陸上自衛隊が日米合同慰霊祭の様子をポストするとき
「大東亜戦争」という言葉を使ったところ、朝日新聞が噛み付いた。
「大東亜戦争というな!太平洋戦争といえ!」という意味じゃ。
そりゃな、「太平洋戦争」という単語は戦後、朝日新聞が創り出したものじゃからな!
ここで改めて問題を整理するぞ。
昭和前半、日本は大戦争を戦った。
この戦争の名称は「大東亜戦争」であると昭和16年12月に閣議決定した。
なんかな、
世間には大日本帝国を「今とは別の国」だと勘違いしとる人がおるようじゃが、
同じ国じゃぞ。
じゃから、大日本帝国が立法した刑法を令和の今も使うし、
例えば、日本領だった朝鮮半島にあった「朝鮮高等法院」という裁判所の裁判例は、
現在も地方裁判所を拘束しておる。
(朝鮮高等法院の裁判例に反する判決をしたら、控訴理由になることが訴訟法で決まっておる)
ナチスドイツは崩壊して講和していないから
現在のドイツとは別の国じゃが、
大日本帝国は憲法改正して民主化し、
連合国と講和条約をしたから同一の国なんじゃ。
よって憲法や法律で個別的に否定されない限り、
大日本帝国の立法や行政や司法は現在も踏襲される。
というか、風呂屋の入湯料を決めるのも価格統制令といって勅令(天皇命令)だしな!
さて、大東亜戦争の名称の話に戻るぞ。
朝日新聞が昭和20年の10月から12月にかけて
「太平洋戦争」という新語をつくりだし、
以後それしか使わなくなったのには理由があるんじゃ。
それは、新しい世代に
「戦争は太平洋のみでされた」
と思い込ませるためじゃ。
というのも、
大東亜戦争は中国大陸からインド洋(スリランカ)まで幅広く戦場であり、
日本が戦争をした理由は
「人種差別撤廃のため」と国際サミットで宣言されているため
「アジア」という概念と「戦争」が合わさると、まずいんじゃ。
色々な意見があるが、
客観的事実として
当時の東アジアには独立国はタイ、日本、中華民国、満州国の四つしかなく、
特に東南アジア一帯は欧米の植民地で、
そこに住んでいた人々の基本的人権は認められていなかったんじゃ。
ここに日本が武力行使して、
植民地からの解放と人種差別撤廃を国際サミットで宣言した。
この歴史を隠すためにはどうしたら良いか。
日本が正義の味方みたいに見えるじゃろ?
そこで「太平洋戦争」が戦後に登場したわけじゃ。
実際はインド洋から中国大陸が戦場でも、
太平洋戦争と書くと、
太平洋のほぼ無人地域で戦争していたみたいじゃろ!
ほれ!
日本軍が植民地を無くして
奴隷にされていた人々を解放したなんてことは無かったよ!
となるわけじゃ。
実際、日本軍は太平洋方面では
海軍が弱くて補給が絶たれ
武器弾薬食糧がなく負けたが、
中国大陸方面では補給があるので、
アメリカ軍にも勝っていた。
アメリカ軍を蹴散らし、B29の飛行場を占領しておる。
大陸打通作戦という。
知らないじゃろ?
「日本は太平洋側では負けていたが中国大陸側では勝っていた」
事実じゃ。
タイ王国とは日泰攻守同盟条約を締結した同盟国で、補給もさせてくれたしな。
こうした事実を隠す為にも
「太平洋だけで戦争していた」
という広告イメージ戦略が取られたわけじゃ。
ナチスは西部のイギリスフランスとも戦争し、東部のソ連とも戦争をしていたが、
片側だけの地域だけをとって
「ロシア戦争」とか言うようなもんじゃな。
つまりこれは、明らかなプロパガンダなんじゃ。
朝日新聞は
「うちらがつくりだした用語を使え!
朝日新聞の決定は閣議決定に勝る!」
といいたいわけじゃ。
じゃから「大東亜戦争」というポストに噛み付いた。
戦争はまだ、完全には終わってないということじゃな。
しかし、ワシは誰がなんと言おうと、
あの戦争は大東亜戦争という。
戦場は繰り返すが、
スリランカからベトナム、カンボジア、タイ、インドネシア、中国、アリューシャン列島、オーストラリア、ガダルカナルと幅広かった。
それだけの大戦争をやる意義があのときあったのじゃ。
有色人種の基本的人権を認めさせるために!
奴隷を廃止するために!
みよ! いまのアジア人には人権がある!
大日本帝国が武力で実現しようとした人権がある!
350万人が命を捧げて実現した世界がいまあるんじゃ!
写真は春っぽさをイメージしたワシじゃ。
みんなの意見を聞かせてな!
最後に宣伝させてな!
ワシの著作『われ、正気か!』は 歴史問題という新しい争点を特に論じた。
ワシらのアイデンティティを守ることはワシらのの社会を守ることになると、全て広島弁で書いた。
読んで深く知り、一緒に日本を守ろうな!
amzn.asia/d/0F6WSxq
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