市長の称賛願望を満たすだけのインターンシップ（１）

市長肝いりの春のインターンシップが終了したようです。



安芸高田市のインターンシップは、令和２年度は１回でしたが、それ以降は年２回夏・春に行われています。



今年の３月に行われたインターンシップは、次のようになっていました。


①　期日等

　第１回　３月２１日～２５日（４泊５日）　募集者数　１０名

　第２回　３月２７日～３１日（４泊５日）　募集者数　１０名


②　待遇

　〇　交通費実費相当額支給（上限１万円）

　〇　宿泊費無料　

　〇　食事代等自己負担


③　日程

〇　１日目　　14時30分 受付・オリエンテーション

15時00分 自己紹介

16時00分 市長講座


〇　２日目　　 9時30分 庁舎見学

10時00分 市長講座

12時00分 市内視察（市内観光施設）


〇　３日目　　10時00分 地域で活躍する人材との交流（ジビエカレーづくり）

PM 自由行動


〇　４日目　　AM グループワーク（あきたかた焼きづくり）

PM サンフレッチェ広島パブリックビューイング（予定）

20時30分 神楽鑑賞


〇　５日目　　帰宅



これは何ですか。

市長が称賛願望を満たすだけの３時間程度の講義と、あとはお遊びではないですか。

インターンシップは「就業体験を通じて、仕事や企業、業界、社会への理解を深める」とされていますが、就業体験はどこに行ったのですか。



これに、交通費を払い、宿泊費は無料で、当然移動は職員が公用車で行うのです。



全国に例を見ないインターンシップの事業効果を次号で検証します。