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【FRS】6/12開講式振り返り

私は、岸本英嗣(きしもと ひでつぐ)ともうします。

同性婚をやっている弁護士です。


さて私は、このたび晴れて、日本ファンドレイジング協会さまより、第6期ファンドレイジング・スクールの受講を許可され、先日6/12に、オンラインでの「開講式」なるものに参加してきました。

開講式が終了してヘロヘロになっていたところ、

各研修・ゼミの後、ご自身の名前の欄に「振り返り」の記入をお願いします。【期限:1週間以内または次回の研修まで】

との非情な通告をいただき、ベートーヴェンばりの歓喜の涙を流しながら、いまこうして文章を綴っているわけでございます。


「振り返り」とは!?

振り返りとかマジめんd…という気持ちをこらえつつ、とにかくやるしかない。いきなりの課題スルーはさすがに印象が悪かろう。

ひとまず、課題の内容をもう一度確認することにしました。

「各研修・ゼミの後、ご自身の名前の欄に「振り返り」の記入をお願いします。」

…実質的には命令であるにもかかわらず、表現は丁寧なのがホラー感を増していて、じつに趣深いところですが、ところで、「振り返り」とはなんだろう?

●辞書(旺文社 国語辞典11版)

①うしろをふりむく。かえりみる。

②過ぎた昔を思う。回想する。かえりみる。

●直感

「振り返り」といえば、「振り返れば奴がいる」というテレビドラマを思いだしてしまうのが平成サバイバル勢の宿命というもの。

ラストで織田裕二が西村雅彦に刺されたときの衝撃、さらに、「古畑任三郎」で鹿賀丈史が同じ設定で出演したときの衝撃は忘れられない。

●まとめ

以上の、客観面(多数派が承認する意味)と主観面(直感的なイメージ)、両方からの完璧な分析結果を総合すると、どうやら、「振り返り」とは、

過ぎた昔のうち衝撃的なものを思うこと

であると定義できる(できない)。


なにがあったか

では、さっそく、過ぎた昔である開講式当時のことを思うことにする。まずは記憶の概要からいこう。

①開講式開始10分前に、やっと、「zoomのURLってどこに来てたっけ!?」と思い至り、メーリスを確認する。よく読むと、「自己紹介2分」と書いてあって焦る。

②自分の順番まで、自己紹介の内容を考えて(修正して)タイマーを使って練習、を繰り返す。

(余談ですが、あいうえお順で自己紹介をする場合、私の経験則上では、か行は結構得な位置にいると思っている。なぜなら、あ行勢にありがちな、「いきなりオレかよ!」みたいなこともないし、や行勢がいつも味わっているであろう、「私の順番いつなのよ!緊張で疲れてきた…」なんてこともないからである)

③自己紹介をのり切る。「趣味はしめ縄づくり」という聞いたことのない日本語が聞こえてきて画面を3度見する。

④自己紹介終了後、ブレイクアウトルームに連れ去られ、ぎこちない発言をかます。同室の梶原さん、加瀬さん、山本さん、ありがとうございました。

⑤印象に残った自己紹介というお題目で複数の方からご指名をいただく。自己肯定感が少し回復する(^O^)。

⑥「よーし、あとは講義聞いてりゃおわりだー(^O^)」と思った矢先、またしてもブレイクアウトルームに連れ去られ、絶望する。しかし、同室の皆さんの考察がおもしろくて助けられる。梶原さん、加瀬さん、志茂さん、山本さん、ありがとうございました。

⑦「あとは、ホームルームグループの発表とメンターのご紹介でーす!」という言葉を信じて気楽(^O^)に過ごしていると、またしてもブレイクアウトルームへ…。德永さんが一番手でお話いただいた流れにのって二番手でお話させていただく。この空気の中で一番手で手を挙げられた德永さんを尊敬する。中上リーダーに身も心もささげる覚悟を固める。尿意をもよおす。

⑧尿意をガマンしつづけていると終わっていた。


そして衝撃へ

以上の開講式でのできごとのうち、私が衝撃をうけたことは、以下のとおりだ。

①しめ縄づくりを趣味とする人類が存在することの発見

これは人類史に刻まれるべき偉大な発見だと思う。

②「共感のマネジメント」というワード

神さま仏さま鵜尾雅隆代表理事さまより、「ファンドレイザーは、共感のマネジメントが重要」という趣旨の発言があったと記憶している。

非営利法人の経営資源獲得の源泉は、その団体の目的への共感である、ということを再認識させられたという意味で、衝撃的だった。

そして、ややホコリをかぶった「認定ファンドレイザー必修研修テキスト」を久しぶりにひも解いてみたところ、序章くらいのところにそれが書いてありました(汗)

これから、スクールでは、いろいろと難しい理論や技術を教わることになると思いますが、「ファンドレイザーとは何か?」という基本・土台を固めることに注力したいと思いました。

ファンドレイザーの定義                      1.団体の活動や魅力の発信力を高めて、外部からの経営資源を集めることができる人                            2.組織や財源の強化を通じて、活動や組織を成長させることができる人3.倫理を守って寄付市場全体を成長させることができる人

課題

私は、学ぶためにここにきている。

しかし、私以外の受講生の皆さまの優秀なことよ。気おくれしかしない。


しかし、…なぜ気おくれするのだろう?

自分が劣っている、と思うからだろう。しかし、優れているとか、劣っているという評価自体、基準自体があいまいで、単なる印象に基づくものであることが多く、それを論じること自体がナンセンスだし、そのような評価に一喜一憂することの愚かさよ(詠嘆)

また、上記のとおり、私は学ぶためにここにいるのだから、まわりの皆さまが自分より優秀であることは、得しかないハズだ。なにを落ち込むことがあるというのだろう。いや、ない。

そのような不要な感情にとらわれないようにするためには、何よりも私自身が、上手くやろうとしない、それっぽくやろうとしない、とすることが重要であり、今後忘れてはいけない課題だと考える。

そして、愚直に、「認定ファンドレイザー必修研修テキスト」を読み込む。これに尽きる。


トップ画像:日本ファンドレイジング協会さまHPより引用





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東京都内で弁護士をしています。 社会活動支援と麻雀を中心に活動しています。
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