MBTIを診断する上で勘違いしてほしくないこと。
最近MBTIというものが流行って(?)いる。実際、インターネットの一部で割と話題になってる反面、実際身近にMBTI診断したことある?私○○だったんだよね~なんて話しているところは1度も見たことないから、本当に流行っているのかどうかよく分からない。
まあ少なくともnoteではそれなりに話に出ているので、割と知名度はある方だと思う。で、お前専門家でもないくせに何様だよと、みんな思うかもしれないがMBTIを診断するにあたって、注意するべき2つのことがある。余計なお世話だ!と思うのであれば、とりあえずそっ閉じして欲しい。
まず1つ目は、MBTI=人格じゃない、ということ。あくまでこの中だとこういう私はタイプで、こういう傾向があるよーというくらいでいいと思う。そして、診断の結果に対して特別自分を責めたりしてもそんなに意味がないよ、という話。
たとえばinfpには16タイプの中最も年収が低いというデータがある。ちなみにいちばん高いのはentj。このでっかいプロジェクトを達成して、俺が世の中を変えてやるという野心の塊なentjと、あまり競争や対立はしたくなく、不正や騙し合いが嫌いな純粋無垢すぎるinfp。まあ、今のはあまりにテンプレすぎるし、みんなが皆こうな訳では無いが、たしかにタイプの傾向によって年収のばらつきは多少ある。だからといって、このタイプ=駄目だと言うのも違うし、よけいに視野が狭まってしまう。
じゃあ何が言いたいかと言うと、MBTIで診断された性格と今まで積み重なってきた経験が形作った人格というのは全然違うよ、ということ。あともうひとつは、あまりにも中間的な結果が出てしまい(下の写真参照、結果的にはほぼ変わらないにも関わらず、2%や5%の違いで)タイプを誤診してしまう危険性もあるので、まずは自分のなかで本当に合っているかどうか整理してみるといいと思う。
後もうひとつ言いたいのは、「INFP」「ENTJ」と診断されたキャラクター、芸能人、有名人はごまんといるが、その中でも「あー、この人はやっぱり・・・」「え、この人そうだったん?以外」というように人によってかなり個人差が激しいので、(厳密いえばエニアグラムも含めてみると表面的にはかなり違ってくる)ので、MBTIを過信するのは余計に視野を狭めてしまう。
実際、表面的に「優しい性格です」というより性格的に苦手なことと得意なこと、心理的な優先順位の傾向を図るものなので(これを心理機能という)「優しい」から、とか「おちゃらけている」「男らしさ、女らしさ」みたいな表面的なものよりもその人が何を重要視して動いているか、というのを観察してみると思っていたのとはまるっきり違う結果だったりする。表面的にどうこうという話でもないということ。
まあ、誤診もあるし、あくまでちょっと精密な占い的なものだから本気になってそんなに過信したりしないで欲しい。いくらそれで悩もうが、タイプがどうだろうが、それで何かが変わるわけじゃない。結局自分は自分なんだから。
すごい馬鹿な人は「診断してみたら、ENFJが出た」→「どうやら、炭治郎やキング牧師と同じらしい」→「俺ってみんなに常に優しいし人格者なのでは?」多分そういうことじゃない。これを他の偉人でやっても同じこと。「俺、Lやアインシュタインと同じなんだって!普通に天才じゃね?」とかintpと診断されただけのただの馬鹿が言ってたらさすがに笑うわ。まあさすがにいないと思うけど。うん、そういうことじゃないのよ。。
読みずらい文章でごめんなさい。さすがによく分からんやつのアドバイスなんて聞く気にもならんでしょ。とりあえず最後まで読んでくれてありがとう~。
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