反コロナ・反ワクチン派の人たち(3)
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2021/12/18 改訂
2022/10/2 再改訂
石井希尚
Twitter:@Marre_Ishii
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HEAVENESEのリーダ。通称、Marre。
ミュージシャンの傍ら牧師もやっており、彼の教会であるコミティッド・ジャパンではキリスト教会でありながら神道の要素も取り入れるなどトンデモ要素も含まれているといった印象が…。ちなみに、KICK BACK CAFE(東京都調布市)を経営したりと多岐に渡っているといった感じです。
彼は反コロナ・反ワクチン派でもあり、「仮に感染してもほとんどの人が治る」などと新型コロナを軽視しているに加えて、ワクチンによる被害を真実と思っており、「政府やメディアがそれを隠している」と陰謀論めいた主張をしたことがあります。また、自身の番組でもあるHEAVENESE styleに反ワク界隈の方を呼んだり、反ワクチン訴訟を支援したこともあるなど反ワク派の中では悪質な部類に入るとみられます。
また、彼は反グローバル主義者であると同時に参政党を支持しているとみられています。なお、彼が主催したWeRiseの出演者には2022年の参院選で参政党から出馬した人が多数いるみたいです。
石川眞樹夫
Twitter:@312maria
Instagram:@maria2418mark
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自然療法クリニック光のいずみ(札幌市中央区)院長ならびに一般社団法人日本自然療法師協会代表理事。
彼は世界一幸せな医者と自称しているものの、「ワクチンは難病奇病万病の元です。打ってはいけません。」と主張するといった具合にあらゆるワクチンを否定しているどころか、バッチフラワーエッセンスやエドガー・ケイシー療法などといった偽医療を自身のクリニックで取り入れたりとどちらかといえばトンデモ医といった感じだといえます。
イチベイ
Twitter:@matatabi2437(凍結済)
Instagram:@ichibei_okamoto
元俳優。甲氏とともに神真都Qを率いていたものの、現在は退会しています。
彼はQアノン系の陰謀論者であり、ゴム人間という若返り物質の欠如によって顔面が崩壊した有名人がゴムマスクをかぶって公の場に登場しているというトンデモ説を発信したことがあるとか。また、医療従事者でもないくせにイベルメクチンを普通に使ってもいいなどと適当なことを言ったりとアウトなところもあります。 日本を変えると意気込んで行われた昨日の反ワクチンデモ、何が変わるのかと思ったら主催者が今日凍結されて草 pic.twitter.com/DZCbCj8Euc
なお、神真都Qの1回目のデモの後、参加者の個人情報を晒したためにTwitterから凍結処分を受けました。 『反ワクチン団体「神真都Q」のリーダー、イチベイ(岡本一兵衛)こと倉岡宏行容疑者(43)』 ついにイチベイが起訴されました。
『東京ドームでは(自分たちではなく)警官が逮捕されました。軍に捕まっちゃいました』
『「軍」の正体は謎だが、神真都Qでは「Q軍」なる軍隊が味方にいるとされている』
厨二病https://t.co/8Y7AhTlONO
ここで「神真都Qの代表イチベイ」がどのように誕生したのかを現在閲覧可能な情報から振り返ろうと思います。
(ちょっと長くなります)
反ワクデモにとどまらず、2022年3月15日に新型コロナワクチンの接種会場に使われた東京ドームに押しかけ、ワクチン接種を一時妨害するなど過激化していき、4月20日に別のワクチン接種会場で妨害行為を行ったとして建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されました。その後、起訴され現在は東京地裁で刑事裁判を受けています。
伊藤隼也
Twitter:@itoshunya
カメラマン出身の医療ジャーナリスト。 医療ジャーナリストを自称する医学素人の伊藤隼也氏、HPVワクチンについての誤った報道を自ら主導したことを自白
今後、日本で子宮頸がんと診断された女性のうち「ワクチン接種で予防できることを知らなかった」「危険なワクチンだと思っていた」人は、コイツを訴えれば良い#伊藤隼也 #HPVワクチン pic.twitter.com/E4NirWT9lX
医療ジャーナリストと称しているものの、医学については素人同然であるといっても過言ではなく、副反応を煽るなどHPVワクチンについて誤った情報を主導するなど医療デマをテレビやSNSなどで発信し、医療従事者から批判されたり、医療不信を煽るようなことをし続けているといった感じです。 元グラビアカメラマンで医学の専門教育を一度も受けたことがない自称医療ジャーナリスト伊藤隼也が、西太平洋地域のポリオを根絶しその後も WHO 西太平洋地域事務局長として SARS 対策の陣頭指揮に当たった尾身茂氏を感染学専門家でないと腐すの、ダニング=クルーガー効果ここに極まれりって感じだ☺️ pic.twitter.com/LhmwX6xxIJ 医療ジャーナリスト伊藤隼也
『英国政府は、ワクチンは妊娠中または授乳中の女性には安全ではないと述べています』
『一部の産婦人科医は適当な知識で妊婦に推奨https://t.co/YCSCGQofRL』
当然デマで英国は妊婦・授乳婦への接種を推奨している↓https://t.co/k4ou2k4J2U pic.twitter.com/zmHcmsXwN1
このことは新型コロナにも当てはまり、尾身茂先生を感染症の専門家でないと呼ばわりしたり、「イギリス政府はワクチンが妊娠中または授乳中の女性に安全でない」などとデマを流し続けています。 低線量被曝を煽る。妊婦の危険性を煽る。妊婦がパニックを起こすのを回避するのではなく低線量被曝を防ぐのが先と言う。低線量被曝を防ぐなら自主避難、となる。前提から結論に至るすべてがむちゃくちゃな主張だった伊藤隼也。前提から結論に至るまで言いっぱなしで責任を取るつもりなし。 pic.twitter.com/lOaNlQo6pt
しかも、彼のデマを信じた故に感染などの実害が出ても責任を取るつもりはないし…。
伊藤昌志
Twitter:@trymarcy
Facebook
三重県四日市市議会議員。 和歌山県小学6年生ワクチン死の件。
関係のない四日市市議会議員の #伊藤昌志 氏が自身のfacebookに投稿してた模様。
自身は #反ワクチン ではないと言ってるが、6月に厚労省に提出された「新型コロナワクチン接種中止嘆願書」に署名してるw
地方とはいえ議員が出所不明の情報をSNSに投稿するとは…。 pic.twitter.com/1QjQYsEGNZ
彼は2021年6月に厚労省に提出された「新型コロナワクチン接種中止の嘆願書」に署名しており、和歌山県紀の川市の小学生がワクチン接種後に死亡というデマを発信した地方議員の一人でもあります。
稲垣昭義
Twitter:@dream21ai
Facebook
新政みえ所属の三重県議会議員。 稲垣昭義は三重県議。新型コロナに関して「弱毒化している」「酒の提供と感染者増減に因果関係は無い」「マスクを外そう」など、自らの考えに合うニセ科学を元にした主張を繰り返している危険人物。陰謀論ほど奇天烈じゃない分、信じる人も多いだろう。ニセ科学を見抜けない議員の悪影響は大きい。 pic.twitter.com/5P3ri04PeA 三重県議会に反マスク派が居たのか。
マスク着用に対する冷静な意見に対して「感染対策」が子供の自死増加に繋がったとの持論も。
それに関しては検証が必要なれど...さて...?
U ・ ω・Uつ参考にhttps://t.co/qu6mQh0dsG https://t.co/oX93TYBkv4
陰謀論ほどの奇怪な発言はないものの新型コロナそのものを軽視しており、「弱毒化している」や「オミクロンはコロナと違う」、「感染対策が子供の自殺増加につながった」などと自分の考えに合致する疑似科学を元にした主張を繰り返しているといった印象です。
井上正康
Twitter:@Kgb0mJQi4fWXId
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大阪市立大医学部名誉教授。健康科学研究所・現代適塾所長ならびに参政党アドバイザーも兼任しています。 井上正康の #コロナデマ を信じてはいけない。
井上正康は大阪市立大学医学部名誉教授。「新型コロナは風邪」「新型コロナの予防にマスクは無効」「PCR検査の精度は低い」「3密回避やソーシャルディスタンスは意味がない」「インフルエンザが減ったのはウイルス干渉のお陰」(続く)#コロナ危険人物 pic.twitter.com/1fJnOO0WfB
彼は「ニュース速報における感染者数はPCRの陽性者数に他ならない」や「インフルが減ったのはウイルス干渉のおかげ」、「日本は早い時期に集団感染を達成している」、「新型コロナウイルスはノロウイルスと同じ糞口感染」などと新型コロナに関するデマや珍説を数多く発信したことがあります。 【注意を❗】
複数の大学生から、このようなメールが教授から送られて来て不安だという相談が来ています。
ここに書かれていることは全て完全なデマです❗
惑わされることなく予防接種をお願いします。
このような学生を危険に晒すデマは許されません。
受け取った方は大学への報告をお願いします。 pic.twitter.com/i7t9OEHDtL
新型コロナワクチンについても「有効性と安全性が2023年5月まで不明な『第四相臨床試験中の試験薬』」とか「抗体の血中半減期が短いために数ヶ月しか予防効果はなく再感染しうる」、「ワクチン接種者の血中に複数のADE抗体が存在する」などといった荒唐無稽な主張をし続けています。 「参政党」「全国有志医師の会」「こどもコロナプラットフォーム」「株式会社ゆうネット」など、主だった反コロナワクチンを主張する団体が、井上正康をアドバイザーなどとし、井上の支離滅裂な反ワクチン・反マスク論を元に活動しています。その悪影響は計り知れません。https://t.co/Qtod6RhukO
しかも、参政党や全国有志医師の会などの反ワクチン団体が彼の言説を根拠に活動していることからその影響力は非常に大きいと言わざるを得ません。また、反ワク団体に限らず『ゴーマニズム宣言 SPECIALコロナ論』(扶桑社)を描いた小林よしのり氏や南出賢一泉大津市長も彼の言説を参考にしていることから影響の大きさがうかがえます。
伊比裕一郎
Twitter:@fanfarerecords
Instagram:@ibiyuichiro
シンガーソングライター。 伊比裕一郎はYouTube、ニコ動とも収益化しておりオカルト系ビジネス陰謀論。2020年12月から時勢に乗り目覚めよ日本人シリーズ開始、コロナ・ワクチン医療デマで再生を稼ぐ。高橋徳ともコラボ。ミナミAアシュタール(チャネラー)を崇拝。最新の動画も「マッチポンプ」の意味が違うと指摘されコメ欄封鎖w pic.twitter.com/WKyUyFZlmN
彼はYouTuberでもあり、2020年12月から2022年8月まで展開された「目覚めよ日本人」といったシリーズをアップしたことがあります。
ちなみに、その内容は陰謀論やオカルトに基づいているものばかりで新型コロナについても「感染者が少ないのに収束したと言わないのはおかしいということに気づけよ」といった陰謀論に憑りつかれているといえます。ちなみに、彼は反ワク派で有名な高橋徳氏や細川博司氏と対談したことがあったり、ミナミAアシュタールを信奉するなどアウトなところもあります。
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