこれだけすぐに実績を作れたかというと、
「ライバルのセンス」をパクるお借りしたからに他なりません。

冷静に考えてみてください。

実際に販売しているモールを見てみれば、ライバルが「何を」「いくらで」「どれだけ」売ってるのが分かるわけです。

要するに、カンニングペーパーをガン見しながらテストを受けられるわけなので、それは良い点数が取れるに決まってます。

なので、まず最初にやるべきは、

  • 同じく無在庫販売をしている

  • しっかりと利益を出している

というライバルセラーを見つけること。
これはできるだけ多く見つけてください。

それはもう日本人セラー全てリストアップするくらいの勢いで見つけてください。

そして、

  • どういう商品を出しているのか

  • どれくらいの価格設定にしているのか

  • どういう出品の仕方をしていくのか

こういった部分をしっかりと分析することがとても大事です。

この若干面倒な部分をどれだけしっかりねっとりいやらしく見ることができるかで、利益を出せるまでのスピードが変わります。

Shopeeの場合、ちょっとリサーチをすればすぐに利益の出る商品も見つかります。
(後ほど説明します。)



リサーチのコツとしては、
先ほども少しお伝えしましたが、Shopeeというモールの特性上、
先に販売実績をたくさん積んでる商品を後追いで勝つのはかなり難しいので、

  • 強いライバルがすでに売ってる商品の関連商品

  • まだ販売実績が少ないライバルが売ってる商品

この辺りを意識してみると良い結果に繋がりやすいです。


あとは無在庫ですし、
どれだけ出品しようがShopeeは売れるまで1円もかかりませんので、

まずはとにかく出品上限まで出すこと。
これが大切です。

※無在庫をやる場合は、自動在庫管理ツールは必須です。
※適当に何でもかんでも出品するのはNGです。
出品前にしっかりと規約を読んで「禁止商品」の確認をしましょう。(特に輸出はここ大事です)

出品上限まで出したら、あとはひたすらデータの分析をします。

  • 見られてない(需要のない)商品は削除

  • 空いた出品枠に新しい商品を追加

もうこの繰り返しです。
そうしていくうちに、徐々に濃密で魅力的な商品ラインナップが自然と出来上がっていきます。

勘の良い方ならお気づきかも知れませんが、無在庫出品というのはただ売るために出品するだけではなく、
出品をしてみることで、実際にその商品が需要があるのかをリサーチすることもできるんです。

要するに、売れるかどうか悩んでる暇があるならとにかく出品をしてみる。

出品してみて売れなければ売れない、売れれば売れる。

おいおい貴様は何言ってるんだって声も聞こえてきそうですが、それが答えです。

無在庫で売れる商品が見つかったら、
そこから有在庫に展開して更にライバルと差別化を図る。

そんな使い方ができるのも無在庫販売の魅力です✨


ここまでが、無在庫の基本中の基本、軸となる考え方になります。


STEP1. ライバルセラーを見つける


ここからは、より具体的に、分かりやすくお伝えをするために
実際の画面を使いつつお伝えをしていきます。

Shopeeでは2024年4月11日現在、6ヶ国で販売をすることができますが、
私が一番多く売り上げてるフィリピンで見ていきます。


1.まずはざっくりとカテゴリーを絞る

とりあえずはどのカテゴリーでもいいのですが、
今回はどの国でも人気がある美容関連のカテゴリーを見ていきましょう。

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2.「Japan」で検索

まぁありきたりではありますが、
売れてる商品を見つけるよりも、日本人セラーを見つけるのが目的なので、
これで全く問題ないです。

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3.セラーの国を絞り込み

ただ検索するだけでは、Shopeeで販売している全てのセラーが対象になってしまうので、セラーの国を絞り込みます。
シンガポールの場合は「Japan」があるのですが、フィリピンの場合は「Overseas」にチェックを入れましょう。
これで現地セラーは検索から除外することができます。

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4.「Japan」のセラーを探す

これだとまだ中国のセラーなどが混じってますので、
次に商品の下を見ます。
ここにセラーの国が表示されてますので、「Japan」となってたら日本人セラーということになります。

ここでのコツなのですが、商品画像の加工をしていないシンプルなものを見るのがオススメです。
手間をかけずにたくさん売ってるセラーの方が今の段階では参考になりやすいし、無在庫販売の可能性が高いためです。

ちなみに上の「Top Sales」をクリックすると、「売れてる順」に並び替えることもできますので、この辺りも有効活用してください。

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5.商品ページを開き、少し下にある「Vew Shop」を開く

続いて、商品ページの「View Shop」を開き、そのセラーが他にどんな商品を販売しているのかを見ていきます。

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6.販売戦略を分析する

最後に、セラーの商品一覧を見て、どんな商品を扱っているかを見ましょう。
「Top Sales」をクリックすると、その商品を月にどれくらい販売しているのかを確認することができます。

また、商品画像をGoogleの画像検索することで、日本のAmazonから無在庫販売しているセラーかどうかも確認することができます。

このセラーがいつから販売をしているのか、何商品出品しているのか、
なども合わせてエクセルなどにメモして、
ライバルセラーのリストを作成していきましょう。

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これから詳しく説明しますが、
無在庫販売をする場合、利益商品をピンポイントで探す必要はありません。

この段階では何となくどんな商品が売れてるのかを把握する程度で大丈夫です。



ポイント

  • 海外セラーで絞り込む(現地のお客さんから見た)

  • キーワードで日本人セラーを見つける

  • 売れてる商品を見る

  • 実際に日本でいくらで仕入れられるかを確認する

  • 発送期限があるので、基本はAmazonにある商品で探す

  • 良いセラーはしっかりとリストアップしておく


それにしても、フィリピンの海ってすごく綺麗ですね✨
私は一度も行ったことないのですが、親が奄美大島の人間で私も島の雰囲気と海が大好きなので、落ち着いたら行ってみたいと思ってます。
(誰か連れてってください。)

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フィリピンのどこかの海


STEP2. 出品上限まで出品する

売れる商品が見つかったら、今度はそれを出品していきます。

Shopeeで無在庫販売をする場合、基本的にはAmazonが仕入れ先になります。

先ほどもお伝えしたとおり、無在庫販売を行なっていく上でツールの使用は必須です。そのため、手動でどのように出品をしていくかの説明は割愛させていただきます。

仮にですがもし手動で1品1品出していったら、1日頑張って10品出したとしても100日かかります。
更にプリファードセラーになったら1万品まで出品できるので、1,000日…。

ひ、ひぇ〜…

しかも、出品した後は在庫と価格の管理もしないと、
せっかく売れたのに在庫切れだったり赤字だったり…


どう考えても無理です😅

Shopee用の無在庫ツールは、僕の知ってる限りでは市販ではないです。(もしあるなら追記するので教えてください。)

あったとしたら、多分月額1〜2万円くらいが相場じゃないかなと思います。

あとはShopee輸出のコミュニティとかスクールに入れば、恐らく専用のツールが用意されているかと思います。

もちろん僕が運営しているコミュニティでもツールは用意してあって、
コミュニティのメンバーさんには無料で使っていただいています。
(ちょっとだけ宣伝)

ツールと言っても色々な機能がありますが、最低限以下の機能が備わっていればひとまず実践はできるかなと思いますのでぜひ参考にしてみてください。

  • 一括出品機能がある

  • 24時間自動で仕入元の在庫と価格をチェックして、更新してくれる機能がある

  • Amazonから仕入れる場合は発送が早いPrimeの商品のみ抽出する機能がある(Shopeeは発送期限があるため)

それに加えて、以下の機能もあればなお良いでしょう。

  • web上で動くツールである。(PCにインストールするタイプだと、在庫更新するのにPCを起動し続けなくてはいけない。クラウドデスクトップを契約するという選択肢もあるけど、別途費用が発生してしまう)

  • NGリスト機能がある(出品してはいけない商品をキーワードなどで弾いて誤って出品しないようにする)

  • 複数の国を一元管理できる。(Shopeeは6ヶ国あるのでバラバラだと大変)

  • 日本語の商品データを現地の言語に自動で翻訳する機能がある

  • 柔軟な利益設定ができる

  • バリエーション出品ができる


もし、ご自身でエンジニアに委託してツールを制作してもらう場合は、
上記のような機能を盛り込んでもらえばなかなかいい感じのツールになると思います🙆‍♂️


すみません、ツールのお話が少し長くなってしまいましたが戻します。

上記のようなツールを用意したら、リサーチした商品をどんどん出品していきましょう。

リサーチした商品だけで1000品を出品するのはかなり大変だと思うので、
ちょっとしたコツをお伝えします。

それは、「リサーチして見つけた商品の関連商品も一緒にまとめて出す」です。

詳しく説明しますね。

例えばですが、仮にShopeeで油性ペンの「マッキー」が売れてたとします。
それが黒色のマッキーだとしたら、当然赤色も売れる可能性が高いですよね?
他の色も同様だと考えられます。

そうすると、もし5色セットとかがあればお客さんはまとめて揃えられていいかも知れません。

マッキーは太いタイプや細いタイプもありますね。

お客さんがもし「マッキーしか勝たん」というくらいマッキーが大好きな人だったら、たくさん使うので10本セットとかがあればそっちを買いたいかも知れないですね。

もしかすると、マッキーではなくゼブラのペン自体が需要があるのかも知れません。


こんな感じでどんどん連携ゲームで派生をさせていきます。

そして、無在庫なので派生で思いついた商品が実際に売れてるかどうかを調べる必要はありません。

例えば上記で言うと、とりあえずゼブラのペンを全部出品しちゃえばOKです。(例えなので、実際にゼブラのペンが売れるわけではないです。)

出してみて、全然見られもしない商品は取り下げればいいし、
その中から新しく売れる商品が見つかったらラッキー。そんな感じです。

そうすれば1,000品は結構簡単に埋められるはずです。

このように出品するメリットは簡単に枠を埋められるだけではなく、
売れてる商品に関連する商品もまた同様に売れる可能性が高く、かつライバルがまだ少ない商品である可能性があるため、
しっかりと利益の取れる価格で販売できる可能性があると言うことです。

あえてしつこく「可能性」という言葉を使いましたが、
無在庫販売は、「1個1個を確実に売る」のではなく、

売れる可能性の高い商品を1品でも多く見つけて、大量に出品することで「ショップ全体で見て売れる確率を増やしていくゲーム」と考えると分かりやすいかと思います。

そして最後に大事なポイントを1つお伝えしておきます。


それは、「最初から利益を取ろうとしないこと」です。


1日でも早く利益を得たい気持ちは非常に良く分かりますが、
焦ってしまうと結果的に遠回りすることになってしまいます。

最初から利益を取ろうとしてはいけない理由は3つあります。

  • 需要があるかないかの見極めが難しくなるから

  • Shopeeは積み上げが大事だから

  • 目的はPreferred Sellerになることだから

順番に説明していきます。

まず、「需要があるかないかの見極めが難しくなる」について。

ここまでしつこくお伝えをしてきていますが、
無在庫の基本は、
とにかく出品→需要のある商品を派生させる→需要がない商品を取り下げる
この繰り返しです。

この、需要があるかないかの判断をする際に、「価格」という要素が加わってしまうと、
本当にその商品の需要がないのか、それとも単に価格が高いから購入されないのか、というのが分からなくなってしまいます。

まずは利益を取れるか取れないかくらいの出品価格に設定しておけば、
「価格が高いから売れない」という要素を消すことができます。

利益が取れない価格で販売してるのに売れない、全く見られもしないのであれば、このSTEP2の段階では【需要なし】と判断してその商品は出品を取り下げちゃいましょう。


次に「Shopeeは積み上げが大事だから」について。

前半部分でShopeeというモールの特性についてはお伝えしましたが、
Shopeeでは1つの商品を売れば売るほどモール内SEOが強くなるため、
最初の段階では利益が取れなくても、数をたくさん売って上位表示されるようになれば、
ライバルより多少金額が高くても購入してもらい続けるようになるのです。

最後に「目的はPreffered Sellerになることだから」について

これが一番大事です。
ここでの目的は、あくまでも最短でPreffered Sellerになること。

なので僕は、利益を取らないどころかガンガン赤字で販売しまくりました。

というのも、Preffered Sellerになればすぐにその赤字は回収できると分かっていたので、
ちょこちょこ薄利で販売して時間をかけてPreffered Sellerになるよりも、

赤字で一気に販売してすぐにPreffered Sellerになった方が、
結果的に得られる利益は多い、という考えです。

赤字を【広告費】だと捉えれば良くて、

Preffered Sellerにさえなってしまえばもう赤字で販売する必要もないので、
そう考えれば全然安いものですし、非常に理に適ってるかなと思います。


念の為お伝えをしておきますが、赤字で販売するのであればダラダラと売らず、振り切って一気に売っちゃいましょう。

赤字で販売してるのにPreffered Sellerになれなかったらただの損ですから…笑

目先の利益を追うのではなく、長期的な目線でしっかりと価格設定の戦略を考えることが大切です🙆

無理に赤字で販売する必要はもちろんないですが、
赤字で販売する場合は、しっかりと利益計算をして無理のない範囲でやりましょう…


ポイント

  • 無在庫販売用の出品管理ツールを使う

  • リサーチした商品から派生させて出品上限まで出品する

  • 需要があれば更に派生して出品する、需要がなければ取り下げて新たに他の商品を出品する

  • 最初から利益を追わない。

  • 攻めれる人は赤字でもいいから一気に売る


STEP3. 優良セラー(Preferred Seller)になる


ボリュームが多くて一生終わらないんじゃないかと思いながらnoteを書いてますが、とうとうここまでやってきました。

いよいよ、待望の【Preferred Seller】の称号を手にいれる時です。

Preferred Sellerについては、冒頭でもお伝えをしましたが、販売する国によってPreferred Sellerになるための条件が異なります。

2024年4月11日現在のフィリピンの場合、
いくつか条件がありますが、注文数でいうと30日間で50件以上が条件となります。

他に気をつけるべきところはペナルティポイントくらいで、
あとはちゃんとしっかりと運営をしていたら普通に達成できるかと思います。

ペナルティポイントについては、「1」でもつくとPreferred Sellerにはなれないので注意が必要です。

よくあるのが規約違反となる商品を出してしまってペナルティポイントがつくことなので、
出品前にしっかりと国ごとに取り扱いしてはいけない商品を理解しておくことが大切です。

「武器」関連でもペナルティがつくことも多く、武器自体は当然ダメですが
フィギュアなんかでも武器を持ってるようなものがペナルティ対象になってしまったりもします。

この辺りは出品したら絶対にペナルティがつくというものではなく、
他にも出してるセラーがいるのに自分だけペナルティがつくということもあり線引きが曖昧な部分ではあります。

確実にPreffered Sellerを取りに行くのであれば、最初はこの辺りは避けておくのが無難でしょう。


お伝えはしておきますが、「Preferred Sellerを目指そう!」とは言ってるものの、上記のような理由でなれない場合も当然あります。

ただ、Preferred Sellerになれないからと言ってじゃあShopeeはもうあきらめた方がいいかと言ったら全くそうではなく、

STEP2の手順を続けていればPreferred Sellerではなくても、一定の基準を満たすことができれば出品上限を3000品、5000品と増やしていくことは可能なので心配はいらないです。

ただ、実績を積むスピードが少し遅くなってしまう程度だと捉えていただければ大丈夫です。

また、バリエーション出品をすることができるツールであれば、
1品の出品枠で複数の商品を扱うことができますので、
1000品の出品枠でも1000品以上の商品を扱うことも可能です。

ちなみに僕がこの実績を出した時は、まだツールにバリエーション出品機能がなかったので、
最初からバリエーション出品していけばもっと上の結果も出せたと思います。

ちなみにペナルティポイントは交渉をすれば取り下げてもらえる場合もありますので、もしペナルティポイントがついてしまった場合は必ず交渉を試みてください。

また、Shopeeではペナルティポイントが3ヶ月に1度リセットされて0に戻りますので、そのタイミングでPreferred Sellerに再挑戦していきましょう!


繰り返しになりますが、

Preferred Sellerになれれば圧倒的に結果を出しやすくなりますが、
なれなくても結果を出せないというわけでは全くありません。


ポイント

  • Preferred Sellerの達成条件は国ごとに異なるのでしっかり理解する

  • ペナルティには要注意。出品禁止商品をしっかり理解する

  • Preferred Sellerになれなかったとしても大丈夫。出品上限3000品、5000品達成を目指す。

  • ペナルティポイントは3ヶ月に1回リセットされる



STEP4. ジャンルをある程度絞って、また上限まで出品する


さぁ、Preferred Sellerになったら出品上限が1万品まで増えているはずです。
(なれなかったら3,000品、5,000品を目指しましょう)


ここにくるまでにかなり苦労された方もいるでしょう。

もしくは辿り着けつけずに「Shopee全然稼げない!」と言って
諦めてしまった方もいるでしょう。


しかし、僕からすれば、
ここに辿り着いてからがShopee無在庫輸出のスタートです。

これまでのは肩慣らし、下ごしらえ、ウォーミングアップです。

楽しくなってくるのはここからで、いよいよ利益回収フェーズに突入していきます。


まずは僕の推奨する戦略をお伝えします。

  • 専門店化する

これです。シンプルイズベスト!
なぜ専門店化することを推奨するかというと、以下の理由からです。

  • Shopeeはお客さんとのやり取りがチャットなので、距離感がとても近い

  • 偽物を扱うセラーが多くいる

  • 安心感を担保する

  • 「このお店なら探してるものが見つかるかも」と思ってもらえる

  • ショップ内の回遊率が上がる(広告の費用対効果も上がる)


STEP2では無在庫のノウハウ的な部分をお伝えしてきましたが、
ここからはビジネスの本質的な話になります。

ビジネスで稼ぎ続けるためにはライバルとの「差別化」が非常に大切ですが、
最強の「差別化」は【信頼・安心感】だと僕は考えています。

自社ショップでもこの部分を一番強く意識して運営を行い、結果に繋げてきました。

特に新品で無在庫販売をする場合、扱う商品というのはどうしてもライバル同じようなものになってきてしまいます。

では同じ商品が同じ価格で出品されているとして、
販売実績が全然ないセラーと、販売実績が豊富で評価も良いセラーどっちから買いますか?

偽物だったりちゃんと届けてもらえなかったりする中で、
確実に手に入れたい商品があったら、
ジャンルがバラバラで色んな商品を扱ってるショップと、そのジャンルに特化した専門店、どちらの方が安心して買えますか?

そういうところを突き詰めていった結果、
Shopee輸出においては、Preferred Sellerを目指し専門店化する、というのが最強という結論に行き着きました。

それに、前述の通りShopeeはお客さんとの距離感がすごく近くて、
コミュニケーションが取りやすいので、そう言った意味でも専門店と相性が抜群にいいんです。

あと、やっぱり偽物だったりちゃんと届かないっていうことも多いので、
しっかりと商品を梱包をしてしっかり期日内にお届けをしてコミュニケーションもしっかり取ってれば、めちゃくちゃ高確率でリピーターになってくれるのもShopeeの特徴でもあります。

こういった部分で差別化をしっかりと行っていき、

「あなたから購入したい」と言ってもらえるような運営をしていれば、

今後ライバルが増えても価格競争に巻き込まれずに、しっかりと利益を得続けることができるようになります。


また、「販売実績を積む」ことでSold数やレビューによる信頼・安心も得られますし、単純にSEOが強くなって売れやすくもなるので、

この段階でも戦略的に価格を下げて、まずはとにかく数を売る、といったこともとても大切です。


長くなってしまいましたが、
そんなわけでShopee輸出では専門店化することを推奨しているわけですが、

いきなり1つのジャンルに絞っていくのはなかなか難しかったりするので、
まずは2〜3ジャンルくらいに絞っていくのがいいかと思います。

その中でよく売れるジャンルを少しずつ厚く出品していき、
最終的に1つの専門店にしていくのがスムーズです。


若干話は逸れますが、
Shopeeは1つのアカウントで同じ国を2店舗作れたりもします。

もし2ついい感じのジャンルが見つかったら、
それぞれで専門店化してもいいですし、1つは専門店、もう1つは雑多なカテゴリーっていう考え方でも良いと思います🙆‍♂️

そんな感じで、【STEP2】と同じ流れで出品上限を目指して引き続き頑張りましょう。


ポイント

  • Preferred Sellerになってからが本当のスタート

  • Shopeeの仕組み上、専門店化していくのがオススメ

  • 「信頼・安心」を積む

  • ライバルが増えても価格競争に巻き込まれない戦略が大事


STEP5. データを分析する


まだ途中ではありますが、ぶっちゃけると僕が2ヶ月目で約50万円の利益を出せたのは【STEP4】までの部分でです。

最初から良いカテゴリーを見つけられたのと、年末の一番売れやすい時期だったからというのもありますが、
ここまでの内容をきちん理解して継続して実践していれば月20〜30万くらいの利益は出せるようになっているはずです。 

多分、きちんとやれていればここまでで3〜5ヶ月くらいが目安になるかと思います。

で、大体の人はこの辺りで満足して手を止めてしまうのですが、
利益を上積みしていくために必要なのはここからです。
(あれ、これさっきも言ったような…。まぁいいか。)

【STEP5】では、
売れている人は更に売り上げを増やすために、
いまいち売れてない人は、売れない原因を特定して売れるようにしていくフェーズになります。

【STEP4】ですでに上限まで出品したかと思いますが、
だいたい出品してから2週間〜1ヶ月程度経過すれば、ある程度のデータが蓄積されているので、それを元に分析を行っていきます。

無在庫で大量に出品する場合は売れてる商品を中心にその周りの商品をガサっと出品していくので、

やはり中には全く需要のない商品も混ざっています。
こういう商品は出していても意味がないどころか、質の高い専門店にしていく上で邪魔になってしまうこともあります。

その反対に、
よく売れる商品、たくさん見られる商品も必ず出てきますので、
どういった商品が需要があって、どういった商品が需要がないのか、

具体的なShopee上での見方は割愛しますが、Shopeeの「Business Insights」というところで閲覧数やカート追加数、購入数などを確認することができますので、

感覚ではなく実際に数値を見ながら見ていきましょう。


更に深掘りをしていくと、

よく見られている、カート追加はされるが売れない
→価格が高い
→「Flash Deals」(タイムセール的なやつ)で購入を後押し

CVR(購入率)は高いけど閲覧数が少ない
→閲覧数さえ増やせれば主力商品になる可能性がある
→画像の作り込み、SEOを意識したタイトル付け、広告で露出を増やす

などなど、データが貯まることで色々なことが見えてくるようになります。
これも無在庫のメリットの1つで、
「出品する」ことがリサーチを兼ねるので、

売れるか売れないか悩んでる暇があるならとりあえず出品すりゃ分かる。

というのが無在庫の答えとなります。


ポイント

  • 取りあえず上限まで出品すればある程度は利益を出せるが、更に利益を出していくためにはそこからの改善が重要

  • 感覚ではなく数値を見て需要を理解する

  • データを見ることで売れない原因やどうしたらもっと売れるかが分かる

  • 無在庫は「出品」がリサーチを兼ねる



STEP6-1.商品を入れ替える


さぁいよいよ、この記事も終わりが近づいてきました。

【STEP5】でデータを分析したら、
需要のない商品(ある程度の期間、全く見られていない商品)は出品していても無駄なので、削除しちゃいましょう。

削除すればまたその分の出品枠が空くので、
そこにまだ出せてなかった商品や、その間に出た新商品などを追加していきます。

特に新商品なんかは常にアンテナを張っておいてすぐに出品すれば、
ライバルがまだ全然いない状態で販売することも可能
ですので、
シンプルですがかなり有効です。

あとはもう単純で、ひたすらこれを繰り返していくことで、
一番最初はざっくりと出品して、需要のある商品もあれば全く需要のない商品も結構混じってるというところから、
少しずつ需要のある商品しかないショップに仕上がっていきます。

専門店にしていく上では、
とにかく出品上限MAXまで出し続けるという考え方もありますが、
僕は最終的には需要のある商品だけ残した方がいいと考えているので、
結果的に出品上限に達していないというのは全然ありだと思ってます。

ただ、それはやることやり切った後の話なので、
やはり基本的には上限まで出品して、リサーチしつつ利益を出していくというのが良いかと思います。


STEP6-2.改善・更なる差別化を図る


【STEP5】と重複する部分もありますが、
無在庫の王道戦略はまずはとにかく出品すること。

リサーチも兼ねて販売をしていき、
フワッとしたところから徐々に商品リストの精度を高めていって、利益を出しながらショップを強化していくといった流れです。

結果がなかなか出ない人に多いのが、
ショップのデザイン構築だったりとか、1品1品に丁寧に作り込むことに時間をかけてなかなか出品数が増えない、というパターンです。

もちろんそういったことは売り上げアップのためにすごく重要なことです。
でも、売れるか分からない商品に対して時間をかけるのは、非常に効率が悪いと思いませんか?

であれば、
無在庫で作り込みなんか一切せずまずはとにかく出品をする。
その中で利益が取れた商品というのは、作り込みを全くしてない状態で売れてるので、そういった商品を更に売れやすくするために作り込みをする、という順番の方が圧倒的に効率的というのが僕の考え方です。

例えばですが、
商品が売れて手元に届いたら、ただの白抜き画像から実際の商品の写真に差し替えるとか、商品を販売したついでに商品ページを強化していくのが理想的です。

ショップデザインにしても、どのジャンルで行くか方向性が決まって売れる商品が分かってからの方が、
そこに合わせてショップの世界観を作り込んでいけばいいので、かなりやりやすくなるはずです。

(ここまできたら結構利益出てるはずなので、こういう手間のかかる作業はその利益を使って外注化しちゃいましょう)

挑戦してから利益が出るまでに時間がかかってしまうと、
なかなかモチベーションを維持するのも大変なので、

そういった意味でも早く販売をして、「利益を得る」という経験をした方が良いと思っています。

売れ始めてしまえば、もうやるしかないですからね笑


まとめ


ここまでのことが全てできたのであれば、
普通にやってても僕が2ヶ月で出した実績はほぼ間違いなく超えてると思います。

うちのコミュニティに所属している超ベテランの方は、
初月でなんと20万円以上の利益を出すこともできています!(やばすぎ)

なので、半年もやれば月の利益100万円を超えてくるような人も当然出てくるでしょう。

まぁこの方は僕が知ってる限りでも本当にトップセラーの方なので、
例外だと思ってもらった方がいいですが笑

でも、何か特別なことをやってるわけではなく、
本当にこのnoteに書いてあるようなことを徹底してやられているだけです。

なので、Shopee無在庫輸出で売れるようになりたい!と思ったら、

変に差別化とか考えてトリッキーなことをせず、
基本に忠実にコツコツ積み上げていけば必ず結果は出ます
ので、そこを徹底してやっていきましょう。


【番外編】 広告運用をする


僕は自社ECでFacebook、Instagram、Google、TikTok、Pinterestなどに毎月100万円以上の広告費をかけて日々データ分析をしていまして、
個人規模レベルの中では割とガチ勢だと思うので、広告について語ろうと思うと、多分ここまでと同じくらいのボリュームが必要になってきます笑

とは言いましても、Shopeeで使える広告はそこまでやり込み要素はないので、簡単に触れておしまいにしようと思います。

まず、Shopeeの広告「Shopee Ads」を利用するためには、
事前に広告費をチャージする必要があるものの、

クリック課金制なので、クリックされることがなければ費用は発生しないため割と気軽に試すことができるかなと思います。

商品ごとに広告をかけていく流れになるのですが、
出品したばかりでデータがない状態でどの商品に広告をかけるかを判断するのは非常に難しいところではあります。

が、シンガポールであればAIが最適な商品を自動で選択してくれるような広告もありますので、その辺りから試してみるのがオススメです。

その他の国の場合は、
基本的には「CVR(購入率)」が高い商品からやるでOKです。

CVRが高いということは、見られた回数に対して購入される確率が高いということなので、
クリック課金制の広告と非常に相性が良いです。

また、どの目的で広告をかけるかによっても考え方は変わってきて、

例えばプリファードセラーになるため、出品上限を増やすためにとにかく赤字でもいいから受注数を増やしたい、ということであれば、

ライバルがたくさん売ってる商品を最安値にして広告をかければ、
注文数自体は比較的簡単に増やすことができます。

専門店にして、これからどんどん売って足場を固めていこうという段階であれば、
色んな商品を薄く広く出して、需要のある商品を見つけ出すために使ったり、売れ筋になりそうな商品があったら利益トントンくらいの価格に設定して、
長期的に考えてとにかくSoldを積むというのもありです。

いずれにしても、広告効果を最大化するためには、広告に出す商品の画像はしっかりこだわったり商品ページの作り込みはしておいた方が良いでしょう。

専門店であればついでに他の商品も見てもらいやすいので、広告効果は高まります。


次に、「広告費はどれくらいかければいいの?」という部分ですが、
Shopee Japanでは月最低でも200USD(約3万円)を推奨しているので、
1日1,000円程度になります。

色々な考え方があるかとは思いますが、まずはそれくらいから始めてみて、
かけた広告費よりも利益が取れてれば予算を増やして、反応が悪ければ下げたり止めたりするでOKかと思います。

広告運用において大事な考え方は「一発で上手くいくと思わない」ことです。
これまで語ってきた無在庫の考え方とほとんど同じですが、
とりあえず広告を出してみて、データを見て改善。
これを繰り返してプラスに変えていくことが大切です。


あーやっぱり広告の話になると長くなってしまいそうです笑

もっと聞きたい方はコミュニティの勉強会などで話したりしてますので🤣



最後に…


ここまで長い文章を読んでいただきありがとうございました。
いかがだったでしょうか?

noteで記事を書くのが初めてだったので、かなり気合いを入れて書いたのですが、
少しは皆さんのお役に立てたでしょうか?


長すぎて3週間くらいかけて書いたので、もしかすると同じこと何回も言ってしまってたかもしれませんが、
何回も言っているということはそれだけ大事なポイントだということでご理解ください😅

あまり難しいことは言っていないと思うので、
「え、こんなもん?」と思われた方もいるかも知れません。

まぁでも、こんなもんなんです笑


正直言って、Shopee無在庫で利益を出すのにセンスは必要ないです。

もちろん人によって結果が出るのが早い遅いはありますが、
この記事の内容をしっかりと継続していただけたら間違いなく利益が出るようになります。

この通りにやっても全く1つも売れないっていう方は僕に連絡してください。
そこはこの記事を書いた責任として、利益が出るまでサポートしますので笑



Shopee輸出コミュニティのご紹介


最後に、ここまで一生懸命書きましたので宣伝を少しだけさせてください。

・Shopeeをすでにやってるけど、なかなか成果が出ない方
・すでにやってて、利益出てるけど更に上を目指していきたい方
・まだやってないけど、この記事を読んでちょっとShopeeやってみようかなと思った方

4月15日〜21日までの間、僕の運営しているShopee輸出コミュニティの2期メンバーを募集します。

1期では100名を超える方にご参加いただいて、
日々コミュニティ内では情報交換をしたり、困った時は助け合ったり、
毎月オフラインで勉強会、懇親会を行ったりしています♪

画像

また、コミュニティ参加者にはShopee無在庫輸出を実践するために必須な無在庫ツールや、
コミュニティ限定の発送代行サービスなどを提供させていただいていたり、
困った時はZoomサポートなども行ったりしています。

Shopeeで結果を出すために必要な環境は揃っていると自負しています。



最後までnoteを読んでいただいて、
せっかくの機会ですので、僕と一緒にShopee輸出に本気で挑戦してみませんか?😊

詳細についてはこちらで案内をさせていただいてますので、
もしご興味がありましたらぜひご一読ください。

※募集期間中以外の参加は原則お断りをしておりますのでご注意ください。


また、僕の強みは自社ブランドの自社ショップ運営で全くの0からSNS集客を成功させた経験があるということです。

モールに依存しない収益を作るということは、この先長く稼ぎ続けるためには必要なスキルになると考えています。

これまでモールで幾度となくアカウント停止を経験してきたからこそ、
ここは本当に強く思います。

東南アジアという市場においても、自社ショップでの収益を作るということを前提として、
まずはShopeeという結果が出しやすいプラットフォームで市場調査も含めしっかりと収益の柱を確立し、そこから次のステップとして自社ショップに挑戦していくという流れで動いています。

自社ショップで成功するために必要なSNS運用、広告運用も、
知識や経験がありますので正直かなり自信はあります。

この辺りの攻略についても、コミュニティ内で共有をしていきますので、
プラットフォームに依存しない物販に挑戦したいという方も、

ぜひぜひご参加いただければと思います😊



最後の最後となりますが、

この記事の内容について、分からない部分やもう少し聞いてみたいという部分が出てくるかもしれません。

そんな方のために、今回だけ特別にサポートさせていただく窓口を用意しました。
もしご質問等がありましたら、こちらからお気軽にご連絡ください。

コミュニティに関するご質問でも受け付けます😊

↓ ↓ ↓ ↓ ↓


このnoteが役に立ったよー!という方は、
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、感想などを聞かせていただけたらかなり励みになります。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました✨


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