反ワクチンというカルト#1
にゃんぴーです。反ワク派の主張に「感染拡大はウソ」などといったありふれたものだけでなく、「世界の黒幕がワクチンで人類を管理するのが目的」といったような陰謀論めいたものも含まれています。しかも、中には彼らの主張に異論を唱える人はブロックするなどをしてエコーチェンバーになったり、神真都Qのようにカルト化してしまう人もいるとか。反ワク派がカルトになってしまうか。自分にもわかりません。でも、何らかの理由があるんじゃないかなと思います。ということで、今回からは反ワク派がカルトに走ってしまうのかについて考察したいと思います。
反ワクチン派の主張とは
新型コロナワクチンの接種が始まって1年以上がたち、追加接種や5歳~11歳の接種が始まっているが、ワクチン接種を頑なに拒否する人がいるのも事実です。彼らが主張していることは以下のように集約されています。
つまり、ワクチンをめぐるトンデモ説を含めて様々な主張があるが、主として3つのことしか言っていません。
新型コロナは危なくない
ワクチンは危ない
専門家は信用できない
つまり、これら3つのことが反ワクチン派を特徴づける三原則とも言えるんでしょうか。
信用できるのはどっち
三原則の「新型コロナは危なくない」や「ワクチンは危ない」はワクチン界隈のSNSやブログを見れば大体わかると思うが、「専門家は信用できない」。これは一体何でしょうか?例としてCoviユニさんと安川康介さんのツイートで説明します。
両方とも新型コロナの入院患者を診ている人だが、Coviユニさんはオミクロン株をただの風邪と扱っているのに対し、安川さんは「新型コロナはただの風邪」といっている人はだれ一人もいないと主張していることから新型コロナに関して相反する考えを持っています。それではどっちの方が信用できるのでしょうか? そういう罵声を浴びせられる医師、検査/PCR抑制派とレッテル貼られている医師は安川先生はじめ 病院に強い恨みを抱いている
2人に対して同業の医師からの意見はこんな感じです。
ほぼ例外なく医師の中でも最前線に立つ一流ばかり(例外はワイですけど)
医師の私が言うので間違いないです。 https://t.co/6I4h9wbOOv
一見医学用語に詳しいが、あくまでカタログスペック上
「ECMOで筆談」「ECMOサブスク」「ワクチン不要」と言ってしまう程、医学的知識は皆無
文章の論理構成は支離滅裂
以上から私のプロファイリングは「低能力ゆえ出禁になった事を一方的に逆恨みしている機材納入業者」 pic.twitter.com/oA7gFJYv0X
安川さんの場合は「医師の中でも一流」と評価されるなど同業の医師の方から信頼を寄せているのに対して、Coviユニさんの場合は「医学的知識は皆無」と同業の医師から否定的な意見も…。しかも、医師でない人でさえ「デマ投稿を続けている自称医師アカウント」と言われてしまうという始末。 Coviユニは
デマ投稿を続けている自称医師アカウント
さすが普段から武田邦彦と親交し、イベルメクチンに過剰に食いついている人は見る目が違うわ〜 https://t.co/eARuNwAT4R
このように2人を比べた場合、安川さんの方が信用できるし、専門家といえるのではないかと思います。なお、こういった医師が発信するYouTubeのコメント欄には反ワク派から罵詈雑言を浴びせられていることから罵声そのものが三原則の「専門家は信用できない」に該当しますね。
今回は反ワクチン派の三原則を中心に話しましたが、次回は反ワクチン派がカルトに走りやすいのかについて、エコーチェンバー現象を中心に話してみたいと思います。
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