日本で最大級の生徒数を誇る通信制高校の松山キャンパスが今月開設され、９日にはじめての入学式が行われました。
開設されたのはＮ高等学校・Ｓ高等学校の松山キャンパスです。
「Ｎ高・Ｓ高」はインターネットを活用した通信制高校で、全国各地にキャンパスがあり、今月開設された松山キャンパスでは５つあるコースのうち通学コースと個別指導コースで合わせて１００人を受け入れられるということです。
９日は通学コースの入学式が全国に６９あるキャンパスをネットで繋いで行われ、松山市出身でＮ高・Ｓ高を運営する学校法人の理事を務める川上量生さんが「友達を作ることで成績も上がる」などと新入生らを激励しました。
さらに、スペシャルゲストとして、歌手で俳優のＧＡＣＫＴさんが那覇キャンパスに登場し、全国の新入生らに「何かで立ち止まったり足が踏み出せなくなったときはこの２つのどちらかを選択します。…やるかもっとやるか」などと激励のメッセージを送りました。
松山キャンパスの２つのコースでは、週に通学する日数を選ぶことができ、英語や数学などといった高校卒業に必要な基礎学習に加えて、プレゼンやグループワークなどのプロジェクト型学習も対面で学べるということです。
松山キャンパスに転入した生徒は「友達付き合いもうまくしながら、かつ新しいキャンパスなので、来年度に向けて雰囲気作りなどもしていけたらと思っています」などと話していました。