2024年4月10日:パート2

 20時過ぎ。夕食を済ませ、直後に(血糖値が急上昇しないように)5分ほど早足で歩いてから、パソコンの前に座った。

 本日は、午前10時に来訪した経済人有志の代表である2人の経営者に面会。副知事続投に関する要望書を受け取った。この人たち(11名の経済人)の応援は、決して忘れない!!(感謝)続けて、午前10時30分から、担当部局との協議。

 やろうとしていることが、全て上手くいくとは限らない!!が、挑戦する勇気と気概が重要なのだ!!努力は、将来、必ず何らかの形で実を結ぶ!!

 自分は常に「ポジティブ思考」だ!!そっちの方が、人生、楽しいでしょう?!(笑)

 14時30分からは「紅茶懇談」(第3弾)に突入!!新たに任命した西和一 グリーンイノベーション推進監との「1時間の四方山話」を堪能した!!情報満載の空間だった。(ニッコリ)

 15時45分。県庁を出て藤岡市に向かった。16時45分から、藤岡•多野地域で開かれた「第2回未来構想フォーラムNEXT STAGE」に参加!!熱弁を振るった!!

 約90分のフォーラムは、今回も大成功!!このイベントの詳しい内容や聴衆の反応等については、次回のブログで取り上げる!!

 さて、このブログシリーズを読んでいるある人が、「知事は議会にケンカを売っているのではないか?!」と心配していたそうだ!!

 断っておくが、別に「ケンカを仕掛けている」わけではない!!(笑)県議会、特に最大会派の自民党県議団を説得するために、「硬軟両方の手段」を駆使して、アプローチをかけているだけの話だ!!

 過去のブログにも書いたが、知事と県議会は、2元代表制を旨とする地方政治の両輪だ!!知事は執行機関としての使命を負い、県議会は議決機関としての役割を担っている。

 知事は、出来る限り議会の制約を受けない形で、自らの政策を実行しようとする!!逆に、議会は、出来るだけ知事の独走に歯止めをかけ、自分たちの意にそぐうようにコントロールしようとする!!

 地方政治とは、常に首長と議会との「せめぎ合い」の中で、動いている。どの自治体だって、同じ構造だ。たとえ表面には出なかったとしても、双方の「激しいぶつかり合い」の中で、お互いが受け入れられる結論を見つけていく!!これが、県政の実態であり、民主主義の本質だ!!自分は、そう考えている!!

 政治は「おままごと」ではない!!お互いの全人格をかけた戦いだ!!個々の県議が好きなことと、時として、知事と県議会の間に健全な緊張関係が生じることとは、次元が違う話だ!!

 過去のブログでも言及したが、こちらは、個々の県議の実力を認めている。全員が、厳しい選挙で選ばれた地域住民の代表だからだ!!

 

 いつも言っていることだが、民意を受けて選ばれたという点では、知事と県議は同じ立ち位置にいる。「どっちが偉い」みたいな感覚はない!!

 他方、県議のほうも、山本一太が「侮れない知事である」ことを認めてくれているはずだ!!

 考えてみて欲しい!!知事である山本一太が常に意識し、日々、対峙しなければならない「自民党県議団」は、恐るべき集団だ!!

 

 そりゃあ、そうだろう。議決機関である県議会において絶対安定過半数を握り、それぞれが独自の応援組織(後援会)を持つ「一国一城の主人」が集まって出来ている組織なのだ!!

 議会で圧倒的な影響力(数)を誇るその自民党県議団と交渉するにあたって、知事である自分の中に「いざという時には、捨て身の覚悟がある!」ことくらい示せなくて、どうやって相手の譲歩や妥協を引き出せるというのだ!!そうでしょう?!

 そもそも、こんな程度の応酬があったからと言って、「ケンカを吹っかけられた!」とか、「相手に挑発された!」とか、大袈裟に騒がないでもらいたい!!(苦笑)

 そもそも、知事も県議団側も「全面対決」など望んでいない!!それどころか、お互いに「県民のためになることには、力を合わせて取り組んでいきたい」とさえ考えている!!そうですよね?!

 そのことを前提に、冷静に双方のゲームプランや強みを考えてみよう!!

 県議会の最大の切り札は、次の2つ。「人事や予算を含め、知事から提案されたあらゆる議案を否決すること」と「次の知事選挙で現職知事の対抗馬を擁立し、新しい知事に首をすげ替える」ことだ!!

 対して、知事の最終兵器は、「地方政治の不透明な構造や不都合な事実を、洗いざらい、内外にぶちまけること」だろう!!

 「知事 山本一太」の最大の強みは何か?!それは、万一「最悪のシナリオ」(知事の座から、無理やり引き摺り下ろされるような事態)に遭遇したとしても、多分、「大して動揺しない」ことだと思う!!

 

 実際、「そんな結末も受け入れる」覚悟を持ってやってきた。まあ、そんなに簡単にやられるつもりもないが…。(笑)

 そうなった時は、「これも天命に違いない!」と気持ちを切り替える!!そして、きっとこう呟く。

 

 「こうなったら、自らの政治家としてのミッションを、『抜本的な地方政治改革の実現』に切り替える!!後先考えずに、徹底的にやる!!実は、知事を続けるより意味があるかもしれない!!」と。

 え?「知事を辞めた」からと言って、人生が終わるわけではない!!自身の発信力が消えるわけでもない!!いや、逆に、リミッター(制御装置)が外れて、何でも発言出来るようになるのだ!!「より手強い存在」(YouTuberか政治評論家?)として、生まれ変われる気がする!!(笑)

 

 そう思いながら、知事としての1分1秒を、毎日、全力で生きている自分がいる!!

追伸:週末(土曜日)は、角田義一元参院副議長の葬儀に参列する。知事として弔辞を読むことになった。故人に何を伝えればいいのか、これからよく考える!!


          <進化した未来構想フォーラムで躍動!>