mbti:誤診の危うさ
mbtiは非常にメリットが多い性格診断です
それは、自分の長所、短所が論理的に
理解し、またそれを長所だと自信を持って
言う事も出来るし、生きて行く時の
武器にする事も出来るからです
自分と言う物が何か分からなければ
どんなスキルが有るのかも分からないし
スキルが分からないと言う事は
自分の武器が無いと言う意味になります
戦場に行く時に武器を持たずに丸腰で
戦地に向かう兵士が居るでしょうか?
自分が何者か分からないとは、それと同じ事
しかし、mbtiで長所と短所が分かれば
弱点を補う事にリソースを費やすか?
また、長所を更に伸ばす事に費やすか?
こう言った有限であるリソースを無駄なく
効率的に使う事が出来ます
しかし、デメリットも存在します
前回の記事で自分はENTJがベースとして
ESTJ.ISTJ.INTJが出ると言いましたが
あの時に何故、確定させる事にこだわる必要が
あったのか?
それは、タイプが明確で無いと
メリットがメリットで無くなるからです
自分の場合ENTJからするとINTJは姉妹型なので
INTJ何だと思って、長所を伸ばそうとしても
心理機能の第一、第二のte.niが
ni.teになるだけで使ってる物は同じなので
そこまで極端な問題は無いかも知れませんが
ENTJとESTJは第一機能は同じですが
第二機能に差があるので、本来ENTJは、それ程
慎重では無く、大胆不敵なハイカラ革命が
ENTJとしての長所ですが
その長所を1つ殺す事になります
また、もう1つの問題は
人間はやりたく無い事をやる事は、非常に
ストレスになると言う事です
人間は大体の場合、得意な事が好きな事で
好きな事だから、頑張るし努力もするから
人一倍上手くなると言うパターンが多いのですが
その逆は反対のスパイラルになるから
苦手な事をやろうとするとストレスが多いのです診断テストで完全に真逆で無くてもほぼ真逆が
出る人が居ます
INFPでもISTJが出る人がたまに居ますが
ENTJでESFPの様に外交要素以外が
逆のパターンが出た場合
ESFPは第一機能se第二機能fi
ENTJの場合seは第三機能であり、fiは劣等機能
ENTJがもし自分はESFPだと勘違いしてしまうと
他より圧倒的な長所があるにも関わらず
他より圧倒的に出来ない機能が
自分の才能だと思ってしまいます
そうなると、得意な事すら人より出来ないと
思ってしまうので
全てにおいて自信を無くしてしまう事になります
例えば、血液型性格診断と言う科学的に根拠の無い
性格診断が流行った時が有りましたが
この時に、大学生の女の子20人程に大学教授が
健康診断をする様に頼みました
この時に頼んだ大学生は、mbtiで言う大雑把なN型気質な子達でしたが
教授はその子達に「健康診断の結果、君の血液型はA型で自己申告していた血液型は違っていた」
と、嘘を言いました
その結果、数ヶ月すると
嘘の結果を信じた子達は大雑把な性格から
几帳面なISFJの様な性格になりました
これは、当時血液型でA型は几帳面と言われて
流行っていたからで
自分がA型と信じた結果、自己実現的に
几帳面な性格何だと勝手に思い込んで
行動したからです
その後、再度健康診断をしてもらった子達を
呼び出して、A型の結果は間違いだったと
訂正したら、数ヶ月後には
また元の大雑把な性格に戻りました
この実験からも分かる通り、人の脳は精密で
有りつつも
非常にいい加減でも有るのです
以上の事から性格診断は、結果を間違って
変なタイプと誤認する事は、大きなデメリットを
持って居るのです
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