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愛の偽物に騙されるな。

真面目で頑張り屋さんの女性R様から「今日は私の誕生日だから一緒にお昼ご飯を食べて欲しい」と連絡をもらった。私は、誕生日プレゼントに官能小説を持参して「どこまでも堕ちろ」とメッセージを添えた。R様は「なんでわかったんですか!?」と言う表情を浮かべながら、自分は油断をするといい子になろうと頑張ってしまうのだけれど本当は狂っている人に憧れている、これまで何人もの男と付き合ってきたがセックスを気持ちいいと思ったことはない、毎回都合のいい女で終わってしまうことが多い、坂爪さんに会いたいと思うのは「怒られたい」とか「見透かされたい」と思うからで、これはSMに似ているのかもしれない、と、言った。

私は過去に料理教室を主宰していたが、生徒さんにSMの女王様がいて、料理教室中に全身を縄で縛られて生徒さん達の前に晒されたことがある。目隠しもされたので身動きが取れないばかりか視界も奪われたが、その時に感じた感覚は「これまで感じたことのない自由」だった。自分の全部を他者に委ねざるを得ない状態は、自由なのだ。誤解を恐れながら言うと、人間の中には「加虐の欲望」もあれば「被虐の欲望」もある。幼少期、虫を捕まえて羽を毟ったり殺したりして遊んだ経験がある人は少なくない。恋とも違う。愛とも違う。もっと身勝手で、もっと純粋な、原始的な何かが私たちにはある。

R様は言った。生き方が多様化すると何をしても許される状態になるが、これはとても残酷なことでもあり、選択肢があり過ぎて決めることができない。誕生日だから理想の生き方を考えるが、自分が何を望んでいるのかわからなくなると。私は「子供が親から何をしても許されたら、自分は愛されていないと思うだろう」と言った。何をしても許されるのは、畢竟、お前なんかどうなってもいいと言われていることと同じだ。誰も自分を律してくれない。罪を犯しても、罰が与えられない。罰が与えられないことが一番の罰だ。だったら俺が罰してやる。俺がお前にお仕置きをしてやる。そう思う私は、やはりSMめいたことをしているのだと思う。SMとは要するにコミュニケーションのことだ。

女の秘所は凶暴でグロテクスだ。膣トレとか魔女トレとか言ってないで、そのことを認めろ。ツインレイとか言っている奴は全員やばい。自分が自分にフィットすれば恋人がいるかいないかなどどうでもよくなる。ツインレイとかワンネスとか言っている間は自分を見ないで済む。だから、自分を見ないで済むものに嵌る。嵌れば嵌るほど腐る。スピリチュアルに嵌った奴らの顔をよく見ろ。あいつらは癒され過ぎて腐っている。一人でいるよりはマシとか思って、くだらない男に惑わされるな。ダメな男のリハビリセンターになるな。好きでもない男を無理矢理好きだと思い込むことで女性ホルモンを出すな。愛は搾り出すものではない。溢れ出すものだ。溢れないなら偽物だ。必要としてもらえることが嬉しいとか思うな。お前がお前を必要としろ。一人よりマシなのではなく、一人の方がマシだ。真の一人を経た奴が、真のパートナーに出会うのだ。都合のいい女になりがちなお前は、いい女になるな。悪い女になれ。中途半端が一番ダメだ。凶暴でグロテクスな自分を認めろ。凶暴でグロテクスだからこそ美しいのだ。

何かをやる時に「うまくやる」とか「ちゃんとやる」とか思うな。そんなことより卓越しろ。常識は無視。形式は無視。徹底的に卓越しろ。生半可なことをやってても仕方がないんだよ。もっと身勝手で、もっと純粋な、原始的な何かを爆発させる。愛と愛っぽいものは全然違う。見分け方を教えてあげよう。元気が出るものが愛。元気が出ないなら、それは愛の偽物だ。愛の偽物に騙されるな。俺たちを元気にさせるものが愛だ。それ以外は全部ゴミだ。捨てよう。俺たちの中には、恋とも違う、愛とも違う、原始的な部分がある。奪いたいし、奪われたい。壊したいし、壊されたい。奴隷になりたいし、奴隷にさせたい。最終手段こそ、最初に出せ。SMの先生(俺)からは以上だ。健闘を祈る。

坂爪さん、今日はありがとうございました!私は無事帰路につきました。

臆病な私は坂爪さんと会って(言葉で)殴られた果てに精神壊れたりしないだろうかとビビりまくっていました。
結果、言葉が脳天に突き刺さり、良い意味で既存の自分の価値観が壊れてくれてよかったです。

いざ殴られると気持ちが晴れやかになり、心地いいもんですね。
優しい言葉じゃなくて、私はずっと殴られてぶち壊されたかったんだと思いました。

坂爪さんは仏様みたいで。
熱海駅の混雑の中でも、坂爪さんの姿を一瞬で見つけることができ、孤高という言葉がぴったりなぐらいオーラと佇まいが強かった。
鋭い目力に「あっこのひとには小細工通じないな、見透かされているな」と感じました。
痛いけど、そこに癒しもあって。涙が溢れてとまりませんでした。

初めて対面して、駄目なところを見せても、肯定してくれる、そのまんまの存在を面白いと言って認めてくれるひとがいることがすごく心強くて、嬉しかったです。
何者かでなくちゃ、みんなと同じでなくちゃ生きていけない…そんな悲観的な感情がスッと楽になりました。
私は私でいいんだ。
生きてることが、その様がすでに表現のひとつなんだ。

前を向きます!
私は自分の心がワクワクする方向へ、進んでいきます。
またいつかお会いできたらいいなって思います。そのときまでにもっと輝けるようになります!
本もありがとうございました!!!宝物にします(^^)
生きる勇気をありがとうございました!!

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おおまかな予定

4月12日(金)静岡県熱海市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com

SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z

バッチ来い人類!うおおおおお〜!

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