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ファミリーマートが10日発表した2024年2月期連結決算(国際会計基準)は、売上高にあたる営業収益が前期比10・0%増の5078億円、本業のもうけを示す事業利益も30・8%増の837億円といずれも過去最高だった。
コロナ禍の収束を受けた人の流れの回復や円安にともなうインバウンド(訪日客)消費の拡大を追い風に、自主企画商品(PB)などの売り上げが好調で、来店客数、客単価ともに伸びた。
細見研介社長は同日の決算説明会で、「今年に入り、低単価の商品に売れ筋が移ってきている。消費者は今後の金利動向などに神経質になってきているのではないか」と述べた。