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国王陛下の初恋【ゴンドールの大陸 外伝】 作者:芹沢 まの
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花園

 腕に抱いた少女の魅惑的な体に誘われるまま、ヨーゼフは夢中でその肌を愛撫した。

 欲望の赴くままに吸い付けば、少女は体の下で身をよじって抗う。そのか弱い抵抗は、己の中の猛りをかえって煽った。

 逃れようとする少女を抑えつけ、柔らかい胸の膨らみに顔を埋める。


 ”いや…やめてください…いや…!”


 何処からか聞こえる涙混じりの声で、ふとヨーゼフの中に疑問が湧いた。自分が今抱いているのは誰だろうかと。

 ヨーゼフは身を起こし、少女の顔を改めて確認した。

 組み敷いた少女の顔は涙に濡れ、乱れた金色の髪が張り付いている。頬は絶望に蒼ざめ、その目は堅く閉ざされていた。

 それが誰かを認めた瞬間、ヨーゼフの全身から血の気が引いた。


―――アイリス…!!!




「――っ…!」


 ビクンと体を震わせ、ヨーゼフは寝台の上で目を覚ました。

 意識が現実を取り戻す僅かの間、呼吸すら忘れて硬直する。やがて見開かれていた目から力が抜けると、長い嘆息とともに、またゆっくりと瞼が下ろされた。


―――夢…か。


 ヨーゼフは片手で目を覆うと、自己嫌悪の闇に入りこんだ。

 また、同じ夢を見た。

 手に残る生々しい肌の感触と、取り返しのつかないことをしたという絶望感が尾を引いて自分を苛む。アイリスの肌を見てしまったあの日から、同じ目覚めを何度も繰り返していた。

 まるで自分の醜い欲望を見せ付けられているかのようで、目が覚める度に自責の念に囚われる。


 当然あの日以降、ヨーゼフがアイリスの部屋で寝るようなことは無かった。同じことを繰り返すまいと酒の量も気をつけている。

 アイリスは今までとなんら変わらない。

 彼女はあの日ヨーゼフがしたことを知らないし、相変わらず会えば無邪気な笑顔を見せてくれる。

 だからこそ、なおさら辛かった。あの子を愛おしいと思っている自分を自覚してしまった今、その想いを隠すのが精一杯だった。

 

 求めれば、あの子は拒否はしないに違いない。拒否できる立場でないから。

 けれどもその結果、あの夢のように深く傷つけるのは目に見えていた。


 そんなことを望んでいるわけじゃないんだ――。


 今更綺麗事をと己を自嘲しながら、ヨーゼフは漸く寝台から起きあがった。


 ◆


 アイリスが後宮にあがって、いつの間にか2ヶ月が経っていた。

 最近ではヨーゼフがアイリスの部屋を訪れるのは基本的に昼の時間となっていた。政務の空き時間に息抜きのため訪れたり、時折昼食をともにしたりしている。

 明るいうちの方が自制が効くと考えてのことだが、どちらにしろ2人になれば胸が騒ぐのは止められない。それでも会う時間を減らすという道は選べず、ヨーゼフは今日もアイリスの部屋で午後のお茶を楽しんでいた。


 開け放たれた大きな窓から舞い込む風は穏やかで、優しい緑の香りを運んでくる。澄んだ青空を背負うアイリスの金色の髪は日を受けて輝き、夜の時とはまた違う美しさで彼女を引き立てていた。

 カップが空になれば、アイリスが手ずから注いでくれる。昼も夜もそのやりとりは変わらず、いつもまにか当たり前の光景となっている。

 ポットを傾ける彼女の瞳に影をつくる長い睫毛に見惚れながら、ヨーゼフはまたささやかな幸せを実感していた。


「お仕事…お忙しいんですか?」


 不意にアイリスがそう訊ねた。ずっと見ていたせいでこちらを向いたアイリスと視線がかち合う。ヨーゼフは誤魔化すように目を逸らすと、カップに手を延ばした。


「…いや、そうでもないかな。だいぶ落ち着いたよ」


 アイリスはポットを下すと、軽く首を傾げて言った。


「そうなんですか?最近夜はご多忙でお時間がとれないと伺ったので…」

「あぁ…、夜はね。人に会う約束が入ったり、夜会に招ばれたりするから…」


 慌てて言い直したヨーゼフに、アイリスは「そうですよね…」と呟きながら腰を下した。

 その声が残念そうに聞こえるのは自分の願望のなせる業かと思いながらも、夜に来なくなったことを気にして貰えるのは素直に嬉しかった。


「きみは何か不便は無いかい?」

「何もありません。この宮は蔵書が豊かで少しも退屈しないんです。食事も美味しくて食べ過ぎるくらいで…。ここへ来てから太りました」

「いや、全然変わらないよ」


 アイリスはくすっと笑うと、「脱いだら大変なことになってます」とおどけて言う。


「…なってないと思うけどな…」


 つい先日見た彼女の細い体がふと脳裏に甦る。

 無意識のうちにアイリスの顔に当てていた視線が下に降りたらしく、アイリスがさっと両手で自分を抱きしめた。


「あぁ、ごめん!」


 我に返って謝ると、アイリスはじっとヨーゼフを睨む真似をしてみせる。


「…確認しないで下さい」


 本気で怒っているわけではないことが分かる冗談混じりの訴えに、ヨーゼフは笑みを洩らして言った。


「いや心配いらない。透視は苦手なんだ」


 ヨーゼフもおどけて返すと、2人の間には笑い声が弾けた。

 

 最初の頃に比べて、アイリスからは明らかに堅さが抜けていた。こんな軽口も交わせるようになったことが、それを証明している。

 国王と知られてから一度大きく開いた彼女との距離が少しずつ縮まっている。それがどんな意味合いであったとしても、嬉しい事には違いない。

 

 笑い声がおさまると、入れ替わるように鳥の声が耳に届いた。アイリスがふと外を見る。

  

「アリステアは平和ですね」

「そうだね…今は」


 ヨーゼフはそう応じると、カップを口に運ぶ手を止めた。


「…そうか、きみは戦争の記憶はほとんど無いんだね」

「はい」


 時々忘れそうになるが、アイリスはまだ15歳なのだ。戦争が終わる前に生まれているとはいえ、当時まだ物ごころはついていない歳だ。

 改めて歳の差を実感し、ヨーゼフは内心で苦笑した。

 窓の外を眺めながら、アイリスは囁くように言う。


「…でも、父からはよく戦争の話しを聞かされました。二度と起こってはならないと…そう言って…」

「その通りだな」


 ヨーゼフは茶を一口飲み下すと、カップをテーブルに戻した。艶やかな白い磁器が、受け皿に当たっていい音を立てる。


「恐ろしいのは、戦争を起こすのも止めるのも王という立場の人間に委ねられる現状だな。私は神の力を持たないただの人間なのに、この手に余る権力を委ねられている。国を豊かにするのは国民の手によって行われていて、私自身は何も作ることはできないのにも関わらずだ。…せめて私にできる事は、二度と戦争という悲劇を繰り返さないようにすることだけだ」


 口を閉ざすと同時に沈黙が流れる。ふと気付くと、アイリスは黙ってヨーゼフを見詰めていた。

 その真摯な瞳に我に返り、ヨーゼフは「ごめん。こんな話はつまらないね」と硬くなった空気を払うように片手を振った。


「いいえ、そんな…!」


 アイリスが慌てて首を振る。


「――そういえば、キースはどうしているかな。連絡はとっているのかい?」


 話を変えるために出したキースの名に、アイリスは一瞬言葉に詰まった。ゆっくりと首を振り、「いえ」とだけ応える。

 短い返事からでも、彼女の寂しさが伝わる。まだキースは幼いのだから手紙を交わすのも難しいだろう。気の利かないことを言ったと後悔したが、直後ヨーゼフは名案を思い付いた。


「城へ招待してみるかい?」


 思いがけない提案だったようで、アイリスは目を丸くした。逡巡したようだったが、躊躇いがちに「いいんですか…?」と伺う。

 やはり恋しく思っていたのだ。それでもアイリスの方から願い出ることは出来なかったのだろう。もっと早く気付いてあげられれば良かったと思わずにいられない。


「もちろんだよ、アイリス。私も会いたい。輪投げを見せてもらわないとね」


 以前聞いた話を持ち出してみると、アイリスは嬉しそうに顔を輝かせた。


「是非…。有難うございます!」


 ◆


 その数日後、国王の招待を受けクレイド家の1人息子は城を訪ねて来た。

 正確に言うと、騎士が迎えに行き、無事連れて来られた。


「キース!!」


 騎士により部屋に連れて来られた小さくて愛らしい坊やの姿を見るなり、アイリスは彼に駆け寄った。キースも嬉しそうに手を延ばし、姉の腕の中に飛び込む。

 抱きしめ合うその姿はまるで親子のようで、微笑ましさと同時に、ヨーゼフの胸に鈍い痛みを生んだ。

 これほど仲の良い2人を引き離したのは、他でもない自分なのだ。


「元気?変わりはない?」


 弟の目の前に膝をついて座り、その顔を真っ直ぐ見ながらアイリスが問いかける。キースは小首を傾げて少し考えると、「かわったよ」と答えた。


「おとーさまがキモチワルイ」


 キースの返事に、アイリスもヨーゼフも目を丸くした。


「まえはすぐおこってたのに、なんかニコニコしてて、キモチワルイ」


 アイリスの顔に、嬉しそうな微笑みが浮かぶ。


「…幸せな証拠よ。もとに戻っただけだわ」


 そう言って、キースの頭を優しく撫でた。

 キースとしては大好きな姉を追い出して幸せそうにしている父親を受け入れられないのだろう、納得いかなそうに顔をしかめている。


「キース、ようこそ」


 ヨーゼフはアイリスの後ろから小さなお客に声を掛けた。キースが明らかに好ましくないという顔で、ヨーゼフを見遣る。挨拶には応えず、またアイリスに向き直った。


「なんでこのおじさんが居るの?」


 呆気にとられるヨーゼフの前で、アイリスは慌てて「キースったら!」と弟を咎めた。


「そんな言い方失礼だわ。この方が国王陛下よ。姉さんの旦那様なの」


―――旦那様…。


 そんなアイリスの何気ない一言で胸が熱くなる。我ながらなんと単純なのだろうと、ヨーゼフは内心で自嘲した。

 キースとしてはやはり納得がいかないようだ。姉を奪った男ということはしっかり認識しているのだろう。ヨーゼフを見る目には敵意が滲む。

 どうやら嫌われてしまったらしいと、ヨーゼフは眉を下げて苦笑した。


 ヨーゼフはふと、キースの後ろで控えている騎士に目を遣った。


「ご苦労だった。退がっていい。今夜この子はこの部屋に滞在する。また明日の午後クレイド家へ送って行ってくれ」

「かしこまりました」


 騎士は持っていた鞄と大きな袋をその場に置くと、一礼して退出した。残された物は、キースの荷物らしい。アイリスはその大きな袋に気付くと、「キース、あれなぁに?」と問いかけた。

 キースが姉から離れてちょこちょことそれを取りに走る。重そうに運んでくるのを見て、アイリスが手を貸そうと動いた。キースは傍に来たアイリスにその袋を差し出すと「あげる」と言ってにっこり笑った。


「わぁ!姉さんに??」


 思いがけない贈り物に、アイリスはぱっと顔を輝かせた。受け取った袋を置き、「なんだろう?」と楽しげに覗き込む。中を見たアイリスの顔からふと笑みが消え、代わりに驚きの色が広がった。

 暫く黙ってそれを見詰めていたアイリスは、やがて袋に両手を入れるとゆっくりと中身を取り出した。

 現れたのは、長方形の重そうな鉢植えだった。

 鉢の中には土がびっしり埋まっていて、植物の姿は無い。その土を差し、キースは得意げに言った。


「種まいといたから!」


 それを聞いた瞬間、アイリスは両手で顔を覆った。

 身を縮こまらせ、アイリスは細い肩を震わせた。小さく洩れる嗚咽で彼女が泣いていることに気付き、キースの顔には戸惑いが広がる。ヨーゼフもまたアイリスの涙を見るのは初めてで、情けない程に狼狽えた。


「…アイリス…」


 キースは姉の顔を覗きこむと、心配そうに「…どうしたの?」と窺った。アイリスは顔を覆ったまま、ふるふると首を振る。


「違うの…嬉しいの…。凄く嬉しいの…。有難う、キース…」


 アイリスは涙声でそう言うと、しばらくただ涙を流し続けた。


 ◆


 花を育てるのが好きだったのだと、その後初めてアイリスから聞いた。

 キースはそんな姉の趣味を傍で見てるだけでやったことはなかったようだけが、鉢植えの花達を世話する彼女が楽しそうなのは感じていたらしい。姉へのお土産としてそれを思い付き、とりあえず鉢に土を入れて種をまいて持ってきたようだった。

 華やかでも高価でもないが、それは何よりアイリスの心を震わせる贈り物となった。


 ヨーゼフとアイリスとキースは、3人でしばらく午後のひとときをすごした。

 出されたお菓子を黙々と食べるキースの隣で弟を見守りながら、アイリスは慈愛に満ちた微笑みを浮かべていた。

 テーブルを挟んで向かいに座るヨーゼフは、そんな2人の姿をただ黙って見つめていた。

 キースがちらちらとヨーゼフの存在を気にしている。ふと姉に向かい、「ほんとにおうさまなの?」と問いかけた。


「本当よ」

「ふぅん」


 その目がヨーゼフを見る。アイリスと同じ、澄んだ空を映したような青い瞳だった。


「だったら、おかねもちなんでしょ?お花くらい、買ってくれればいいのにね」

「キースっっ!!」


 慌てるアイリスをよそに、ヨーゼフは思わず声をあげて笑っていた。


「す、すみません…」

「いや、いいんだ。確かにそうだね」


 思えば彼女に何も贈ったことがない。それは彼女が何も欲しがらないからだったが、アイリスは自分から物をねだるような子ではない。

 最近やっと分かってきた。


「分かった。私も姉さんにお花を買ってあげるよ」

「そんな、とんでもない…」


 遠慮するアイリスをよそに、キースは「いっぱいね」とケロッと言った。


「了解」


 物怖じしない強気な瞳にしっかりと約束する。アイリスはそんな2人に口を挟むことも出来ず、困ったように眉を下げていた。


 ◆


 数日後、南の館の庭園には国王の命を受け、あるものが造られ始めた。

 その工事が進む中、側妃アイリスは部屋を移動することとなった。

 新しく彼女に与えられた部屋は南の館の一階で、今までの部屋より遥かに広く豪華な場所となった。国王の部屋にも近くなり、家臣達はアイリス姫に対する国王の深い寵愛を再認識したのだが、実際はこの移動の理由は別にあった。

 

 部屋を替わったその日、様子を見に訪れたヨーゼフにアイリスは「私には勿体無さすぎます」と恐縮した。


「いいんだ。ここでないと私の都合が悪くてね。おいで、テラスに出よう」


 ヨーゼフは戸惑うアイリスを庭園へと促した。その際にアイリスの部屋から一緒に移って来た”キースの鉢植え”を持って行く。

 テラスを空けて外へ出た瞬間、花や草の香りがふわっと漂ってきた。

 幸いにいい天気だ。清々しい風を受け、アイリスが「気持ちいい…」と小さく呟く。

 ヨーゼフは微笑を浮かべると、「こっちだ」と先を立って歩いた。


 ヨーゼフの向かった先には、木の柵で囲まれた一角があった。入口らしきところにまだ建造中のアーチが建っている。それをくぐって中に入ると、アイリスは「わぁ…!」と歓声をあげた。


 周囲は花壇が敷き詰められていた。花壇に花は咲いていないが、それと分かる煉瓦で囲われた区画が、中央に置かれたお洒落な長椅子を囲うようにして形よく配置されている。

 この場にいずれ花が咲き乱れたらさぞかし美しい花園になるに違いない。

 ヨーゼフは長椅子に”キースの鉢植え”を置くと、アイリスを振り返った。


「まだとりあえずの形を造ったばかりなんだ。完成させてしまうよりだんだん造りあげるほうが楽しいかと思ってね。ここで好きな花を育てるといいよ。もちろん、庭師も付けるから、いくらでも指示してくれていい。水が欲しいときはここから…」


 ヨーゼフは井戸から水を引き上げるポンプに手をかけ、アイリスを振り返った。彼女は呆然と、その未完成の花園を眺めていた。放心状態で、どうやらヨーゼフの声は耳にはいってないようだ。ヨーゼフはふっと笑みを浮かべ、そんな彼女を見つめた。

 風が彼女の金色の髪を煌めかせながら優しく揺らす。花園に心奪われる横顔は、触れれば消えてしまいそうに儚げに映った。


「…アイリス?」


 呼びかけると、アイリスは我に返ってヨーゼフを振り返った。


「あ、すみません、私…」

「キースは満足してくれるかな」


 問い掛けると、アイリスは漸くこの花園の意味に気付いたのだろう、驚きの滲む瞳でヨーゼフを見詰めた。改めて花園を振り返り、眩しげに目を細める。


「…悔しがります、きっと」

「そうか。ムキになりすぎたかな」


 頭を掻くヨーゼフに、アイリスが明るく笑う。そんな笑顔が、ヨーゼフの胸を温かいものをで満たしてくれる。

 アイリスはふと長椅子に向かうと、”キースの鉢植え”を手に取った。

 それを愛おしげに見つめる彼女に「それは、どこに置く?」と問い掛けた。


「一番…目立つところに」

「何の芽が出るのかな」

「分からないんです。頑張って、育てないと」

「楽しみだね」

「…はい」


 アイリスの青い瞳がヨーゼフを見る。真っ直ぐに見詰められ、ヨーゼフの胸はドクンと音を立てた。


「有難うございます、陛下」


 囁くようにアイリスが言った。


「……本当に、有難うございます…」


 気の利いた言葉も浮かばず、ヨーゼフはただ首を振って返した。アイリスが優しい微笑みを浮かべる。そんな彼女に目を奪われ、大の男が木偶のように立ち尽くした。


 胸が詰まって、声が出なかった。

 嬉しくて。

 きみが喜んでくれたことが、ただ幸せすぎて――。

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