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会話

2010年、観光客の激減で危機的状況にあった草津町の町長になる  ↓ バブル崩壊以降、観光客は激減  ↓ 湯畑の周辺の大型ホテルは次々と廃業  ↓ あるのは空き地と駐車場だけ  ↓ 「湯畑再生に全力を傾ければ、経済効果が町中に広がる」と考える  ↓ しかし、思いもよらず町中からの猛反対に合う  ↓  ↓  ↓ 湯畑周辺の店主からは「駐車場がなくなったら不便」  ↓ 湯畑から離れた旅館からは「湯畑にばかり金を使うなんて不公平だ」  ↓ 草津全体を何とか再生させたい…という想いが、なかなか伝わらない…  ↓  ↓  ↓ ひとり孤独を感じ、迷いが生じるも、  ↓ 空き地にできた駐車場の数々を目にし…「恥ずかしい…、やはり湯畑の再生しか手段はない!」と確信する  ↓ 赤字財政下の限られた予算のすべてを、”湯畑” につぎ込む決断をする  ↓  ↓  ↓ ボロボロに老朽化していた湯樋を、劣化しにくい樹齢80年以上のアカマツの木で新調  ↓ 景観を壊していた空き地には、総工費4億円弱を投じて日帰り温泉「御座之湯」を建設  ↓ 入浴料を格安に設定(大人600円)、地元の人も観光客も気軽に草津の湯を味わえるように  ↓ 自然と湯畑周辺に人が集まる  ↓  ↓  ↓ 次に、湯畑のほか、町の観光要所をライトアップ  ↓ 夜の街歩きを楽しめるようにすることで、  ↓ 宿泊客が急増、ホテルと旅館が次第に潤う  ↓  ↓  ↓ 湯畑に関しては、あえて立ち上る ”けむり” に光を当てる  ↓ 1秒ごとに姿を変える幻想的な世界が  ↓ 絶好の ”映えスポット” になり、若者が草津に集まるようになる  ↓  ↓  ↓ 湯畑周辺のにぎやかな温泉街を「表」とし  ↓ 今度は、少し距離のある地域にスポットを当てる  ↓ 「裏草津」と名付け、静かに過ごしたい層にアプローチ  ↓ 草津全体がにぎわうようになる  ↓  ↓  ↓ 草津が復活し始めると予想外の動きが  ↓ ホテルや旅館が自らリニューアルするようになり  ↓ 行政と民間が同じ目的に向かって観光客を迎える体制ができてくる  ↓  ↓  ↓ 次第に観光客が増えると、温泉街の入口に渋滞が発生  ↓ 入口付近の複雑な道路構造を逆手に取り、立体交差を作り上げ渋滞を解消  ↓ 無機質なコンクリートではなく、木造りの門にすることで歓迎の意を表す  ↓ 来訪者の到達感は高揚、門をぐぐることで草津の世界観に没頭するアクセントとなる  ↓  ↓  ↓ これらの施策を次々に打ち出し、就任当時60億円あった町の借金は劇的に減り、財政再建を実現。来場者数も過去最多の370万人を記録! 「シャンパンをシャンパンタワーの上から注ぐと、時間はかかってもいずれ下のグラスまでシャンパンが行き渡る。町全体の経済活性化も同じ。だから草津のシンボル ”湯畑” に全精力を投下した」そう話すのが、 草津町 町長 黒岩 信忠さん!
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