この春から新たな学び舎でスタートする子どもたちもいます。高知県安芸市立安芸中学校ではピカピカの新校舎で開校式が行われました。

安芸市立安芸中学校は、清水ヶ丘中学校と旧安芸中学校が統合し、安芸市土居に新校舎が建てられました。

安芸市の野良時計をモチーフにした時計台がシンボルマークの新校舎は南海トラフ地震の津波浸水想定区域外に建てられていて、屋内運動場や教室に冷暖房を完備するなど、避難拠点としての機能も備えています。

8日行われた開校式には、清水ヶ丘中学校と旧安芸中学校に通っていた2、3年生168人が参加し、まだ歌いなれていない新しい校歌を真剣な表情で歌いました。

(3年生 小松洵さん)
「新しい環境になってすがすがしい新鮮な気持ち。みんな新しい環境で授業できるのがすごくいいんだなと思ってます」

(3年生 西田柚稀さん)
「全校生徒の人数も増えて、これからいろんな不安とかもあるけど、勉強も友達関係もちゃんと切り替えをつけて、学校生活を過ごしたいなと思ってます。(新校舎は)きれい。過ごしやすそうです。心も改まるような」

今年入学した1年生は90人で、合わせて258人の生徒たちが、新たな学校生活をスタートさせました。