ホロライブ/パルワールドという悪意に満ちたゲームについて
最近ホロライブでもホロ鯖が立ち上がってパルワールドが流行っています。同時にログインしているホロメンが夜中とかであれば10人以上だったりと、ARKなどを彷彿とさせます。僕もながら見でちょこちょこと見ていました。
ただ、見ていると第一印象で抱いたポケモンの様なかわいらしい世界観とは異なるゲームなのだなというのに気付きます。そしてこのバランスが何気にホロメンやホロライブにとってブランディング的にはマイナスの側面の方が大きそうだなと思ったので軽めに書き始めたという感じです。
Googleでサクッと検索して出てきた上記のポストが分かりやすいと思ったのでリンクしています。
配信を見ている人であれば既に分かっている部分かと思いますが、世界観の設定が畜生です。見てわかる様にポケモンをモチーフにしている点含めて制作陣あるいは制作指揮を取っている方の悪意が溢れています。
最初に違和感を覚えたのは配信でホロメンが
「〇〇(捕まえたパル)が鬱病になっちゃった~」
「すぐ鬱病になっちゃうからねぇ」
という話をしていた時です。
これ大丈夫か?ゲームの設定とは言え「鬱病」というセンシティブなワードがこんなに頻繁に出てきてしまう上に、状態変化で鬱病になるとかだいぶ危ない設定だな、と思いました。
で、見れば見る程にこのゲームの持つ悪意と敢えて書きますが、動物というか生物を家畜の様に扱っており、で、実際はかわいいポケモンの様な姿をしていますが、”人の代役”として姿を変えているだけ、というのがわかります。
僕の印象で一言で言えば「人間迫害」「弱者迫害」をプレイするゲームというのがパルワールドです。
こういうゲームはゲームそのものがどこかのタイミングで炎上して、それによってそれを主立ってやっていたVTUBER、特にホロライブなどに飛び火する可能性も孕んでいます。
また、数百万人と居るホロライブ視聴者の中には仮に10%鬱病または鬱傾向、過去に鬱経験がある、家族に鬱が居ると総知恵した場合、例えば500万人の10%であれば50万人です。
これらの人にセカンドレイプ的な追加苦痛を与えている可能性もあり、そこからホロライブというものの姿勢について疑問を抱く人達が出始めても不思議では無いです。
時間が無いのでこの辺りで書き終えますが、非常にリスクを孕んだゲームの様な気もします。ついでに言えば任天堂との関係も悪化しかねません。
■追記
上記記事の続きです。
■ポケモン
日中書いた内容の最後に任天堂について触れました。
パルワールドをホロメンがプレイするマイナスの可能性の一番のものはポケモンファン、ポケモン関係者(任天堂含む)、コアではないけれどポケモンに慣れ親しんだ人達から嫌悪される可能性です。
これはパルワールドに対してポケモンへのリスペクト、積み重ねてきた歴史、ポケモンというコンテンツを大事にしてきた人達への配慮の無さ、等がネット上でかなり多く、ポケモン社や任天堂にかなり多くの問い合わせや声が入ってきた事での声明でしょう。
それだけパルワールドに対して嫌悪感を抱いている人が多いという事での現れです。
記事を書いた事もあって、今日移動中にパルワールドの関するネット記事を幾つか読んだりしました。その中に開発会社の戦略で、敢えて炎上商法で注目を集める為に敢えてポケモンのデザインに寄せてそれによる話題作りを意図していたのではというものがありました。
浅はかな、将来を考えない一発もので売り出すのであれば僕も販促的な観点からそういう選択をする場合もあるかもしれません。ただしその結果あまりに多くの敵を作ってしまうとなると話は別でその選択肢は取りません。
敵の多さというのは未来の不安要素です。
歴史上でも志半ばで倒れていった偉人の多くは敵を作り過ぎたのが根本にあります。そういう意味では開発会社は将来も長期的に今の会社でやっていく場合は大きなリスクを抱えた可能性があります。
話を戻して、その販促戦略の中で配信者、ホロライブ、ホロメンもこのパルワールドに上手く利用されたなという印象が強いです。
元々売れていて、それにホロメン達も乗っかったという構図ですが、ホロライブのこれだけ多くのホロメンが同時期にプレイするというのは影響としてはかなり大きいと思います。売上も伸びたでしょうし知名度も抜群に上がったはずです。実際僕もパルワールドを知ったのはホロメンの配信がきっかけです。
任天堂はこのホロメン達の配信を快く思ってはいないでしょう。
明らかにポケモンを意図したデザインで、ポケモンへのリスペクトが見られない世界観や、その使い方を世間により一層拡散させている訳ですから。
そして世間に多く居るポケモンファンの何割かはホロメンの配信を見て幻滅したり、コアなファンからは敵対視もされるかもしれません。
僕自身も配信を見ていて設定や世界観に風刺を効かせてポケモンをなめたこのゲームは見ていて言いようの無い不安を感じます。
冒頭で書いた鬱などの件や、余りにポケモンに類似したキャラクターが奴隷の様にこき使われたり乱暴に扱われたりするシーンは居たたまれない気分を感じたりします。
こうした感情は徐々に広まって今はパルワールドを知らないポケモンが好きな人たちの目にも段々と知れる形になっていくでしょう。ポケモンは日本だけでなく世界中で愛されているコンテンツです。パルワールドを支持する数百万人程度の声など比較にならない大きさですし、パルワールドを必死に支持する人というのはそもそも殆ど居ないでしょう。売り方から見ても開発会社はパルワールドをコンテンツとして愛している様子は見えませんし、より多く販売して設ける為の方法としてポケモンに似せたキャラを作ったというだけでしょう。大事になればどうやって売り抜けるか、という算段まで既に付けているのは想像に難くありません。
こうした背景の中、ホロライブ、ホロメンはパルワールドをプレイする事で得るものと失うものが予見できているのかは疑問です。
このパルワールドへの批判や嫌悪の声というのはここから更に大きくなりそうな印象があります。ゲームそのものから見え隠れする悪意、開発会社の動きに見られる小賢しさ、それらを拡大させた一因の一つとして見られる可能性はありそうですが他のゲーム配信と比較して大きく再生数が伸びる、同時視聴者数が増加している、という印象はありません。
正直既にプレイ配信としては引き際に来ている気がします。
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