戻る
DDS-NERD辞書

行ごとのページを開く
What's New
あ...お (435) か...こ (362) さ...そ (404) た...と (336) な...の (93) は...ほ (414) ま...も (208) や...よ (75) ら...ろ (164) わ...ん (35)

総項目数 2503 最終更新時間 2023 年 11 月 17 日 21 時 08 分

項目で検索をする
タイトルに含まれる文字/所属カテゴリ

カテゴリ一覧
[悪魔][剣][銃][弾丸][鎧][兜][籠手][靴][道具][魔法][特殊攻撃][地名・場所]
[人名・キャラクター][コマンド][出来事][言葉][発言・表示][数][他] 自分も書き込む



ま...も

マーキュリーボム〔まーきゅりーぼむ〕 弾丸
説明を追加
デビサマより、追加効果こそ無いものの威力・命中共に最高のスペックを持つ弾丸。水銀炸裂弾頭。通常の弾頭に用いられる鉛に代わり、より比重の高い水銀を弾頭内部に込める事で単純威力は増す上、目標に命中すれば体内に水銀が飛散して広い箇所を殺傷すると同時に運動エネルギーを余す事無く対象に伝える。さらに体内に残留した水銀はその高い毒性からも対象へのダメージを増大させる、というのが理論上の利点。しかし水銀の持つ腐食性・揮発性から弾丸のまま常備保管するには問題が有り、その毒性から使用者にも危険が及ぶ可能性がある。これらの事から水銀弾の製作・使用は現実的ではなく、軍隊等での組織的な採用例は無い。但しフィクションの中では人気があるアイテムの様で、しばしば登場する事がある。だが、単なる水銀弾がメガテン作品における最強の弾丸に位置しているというのも少し違和感がある。この「マーキュリー」はただの水銀を指しているのではなく、メガテンにおける対悪魔効果を持つ硫化水銀、もしくは架空の核物質レッドマーキュリーの事かも知れない。(ICBT)

麻雀〔まーじゃん〕 言葉
説明を追加
1850年代の中国・上海近辺発祥とされ、日本でも盛んに行われるテーブルゲーム。麻雀卓と呼ばれる専用テーブルを用い四人一組で行われる。136枚の牌を用い、その牌の特定の組み合わせをいかに他人より早く揃えるかで勝敗を競う。コンピュータやネット、漫画での取り扱いも多い。中国では「麻将(マージャン)」と呼ばれ、麻雀(マーチュエ)は本来スズメを意味するのだという。テンパる、面子(メンツ)、対面(トイメン)など、麻雀から生まれた言葉も多い。ギャンブル的な要素を持つ遊技として認識されており、大人に限らず、学生も含めて金品を賭けて遊ぶスタイルが良く知られている。葛葉ライドウシリーズでは怪しげな麻雀用アイテム四点セットを集めると探偵事務所で仲魔も交えて賭け麻雀に興じる事ができる。ただし親役はほぼ確実に配牌をイカサマしてるので要注意。(willseek)「ククク・・・意外に臆病だな・・・鳴海・・・!」「惑わされるな・・・!悪魔の甘言に・・・!」「ライドウ・・・無法の、ドラ単騎・・・!」たまに牌の数が変な風になる事があるが仕様です。ちなみに悪魔の強さは積み込んだ牌の破壊力。(aba)

マーヤー〔まーやー〕 悪魔
説明を追加
インド哲学におけるこの世を捉える際に用いられる概念。この世の万物はいつかは変容し消え去る存在・現象であり、人間の肉体も喜怒哀楽もやがて朽ち果て、消え去るものでしかない「幻」であるとするのである。やがてこの概念は女神として擬人化され、あらゆる女神は「マハー・マーヤー」という大女神の側面であるとする思想も生まれた。この世の現象を絶対視する幻想から覚醒する為の思索にはこの女神の力は助けになるとされる。なお釈迦牟尼を生んだ母親の名前もマーヤー(摩耶)であり、釈迦の生後7日後に没した彼女も神聖視されこの大女神とも同一視される事がある。この場合釈迦牟尼は世界を覆う幻力たるマーヤーから「目覚める」形で生まれたと解釈される。STRANGE JOURNEYにてセクター・グルースを支配する夜魔にして大いなる「母」の一人として登場した。その容姿は宝石のような単眼を持つ黒い妖艶な大女である。幻覚を駆使する強大な力を持ち、グルースの風景や多くのワープポイントの存在は彼女の性質の反映である。また奇しくも彼女の力により、ある人類にとって重要な人物の精神が復活を果たす事にもなる。ボス対戦時の彼女は多くの属性攻撃魔法を操り、命中・回避を大きく引き上げる技やパーティ全体ダメージと共に石化攻撃を行ってきたりとこちらを幻惑する。最も警戒すべきは仲魔が攻撃魔法を使うと100%死亡するカウンターを返される事だ。弱点属性はあるので着実に狙いたい。打倒後合体作成可能になるが、ボス時の強力スキルは持たない為、さほど強力には感じない…。(willseek)

マーラ〔まーら〕 悪魔
説明を追加
仏教における「魔」そのもののことである。悟りを開いたブッダに数々のマーラが襲いかかるも、彼の強い意志に逆に打ち負かされたという話は有名である。愛欲の神カーマとしばしば複合化され、その影響か、日本には男性の陰物を指し示す言葉「マラ」として伝わってきている。ゲームではそのネーミングと荒々しい姿でプレイヤーの度肝を抜いてくれた悪魔である。ネタでもいいのでとりあえず一回は合体で作ってみよう。集英社の週間少年ジャンプに連載されていた「花の慶次」においては「少年誌でそこまでやっていいのか!?」と言いたくなるほど頻繁に出てきた単語である。慶次が商船に乗り沖縄へ渡る途中、南蛮船に襲われた際、乗組員全員に向かって凄まじい形相で「者どもマラを出せ!!」と叫ぶシーンはあまりにも有名。(ARL)男性プレイヤーを劣等感で包む、プレイヤーにすら精神攻撃を行える恐ろしい悪魔である(フェリオ)真3においては、早すぎた儀式によりスライム化して登場。さすがにあのご立派な姿を3Dで表現するにはいろいろ問題があったらしい。(iqn)仏教の第六天魔王はこのマーラ・パーピーヤス(より大いなる死に至らしめる者)に由来する説もある。第六天においては他者を欲望に陥れその快楽を自らのものにするとされるが、逆に他人の楽しみを自らの楽しみとして共に喜び合う心に昇華する在り方を示す存在として仏法守護天としての他化自在天と捉えられる事もある。帝釈天よりも上位の天部である他化自在天は下位の世界に欲望を振り撒く事で活力をもたらしているのかも知れない。(willseek)真3ではスライムになってしまったマーラ様だが、葛葉ライドウ対アバドン王ではご立派で完全なお姿で初3Dデビューを果たした。自身の乗る戦車(チャリオット)での突進を得意とし、万能属性で気絶させやすいたたり生唾をデフォルトで覚えるため、なかなか頼りになるかと。ただし熱いのは苦手なのか火属性が弱点。敵として登場時にはアルケニーやラミアなどの女性悪魔(愛人?)を引き連れて戦うほか、交渉スキルも女性悪魔に効果的なフェロモンボイスと女性関係はかなりお盛んなご様子。(O.M.)コトブキヤの悪魔召喚録シリーズではフィギュア化。立体化された御姿は神々しく、完成度も高い。限定版として黄金マーラのフィギュアも存在する。オークション等で高値で取引されているのだ。()御立派様。御神体(金色は特に)。ペルソナ3フェス・4・3ポータブルにも登場。特に、フェスとポータブルでは、「マララギダイン」というスキルを所持していた。最初、「マハラギダイン」の誤植ではないかと思った人が多かったことは言うまでもない。しかし、4はともかく、フェスのアイギスやポータブルの女主人公(ハム子)がこのペルソナを使うのはどうであろうか…すごく…大きいです…(テラダイン)真・女神転生SJでは最上位の魔王として登場。 相変わらずご立派すぎる・・・。 終盤のカオスルートを選んでおけばセクター・グルースにてEXミッションを頼まれる(本人曰く直ぐに動くとスライム化してしまうらしい)。 見事、依頼を果たすとマーラ様が仲魔となり合体解禁となる。(Mr.ダルクン)真・女神転生�finalではファン待望のフルボイス(CV秋元洋介)で登場。 ナナシを「お盛んボーイ」と呼び、バトル中もマーラ節全開で喋りまくる様は必見 マルヲという男性に取り憑き「ありのままに 我がままに」を党是とする「マルヲ党」を立ち上げ、ガイア教団や阿修羅会、一般人も含め数百人も信者にした。 最終的に信者達の精気を奪って顕現するも、主人公に敗北した事でマルヲから離れる。女神転生4finalでは特殊合体を除く魔王の中では最高レベルの92 氷結が弱点であり、かつ氷結スキルが苦手だが、物理と状態異常を得意とする。 相手の防御を崩す地獄突きや、敵を魅了するマラマラダンスなど、やはりマーラ様と言いたくなるスキルを持っている。(Noigel)DSJの人気投票では 案 の 定 1位を取得。そして公式によるダウングレード版、つまり低レベルの(=早い段階から連れ回せる)パスワードが配布された。レベルなんとたったの10。なお同じく公式パスワードで配布されたアリス、クー・フーリン、マンセマットも同じレベルである。(wac_toriaezu)

マーライオン〔まーらいおん〕 悪魔
説明を追加
RONDEより、聖獣。種族内では最高位のバロンに次ぐ第二位であり、妙に強力に設定されている。現在のシンガポールのシンボルとして知られる、魚の身体にライオンの頭部を持つ石像。英語名称のマーmerとは海の意味、半魚人であるマーマンやマーメイドの名にも含まれるseaに相当する古英語mereから来ており、現地ではマレー語の「シンガ・ラウト(海獅子)」の名でも知られる。シンガポールの建国神話で王族が出会ったとされるライオンをモチーフに創作されたデザインで、元となった神話内では通常のライオンそのもので名も特に無かった。シンガポール国内には五体のマーライオン像が存在し、1972年製の最初の一体は口が噴水となっており、考え様によってはガーゴイルの一種とも言える。(ICBT)

マイコニドロ〔まいこにどろ〕 悪魔
説明を追加
女神転生1より、物怪の一種。英語で「Myco Mildew」と表記するらしい。名称は捩られているが、D&Dを原典とするモンスターの一種、所謂キノコ人間「マイコニド」が由来なのは明らかである。語の原義も踏まえ、その姿も菌類に侵食された人間といったイメージに名称共々アレンジが加えられた様だ。ファンガスとマイコニドロの配色はそれぞれ赤と緑となっており、マリオとルイージを彷彿とさせる。キノコ繋がりという事だろうか。(ICBT)

マインドキャッチ〔まいんどきゃっち〕 特殊攻撃
説明を追加
魔人転生2におけるぶっ壊れスキルの一つでアマノウズメ(LV28女神)がRANK4で習得する。隣接する敵悪魔をレベルさえ足りていれば、light,dark関係なく、そして、属性決定後もlaw,chaos関係なく、仲魔に出来る。しかも失敗しない。一度使えば、次の満月まで使用出来ないが、各マップで二回ぐらいは使用できるだろう。女神は三身合体のみだが、アマノウズメは最低レベルのため、低レベル悪魔で、物語中盤あたりで作ることができる。(HAZE)

マインドチャージ〔まいんどちゃーじ〕 魔法
説明を追加
DDSATシリーズに登場するスキル。次回の魔法攻撃の威力を倍以上に増加させる強力なスキル。対となるスキルに「パワーチャージ」がある。別作品で出てきた「気合い」や「チャージ」の系列と言えるスキルで、「コンセントレイト」が最も近いスキル。対となる「パワーチャージ」が消費MP5なのに対し、こちらは何故か10消費する。魔法攻撃に付加されるスキルであり、さらに(少なくとも2では)こちらの方が使い勝手が良い(ように見える)ので妥当と言えば妥当かもしれないが…2ではこのスキルをセットしてると、リンケージで「突撃の狼煙」と「ランダマイザ」が使用できる。そして、「ピュリプレゲドン」を(特にダブルブースタの状態で)このスキルを使用してからぶっ放すと超強力である。(テラダイン)

マウイ〔まうい〕 悪魔
説明を追加
太平洋ポリネシア諸島で幅広く知られ、親しまれる半神の英雄。その冒険心と悪戯心は世界に結果的に大きな恩恵と混乱をもたらす。島や部族によってその伝承に差異はあるが、よく伝えられる逸話としては天空を持ち上げて人が立って歩けるようにした事、速く動いていた太陽を縛りつけ今の昼間の長さにした事、カヌーで釣りをして島々を釣り上げた事などがある。最期は人々に不死をもたらそうと眠っている死の女神の胎内に入り込んだが、途中で女神が目を覚まし、その陰部にマウイは押し潰されて死んだという…。マウイは神というより文化英雄として伝えられていた為、西欧の熱心なキリスト教伝道者達に抹殺される事を免れたと思われる。まさにトリックスターと呼べる人。ハワイでも有名人だとか。デビルサマナーで幻魔として登場した。南洋系の人が釣り竿を担いで歩いている姿である。髪に人の顔があしらわれているが、タヒチでの伝承で幼少時から知恵に優れるマウイに両親が「八つの頭持つマウイ」と呼んだ逸話に拠ると思われる。物理防御力に優れるので前衛を任せられるだろう。(willseek)

魔王〔まおう〕 悪魔
説明を追加
かつては神もしくはそれに極めて近しい存在であったが、何らかの理由で悪の存在へと身を落とされた神々。もしくは、魔族の中でも飛び抜けて大きい力を持つ者もこう呼ばれる。ルシファー、ベルゼブブ、アーリマン、アスタロトとお馴染みの分類。多くの場合彼らは大きな力を持つ敵として立ちはだかるが、「真1」以降は普通に合体で作れてしまったりするのだった。(aba)最高神、唯一神と最終戦争の予定が入っている者、壮絶な戦いの末に敗れた者、現在も戦い続けている者、そのような非常に血気盛んで大きな野心を持つ魔族が属する神々の敵といった分類。人間には悪の道に誘惑し、堕落させるといったスタンスをとる事が多い。()現在では、ただの種族のひとつとして、一部は雑魚でも登場したり、合体で仲魔としたりすることが出来るが、ファミコン版1や魔神転生1では、ボスとしての登場のみであり(仲魔にも出来ない)、固有のグラフィックを与えられている別格の存在である。(HAZE)

マカーブル〔まかーぶる〕 悪魔
説明を追加
La Danse Macabre、Dance of death等、多くの呼び方で表された踊る骸骨姿に擬人化された死。14~15世紀の中世ヨーロッパで流行した死の寓話や絵画・彫刻群で表され、当時の戦乱やペスト等の伝染病の恐怖を端的に象徴している。死への恐怖と生への執着に取り憑かれた人々が集団ヒステリーに陥り踊り狂った姿を表現しているともされる。デビルサマナーに登場の上級悪霊。死の恐怖の具現化という意味では魔人に近いコンセプトの悪魔と言える。ゲーム中では骸骨ではなく骸骨模様の服を着込んだ道化風の怪人デザインで、死をイメージさせる大鎌を携えて踊るポーズをとっている。呪殺系攻撃は恐ろしいが、破魔系魔法がよく効くので備えよう。(willseek)

魔界獣肉ギフト〔まかいじゅうにくぎふと〕 道具
説明を追加
ソウルハッカーズにおける妖獣ジャージーデビルおよび魔獣オルトロスの魔晶変化アイテム。贈答品として用いると獰猛・冷静・愚鈍性格の悪魔の忠誠度を最大まで上げられる他、ショップにて20000円で売却できる。見た目は俗に言う『漫画的骨付き肉』で、変化元を考えると中々複雑な心境にさせられるアイテムである。この肉はやっぱり…(CF)

マカカジャ〔まかかじゃ〕 魔法
説明を追加
[MAKA-Kaja]
味方の魔力を上昇させる魔法。パーティ全員に効果がある。他のカジャ系魔法に比べ最も地味な存在である。それというのも、女神転生シリーズは全体的に魔法威力が驚異的で無いためであろう。(ARL)ところが後のシリーズ程敵の弱点属性を突く事の重要性が増し、今では属性攻撃魔法の威力増強の為には極めて有効な補助魔法の一つになっている。(wiillseek)さらに後期のストレンジジャーニーや真4ではマカカジャは無くなっている。検証していないが、タルカジャに統一されたのかもしれない(HAZE)

マカジャマ〔まかじゃま〕 魔法
説明を追加
敵の魔法を封じ込める魔法。喰らった相手は魔法を唱えても効果を発揮しなくなるのであった。魔法を唱える相手には有効な魔法であるが、ザコキャラ相手にいちいち使うのも面倒くさい。反面、敵に唱えられると非常に厄介な魔法である。地味なのにねぇ。(ARL)

マカトラ〔まかとら〕 魔法
説明を追加
自分のMPを10ポイント仲間に分け与える魔法。唱えられた者はMPを10回復する。これまた使うときがほとんど無さそうな魔法である。そのためこの魔法の存在を知っている人自体が少ない。(ARL)真3では自分のMPを回復できる仲魔に継承することで、アイテムや回復代金の節約が可能になった。(ステーク)

マカトランダ〔まかとらんだ〕 魔法
説明を追加
敵のMPを吸い取る魔法。喰らった相手はMPを減少し、その分こちらのMPが回復するのであった。MPが無くなったときの非常事態にしか使うことの無さそうな魔法。使える悪魔も限られているので、この魔法の存在を知っている人自体が少ない。(ARL)FC版2やLBシリーズでは「マカランダ」の名であり、作品によっては敵専用であったり、術者のMPは回復せずに単に対象のMPを減少させる効果だった事も。「マカトランダ」の名に改められたのは魔力操作系で名称の統一感を出す為に上記項目「マカトラ」に合わせた事からか。低下補助系を表わす「ンダ」が名称内に含まれる事から、混同を避ける為か真3以降はスキル「吸魔」として再設定されたが、かつてFC版1で同様の効果を持つ魔法が「キュマ」だった事を思い返すと、ネーミングが一周して元に戻った気がしないでもない。(ICBT)

真神〔まかみ〕 悪魔
説明を追加
大口の真神とも呼ばれる聖なる山神。今は絶滅してしまったとされるニホンオオカミの神格化されたものである。狼は古くは田畑を荒らすニホンジカやイノシシを退治してくれる農耕の守護神として崇められていた。「おおかみ」は「大噛み」以外に「大神」とも解釈できよう。時代が下り山野が開拓され、山と里が接するようになると狼が近くの人間や家畜を襲う事も起こり、不幸にも狼は西洋と同じく、悪巧みをし女性に言い寄るといった悪い象徴として認識され、狩り立てられていったのであった。真3にて、魔獣イヌガミを変化させる事で仲魔にできる神獣(狼は山犬とも呼ぶし)。弱点属性がなくなり、より安定して使える戦力になる。しかしゲーム中のデザインはオオカミの猛々しさとは無縁のへらべったい、可愛らしい容姿である。イヌガミと共通して胴が長いのは、霊体を強調する表現なのだろう。(willseek)

マカラ〔まから〕 悪魔
説明を追加
インドの川や湖、海に棲息していたとされる巨大魚の一種で、ワニを基本にカバや象、シャチ、龍(ナーガ)等の特徴を併せ持った複合獣。ガンジス川の女神ガンガーや水の神ヴァルナなどが騎乗獣にしたとされる他、愛欲の神カーマの象徴とされたり、また野生の存在が舟を襲う事もあるとされ、棲むとされる川や湖、海といった場所(マカラーヴァーサー)が崇拝の対象となった。祀る事で襲撃避けと水の加護を祈ったのである。ソウルハッカーズ登場の龍神。鹿の頭部に魚の胴、アンテロープの足という合成デザイン。電撃系を反射し、また放電で攻撃も出来る。微々たるものだがメディアでの回復役も可能だ。(willseek)

マカラカーン〔まからかーん〕 魔法
説明を追加
[MAKARA-Karn]
1ターン敵の攻撃魔法を跳ね返すことが出来るようになる魔法。効果は使用者のみ。しかし1ターンというのが曲者である。まず術者は敵の素早さを上回らなければ、この魔法の効果を発揮することが出来ない。その上で敵がこちらに魔法を唱えてくることが必須なので、あまり使い道が無いとも言える。(ARL)カオスヒーローの素早さを高くしておいた場合、代々木四天王の館においてテングのシバブーやマハザンマを跳ね返すという爽快な効果を発揮してくれる…が、他に使い道はない。真・女神転生3においては、テトラカーン、テトラジャと並ぶ重要度を誇る魔法となった。(iqn)

禍魂〔まがたま〕 道具
説明を追加
真3にて主人公が未知なる世界で生き抜く為の要になる悪魔の力の結晶。硬質な外皮を持つ寄生虫にも見え、その丸まった姿は神器の勾玉を思わせる。適性のある人間が体内に取り込むとその禍魂が秘める悪魔の力(スキル)を使用者に与えるという。結果、禍魂使用者は悪魔人間とでも呼べる存在になる。その魂まで悪魔と為すか否か、新たな禍魂を求める旅の中では常に問われ続けているのである。なお、真3中では禍魂は全部で25種類ある。これだけの数の禍魂に適性がある真3主人公はやはり特例なのだろう。だから金髪の子供が目を付けたのだろうか。(willseek)メニュー画面では時々ピクピク動く程度だが、金髪の子供に植え付けられるムービーシーンでは、ウネウネ動き、凶悪な顎を動かしながら迫ってくるため、結構怖い(HAZE)

禍弾〔まがたま〕 弾丸
説明を追加
DDSATシリーズに登場。1ではベルゼブブ(蝿)を斃すと手に入り、2ではジャックフロスト(ジャック・ザ・立派)を倒すと手に入る。威力は200で、1では最強の威力を誇る弾丸だった。2では残念ながら、ヴィシュヌを斃すと手に入る威力300の「万魔の弾」に最強の座を譲った。禍々しい弾丸だから「まがたま」。…なるほど。間違いなく勾玉(禍魂)とかけたダジャレだろう(笑)。(テラダイン)

禍津〔まがつ〕 悪魔
説明を追加
「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」に登場する新種族。前作で戦ったボス。 フィーバー合体で運が高い時に仲間にすることができる。ただし、何ができるかはランダム。赤マント、ヨミクグツ・甲、ヨミクグツ・乙、ヨミクグツ・丙、ヒルコ等いる。(シシン)

マガツヒ〔まがつひ〕 言葉
説明を追加
真3において、物事を成就させる為に必須とされ、悪魔達も食事等で欲していた赤色の精神エナジー。その実体は苦しみ・悲しみ等の負の感情エナジーだという。マガツヒを集める事で悪魔は更なる強さを得る事もできるし、創世主達が守護を呼び、創世を目指す為にも大量のマガツヒが必要とされた。これはすなわち、物事を成就する為にはなんらかの犠牲、苦労や苦しみが必須のものである事をマガツヒで視覚的に表していると考えられる。実際、マガツヒが大量に埋蔵された場所というのは議事堂やマネカタ達の生まれたミフナシロ、アマラ神殿等、多くの感情エナジーが集中しやすい場所であった。マガツヒとは本来禍津日神という名の日本神話の神格であり、黄泉から逃げ帰った伊耶那岐命が禊を行った際に誕生した災いを象徴する神々である。禍霊(マガツヒ)とは苦しみをもたらすという精神性からのネーミングなのであろう。しかし禍津日神は祀れば厄を除く助けになるともされ、まさに「災い転じて福と成す」という人生哲学の一端を考えさせる存在である。なお、マガツヒはローマ字表記にするとMAGATUHI、略字でMAGであり、生体マグネタイトの略字と共通する。悪魔の活動エナジーとして共通であるのは確かであり、マガツヒの描写がしばしば生贄の血のごとくに見えていた事から考えると面白い共通項ではある。そう、新たな世界は多くのマガツヒに込められた想いを捧げて生み出されるのだ。(willseek)上記の神としての禍津日神をモデルとした悪魔として、デビルサマナーにおいて、ラスボス手前で立ちはだかるオオマガツヒ、ヤソマガツヒが登場している。(HAZE)

巻き付き〔まきつき〕 特殊攻撃
説明を追加
相手に自分の体の一部を巻き付かせる。喰らった相手はもちろん身動き取れなくなる。しかし、なんとも地味な技に思えて仕方がない。(ARL)アルケニー等蜘蛛系の悪魔の場合は蜘蛛の糸を飛ばして絡め取る攻撃になるようだ。毒や麻痺もそうだが、こうした間接的攻撃との組み合わせが戦闘を勝利に導く事もある。(willseek)

マクシミリアン〔まくしみりあん〕
説明を追加
ソウルハッカーズでショップで購入できる胴体防具では最上のもの。マクシミリアンとは、神聖ローマ帝国の皇帝にして自らを「最後の騎士」と称したマクシミリアン一世(在位1493~1519年)の事。彼は自分専用の甲冑工場を建て、当時40キロにも達していた甲冑の実用的な軽量化を試みた。そうして生み出されたのがマクシミリアン式甲冑であり、表面を全て波形に加工する事で薄い鉄板に強度を与え、さらに剣や槍、矢などの刃先をその溝に沿って受け流せるようにした。この溝はフリュートと呼ばれる為、別名フリューテッド・アーマーとも呼ばれた。だが軽量化したと言ってもその総重量は未だに35キロあったという。ゲーム中に登場する防具としては胴衣部分のみなのだろう。(willseek)

マグネタイト〔まぐねたいと〕 言葉
説明を追加
生体マグネタイト。生体磁気と呼ばれる、生物の精神活動エナジー。いわゆる磁鉄鉱(FeFe2O4)とは別物。激しい感情の変動を起こし得る生物が多く持つものとされ、結果的に人間と悪魔が多く持ち合わせるという事になる。悪魔は元来物理的肉体を持たない存在であり、このマグネタイトのエナジーを触媒として、活動する為の肉体を構成し実体化させるのである。よってマグネタイトが枯渇した状況だと実体化の為の触媒が不足し、肉体の維持の為にはそのままだと文字通り自らの命を削らざるを得ない。結局我々と同じく、命を繋ぐ為の食事が必要となる。マグネタイトを得る手段は捕食するなり、信仰・崇拝を受けるなり、欲望等の強い感情を刺激して味わうなり様々である。精神エナジーゆえにマグネタイトには形はなく気体に近いが、召喚師などは大量に持ち運ぶ為にカプセル入りのエーテル等に封入したりしている。象徴的に考えれば、人の喜怒哀楽の感情が悪魔を実体化させ、神の威光を世に顕在化させる、という寓意とも言えるだろう。神や悪魔が先なのか、形を与えた人の心の方が先なのか、ともあれ人の意思の介在しない神や悪魔の跋扈はこの世では困難なのである。葛葉ライドウ対アバドン王ではマグネタイトの活動エナジーとしての側面が更に押し進められ、仲魔の戦闘や回復スキルの全てがライドウの所持MAGを消費してのものになっている。逆に敵からも奪えるようにはなっているのだが。MAGを持たない純機械系の敵との戦いでは苦労しそうではある。元々マグネタイトは小説版女神転生からの設定なのだが、このネーミングはやはり現実のマグネタイト(磁鉄鉱)がモチーフだった可能性が高い。人間の脳には磁気器官があることが証明されており、それは鼻孔後側上方の脳下垂体と頭の中央部にある松果体とされている。こうした部位は微弱ながら磁場を感知する能力があり、また脳表面の細胞に付着したマグネタイトもこの機能を補助する役割を果たすとも考えられた。感知能力に特に優れた者は霊的能力に恵まれていると考えられたのかも知れない。(willseek)気やオドと言われる物と同質の物である。これが足りないと悪魔はスライム化するか、矮小化する。マグネタイトは、人間の様々な感情や思考によってその性質を変える。喜びや楽しみ、逆に悲しみや恐怖などの色調を帯びたマグネタイトがある。悪魔によってその好みは大きく異なり、それによりマグネタイトの摂取の形が変わるのだ。(hagetya)新妖怪人間ベム(コミック版)にも出てきてるんだなこれが・・・(Mr.XYZ)高等な悪魔や神の転生は大量かつ高質なマグネタイトを有しているのだ。それを狙う悪魔は数知れず。()原作小説においてはマグネタイト自体に作品特有の設定解説等は見受けられず、現実の磁鉄鉱そのものとも取れる。魔界と物質界を結ぶ際に磁場が必要なので、その補助として生体マグネタイト含有率が高い人間を用いるとされるが、「生体」マグネタイトでなければならない理由や、それ以外の磁力での代用に関しては一切言及されていなかった。悪魔の実体の維持をはじめ、気などの霊的な要素や感情による性質云々の設定が追加されたのはコンシューマ版からであり、鈴木氏の手によるものである。又、TRPG版においてはMPがマグネタイト・ポイントの略とされ、自身の気を使用して特技や魔法を行使するという仕組みとなっている。TRPG版で特徴的なのはMPが0となると人間なら昏倒、悪魔であれば強制帰還やスライム化するといったペナルティがある事だ。「MAG」と略記され、ゲーム内ではこれが単位として用いられていたが、単位記号はデビサマから「」(Mに横線が入った記号)が新しく用いられる事となった。作品によっては仲魔の召喚維持がノーコストで行なわれるが、その場合マグネタイトは別の形で登場する事もある。LBシリーズにおいてはアイテム扱いとなり、魔獣(=LBにおける悪魔)の好物とされ、ある場所で別の物品と交換出来る。デビルサバイバーでは一定条件下で仲魔に任意でスキルを付加出来るシステム「スキルセットボーナス」が存在し、これはマグネタイトを蓄積する事で可能となるという設定だ。アバチュでは設定面のみでゲーム中に現れる事は無く、悪魔変身能力を持つ者が人間としての意思・正気(人間形態もか?)を保つ為のエネルギーとされ、これを失うと完全に悪魔化するらしいが、これは元来の「悪魔の肉体の維持」という目的とは全く逆の意味だと言える。(ICBT)「デジタルデビルサーガ」シリーズにおいても生体マグネタイトの存在が言及されている。生体マグネタイトはあらゆる存在の構成情報に微量ながら含まれており、特に人間には膨大な量が宿っている。サーフ達のように悪魔化能力を得た者はマグネタイトを急速に消耗する様になってしまい、それゆえに多量のマグネタイトを摂取しなければ生きていけない身体になってしまう。そしてその摂取方法が人間を喰らうことであり、効率的に大量のマグネタイトを獲得する為に捕食対象を生きたまま狩り殺す必要があるのだ。彼ら喰奴が覚える強烈な“飢え”の正体はマグネタイトの欠乏であり、マグネタイトを長期間摂取しなかった場合その意識は敵味方の見境なく飢えを満たす為に襲い喰らう悪魔そのものとなってしまう。さらに他者を喰らって飢えを満たし続けたとしても、いつかは上記の様に悪魔化の道を辿る。悪魔化能力を得た者が最後に行きつく先は、緩急の差こそあれど意識の完全な悪魔化なのである。生体マグネタイトによってアートマを得た人間は生かされているという点が興味深い。「飢え」は抗体ポイントを髣髴とさせ、さらにマグネタイトの欠乏によって陥る意識の悪魔化には人間としての存在そのものの死、マグネタイトの欠乏と共に現世の肉体が消滅する既存シリーズの悪魔達の姿が結びつく。ともすると既存の女神転生との違いばかりが目立つ「デジタルデビルサーガ」シリーズではあるが生体マグネタイトの設定だけ採り上げても、形を変えて女神転生としての伝統を踏襲した姿が浮かび上がってくる。(HUM)

MAGバッテリー〔まぐばってりー〕 道具
説明を追加
コンシューマでのアイテムとしての登場はNINEが初で、入手する毎に最大パーティ数や仲魔数の上限を上昇させる効果を持つ。元々の初出はTRPG版で、その本来の機能はこれとは随分と異なる。偽典でも作中用語として登場し、その設定はTRPG版に準拠する。マグネタイト・バッテリー。TRPG版での解説では、倒した悪魔のマグネタイトを収集・蓄積する、アームターミナルを構成する装置・システムの一部。その主用途はアームターミナルの電源である。マグネタイト収集に関する詳細な動作原理は語られていない。当初は収集機能はデビルアナライズ用の分析モジュールとして、蓄積機能は非常用電源として利用する為に開発されたが、この蓄積したマグネタイトが悪魔召喚プログラムによる仲魔の召喚の為に利用可能な事から、相当量の保存が可能となる様に改良されたらしい。初期のTRPG版特有の設定として、複数のMAGバッテリー同士が接近すると相互干渉を起こし、保存されたマグネタイトが漏出するとある。これは複数のCOMP使いを同一パーティ上に存在させない為のゲームデザイン上の仕様であろう。そもそもはコンシューマ版において主人公達がどの様にマグネタイトを獲得・保持するかを詳細に解説した所謂後付け設定として考えられたものと思われる。又「アームターミナルはマグネタイトを電力に変換して動作する」という設定自体はコンシューマ版の時点で存在し、取扱説明書に掲載されている。TRPG覚醒篇では名称が「マグネタイト・コレクター」に変更され、先述の様な詳細な解説はオミットされた。そして以降のTRPG版でも個別の設定としては廃止され、COMP自体の機能として統合された様だ。コンシューマ版においても、デビサマにて「マグネタイトはカプセル状の容器に封入」という事にされ、以後MAGバッテリーに類する装置に関して語られる事はなくなった。同じく携帯型コンピュータ各種の電源に関しても描かれる事は皆無であるが、デビルサバイバーでは手動充電器を用いてCOMPを充電する描写が見られた。(ICBT)

MAGプレッサー〔まぐぷれっさー〕 道具
説明を追加
真2においてアバドン体内で目加田博士から譲り受ける装置。通常目に見えないアバドン本体を実体化させる事が出来る。アバドンは真2においてはその本体を通常空間から異なる層にずらして存在させているらしく、通常の召喚で悪魔にマグネタイトを与えて実体化させているように、MAGプレッサーは空間のマグネタイトを凝縮させアバドン本体を異層から強制的に引き出す形で肉体を構築すると考えられる。アバドン体内では例外なくいずれ消化されるので、いつまでもぐずぐずしてはいられない。(willseek)

マグマ・アクシス〔まぐまあくしす〕 特殊攻撃
説明を追加
真3にて主人公が覚える非常に強力な対単体火炎攻撃技。マガタマゲヘナから引き出せ、LV65から使えるようになる。両手を掲げて掌に炎を燃え立たせ、前方へ両腕を突き出し発射する。ネーミングは「マグマのごとき炎の激発」という事のようだ。対単体ながら格好よく強力だが、気合いと併用する事はできない(火炎高揚は有効)。(willseek)地学的には地殻プレートの運動による弧状列島の形成過程でその地下に発生するマグマ弧に対する軸、マグマ軸(Magmatic axis)の事。しかしこれはゲーム中スキルの効果とはほぼ無関連であり、むしろそのイメージはマントルから直接それが供給されると考えられている、マグマが噴き出す地点の一種「ホットスポット」が連想される。それにおける地下の生成源から地表まで一本の軸の様に形成されるマグマの通り道の事を、このスキル名「マグマの軸」は指しているものと思われる。(ICBT)

魔剣ムラマサ〔まけんむらまさ〕
説明を追加
徳川家の家宝であり、呪われていると言い続けられている刀。千子村正作。徳川家康の祖父である松平清康を斬ったのも、家康の息子である松平元康を斬ったのも、この刀である。ちなみに松平元康を介錯したのは有名な服部半蔵である。真1では何故か女性専用の武器で、しっかりと呪われているがあまり強くない。あぁ呪いの魔剣伝説は何処へ…なんて言ってたら、真2では「妖刀村正」としてその呪われっぷりを遺憾なく発揮している。攻撃力はあの火之迦具土を上回る208。(ARL)元康は家康本人です。嫡男は信康。織田信長との同盟締結時に「信」の文字を下された。介錯を承ったのは服部半蔵であるが、号泣し任を果たせず、結局行ったのは天方通綱である。()ちなみに、家康の父である広忠を切ったのも村正と言われる。ちなみに、幕末の尊王派の志士たちは、『徳川に仇なす=徳川を滅ぼす』と考え、好んで村正を指したと言われる。(たけでん)何年か前の新聞に載っていたのだがハワイの人が小刀を購入したらしい・・・・・(Green)徳川家康を幾度も救ったとされる名将、本多忠勝の愛槍・蜻蛉切も村正作とされているので、伊勢の名工とされた村正作の武器が近隣の三河で重用された中で、たまたま徳川一族を害するのにも用いられたというのが真相とも考えられる。(willseek)CRPG界の祖、ウィザードリィにも二種類のムラマサがある。一つは5作目に登場する「MURAMASA KATANA」で、最強の武具類と比べると頭ひとつ低い。もう一つはその5作目以外に登場し、二番目に強い武器より倍近いダメージを叩き出す「MURAMASA BLADE!」。女神転生では、魔剣が前者、妖刀が後者に当てはまるのではないか?なお、ウィザードリィでは呪われてはいない。(HAZE)

マサカドゥス〔まさかどぅす〕
説明を追加
真3の公式チートとも言える最強のマガタマ。装着すると運以外のパラメータが大幅に上昇し、耐性は万能属性以外の攻撃無効というハイスペックである。しかし、その名前はまさしくダジャレである(笑)。他のマガタマのスキルを覚えたいがために外した時は、パトにご注意を!ペルソナ4でも同名のスキルが存在し没になったとされる(内部データにあるとか)。その効果はマガタマと同じく万能以外無効というものであり、「全能の真珠」というアクセサリーに受け継がれた。(テラダイン)

将門塚〔まさかどづか〕 地名・場所
説明を追加
失った胴体を求め宙を舞った将門の首が、最期に力尽き落下した場所というのが、現在の東京都丸の内の一角である。そびえ立つビル群の中、そこには今も彼の首塚が残されている。この塚は取り壊そうとするたびに何かしらの事故が起こるようで、「将門の祟り」と恐れられている。現在でもそれは続いているそうで、周囲の仕事場がこの塚に尻を向けないよう配置されている事実はあまりにも有名。「帝都物語」では、この塚には既に将門の首は埋まっていないとされている。明治天皇が現在の皇居に移る際、塚から首を掘り出し、皇居の地下の祭壇へと移したというのだ。それを代々の天皇が祭主として祭っているのだという。(ARL)立地条件もさることながら、「首切り」と「クビ」をかけて、サラリーマンからの崇拝を集めるようになった。あと百年も経過したら、商売の神と化してしまうのかもしれない。()将門を慕う人々によって敷地は小まめに清掃・整頓されているようだ。崇りばかりがクローズアップされがちだが、れっきとした信仰を集める聖地でもあるのだ。結局人の心の持ちようで見え方は変わるのだろう。(willseek)

将門の剣〔まさかどのつるぎ〕
説明を追加
平将門の持つ刀。彼はこの刀と共に、長きに渡り関東を諫め、守ってきた。表面場ニュートラル最強の武器。この刀を託されるということは、東京の守護すらを任されたことになるのだ。真女神転生2では幻の金属ヒヒイロカネにより作り出すことが出来る。(ARL)真3においては公の御剣と呼ばれ、全てのマガタマを集めた主人公に与えられる。それは将門公のお膝元、坂東宮を訪れる鍵となり、最強の力を手にする為には必ず必要となるものである。ちなみに公の御剣を武器として使う事はできない。葛葉ライドウ対アバドン王においては「将門の刀」の名で二周目以降限定の最強合体剣の一つとして登場している。攻撃力以外にもステータスアップや、攻撃時に相手から大量のMAGが奪取できる優れものだ。将門公に認めてもらわないと作成は不可能なのだが…。(willseek)東北や関東地方、つまり東国では7世紀後半頃から蕨手刀という、馬上で扱いやすい、「切る」ことに重点が置かれた刀が現れるようになり、将門公が活躍した10世紀前後では、後の日本刀の原型ともされる、古太刀という、より改良された刀が出現していた。それに対し、おそらく西国の方では「突く」ことに重点が置かれた直刀の方がまだ多かったはずである。また、当時関東では製鉄炉が開発されており、ようやく東国でも安定した鉄の生産が行われはじめたともされる。将門公は善政(農民が努力次第では自作農になれるというほど、自由度が高かったとも)を行っていたとされ、技術を持った流民が領地に入ってくることも多く、鉄職人が集まってくる可能性も高かった(ただし、鉄の取り合いで争いが起こっていた可能性も高く、それにより将門公とその領土が周囲から攻められた可能性も否めないという)。そのような背景により、将門公の軍団は古太刀の方を多めに使っており、滅法強かったはず。新時代の幕開けにふさわしい剣だったのかもしれない。(テラダイン)

将門の鎧〔まさかどのよろい〕
説明を追加
平将門がかつて愛用していた甲冑である。元は普通の鎧であったが、1000年の時を経て関東の大地霊となった彼の力が込められ、ニュートラルサイドを象徴する鎧となった。セットで籠手と兜、具足がある。真1ではニュートラルにおいての最強の鎧。四天王の館に鎮座されている。(ARL)

マザーハーロット〔まざーはーろっと〕 悪魔
説明を追加
ヨハネ黙示録に「大バビロン、大淫婦」として記される存在。神に逆らう7つの頭と10本の角を持つ赤い獣(海からの獣との同一説も)に跨り、その手には汚れに満ちた金の杯を持つ。大淫婦と獣はそれぞれ反キリストの宗教的・政治的存在の象徴とされるが、後に内部分裂が起き、大淫婦は獣によって滅ぼされるのだという。真3マニアクスで登場する唯一の女性型魔人。なかなかに妖艶な美女風の容姿だが、毒持つ女にふさわしく髑髏顔である。コッパテングには残念!物理攻撃と電撃攻撃を全く受け付けず、精神属性で全体ダメージ+魅了効果の「女帝のリビドー」と万能系全体ダメージを与え自身のHPを回復させる「邪神の蛮声」がかなり厄介である。通常攻撃時は獣の頭で七回攻撃するので結構壮観だ。また電撃魔法に優れ、物理攻撃は反射するので仲魔としても強力と言える。(willseek)「真・女神転生3マニアクス」に初登場した魔人のひとりで、七頭十角の紅蓮の獣を従えて現れる。物理攻撃と電撃魔法を無力化し、一度に七回の物理攻撃を仕掛けてくるパワフルな悪魔。アマラ深界の最深部に至るキーアイテム「美のメノラー」を所持している。原典は「ヨハネの黙示録」に登場する「バビロンの大淫婦」。ベイバロンとも称される彼女は神の七封印が解かれた後、七つの頭と十の角を持った邪悪で赤い獣に跨り、地上の王たちと享楽に耽り世界を混乱に貶めるという。この「バビロンの大淫婦」は、シュメールの大地母神・イシュタルがキリスト教の世界観に取り込まれた結果生まれたもの。つまり、「マザーハーロット=イシュタル」ということになる。(平 敦司)「バビロン」と表記されているが、必ずしもバビロニアを象徴している訳ではない事に注意したい。黙示録は新バビロニア王国が滅んだよりも後世の著作であり、当時のキリスト教徒はむしろローマ帝国を信仰の敵と捉えていたのだ。大淫婦は特定の女神を貶めたというよりも、敵対的信仰となるもの全般の象徴と考えた方がいいだろう。(willseek)乗っている獣に関してはマスターテリオンの項参照。本来は他にもう一頭このテリオンに対になる獣がいる。(鋼田一 豊広)一説にはマニアクス最強の仲魔ともされる魔人。バッドステータス・破魔・呪殺無効・電撃吸収・物理反射と耐性が非常に優秀であり、自力で覚えるスキルも固有スキルだけでなく「気合い」「ショックウェーブ」がある。マサカドゥス型にしても良し(使い勝手は不明)、ヘルファングと貫通を継承させて対雑魚ボス両用型にしても良し。また、ゴグマゴグ(拘らないならアルビオンでも良いかもしれない)とサマエルを一緒に召喚すれば、まさに「ヨハネの黙示録の赤い竜」軍団の誕生である。(テラダイン)

魔晶変化〔ましょうへんか〕 言葉
説明を追加
デビルサマナーシリーズで見られる悪魔合体システムからの分岐要素。仲魔達は「忠誠度」という目安でサマナーへの信頼度・服従度を測れる訳だが、その数値がMAXになった時、その絆を永続的なものにしようと物品に姿を変化させる者がいるのである。元々悪魔の肉体は仮初めの物なんで…。物品は武器・防具・消費アイテム等様々である。その忠誠に応えるかどうかはそれぞれのサマナーの心意気次第だろう。(willseek)ペル1・2では熟練度・ペルソナランクを最大まで上昇させ帰還(消去)するとアイテムと交換の形となる類似システムが存在し、1におけるこのシステムには特に名称は無かったが、その類似性からか2より正式に魔晶変化の名となった。NINEにおいて最適化の完了によって行う事が可能となる類似システムには、魔晶変化相当となる悪魔をプラグインソフトと化す「コーディング変化」、御魂に近い意味の能力値の上昇や魔法の追加を行う為の「モジュール化」が存在する。対アバドン王には魔晶変化そのものは存在しないが、武器の素材となるアイテム分類が「魔晶」の名となっており、各種には「○○属悪魔の魂を封じた魔晶」の解説が見られる。IMAGINEにおける魔晶変化は独自の定義を持ち、親密度の高まった仲魔を宝石に宿し「魔晶」を生み出すという事になっており、魔晶は装備品の強化に用いる。又、TRPG版における魔晶変化は、宿り魔によって諸性能が変化する魔晶剣・魔晶手甲などといった、コンシューマのハッカーズやNINEにおける通常合体剣(もしくはifハザマ編の祭器)相当として設定されたものがノクターンサプリ「アマラ深界」から登場しており、200Xにも引き継がれている。仲魔をアイテムと化す元来の魔晶変化は、剣合体と並びアイテムと悪魔の神話的関連をゲーム内で表現出来る興味深いシステムであったが、合体以外で仲魔を消費する事から、ある意味ではメガテンのキモである悪魔合体を消極化すると言えるものであり、近年の作品では採用されていない。その代替と言えるのは真3やライドウ系の仲魔のレベルアップ時に得られるギフト、P3の「受胎」やSJの「デビルソース」等の様に、仲魔そのものを引き換えとする事なく長く連れ歩く事のみでアイテムが得られる傾向へと変遷した様だ。(ICBT)

マシン〔ましん〕 悪魔
説明を追加
機械。Machine。プログラムされた命令に従って行動する鉄塊達。多くの場合、彼らは自らプログラムを改変する事は出来ない。そうプログラムされていないから。けれど、その常識が破られた時、彼らは生物に限りなく近い存在に、更には人にとって大いなる脅威と成り得る可能性もある。リドリー・スコットは偉大だ…いや、原作はディックだけど。メガテンシリーズでは「DDS2」から登場した悪魔の分類。幸いメガテンにおける彼らは「人に作られた道具」以上の存在では無い。与えられた命令に意味が無くなってもひたすら働き続ける彼らの姿はまさに世紀末。まさにラストハルマゲドン。いや違うか。いずれのシリーズでも電撃に弱い傾向があるが、「偽典」のハイボールには何故か全然効かない。ラバーコーティングでもしてあんのか?(aba)従来は複数の部品を組み合わせて外部から供給されたエナジーを有効な仕事に変換する機械道具の事である。電子工学や情報処理の技術の飛躍的な向上によってこうした機械にある程度の自律性を持たせられるようになり、人間の指令に沿って複雑な行動をこなすメカやロボットの存在は、SFだけのものではなくなりつつある。そこで問われてくるのが人間側がそれらといかに付き合っていくかという倫理・哲学絡みの問題だ。手塚治虫の鉄腕アトムは自我を得た機械達と人間の間の相克がいち早く描かれた作品である。真2世界において遭遇する代表的なマシンはTOKYOミレニアムにおいて運用されているゴーレム、ラビ、メデューサ達である。彼らはプログラムされた通りにミレニアム市民を守り、異端者を排除する。(willseek)

MAGIC〔まじっく〕 コマンド
説明を追加
魔法を唱えるコマンド。移動時や戦闘時に選択する。RPGではもはや無くてはならない項目の一つである。魔法の無いRPGはかなり地味だ。(ARL)神秘的で物理現象を超越した効果を発揮するので、ゲーム中で現実を超えた展開を描写するのにも便利なツールである。超能力などを代わりに採用する製作者もいるが、やはりある程度の系統だった法則性を想像させる魔法・魔術の方が人を惹き付けるのだろう。ちなみに手品や奇術もMagicに含まれていたりする。(willseek)

魔獣〔まじゅう〕 悪魔
説明を追加
一般的には聖獣よりも荒々しい気性を持った霊獣たちとされるが、中には長い年月を経て力を得た獣たちも含まれる。全体的に聖獣よりもやや知性に欠けるが、好き好んで人々に危害を及ぼすマネをする連中は少ない。ご存知ケルベロスを筆頭に初代「女神転生」から登場する常連の獣たちだ。高い攻撃力と耐久力を持つ彼らは序~中盤の前衛に最適なので積極的に仲魔にしたい。(aba)ラストバイブルでは、何故か悪魔その物を指す言葉となっている。(HAZE)

魔浄扇〔まじょうせん〕
説明を追加
女性専用の武器で、攻撃回数が多いのが特徴。魔を清める力のある扇子のようである。ブーメランのように相手に投げて攻撃するらしい。扇子と言えばボディコニアンである。真女神転生1の発売した1992年と言えば、ハウス・レイブが大流行したジュリアナ時代であった(はず)。いや、だからどうしたと言われても困るが。(ARL)真2からはFREEZE効果が加わり、意外にこれで戦闘を大いに有利に進める事が出来たりする。どうやら実際はあおぐ事で浄化の冷気を相手に吹き付ける用い方のようだ。(willseek)FREEZE効果は芭蕉扇(西遊記で火焔山の火を扇ぎ消した)と掛けているのだろうか(HAZE)

魔神〔まじん〕 悪魔
説明を追加
日本人の感覚で言う一般的な「神様」のイメージである。人よりも遥かに大きな力を持ち、その力で人々に救いをもたらす、という感じだ。随分適当ともとれる説明だが大体これで合っている、筈である。古くは初代「女神転生」より登場し、基本的にあらゆる悪魔のカテゴリの中でも最強クラス、という位置付けであったが、魔王、大天使、破壊神などの登場で最近はやや影が薄い。(aba)真1ではL-LであったがL-N枠がいなさすぎたせいか、真2以降L-Nに移動。一番下のランクのレベルですら30超えなどザラであり、魔神を作れる頃にはもう中盤に差し掛かる頃と言う感じ。 まあ真1では最低ランクですらレベル80超えというとんでもない種族もあるのだが…。(wac_toriaezu)

魔人〔まじん〕 悪魔
説明を追加
魔的な力を宿し、人智を超える能力を身に着けた存在。基本的には人に近い姿を採った妖気・瘴気の実体化だが、危険な意思を持ちこちらと敵対する人間を呼称する事もある。いずれにしろ、禍々しさをその呼び名に秘めており、大抵は遭遇するのは災いとされる。真1では稀少敵、デビルサマナーでは敵の怪人物、真3マニアクスや葛葉ライドウでは死の属性を強く表すイベントボスだったり(真3主人公の初期種族名でもある)と、ゲーム内での扱いは変動している。危険性や強大さを示す種族名ではあるようだ。(willseek)人でも神でも悪魔でもない正体不明の存在。他のRPGでいうところの隠しモンスターといったところ。彼らは「死」を司り、それを存在意義とする死神で、人々からは不吉・災厄の象徴として恐れられている。何のために人間の前に姿を現わし、何の目的で死を振り撒くのか、謎に包まれている。その正体は、ある怨念が死神の姿を取って実体化された少女、悪魔と合体して力を得た人間、世界の終末の時に姿を現わす四人の騎士など様々で、中にはヒーローと呼ばれる三人の少年の姿を模した魔人も目撃されている。マニアクスでは老紳士から奪ったメノラーを賭けて、様々な思惑の下で主人公に戦いを挑んでくる。しかし、それは魔界の支配者がある目的の為に仕組んだ計略に過ぎなかった。(魔夜)ifの魔人はただのゲストキャラクターという位置付けであり、元々の設定は全く生かされていないのであった。まあハザマ君が作った世界だからねぇ…。(wac_toriaezu)

魔人ゴトウ〔まじんごとう〕 人名・キャラクター
説明を追加
悪魔と手を結んだ陸軍将校漢と書いて男と読むにふさわしいお人褌&日本刀、超日本男児ifでも褌っぷりを特殊ガーディアンで披露その褌っぷりにファンは多い(フェリオ)判る人には判るが、モデルは市ヶ谷駐屯地で割腹自殺を遂げた小説家として有名な三島由紀夫である。国粋主義的思想に傾倒した三島は過度に米国や西洋的価値観に依存する日本の在り様に疑問を抱き、自衛隊に決起を迫った。同じくゴトウは自然を破壊し貧富の差などによる争いを助長する現代資本主義的文明を批判し、日本は伝統的アニミズムによる独立した立場に立ち戻るべきだとして行動を起こしたのである。しかしその行動は日本を守らんとする意思に拠るものであっても、荒ぶる悪魔の力をこの世に顕現させ、人々に犠牲をもたらすものであった事は否めない。ちなみにパラレルワールドたるデビルサマナーにおいては単なる精神に異常をきたした容疑者として銃器を不法に備蓄した罪で逮捕されている。なんらかの勢力の歴史介入があったのか、ゴトウやトールマンに要になる霊格・神格が降りなかったのか、詳細は定かではない…。(willseek)

麻酔弾〔ますいだん〕 弾丸
説明を追加
デビルサマナーが初登場の弾丸。撃ち込んだ対象にSLEEP効果。神経弾なら神経に作用して麻痺を伴うであろうから改称されたのであろう。本来殺さずに捕獲する為の弾丸なので殺傷力は低めだ。(willseek)

マスカレード〔ますかれーど〕
説明を追加
マスカレードとは仮面舞踏会を意味する。この仮面は、それを付けることによって自分自身を消し去るということを意図しているのであろう。よって真1ではLAWサイドの兜となっている。あなたは神への忠誠を誓って己を捨てることが出来るか?(ARL)心理学的に考えれば社会的に期待される役割としての仮面を被り、その性格になり切って行動する、という事なのだろう。己はいかなる役割を周囲に期待されている?(willseek)真シリーズでは「メシア教会にて高位のテンプルナイトの為につくられた白い仮面」という設定。「マスカレード」という語はオカルト儀式の揶揄として用いられる場合があり、メシア教では魔術結社「黄金の夜明け団」の位階が用いられている事もこの防具名の由来の一つとして考えられる。(ICBT)

マスターテリオン〔ますたーてりおん〕 悪魔
説明を追加
「獣の王」を意味する名。新約聖書の黙示録には人類の敵の一つとしてサタンの力と権威を得たテリオン(獣)の王が二体登場する。20世紀前半のイギリスの魔術師、アレイスター・クロウリーは称号またはペンネームとしてこの獣の王の名を名乗ったのだ。なお獣の数字は666とされているが、近年616の誤りではないかとする研究が発表されている。真2にボスの妖魔として魔界のネツァクに登場した。クローリーという名の人間が変身するのが芸コマである。魔法よりも獣の姿で使ってくる特殊攻撃の方が多彩だ。(willseek)

マスタキャンセラ〔ますたきゃんせら〕 魔法
説明を追加
アバタールチューナーにて、火水土風雷すべての系列をマスターした上で、200万マッカという暴利を放つ『唯一神』マントラを極めることでようやくマスターできる、修得難度については最凶クラスの技。万能属性以外全ての攻撃を無効化する。流石唯一神。暴食の魔王とかもう楽勝。四聖獣だって軽い。陰陽神とか弱いのなんの。でも混沌王には勝てない。これと「終わる世界」を修得すればあとはただ敵を一方的に虐殺するだけの最兇悪魔が完成する。でも混沌王には勝てない。(ris-s)DDSAT版マサカドゥス。2では登場しないスキルであり、その代わりにマスターリングがある。(テラダイン)

魔石〔ませき〕 道具
説明を追加
[Mana-Stone]
魔力を含んだ石の結晶である。使用者はHPが現在の値と同じだけ回復する。ピンチなときほどHPの回復量が低いので、非常時にはあまり役に立たない。悪魔との交渉用アイテムと割り切ったほうが良い。(ARL)デビルサマナーで確認できる設定として、魔石および宝玉は地球上の龍脈、レイラインのエナジーを蓄積したものであり、そのエナジーを放出させる事で生体の傷を癒すという事である。携行時には無駄なエナジー放出を防ぐ為に絶縁効果のある専用の魔石袋に入れておく必要がある。(willseek)終盤になるとアイテム所持の関係で邪魔になってくる。()悪魔会話で魔石を強請られた時に魔石がないと「魔石がなくちゃ始まらねーぜ!」と言われるくらい、悪魔会話では必須。逆に回復アイテムとしては物足りなさすぎる。まあ会話用のアイテムとして考えておくのが良いという事だろう。(wac_toriaezu)上記の「アイテム所持の関係で邪魔」について、SFC時代の真・女神転生では、アイテムの所持数が10を越えると、新しいアイテム欄に追加される。例えば、魔石を15個持っていると、「ませき 9」「ませき 6」となり、アイテム欄を二つ使う。なので、アイテムを整理せずに放っておくと、「ませき 9」でアイテム欄が埋め尽くされて新しいアイテムが取れなくなるのである。真1ではコレのせいで、図らずも魔貨への変換バグを誘発させてしまった。SJや真4でもすぐに最大所持数に達してしまうが、売値がたったの5なので金策にもならない。(HAZE)

白銅鏡〔まそかがみ〕 道具
説明を追加
NINEの天津神ツクヨミ専用プラグインソフトであり、同悪魔のコーディング変化アイテム。魔力等の魔法系パラメータや魔法耐性が上昇し、スキルが「日月邂逅」となる。漢字表記は真澄鏡・真十鏡などとも、読みは「ますみのかがみ」とも。古代日本で用いられた銅鏡の一種。青銅は銅と錫の混合物であるが、錫の含有率を増す事で銀白色に近づく。但し強度は脆くなり製作・加工は困難となる。錫が多く含まれた銀白色の銅鏡を白銅鏡と呼び、特に神鏡として製作・使用されたという。太陽崇拝と強く結びついた祭具とされる。ツクヨミら三貴子の成り立ちは、古事記の記述による、禊ぎをしたイザナギの両目や鼻からの誕生とされるのが最も有名であるが、日本書紀に記された異伝によれば、イザナギが左手で白銅鏡を取ろうとするとオホヒルメノムチ(アマテラス)が、右手で白銅鏡を取ろうとするとツクヨミが、辺りを見回すとスサノオが、それぞれ生まれたとされる。(ICBT)

マタドール〔またどーる〕 悪魔
説明を追加
スペインの国技である闘牛において、牛と闘う者達には役割ごとに名称があるが、この内マタドールは牛に止めを刺す最も目立つ花形である。カポーテと呼ばれる深紅の布を手に牛の突進を華麗にかわし、真剣エスパーダを突き刺し死を与えるのである。魔人として現れるマタドールは闘う相手を牛から人間へと替え、華麗なる死の恐怖の担い手と呼べる存在である。マタドールの名の元になっているマタルという言葉の意味は「殺す」。つまりマタドールは「殺す」事が本質的な役割なのだ。真2で登場した魔人で、強力な剣技と舞踏系の技を駆使して襲ってきた。真3マニアクスにおいては初めて戦う事になる魔人で、赤のカポーテで回避力を上げて相手の攻撃をかわし、血のアンダルシアで敵複数を多段攻撃してくる恐るべき相手。合体で仲魔にすると意外に大した事ないように感じてしまうのは言いっこなしだ。(willseek)

マダ〔まだ〕 悪魔
説明を追加
インド叙事詩「マハーバーラタ」に登場する、酩酊者を意味する名を持つ強大なアスラ。創造主プラジャーパティの一人であるチヤヴァナに炎から創り出された。チヤヴァナが医療神のアシュヴィン双神に受けた恩恵の礼に二神に不死酒ソーマを与えようとした時、雷神インドラは人間の中で医師として働いているアシュヴィン達にソーマを飲ませることを許さなかった(狭量)。ヴァジュラを振りかざして妨害してくるインドラに対抗する為にチヤヴァナが創り出したのがマダである。マダはとてつもなく巨大で、その口は開けば上顎が天に達した。恐れをなしたインドラは平伏して許しを請い、アシュヴィン達はソーマを得る事ができた。マダはチヤヴァナにより「博打」「姦淫」「殺生」「酒乱」の四つの悪徳に分けられたという。真3に登場したロボットっぽい邪神。トウキョウ議事堂を守るニヒロ三大ボスの一人である。物理攻撃は吸収し、その名に由来する独自スキル「大いなる酩酊」を使う。混乱しまくってマッカをばら撒くのは精神衛生上非常に悪い。イベントの幻覚能力も酒の酔い絡みっぽい。(willseek)大アスラであるためか、口を大きく広げ、目が無いように見えるそのデザインはまさにDDSATシリーズの主人公達の悪魔(アスラ)のデザインに通じるものがある。実際、DDSAT2の終盤に雑魚敵として登場してもいる。(テラダイン)

マダム銀子〔まだむぎんこ〕 人名・キャラクター
説明を追加
デビルサマナーシリーズに登場する葛葉一族の目付け役の女性。最初は平崎市にある会員制クラブ「クレテイシャス」の和服姿のママとして登場した。葛葉一族でも高い地位にいるらしく、普段からファントムソサエティやサマナー界における世界情勢の監視を行っている。その立場から、クズノハ以外のサマナーが指示や助言を受けに来る事も。必要な時にはスーツ姿で現場に出動したりもする。サマナーとしては管使いの系統の術が得意とされる。ソウルハッカーズでは主人公にサマナーとしての在り方を考える大切さを説くと共に無銘の刀を授け、剣合体を手助けしてくれた。和服で狐の模様が入っていたり、スーツ時にシルバーフォックスの毛皮のコートを着ていたりする所から、銀子のイメージには平安時代の陰陽師・安倍晴明の伝説上の母親・霊狐葛葉モチーフが反映されていると考えられる。銀子は(オリジナル)キョウジの母親だとか、実は男だとか、その正体についての情報は錯綜している。恐らく見た目通りの年齢ではないだろうという予想はある。(willseek)

魔弾の射手〔まだんのしゃしゅ〕 特殊攻撃
説明を追加
ライドウシリーズより、魔法攻撃の威力を一定確率で向上させる自動効果スキル。SJでは独語表現「フライシュッツ」の名で、銃器メテオドラグーン専用の万能属性全体攻撃として登場。又、真3のスキル「至高の魔弾」の北米版名称が「Freikugel」であり、IMAGINEで登場するハンドガン「Cal’Maria」は作曲者ヴェーバーの名のもじりだろうか。ドイツ民間伝承を元にしたロマン派オペラ「魔弾の射手」(独語原題「Der Freischuetz」)。原題の直訳は「自由射手(The freeshooter)」となり、自在に命中させる事の出来る魔弾(Freikugel、直訳は「自由の銃弾」)を持つ射撃手を指す。この魔の銃弾は悪魔ザミエルとの契約によって鋳造され、7発中6発は射手の望む位置へと必中するが、最後の1発は悪魔の望む箇所へ命中するという。尚、オペラ作中に登場する悪魔ザミエルSamielであるが、これはサマエルの独語読みであり、作中では同一視されるサタンのイメージで描かれている。この発音から英訳される際にZamielと綴られグリゴリの一体である台風の天使ザミエルと同名となってしまい、日本でも「ザミエル」表記が通例となった事で、この悪魔がサマエルであるという事実は意外と知られていない。(ICBT)

マチェット〔まちぇっと〕
説明を追加
軍用としても使われる大型ナイフ。軽い伐採作業やマキ割りまで出来る優れ物。市販価格で20000~30000円程度。真女神転生の世界で6500円で売られているのは正に破格。しかし近年ナイフ犯罪は多発する一方。そんな世の中に警告を打つべくゲームに登場させられた…訳では無いか。(ARL)十三日の金曜日に登場した殺人鬼ジェイソン・ホービーズが使うのは、チェーンソーではなくこちらである。(マッギネスト)発祥はアフリカ・中南米でサトウキビ収穫等の農作業やジャングルの道を切り拓く為に用いられるマチェーテである。同系統の道具である日本の鉈は柔らかい熱帯樹木とは異なり、硬質な樹木を切り払う為に厚刃で重量のある物になっている。狩猟や戦闘用に鉈やマチェーテの類が用いられる事は意外に多い。…ひぐらしが何だって?(willseek)

魔貨〔まっか〕 言葉
説明を追加
ファミコン版1から登場したゲーム中の通貨。中央に土星の星印のある金貨らしい。真2において魔界の宰相ルキフグスによって作られ、流通しているものだと語られる。よって魔界が舞台だったり現実世界が魔界に侵食された環境の物語においてのみ魔貨は流通している。真1世界情報によると1魔貨=10円で換算できるようだ。またSTRANGE JOURNEYにおいて出現したシュバルツバース内ではマッカはエナジーの結晶でもあると解説され、これを悪魔との取引のみならずアイテムの開発製造や施設利用の動力に用いる形式になっている。物質的財宝を悪と見る教会にとっては貨幣も悪魔が支配するものと捉えた。その豪華な聖堂や飲食は何によって支えられているものなのかは棚上げにして。とりあえずありがちネタ:「もうかり魔貨?」(willseek)FC版1以前に、テレネット版にて既に登場している。「中央に土星のマークが入っている」という設定は真1からであったと記憶しているが、長い間イラストやゲーム内画像でその設定通りに描かれる事はなく、代わりに五芒星の印が描かれていた。(但しテレネット版デザインはそのどちらでもない。)土星のマークは専ら単位として(円の「¥」やドルの「$」に相当するものとして)表記されており、設定の齟齬が見受けられていたが、真3やIMAGINEでようやく設定通りに描かれた。なお、真3では裏表の模様は同一。それ以前のものは表に土星、裏に五芒星だったのかも知れない。(ICBT)悪魔にも貨幣経済は存在するようだ。これでお金を求めてくるのも頷ける。()

マッスルドリンコ〔まっするどりんこ〕 道具
説明を追加
スタミナに深く関与する飲用ドーピング剤。使用者はHPの最大値を無視して体力が上がっていく。しかし最大値二倍以上まで上昇した場合、反動で元の限界値の二分の一まで体力が落ち、ついでにPOISONになってしまう。やはり薬漬けは良くない。しかしそのPOISONもディスポイズンという薬剤で治ってしまう。なんだかな。(ARL)真3では回復から状態異常まで様々な効能が発揮されるドリンク。それはバッドステータス無効の悪魔も例外ではない。(ステーク)ドリン「ク」ではなく、ドリン「コ」であるのが特徴的。同様の特徴を持つ飲料メーカー「ダイドードリンコ」によれば、ドリンコとは「ドリンク(drink)」と「カンパニー(company)」を組み合わせた造語であるという。よって、マッスルドリンコも社名?(ICBT)上記にも出ているが、これを利用すれば、バッドステータス無効の耐性を持つ仲魔のバッドステータス状態を見ることが出来たりする(マニクロのライドウで確認。苦笑)。ダンテやライドウなんて、屁でもねえのよ!P3では、エリザベスの依頼にこのマッスルドリンコを飲んでみたいというものがあったりする。(テラダイン)

マッスルボンバー〔まっするぼんばー〕 特殊攻撃
説明を追加
[Mad Rush]
アバチュより、目標・回数ランダムの物理攻撃スキルの一種。ネーミングは往年のプロレスラーであるハルク・ホーガンが得意としたラリアット「アックスボンバー」、又はカプコンのプロレスゲーム「マッスルボマー」、いずれかもしくは両者のパロディだろう。一応、全く同名のラリアット技を使うレスラーも存在するらしい。(ICBT)

マッドガッサー〔まっどがっさー〕 悪魔
説明を追加
1930~40年代にアメリカの都市部に出現し、猛毒ガスを撒き散らした黒衣の怪人。バージニア州やイリノイ州で複数の目撃が報告され、撒かれた甘い臭いのガスを吸うと激しい頭痛や吐き気を催したという(でも死なない)。当時はその正体についてナチスの党員や宇宙人、UMAと様々に囁かれたが、20年周期の出現とされたのが50~60年代には現れなかった為、話題は沈静化していったようだ。イギリスのバネ足ジャック等の愉快犯系都市伝説怪人を思わせる。UFO・異星人騒ぎで囁かれる黒づくめの男達、「メンインブラック」もこうしたイメージを受け継ぐ者達なのだろう。ソウルハッカーズ登場の外道。黒衣のガスマスク男の姿が分かり易い。ベノンザッパーで複数にダメージとPOISON状態のリスクをもたらす。早めに片付けるのが得策だろう。(willseek)

M.ティーパーティ〔まっどてぃーぱーてぃ〕 特殊攻撃
説明を追加
[MAD-TEA-PARTY]
不思議の国のアリス・第7章“A Mad Tea-Party”にて、三月兎・帽子屋・ヤマネが開いていたお茶会。この内ヤマネを除いた二者は英語圏にて気の狂った者の例えとしてその名が用いられる。NINE・IMAGINEの魔人アリス専用特技。全体に対し複数の精神系状態異常を与える。特にNINEでは味方をも対象とするハタ迷惑な仕様で、効果もSLEEP(ヤマネ=眠るネズミの言葉遊び)・PANIC(帽子屋=水銀中毒による錯乱)・CHARM(三月兎=発情期)と原典の由来に対応したものとなっている。(ICBT)

MADMAX〔まっどまっくす〕
説明を追加
ペルソナ1に登場した「ショットガン」。 元ネタは映画『MAD MAX』で、俳優の「メル・ギブソン」演じる主人公「マッド」が使っていたソードオフした中折れ式の並列2銃身ショットガンであろう。
「ソードオフ」とは「ノコギリで切り落とした」ということを指し、バレル(銃身)とストック(銃床)を切り落としたこの手のショットガンは非常に携行し易いうえに隠ぺい性にも富んでいると言える。その一例として映画『ターミネーター』を挙げておきたい。劇中で俳優の「マイケル・ビーン」演じる主人公がパトカーから奪ったショットガンのストックを糸ノコギリでソードオフして、コートの内側に隠しているシーンがある。 さて、日本に比べ、遥かに銃に対して寛容(?)なアメリカ社会だが、それでも禁止されている事項がある。フルオート銃の所持の禁止。ストック付きのピストルは禁止…等である。そこにはソードオフのショットガンも含まれ、なんでもソードオフされたショットガンは所持しているだけで、殺人罪が適用されるそうな。ちなみに米軍は世界で一番ショットガンを使った軍隊で、1870年に大量の水平2連銃を購入し、制式装備として部隊配備をしていた。特に第1次世界大戦でアメリカ軍は塹壕内での撃ち合いに有効な武器として注目した。ドイツ軍はショットガンを残酷な武器として非難したそうだ。(アレイ)日本の大手モデルガンメーカー・ハドソン産業のロングセラー商品でそのものズバリの「MAD MAX」ショットガンが存在する。バレルをカットした後の傷まで再現されている逸品である。なお、ソウドオフショットガンは射撃時の反動が強烈になるので、非力な者には扱いづらい火器である。(willseek)

マッドマン〔まっどまん〕 悪魔
説明を追加
DDS2より、幽鬼。茶色の泥が人の姿を形作っており、その姿は下記にある本来の伝承のものとは異なる。泥人間(mud-man)、パプアニューギニアに伝わる死霊への形容。死者の国の住人は白い肌を持つとされ、その表現として身体に泥を塗り、それが乾くと白く見える事から生まれた例えだ。同国では言語が多岐に渡る為に共通言語として英語が用いられるので、この死霊も一般的には英語名で知られる。観光の目玉の一つとなっている「マッドマン・ダンス」ではこの死霊の扮装として全身に泥を塗り、死霊を模した仮面を被った姿での舞踏が行われる。又、この死霊を呼び出すシャーマンも同じくマッドマンと呼ばれる様だ。(ICBT)ワールドヒーローズに登場するマッドマンと語源は同じ。彼の出身がパプアニューギニアなので尚更そうだろう。(wac_toriaezu)

マッハ〔まっは〕 悪魔
説明を追加
ケルト神話のバイブ・カハ三女神の一角を成す怒りの女神。赤を象徴色とし、深紅の衣装で一本足の赤い馬に乗って戦場を駆け巡り、その魔力で赤き流血をもたらす。モーリアンの老婆の相とも、その名自体が多くの戦いの女神達の総称だともされる。何度も死んでは転生を繰り返しており、無限の生命力を持つ愛と豊穣の女神としても崇められた。真2に妖鳥として初登場した。赤い鳥の姿で戦の剣をくわえている。所持スキルが物理系に偏っており、どちらかというと霊鳥や大天使等の合体素材として重宝するか。(willseek)

マッパー〔まっぱー〕 魔法
説明を追加
3Dマップ移動時において、周囲の地図を表示する魔法。効果は次の新月まで続く。かつての「デジタルデビルストーリー女神転生」にはオートマッピング機能なんて無く、攻略本も充実していなかった当時は自分自身の手書きマッピングだけが頼りであった。そんなときにこの魔法は、プレイヤーの大きな支えになってくれていたものである。時台は流れ、3Dマップも単純化し、この魔法の存在意義もほとんど無くなってしまった。しかしいざ使ってみるとこれがなかなか便利で、思わずまたクセになってしまうこと請け合いである。(ARL)一部の作品ではマッパラーと言う名前となっている。しかしこの魔法、実は初代女神転生では地図表示以外に重要な効果があり…。(wac_toriaezu)この魔法はオートマッピングにはない、大きな役目がある。それは、壁の向こう側が見える(行ったことのない場所に空間があるかどうかがわかる)ことである。ストレンジジャーニーにこの魔法があればどんなによかったか…(HAZE)

松平美智子〔まつだいらみちこ〕 人名・キャラクター
説明を追加
女神異聞録ペルソナに出てくるキャラクター。
女神異聞録ペルソナに出てくるキャラクターで、雪の女王の配下の女学生。華族の家系に生まれた所謂お金持ちお嬢様である女学生。 その家系と家庭環境が災いしたのか性格がとにかくひどい。 自己中心的な上に自己顕示欲が非常に強く、尊大でしつこく、傲慢である。その酷い性格から勿論の事ながら学園の教師や生徒から嫌われていき、そのうちに孤独となり、それを深めた結果、自分以外の他人に対して無根拠かつ無意味な「復讐心」を抱くようになる。それをきっかけに雪の女王に魅入られ、人間を捨ててペルソナ・ネメシスの使い手として異世界の最奥に佇むに至った。ちなみにネメシスは神の怒り(義憤)を体現した存在である女神。 松平美智子は自身を神とし、その怒りをネメシスとして体現したと言える。なお、ストーリー内で雪の女王の役がらを演じた1人であるが、その役を自身の美貌で手に入れたと思い込んでいるが、実はしつこく立候補してくる松平を黙らせる為に教師とクラスメイトが配役したものである。 松平の顔立ちは悪くはないと思われるが、濃い化粧と性格がもろに顔に出ているせいで少しおばはん系に見える。(メガテンヲタク)

真床追衾〔まとこおうふすま〕 道具
説明を追加
NINEより、ストック中悪魔のHPを自動的に回復する、天津神タヂカラオのコーディングで得られるプラグイン。しかしタヂカラオは古事記においてはホノニニギ降臨に随伴した一柱となっているが、日本書紀における随伴神には含まれておらず、よってこのアイテムとタヂカラオの関連は大して存在しない。真床覆衾とも。古事記には無く、日本書紀のみに見られる。天孫降臨の際、タカミムスヒがホノニニギをこれで覆い、降臨させたとある。海宮で山幸彦がこの上に座し、トヨタマヒメが産んだ子もこれに包まれた。天津神の直系・皇孫である事を示す、赤子を包む様な寝具としての神聖な薄い布であるという。ある説では三種の神器よりも重要な神具とされ、大嘗祭において用いられる衾がそうであり、その儀式を真床追衾之儀という。(ICBT)

マトラポー〔まとらぽー〕 魔法
説明を追加
真女神転生のデータ上のみに存在する魔法。もちろん効果は不明。推測の域を越えないが、この魔法はもしかすると”移動中どこでもセーブ可能”な魔法だったのかもしれない。しかし真女神転生には某有名RPG3のようにセーブの出来ない長いダンジョンが存在するわけでは無いので、ゲームに登場しなかったのは”別に必要無いであろう”という制作者の判断に違いない。(ARL)

魔トリョーシカ〔まとりょーしか〕 道具
説明を追加
葛葉ライドウにて、ダークサマナー・ラスプーチンが悪魔召喚に用いていたロシアの民芸人形をモチーフとした道具。通常のサマナーのような呪的道具ではなく、実は質量変換機という物質や悪魔を縮小して取り込める超技術が使われている。これを応用して魔トリョーシカ内に異次元空間を創り出す事も可能だ。ロシア民芸品マトリョーシカのルーツは意外にも日本であり、1880年頃に箱根名産の入れ子人形を見たロシアの大富豪がそこからマトリョーシカを発案し、1900年のパリ万博に出展させたのが始まりらしい。(willseek)

惑いの墨縄〔まどいのすみなわ〕 特殊攻撃
説明を追加
「デジタルデビルサーガ2」のボス、夜叉鬼クヴァンダの専用スキルで、右手に持つ蹄鉄状の武器をブーメランのように投じて敵全体を緊縛する。効果は50%の確率で対象に状態異常“緊縛”を付着させるというもので、万能属性スキルであることから完全な無効化手段が存在しない。また、クヴァンダはこのスキルによって緊縛が付着した敵に対して使用するとHP吸収量が増大する万能攻撃スキル『夜叉の貪り』を所持しており、攻防一体の態勢を備えている。作中の夜叉鬼クヴァンダとの戦闘は捕虜収容所に突入した際のイベント戦闘、収容所探索中における追跡モード時に接触した場合と、ボス戦の3種類が実装されている。惑いの墨縄が存在感を放つのはこのイベントと追跡モード時の戦闘で、いずれもほぼ確定でクヴァンダの先攻で開始し、惑いの墨縄→通常攻撃or夜叉の貪りで確実にサーフたちの内一人を戦闘不能に追い込んでくる。さらにイベント・追跡モード時のクヴァンダのHPとMPは無限という内部設定であり、どう足掻こうとプレイヤー側の敗北が確定している。もちろんボス戦でも厄介なスキルであり、惑いの墨縄を使われた時点で状態異常付着の失敗確率に頼る以外に打つ手が無いことから、クヴァンダ側の攻め手をいかに潰すかが勝負の明暗を分けることになる。具体的には、クヴァンダは魔封が効く上に電撃弱点である。戦闘以外でも収容所内探索時において惑いの墨縄は猛威を振るう。“狩り”と称してサーフを追跡する収容所所長(クヴァンダ)は、収容所B2F以降トラップとしてマップ上に惑いの墨縄を設置し、サーフの逃走を阻むのだ。惑いの墨縄によるトラップは通路の特定の地点において明滅するように一定のタイミングで発動するという仕様で、上述の蹄鉄上の武器が回転している状態でサーフが接触すると数秒間行動不能になるというもの。収容所内の探索及びクヴァンダからの逃走が難しくなる嫌らしいギミックだが抜け道が存在し、墨縄が発動し始めた時点ならばわざと接触してしまった方が墨縄の消滅まで待機する時間よりも接触後の拘束時間の方が短く、結果的に突破にかかるロスが短縮できるのである。墨縄は墨壺とセットで直線を引くための大工道具のこと。糸車に巻いた糸(縄)を墨を含ませた綿の中を通して引き出し、墨縄の先端に付属した仮子(錐)を刺して真っすぐに張り渡した後に指で弾き、木材などに直線を描く。『惑いの墨縄』のイメージは尋常の墨縄ではなく、「往生要集」に説かれる“黒縄地獄”が源流であろう。黒縄地獄は八大地獄の第二層であり、「地獄の鬼が罪人を捕えて熱鉄の地に臥せさせ、 熱鉄の縄で縦横に身体に墨縄を引き、 熱鉄の斧で、 この墨縄のとおりに身体を切り割る」と描写される。『惑いの墨縄』とは亡者を苦しめる獄卒の責め具であり、悪魔の力を得た人間が他の人間を捕えてただの食料として処理加工する地獄絵図の頂点に君臨する夜叉鬼クヴァンダにふさわしい武器なのである。『惑いの墨縄』に宿るもう一つのイメージは、古代インドに伝わる武具・縄索(パーシャpāśa)であろう。パーシャは仏教において羂索とも訳され、狩猟や戦争において獲物・敵を捕らえる捕り縄、または縄による罠のことである。そして、パーシャに関連が深いインド神話の神格としてサーフのアートマとして扱われるヴァルナが挙げられる。司法神であるヴァルナは縄索を用いて罪人を捕えて罰する苛烈な神であり、またナーガ・パーシャ(蛇の索縄)によって敵対者を縛めるとされる。DDSAT2の作中で、クヴァンダは捕えられたサーフをジャンクヤードを制覇した「阿修羅の王」とわざと呼んで牢一つ破れない現状を揶揄する発言をしている。クヴァンダは阿修羅王ヴァルナすらも縄索で下して凌駕する強敵、引いてはカルマ協会との戦いがジャンクヤードでの闘争以上に過酷な道のりであることを知ろしめす先触れという役割を与えられているのである。(ootou)

魔導師のマスク〔まどうしのますく〕
説明を追加
真2においてのロウサイド最強の兜。しかし呪われているので注意。SFC版真女神転生でのみ確認したが、実は呪われたアイテムを装備して呪われた場合、一度死んで復活させるとその呪いは解けるのであった。これで最強の兜も堂々とかぶれるわけである。この兜、開発時には「太陽の仮面」という名前だったらしい。(ARL)

マニトゥ〔まにとぅ〕 悪魔
説明を追加
ネイティブアメリカンのアルゴンキン語で「精霊」を意味する存在。特にスペリオル湖周辺に住んでいるオジプワ族が用い、自然の内に遍在する無数の精霊を人格化した時に呼ぶ名称である。無視できない強力な超自然的存在であり、またそれが変化する時に関係する一切を変質させる霊的本質をも意味している。最上位のマニトゥはギチ・マニトゥと呼ばれている。 ソウルハッカーズでかつてレッドマンが出会い、また門倉によって封印から目覚めて次第に暴走していく最終ボスになる存在。異次元より送り込まれた調査の為の情報生命体であり、生命の魂、ソウルを吸収する事で成長し、情報を得て蓄積する能力を備えていた。人間のソウルが設計者の想定以上に悪意を含んでいた為に次第に暴走し、電霊と呼ばれる悪魔を生み出していった。マニトゥから放たれる胞子状のスポアはソウルを捕獲してマニトゥに回帰するキャリア生物を生じ、これをネットワークで繋がった生活家電に仕込むというのがファントムソサエティが行おうとしたソウル収集計画である。後にマニトゥはファントムの思惑を超え、門倉を巻き込んで際限なく暴走していく。死たるネミッサは安らぎとなるのか。(willseek)同名のZ級映画がある。監督はこの手のZ級映画ファンには知らぬ者はいないであろう奇跡の天才ウィリアム・ガードラー。ちなみに内容はと言うと大勢でゲラゲラと笑いながら見るのに向いている。(aba)

マネカタ〔まねかた〕 悪魔
説明を追加
真似形。真3に登場した人間を模した存在で擬人という種族であり、厳密には悪魔ではない。東京受胎の際、人々はことごとく命を失い、ある者は思念体という形でその魂を残した。一方、人の強い感情も世界に残り、ミフナシロの泥の中で命と形を得て、マネカタという形を成していったのである。それは元の人間が望んだ別の自分の姿であり、最も見たくない自分の姿でもあって、人間だった頃とは性格が逆転している者も多い。それを認識できる者はほぼいないのだが。創世の為に必要なエナジー、マガツヒを生み出す為の仮初めの命であり戦闘能力は低く、創世が成った暁には元の人間としての存在に収斂される儚い存在でもある。だがその中には特に強い感情を核として強い力を持つに至ったフトミミやサカハギのような者達もいる。強い感情のみを元に形成された為、人間と比べると顔の造作に差が無かったり情緒が単純だったり言動が滑稽だったりする事が多い。またエナジーを吸い上げるカグツチを無意識に恐れ、常にすり足だという。不完全さの象徴なのか、ビクンビクンと痙攣している者が多い。しかし付和雷同で卑屈なところもあるものの、その愛嬌と親近感に好感を抱く者もいるだろう。彼らもまた心持つ者達なのだから。(willseek)

マハーマユリ〔まはーまゆり〕 悪魔
説明を追加
真言密教の孔雀明王のサンスクリット語名。通常は憤怒形が特徴である明王の中で、この明王のみ例外的に慈悲を表す穏やかな菩薩形で表現される。孔雀に乗り、一面四臂の姿で表される事が多い。四本の手にはそれぞれ倶縁果(レモン)、吉祥果(ザクロ)、蓮華、孔雀の尾を持っている。孔雀は害虫や毒蛇を食べる事から孔雀明王も「人々の災厄や苦痛を取り除く功徳」があるとされ信仰された。更に後年には人間の煩悩の象徴たる三毒(貪り・嗔り・痴行)を喰らい悟りに導く功徳がある仏という解釈が一般的になり、魔を喰らう(祓う)として国家鎮護の大護摩に孔雀明王の真言を用いる事も多い。また雨を予知する能力があるとされ雨乞いにも用いられた。ちなみに漫画「孔雀王」でルシファーと同一視したポジションに据えられた事があるが、これは中東のイスラム教から分派したスーフィズム系統の神話で神に逆らって人々に知恵を与えた天使を「メレク・タウス(孔雀王)」と呼んだとされる設定を仏教の孔雀明王と合体させたらしい。ソウルハッカーズ登場の魔神で、アレンジデザインとして孔雀は描かず翼のイメージを背中や両足にあしらわれている。状態異常化魔法に耐性を持ち、中盤の前衛に用いる事が出来るだろう。(willseek)

マハカーラ〔まはかーら〕 悪魔
説明を追加
大黒天。インドではシヴァ神の男根や破壊的な面をこう呼ぶ。それが中国では何故か厨房や福を司る神として扱われるようになり、日本に至っては大国主の命と同一視されてしまった。重なった誤解により出来上がった神である。大黒天は七福神の一人でもあり、大きな袋と打ち出の小槌で多くの人々を救済する出世財福の神なのであった。(ARL)「大いなる黒」。時間や死、怒り等の目に見えないものへの不安・恐怖を象徴する相。災いを祀り上げる事で逆に加護を得ようと寺院で祀られ、守護・豊穣を期待する象徴性が中国、日本へと伝来する中で温和な容姿へのアレンジに繋がったと考えられる。大国主命との関連性は豊穣神としての性格と「だいこく」という読みの共通性である。日本は言葉遊びの好きなお国であった。(willseek)

マハブフストーン〔まはぶふすとーん〕 道具
説明を追加
氷の魔力を込められた石。使用するとマハーブフの魔法を解き放つ。他の魔法石と同じくあまり使われることの無いアイテム。まぁ値段も170魔貨なんだし購入しておいても悪く無いのでは?もちろん主人公の直接攻撃が効かない相手には効果が大きい。(ARL)

麻痺引っかき〔まひひっかき〕 特殊攻撃
説明を追加
真2における最強技。効果は読んで字のごとく喰らった相手を麻痺させるという単純なもの。しかしこれが何故か大半の敵に効いてしまい、ゲーム後半の神将、魔王軍団、果ては大魔王ルシファーにさえ効果を発揮する。恐らくコレの原型は女神転生2のブフラオストーンだろう。しかし流石に唯一神とその遣いサタンには効かず、これにばかり頼って進んできた人にはここでまさしく「神の裁き」が下るのであった。(aba)

魔封じの弾〔まふうじのたま〕 弾丸
説明を追加
相手の魔法を封じ込めることの出来る魔力を持つ弾。撃たれた者は何故か魔法を唱えても効果を発揮しなくなる。氷系魔法や雷系魔法を唱える者に対しては役に立つ武器。威力はメデューサの弾に劣る。(ARL)

魔法瓶〔まほうびん〕 道具
説明を追加
暖かいお茶や冷たい水の温度を長時間保ってくれる優れものの水筒である。キャンプのときや海に遊びに行くときなど、とても便利。真1では魔力が封じられた瓶ということになっている。使用するとパーティー全員のMPが5ポイントだけ回復するのであった。なんとも地味なアイテムだなぁ。(ARL)魔人転生では最大MPの1/4を回復する強力アイテムに変わったが、アイテム欄が少なく、その上に宝石の重要さが大きいため、結局使われることが少ない。不憫。(HAZE)

「…マ マサカド公よ」〔ままさかどこうよ〕 発言・表示
説明を追加
「…マ マサカド公よ 鬼神毘沙門天ここに破れたり…」
北の館の毘沙門天をカオス以外の属性で倒した場合に見ることの出来るセリフ。ここで将門公と言っていることからも解るように、彼は将門に強力し、ここで北方の敵から東京を守護していたのである。やはり武士の最後というものはかっこいいなぁ。(ARL)

豆狸〔まめだぬき〕 悪魔
説明を追加
様々なものに化け、人を驚かせてからかう狸。一説には畳8畳分もの巨大な陰嚢を引き伸ばして座敷や怪物などの形にし、人をだましたり着ぐるみのように被って化けたりするという。酒好きで酒造りを守護するともされ、飲み屋や灘などの酒造倉に徳利を持った狸の置物が飾られるのはその為である。昔話でもユーモラスな話が多く、愉快な連中である。ぶんぶく茶釜とか佐渡島の団三郎の話など、狐と並んで狸は日本人の生活に近い存在だったのだろう。マメダヌキは珍獣としてデビルサマナーに登場した。陰嚢で一つ目鬼に化ける途中の姿のようだ。魔法耐性はあるがいかんせん事故でできる隠し悪魔なんで戦闘力を期待するのは間違い。(willseek)上記の一つ目鬼は真1に登場したサイクロプスのようだ(HAZE)

マユミちゃん〔まゆみちゃん〕 人名・キャラクター
説明を追加
「DDS2」にて、各地にある「ドリームドラッグストアー」なる怪しいお店でステキなお薬を売っている女の子である。お団子ヘアーと営業スマイルが特徴。彼女に奨められるままステキなお薬を飲んでいくとHPが減まくり、更に飲み続けるとしまいには麻痺してしまう。一体何の為に存在しているんだこの店は、と思うだろうが、彼女のお店に通う事の最大のメリットは「腕を千切られても一ッ言も声を掛けてくれなかったヒロインが主人公を心配するさまを拝める」という点である!!!イカれた名前の怪しい薬を飲む主人公を「怪しいよ」「顔色悪いわよ」「無駄使いは止めましょう」と諌める彼女だが、それでも無視して飲みまくると「もう知らない!」と店を出てってしまう。かなり愉快なイベント(?)なので当ゲームを持つ者ならば絶対に一度は見ておくように。なおここでヒロインに薬を飲ませようとすると「アレルギー体質の人は飲めないの!」と言われる。ヒロインはアレルギー体質だったのか…。(aba)実は主人公の親友もアレルギー体質だった。まさか魔法が使えることの副作用であろうか?(daidai)

マヨーネ〔まよーね〕 人名・キャラクター
説明を追加
ソウルハッカーズにおいてファントムソサエティ所属のサマナーとして登場した女性。上品な言葉遣いや立ち振る舞い、華やかなイタリア製の服装で、いい家柄の貴婦人らしい。手に持つ傘にはCOMP機能が仕込んであり、所定の操作を行いクルクル回転させる事で召喚を行う。爆発物の扱いに優れ、隠密にトレーラーごとスプーキーズを爆殺しようとしたが発見され、主人公らに撃退された。傘の表面の魔術文字を拾っていくとどこかで聞いた文章になる:                                                                      「TEKUMAKUMAYAKON」「RAMIPASURAMIPASURURURURU」(willseek)爆弾をセットしているうちに音を立てて気づかれるという、古典的(王道的)な失態をしでかした。こういう重大な時こそ焦らず慌てるなという良い例である。(wac_toriaezu)

マリア〔まりあ〕 悪魔
説明を追加
聖母マリア、生神女マリア。処女マリア、ミリアム等多くの呼び方が存在するイエス・キリスト(ナザレのイエス)の母とされる人物。ナザレのヨセフの妻にして聖アンナの娘とされている。新約聖書によると、聖霊による処女懐胎で神の分身・ロゴスとしてのイエスを身ごもったとされている(ヨセフの婚前交渉なり色々推察はあるが)。大天使ガブリエルが受胎告知に現れたとする伝説も伝えられる。神をこの世に現出させる女神的存在、または神と人との間の執り成しを祈る対象としてマリアは大いに人々の崇拝を受け、キリスト教会各宗派ではその位置付けに苦労してきたようである。世界各地の地母神や女神の要素と融合し、聖母マリアは一種独特な崇拝対象に変化してきたと言える。デビルサマナーに登場するブラックマリアは変形バリエーションの一つと言える。NINEにおいてはメシア教分派であるネオ・メシア教が所有するサイバースペースの中枢プログラムを、その信仰の象徴的存在として高祖神マリアとしてデザインしていた。黄金の鎖を持った黒衣の女性の姿でデザインされており、守るべき戒律とサイバースペースでの魂の管理者である事を踏まえた意匠と考えられる。生み出すのは神の子のみならず悪魔もだが。進行ルートによっては戦う事になる。神は人の心の中に在るとはいえ、その表出に人為的操作が加わると歪さを感じてしまうのは何故だろうか。(willseek)ディープストレンジジャーニーにて、追加ダンジョンの中ボスとして登場。恐らく新規グラフィック。強引に「破魔弱点」を付与するスキルを使用する(回避不能)。そのあと、当然破魔系スキルを使用するのだが、その前にテトラジャで上書き(破魔無効)出来るので、他のボスより与し易い。(HAZE)

摩利支天〔まりしてん〕 悪魔
説明を追加
日本で信仰される仏。マリシテンの名はサンスクリット語で威光や陽炎などを意味するマリーチの音訳であり、マリシテンは光や陽炎が神格化された仏であるといえる。インドの民間信仰ではブラフマーの子とされていた。陽炎に象徴される隠身の神通力を持ちその姿を見せず、縛られず、捉われずに敵を打ち破るという。その為日本では 武士の間で守り本尊として信仰された。三目六臂や三面六臂の天女の姿で像が作られる事が多い。デビルサマナーシリーズでは最上位クラスの鬼神だ。しかも珍しい女性型の鬼神。ゲーム中では三面六臂のデザインになっている。強力な物理攻撃技が使え、タルカジャも持っている。(willseek)陽炎を神格化した仏教守護神で、女神。女神なのは、インド神話の暁の女神であるウシャスが仏教に取り入れられた姿であるためともされる。(テラダイン)

魔力の香〔まりょくのこう〕 道具
説明を追加
使用者の魔力のパラメータを1上げてくれるお香である。対象者は一人で、使用すると無くなる。PC版偽典においては「魔性の香」という名前で登場した。(ARL)

魔力の弾〔まりょくのたま〕 弾丸
説明を追加
魔法を込められた弾丸。打ち込まれた相手は打ち込んだ者に何故か魅了されてしまう。この弾丸が打ち込まれると、マゾヒスティックな感情が膨れあがるのかもしれない。威力は弾丸の中では中庸。使い所次第で大変役に立つ。(ARL)攻撃回数の多い銃につめて打てばほかの弾より攻撃力以上の効果をもたらすある意味最強の弾丸(フェリオ)ps版真1ではこれを防具として使用する者もいる。(Noir)

マリンカリン〔まりんかりん〕 魔法
説明を追加
[MARIN-KARIN]
敵を魅了させてしまう魔法。喰らった相手はCHARM状態となる。現実に欲しい魔法の一つ。この魔法を唱えて好きな女の子をメロメロに…しかし女の子に対してもっとも効果的なマリンカリンは、ひたすら自分を磨くことである。健全な男性諸君は、魔法なんかに頼らずにもっとカッコ良くなりましょうぜ。(ARL)実際に使用できたとしても、「一時的な」バッドステータスなので、結果はお察し(HAZE)

丸かじり〔まるかじり〕 特殊攻撃
説明を追加
「オレサマ オマエ マルカジリ」で印象的な、デビルサマナーが初登場の噛みつき系特技。大抵強力な打撃効果が与えられており、舐めてたら死ぬ。カップルの甘えゼリフにも応用できるらしい。(willseek)

マルコキアス〔まるこきあす〕 悪魔
説明を追加
ソロモンの七二柱の悪魔の一人。地獄の侯爵。炎を吐く翼を持った狼。優れた闘士でもある。真1に登場。能力値も使用魔法もその解釈の通りである。(ARL)

マルゴ・キュヴィエ〔まるごきゅう゛ぃえ〕 人名・キャラクター
説明を追加
DDSAT2に登場する重要人物。カルマ協会の長?的な立ち位置であり、真っ白な服にグラサンをかけたインパクトのあるヴィジュアルをもつババァである。どこか某麻雀漫画「ア×ギ」に出てくる市川に似てる。気がする。筆者は最初男だと思った。「マダムと呼んで頂戴」など一見どこか穏和な思想の持ち主に見えるが、ハッキリ言って女神転生Ⅲノクターンの橘千晶の作ろうとしていた「ヨスガ」に近い世界を作ろうとしている危険なババァである。ちなみに「ヨスガ」は完全な弱肉強食の世界であるが、このババァの作ろうとしていた世界は全ての人間を悪魔化させセラの歌により完全な悪魔化をふせぎ、「劣等」とみなした人間を(主にフレッドの仲間)食料にするという世界だった。ババァ曰く「生物には生きる価値あるものと、そうでないものとが存在する」だそうだ。しかも本人はそれを人類を救うと考えているあたり、ウェザー・リ×ート風に言うと「自分が悪だと気付いていない最もドス黒い悪」である。しかし、このババァはジェナ・エンジェルの撃った拳銃の弾丸によりアッサリ死んでしまう。DDSAT1のハーリーQの兵隊はアルジラの撃った弾丸に撃たれても悪魔化して生きていた事をふまえると、このババァは悪魔化できないようである。じゃあこのババァこそ生きる価値がないのではないかと筆者は思ってたりする。死んだ後は太陽突入の場面で「仲間」としてあらわれるが、真っ白な服に真っ黒なグラサンでジェットのように飛びながらかなりシュールに登場する。この件から「ジェットババァ」と某大型掲示板では言われている。せっかくの感動の名シーンを台無しにしたクソババァである。最後は自分が間違っていた事を認め、確かなんかアイテムをくれた様な気がする。「キュヴィエ症候群」を発見したなにげにすごい人でもある。(キタロー)出身はフランス(公式ガイドブックより)。キュヴィエ症候群の発見者で、太陽の黒化以前から環境破壊に警鐘を鳴らし、滅びに向かう人類を救う為にカルマ協会を設立させた。カルマ協会は元は政府が秘密裏に進めていた神研究機関の一部門であり、太陽黒化の後にマルゴ自身が独立させた機関である。黒い太陽がもたらす有害な情報によって死にかけた世界の中で唯一国家機能を有し神の情報により高度な科学技術を備えるカルマ協会だが、ドーム外の荒廃や住人の意識の低下などで現状維持が困難になりつつあるのが現状である。その中で彼女は長として協会を統率し、常に人類の種を未来に残す方法を模索し続けた。ジャンクヤードの実験で得た悪魔化ウイルスによって陽の下でも生きていける肉体を得られる術を知る。そして、絶対的な秩序の下で優秀な人間のみを悪魔化─太陽の下で活動ができるチューナーにしてそれ以外の人間を文字通り糧として切り捨て管理する社会を築く“ニルヴァーナ計画”を推進する。作中ではニルヴァーナ計画の要となるセラを手中に収める為に、サーフ達の籠絡を画策する。だが「人の心の機微に疎い」とエンジェルに評されたようにその計画はサーフ達に拒否され、哀しみに染まったヒートによって完全に頓挫し、反乱を起こしたエンジェルによって命を奪われる。DDSATにおいて秩序の下に選民思想を推し進める既存の女神転生シリーズの「LAW」に近い人物で、彼女が取った“ニルヴァーナ計画”は事実を知ったカルマシティの住民からも拒否されるというものだった。しかし人類を未来に残すという目的にかける思いは本物で、滅びを前にしてマルゴ・キュヴィエのことを高く評価し続ける研究員や住人の存在、そして太陽に集った情報の中に彼女自身がいることがその証拠であろう。(HUM)

マルスム〔まるすむ〕 悪魔
説明を追加
ソウルハッカーズにおいて情報生命体マニトゥによって生み出された電霊の一つ。ネットワークを介してアルゴン本社のサーバに侵入、電異界を形成しアルゴン本社を乗っ取った。制御を失いつつあるマニトゥの力の表れであり、整然とした会話も困難になっている。フィネガンはこの悪魔に不覚を取る事になるが、主人公達は彼の残した言葉を参考に敵に備えなければならない。アルゴン本社のボス悪魔。物理攻撃・EXTRA共にかなり強力であるが、魔法関連が全く使えなくなる沈黙のささやきが最も脅威。専用回復アイテムの準備は必須だ。原典はネイティブアメリカン・アルゴンキン族の伝承に登場する狼の姿を採る破壊神。善神グルースカップとは双子の兄弟であったが性格は正反対であった。グルースカップは太陽や月、獣や魚等の人間にとって良いものを創り、マルスムは反対に谷や山、蛇等人間が困るものばかり創ったとされる。兄への殺意を秘めたマルスムはある日、兄に「互いを殺せるのはどのような魔法か」と尋ねた。人のよいグルースカップは素直に答えてしまう。マルスムはすぐにその方法で兄を殺そうとするが、グルースカップは魔術で二度その試みをやり過ごす。最後にはマルスムは返り討ちに遭い、シダの茎で打ち倒されたという。(willseek)

マルト〔まると〕 悪魔
説明を追加
ヴェーダ時代におけるインドの暴風雨の神格化された存在。暴風神ルドラの息子達とされ、その数は諸説あるが一説には49ともいう。雷神にして天候神インドラの随伴者であり、普段は陽気な若者である彼らも完全武装で雲に乗って共に天空を駆けた。暴風雨らしく雷や雨をまき散らしながら鋭い咆哮を上げ、凄まじい進軍ぶりである。デビルサマナーシリーズ登場の妖魔。雷雲に乗った弓矢持つ鬼神といった感じである。電撃系魔法と妖魔にしては前衛向けの攻撃力が頼もしい。ソウルハッカーズのユダ編でも頼りになる事だろう。(willseek)デビサマでは会話タイプが若者だったが、ハッカーズでは老人タイプに。一体何があったのか…。(wac_toriaezu)

マルドギール〔まるどぎーる〕
説明を追加
ペル1の槍系武器。恐らくファンタジー創作系の資料を出典として「インドの鎌槍もしくは刺又型の武器である」という解説が日本では定説となっているが、英語資料の中にそれらしいものは全く見当たらない。どうやらこれは中世欧州で魔女狩りに使用された槍型の捕縛具「マン・キャッチャー」の単にヒンディ語直訳でしかない模様(しかもマルドmardは男性のみを指す語で人間を意味する語は別にある)。マンキャッチャーがインドに伝わって使用されたり類似武器が存在していた可能性迄は否定しないが、果たして本当にこの名で呼ばれたかは疑問だ。(ICBT)

丸の内〔まるのうち〕 地名・場所
説明を追加
東京駅のある場所。正に東京の中心部である。かつては大蔵省等もここにあった。丸の内と言えば将門塚である。今でもこの首塚は東京のビル街の中にひっそりと現存する。(ARL)元々は東京湾の一部で日比谷入江と呼ばれていた。1592年からこの入り江が埋め立てられ江戸城の城郭内となり、御曲輪内(おくるわうち)から後に丸の内という地名になった。明治に三菱の岩崎弥之助に売却された歴史があり、その影響で現在も三菱地所が所有している土地や三菱グループの企業が多い。一大ビジネス街だが、その分夜間や土日祝日には閑散としたものだ。ここも現在は丸の内MYPLAZAのオープンをはじめ、再開発の動きが盛んである。(willseek)

丸呑み〔まるのみ〕 特殊攻撃
説明を追加
デビルサマナーに登場した敵専用即死系特技。こちらパーティ中最も運パラメータの低い者を一定確立で呑み込んで死亡させるようだ。終盤ダンジョンで邪神トウテツが放ってきた時はヒヤヒヤものだ。呪殺属性でない即死攻撃なのがトリッキー。物理系特技を無効化する防具や相性、テトラカーン等で備えれば防ぐ事は可能だ。(willseek)

マンイーター〔まんいーたー〕 悪魔
説明を追加
その名が英語で「人喰い」を意味する女幽鬼。劣化しない素晴らしい美貌を誇り、その魅力を生かして男達から金も心も貢がせる。彼女達は最後に尽くす男達の身体を喰らい、その盲愛に応えるのだ。元ネタはダリル・ホール&ジョン・オーツの大ヒット曲「マンイーター」である。聴いてみるとその歌詞の内容があまりにもぴったりで秀逸である。「気をつけろ、彼女はお前を喰らいつくすぞ、ああ彼女が来る、彼女は人喰いだ(人を食い物にする)」。ファミコン版2で登場した同名のものは他社RPGと同じく花の化け物の姿をしており、外道であった。真1から幽鬼として美女の姿になり、霊体ベースなので腐敗の類は気にしなくてもいいと思われる。魅了と麻痺系の攻撃には要注意だ。ボディコニアンよりは時代性に左右されないネタだと思うがどうだろう。(willseek)

マンガスの槍〔まんがすのやり〕
説明を追加
ソウルハッカーズに登場する、ネイティブ・アメリカンのミンブレノ・アパッチ族の英雄的酋長、マンガス・コロラダスの名を冠する槍。ゲーム中では女性用武器でもかなり強力。マンガス・コロラダスは、母なる大地を領有化し移住を強いるアメリカ・メキシコ軍に対して部族の戦士達を率いて頑強に抵抗した。彼は「お金では親愛の情を買うことはできない」という名言を残している。(willseek)

満月の女王〔まんげつのじょうおう〕 魔法
説明を追加
ソウルハッカーズでナオミが用いた特殊魔法。魔王ヘカーテの力を呼び出し敵全体に万能系のダメージを与える。特に満月時には月の女神へカーテの力が上昇し、ダメージが増幅される。かなりのレベルアップでネミッサも覚える事ができる。召喚魔術の一種であり、月と魔術の女王であるヘカーテの力を呼び出して用いている。満月の下ではヘカーテの力が最大に発揮できるので魔法威力は上昇するのである(満月時以外はフルパワーで使えないだけだという意見も)。(willseek)

満月の石版〔まんげつのせきばん〕 道具
説明を追加
ペルソナ1に登場した魔法石。サマリカームの効力が秘められており、合体時に用いるとペルソナにサマリカームを習得させることが出来る。三日月の石版や半月の石版と異なり、こちらは店では販売されない。ペルソナスクルドかサティーをアイテム変化させるか、ブラックマーケットのカジノで50000コインで交換するしかない。ペルソナ1では少々値は張るが序盤から血返しの玉や反魂香が店で買えてしまうので、わざわざこのアイテムを使う必要性はあまり無い。ただし、アイテムコンプリートを狙う場合は上記の理由からちょっと入手が面倒なアイテムである(特にカジノで入手できない雪の女王編)(CF)PS版では戦闘中に使用する事で漢字表記が確認出来るが、これら高位魔法アイテムの表記は「~の石板」であり、意味としてもこちらが正しい。「石“版”」は誤字と思われるが、PSP版ではその表記に変更された様だ。(ICBT)

マンセマット〔まんせまっと〕 悪魔
説明を追加
旧約聖書外典「ヨベル書」に記述がある悪魔、または暗黒天使。マステマ、マスティマ(ヘブライ語で敵意・憎悪)の名でも知られ、キリスト教におけるサタン像の原型の一つと目されている。人間に苦痛を与え、また誘惑する事で神への忠誠心を試みる事を神に認められており、人間の信仰心と善性を見極める為の必要悪として神に帰属する存在とされる。その配下に悪魔の大軍を所持しているとされ、神の命の下それが派遣される事もある。STRANGE JOURNEYでセクター・ボーティーズにて捕虜となり難儀していた主人公達の前に現れた。仮面を被り、黒い翼を持った姿で天使を名乗り、以後度々姿を見せるようになる。悪魔に対抗すべく天使の軍勢の集結を進めており、その過程で天使の力を必要とした調査隊メンバー・ゼレーニンを天使化させた。その言動は一見紳士的だが胡散臭さが付きまとい、折々のイベントでは奇天烈な掛け声や行動を覗かせる。ニュートラルルートやカオスルートでは終盤対立する事になり、特にカオスルートではその秘めていた「本性」が強烈にさらけ出される…!変わりすぎやあんた。種族としては大天使に分類され、カオスルートでは戦う事になる。破魔や魅了、疾風属性の大ダメージ攻撃を繰り出し、追いつめられると万能属性のメル・ファイズを多用する。さすがに手ごわいが、耐性対策と弱点攻撃を心掛ければ倒せない相手ではない。なお仲魔にできるのはロウルートではなくカオスルートでの打倒後合体作成でだったりする。(willseek)真・女神転生4にも登場。今作では何とボイス付きで喋ってくれるのでマンセファンなら一見の価値あり。今回は4大天使に恨みを買っておりロウルートでのみ討伐クエストが用意されている。残念ながらSJのように本性を剥き出しにはしてくれない。4 FINALではまさかの雑魚敵として格下げされて登場。レベルこそ高いが何のイベントもなくパートナーのアシストによって瞬殺される事もある。(D)真4、そしてボイスが追加されたディープストレンジジャーニーにおいて、例の奇天烈なセリフはしっかりとボイス付きになっている。その抑揚たるや、もはや「笑ってはいけないメガテン」状態である。(HAZE)

曼陀羅〔まんだら〕
説明を追加
仏教、密教の仏の境地等を仏像や文字を配列して図示したもの。真1のスタート画面ではこの曼陀羅が背景に描かれているのだ。()完成された世界の姿を象徴的に表すインドの思想に由来する。各仏神の陣容やその配置により、様々な世界の在り方を表現しているのだ。真2でもTOKYOミレニアム完成描写の後に表示されるタイトルと共にバックに曼荼羅が表示される。千年王国の完成を目指すTOKYOミレニアムを象徴しているのか、それとも状況をなんらかの収束へと押し進める主人公の登場を暗示しているのだろうか?(willseek)

マンティコア〔まんてぃこあ〕 悪魔
説明を追加
エチオピアやアラビア、インド等幅広く言い伝えられている人食い獣。年老いた顔と毒を持った尻尾を持つ獅子の姿で描かれることが多く、口からは疫病を吐き散らし、鼻からは恐怖を撒き散らすとされる。真1で登場する妖獣。実は石化噛みつきを持つ結構危険な悪魔である。(ARL)砂漠に住まうタイプが疫病や恐怖を撒き散らし、さらに体色を保護色にして視認しにくくしているそうである。森林に住まうタイプは尻尾の毒針を弾丸のように飛ばしてくる。マンティコアの名前自体は「人喰いの獣」を意味するペルシャ語に由来するとされ、ベンガルトラの存在を伝聞で伝え聞く内想像力で怪物化していったと言われている。(willseek)

マンドレイク〔まんどれいく〕 悪魔
説明を追加
西洋魔術には欠かせない、根本が二またに分かれて人間のような姿をしている植物。ルーツはペルシャ方面らしく、別名マンドラゴラとも呼ばれる。薬草にも毒草にも魔法の触媒にもなる。引き抜こうとすると叫び声をあげ、それを聞いた者は死んでしまう。その為引き抜く際には、犬を用意してマンドレイクと結び、少し離れた所に餌を置いてその場を去る。すると犬はいずれ餌を取ろうとして草を引き抜き、叫び声で死ぬ。犬は犠牲になるものの、そうしてマンドレイクは入手できるのだという。なお雌雄の区別があり、雄は逆ハート型の、雌は丸いオレンジ色の実がなるとされる。真2に妖樹として登場した。状態異常を誘う攻撃に優れる。ハ○ー・○ッターをはじめ、西洋ファンタジーでは有名な魔法の薬草だろう。ちなみにデビルサマナーでは女の子バージョンが登場した。(willseek)西洋ファンタジーといえば、三大RPGのウルティマの4作目では魔法の触媒として、マイトアンドマジックの1作目ではクエストアイテムとして登場している。(HAZE)

マンモン〔まんもん〕 悪魔
説明を追加
七つの大罪の一つ、「貪欲」を司るとされる悪魔。また「エノク書」によると四方を司る悪魔王の南の王とされる。ソロモン72柱魔神のアモンと同一視される事もあるが、アモンはエジプト神が起源なのに対して、マンモンはマタイ伝福音書で語られた古代シリア語の「富・財産」を意味する単語が神学者達に誤読され、悪魔として人格化されたものである。マンモンは民間のデーモン学で金銭欲や実利主義のデーモンとして確立され、ミルトンの「失楽園」などでも大悪魔達の中に名を連ねている。なお、アモンとの同一視の関係でその異称の一つであるアマイモンの双頭の鳥のモチーフがif...のマンモンのデザインには使われているようだ。初出はファミコン版2で、バエル配下の邪神として暗躍した。if...アキラ編では第3ノモスのボスキャラとして登場し、アモンの肉体を奪った邪神として立ちはだかった。戦力としては特殊物理技のデストリングスがちょっと怖い。マンモンを倒しその身体と融合する事でアキラはよりアモンとしての存在に近づいていく…。明らかにアモン=マンモンとされた背景を考慮してのキャラクター配置と考えられる。(willseek)

みあれの鈴〔みあれのすず〕 道具
説明を追加
女神転生2に登場。まだ反魂香がイベント専用だった頃のDEAD回復アイテム。「みあれ」の漢字表記は「御生れ」「御阿礼」等。意味は、(神・貴人の)誕生・復活、神が依代などを介して降臨・顕現する事。さらに後者の表記に関し、「阿礼(あれ)」とは神霊の出現の縁となる物・依代を指す。上賀茂神社では毎年、御阿礼祭という祭儀が行なわれるが、その際に用いられる、綾絹や注連縄・鈴で飾られた榊の木を「御阿礼木(みあれぎ)」という。この御阿礼木の注連縄を引いて鈴が鳴れば願いが叶うといわれる。(ICBT)

ミカエル〔みかえる〕 悪魔
説明を追加
旧約聖書「ダニエル書」にその名を確認できる、イスラエルの守護者とされる天使。名は「(彼以外)誰が神のごとき者であろうか」という意味だとされる。大天使の長であるが天使の軍団の総指揮官として熾天使ともされ、四大天使としては火の属性を象徴する。古くから悪の象徴と戦う戦闘的な天使とされ、特に悪魔の象徴としての竜と戦うミカエルのモチーフは有名である。ミカエルのルーツとしてはカルデア(新バビロニア)で信仰されていた神格を天使として取り込んだものとする説が有力であるという。初登場はファミコン版2だが単なる合体ユニットである。真1ではLAW勢力のトップのセラフ筆頭としてラスボスの一人になっている。それ以降の作品でも頻繁に登場しているが、黙示録的戦いが舞台の物語が多いせいか、苛烈な武人としての性格が強調されがちである。そのデザインは一部にあるような耽美なものではなく、悪魔の軍勢を叩き伏せるべくローマ風の軍装に身を包み槍を持ったたくましい戦士風の姿になっている。…コヴェントリの寺院のミカエル像そのままらしい。if...や真3においては仲魔にする事もでき、攻撃・防御共に非常に高い能力を備えている。(willseek)4大天使のリーダーとされることが多いミカエル。しかし、イスラム教では預言者ムハンマドに神の言葉を伝えたジブリール(ガブリエル)がリーダーとされている。真3では4属性魔法無効という優秀な耐性を誇り、DDSAT2では「破邪の光刃」という、敵複数体に物理属性複数回特大ダメージ+全能力値低下という極悪な固有スキルをひっさげて登場(「破邪の光刃」はミカエルを倒せば「討竜マントラ」でプレイヤーも扱える)。そんなミカエルだが、他の3大天使ともども、ストレンジ・ジャーニーでは何と出演していない。ちなみにストレンジ・ジャーニーと言えば、「シリーズ最大の悪魔数」がうたい文句であった…(テラダイン)デビルサマナーシリーズにも登場しない。きっと、新規グラフィックを用意できな…おや、だれか来たようだ。ラストバイブルでは、ルシフェルとともに消えたガイアマイスター(魔術の導師の意味)として、冒頭で語られる。上記で、イスラエルの守護者とあるが、フランシスコ・ザビエルによって、日本の守護者ともされている。海外では、天使などにちなんだ名前をつけることが多く、ミカエルも、マイケル、ミヒャエル、ミシェルという名のの元となっている。(HAZE)

三日月の具足〔みかづきのぐそく〕
説明を追加
真2が初登場の、三日月の文様をあしらわれた脛当て。比較的前半の装備だが、回避力がかなり高め。三日月は満ちていく月を象徴する為、成長や持続を表すともされる。(willseek)

三日月の石版〔みかづきのせきばん〕 道具
説明を追加
ペルソナ1に登場した魔法石の一つ。ディアラハンの効力を秘めていて、合体時に用いるとペルソナにディアラハンを習得させることが出来る。ブラックマーケットや氷の城(終盤)のサトミタダシで購入が可能。値段は8000とまあまあだが、単体HP回復ならば宝玉や魔石を使った方がが手っ取り早いし、これと同時期により強力な半月の石版が買えてしまうことを考えると、正直その使い勝手は微妙といわざるを得ない。このアイテムに限った事ではないが、ペルソナ1では単体対象の魔法よりも複数、あるいは全体を対象にした魔法を使っている方が経験値が入りやすいため、どうしてもこういうアイテムの立場は弱くなってしまいがちである。(CF)

三日月の太刀〔みかづきのたち〕
説明を追加
平安時代の名工三条小鍛冶宗近作の二尺八寸ほどの刀。数珠丸、童子斬安綱、鬼丸國綱、大典太と並ぶ天下五剣と呼ばれた名刀。三条宗近の造った刀は他にも静御前の薙刀、藤原信西入道の小狐丸等が有名。この三日月の太刀は司馬遼太郎の小説においては長井庄九郎が妙覚寺から盗み出したとなっている。ちなみに庄九郎とはかの織田信長の嫁である帰蝶の父、斉藤道三のことである。ゲームではニュートラルサイドの武器。他の二つの武器に比べ攻撃力は弱いが、最大三回まで攻撃出来るので重宝する。(ARL)もっともLAWかCHAOSに傾いている場合は装備もできないので、大破壊後の新宿で叩き売られる事もしばしば。 仮にも天下五剣の一振りなのにあまりな扱いである。(M1号)

ミクロプラズマ〔みくろぷらずま〕 道具
説明を追加
if...に登場した肉体を縮小する事ができる装置。飽食界でオーカスと化した校長先生の体内に潜入する為に必要になる。この驚異的な科学技術の産物の発明者はプラズマの信奉者、大月先生である。現実のマイクロプラズマとは、ナノメートル単位の切断加工・材料合成に用いる技術である。超高密度集積半導体やカーボンナノチューブ等の超微細な物作りに使われているものの、さすがに細胞のサイズを縮小したりという使われ方は見出されてはいない。全てをプラズマ現象に還元する大月先生の理論は確かに偉大な発見に繋がったようだ。(willseek)

ミサンガ〔みさんが〕 籠手
説明を追加
魔神転生2に登場。日本では1993年のJリーグ発足によるサッカーブームと共に知名度を得た、カラフルな編み紐でできた装身具。手首か足首に巻き、紐が自然に切れると願い事が叶うとされる。ブラジル発の縁起担ぎであり、ブラジル出身の選手が身に付けている事が多いが、現地ではフィタ(ポルトガル語で「紐・リボン」)の名で呼ばれる。ミサンガとはポルトガル語でビーズチェーンの事で、紐のみのものを指すのは本来は誤りだが、アメリカや日本ではこの呼び名で定着した様だ。(ICBT)

三島由紀夫〔みしまゆきお〕 人名・キャラクター
説明を追加
作家。本名平岡公威。楯の会会長。市ヶ谷駐屯地で決起直後、割腹自殺を遂げる。享年45歳彼は常々父に「ジェネラルも一介のサラリーマンに過ぎない」と漏らしていたそうだ。一度韓国に渡った三島は、そこで韓国兵に”我々は日本の大和魂を貰ってここまで来た。もはや日本軍には昇進魂ぐらいしか残っていないであろう”と言われ何も言い返せなかった。昭和43年、”死を賭してでも、現在の自衛隊を嘗ての国軍に復帰させる”という信念の元「楯の会」を創立。主要メンバーは学生であった森田必勝、小賀正義、小川正洋、古賀浩靖の四人。主な活動は自衛隊に体験入学して軍事知識や技術などの習得を図るといったもので、表向きには左翼と対決するための民兵組織であった。昭和44年、楯の会の集いにて森田が「楯の会の連中だけで国会を占領し、憲法を改正せねば」と発言。この計画は45年の4月から急速に具体化しはじめ、「自衛隊が自発的に自分たちに強力することは100%不可能であるから、東部方面総監を拘束し、無理矢理隊員を決起させるしかあるまい」という結論に行き着く。かくして昭和45年11月25日、三島は四人と共に市ヶ谷駐屯地に乗り込み、益田兼利を拘束。彼に「自衛隊を天皇にお返ししなければ日本は滅びてしまいます」と言い、森田と共にバルコニーに立ち、群がる自衛官達に激を飛ばす。その内容は「日本は経済的繁栄にうつつを抜かしている間に,精神的には空になってしまった」といったものである。しかし野次と頭上のヘリコプターの音でほとんど聞こえないので、演説は十分くらいで切り上げ、二人はガッカリした顔で総監室へと戻っていった。絶望に打ちひしがれながらも、三島は当初の計画通り服を脱ぎ、右手に鎧通しを握った。森田も計画通りに、三島が自らの血で「武」の文字を書けるよう、鞄の中から筆と色紙を取り出そうとしたが、三島は「もういいよ」と言って寂しく笑ったと言う。そして切腹。森田は関の孫六で三島を介錯した後、自分も自刃して果てた。これが市ヶ谷における三島事件の結末である。三島は「自衛隊」という偽りの国軍しか持たない日本に非常に強い不安感を持っていたのであろう。そればかりか当時から既にあった自衛隊のサラリーマン意識こそが日本を腐敗させてしまった根源では無いのかという疑問を持ち、最期には「文章活動で世を変えられないのであれば、自らが命を賭けて決起するしかない。」と決意。これこそが、愚直ではあるが堂々とした、三島の最大の信念だったのである。しかし自分の死すらもはや大した影響力を与えられないと知ったときの彼の落胆はいかほどであったのか?ちなみに「帝都物語」に於いての彼は、自衛隊の国軍意識の復活と、その神経を腐らせる原因となった化学兵器の断絶、そして全てを裏で糸引く魔人・加藤保憲を討つため、自らは兵器で無く妖剣「関孫六」を持ち、その魔を断つために総監室にて割腹自殺を遂げたということになっている。その後黄泉において彼は将門の怨念と激しい闘いを繰り広げるのだ。というわけで彼のこの生き様は、女神転生に於いては五島公夫のそれに多大な影響を与えていることは間違いない。「もしかしたら五島は三島の転生した姿かも…」と思うのは、何も私だけではあるまい。(ARL)いかんせん三島事件で採った手段は自衛官達から総監を騙し討ちして人質に取ったと卑劣漢呼ばわりされても仕方のないものであり、また割腹自殺を急いだ心理的背景には老いへの恐れと英雄的死への憧憬もあったともされる。元々虚弱体質であった事や身長の低さ(165cmを下回った)へのコンプレックス、創作物で唯美主義的傾向を好んだ事など、彼の人間的・世俗的な側面も忘れてはならないだろう。彼は個として迷い、業を重ね、生き急いだのである。(willseek)自衛官からしてみれば体験入隊でさんざ世話してやった礼があれ、という事で今でも評判は最悪。共産党本部を乗っ取っていれば少しは違ってたかもね(卑怯者には変わりないだろうけど)。(aba)

ミシャグジ様〔みしゃぐじさま〕 悪魔
説明を追加
諏訪地方の土着神。建御名方と同一視される場合もある。国譲りの際、建御名方が建御雷之男に追われ、悪霊の住み着くとされる諏訪に逃れてきた。そして建御名方はこの忌々しい土地から二度と出ないことを約束し、なんとか建御雷之男から許しを受ける。その後建御名方は諏訪平定の折に悪霊と言われるミシャグジ神を駆逐。代わって自らがこの地の神になったのであった。解釈次第ではミシャグジ神信仰の諏訪に大和朝廷の力が及んできて、天皇家に平伏した建御名方信仰にすりかえられたという見方もできる。真1にて登場。皇居地下に現れる最もレベルの低い邪神である。(ARL)実は現在も諏訪大社で行われる神事のほとんどは、建御名方ではなく御社宮司(ミシャグジ)神を祭神としてのものと考えられている。有名な御柱祭もこの中に含まれる。ミシャグジ信仰は新しい祭神建御名方を受け入れ様々な政治的争いを乗り越え、滅び行く立場だった蛇神信仰等の様々な原始信仰を取り込みつつ、民間に広く信奉されて現代に生き残りを果たしたようだ。御神体は一本または複数の石の棒や杉柱が用いられ、これは男根を表している。白蛇の姿をとるとも。古くは祟り神とされ、かつては託宣を伝えるために選ばれた神主を年に一度の託宣が終われば厄を背負わせ殺してしまうという事が行われていたともいう。(willseek)

ミズガルズオルム〔みずがるずおるむ〕 悪魔
説明を追加
北欧神話の海の中で世界をぐるりを囲んでいるとされる途方もなく巨大な蛇。ヨルムンガンドとも。策略の神ロキと女巨人アングルボザの間の子(またはアングルボザの心臓を喰らったロキが生んだ子)の一つ。雷神トールと絡む逸話が数多くあり、最終戦争ラグナロクでは吐き出す毒でトールと相打ちになり滅ぶとされる。有名どころの邪龍だが、なぜかメガテンシリーズでは目立たない。GBA版真2の追加悪魔になっている他、魔神転生Ⅱではヨルムンガンドの名で登場している。力が強く、毒攻撃を持つ傾向のようだ。(willseek)ロキの子供の邪龍(大蛇)だが、ロキとヘイムダルの関係のように、トールとの因縁で有名である。トールに海から釣り上げられてミョルニル(トールのハンマー)を喰らいそうになった(トールと一緒に船に乗っていたヒュミルが、船を沈むことを恐れてトールを妨害した)逸話や、トール(達)がウートガルザ・ロキ(ロキと別人)といろいろ競い合い、トールが猫を持ち上げることになった際、ミズガルズオルムが幻術(幻覚)で猫に変えさせられていたために持ち上げられずに負けてしまった逸話がある。トールにとってこの邪龍は不倶戴天の敵であっただろう。ラグナロクで相討ちになってしまった。(テラダイン)

〔みずち〕 悪魔
説明を追加
水の精、または蛇の精を意味する名を持つ蛇または龍。その姿には諸説あり、首の周りに首輪状の白い模様、背中に青い斑点、体側面は五色の光沢に彩られ、頭に角を持つものや四肢を持つものもいるという。湖や池等に住まい、水神として人々に水の恵みをもたらすと共に、毒の息を吐いて災厄をもたらす二面性を持つとされる。真2から登場した中レベルの龍王。力が強く電撃に耐性を持っており、ソウルハッカーズからは氷結攻撃を受け付けなくもなった。水が集まり蛇状に形を成したようなデザインである。(willseek)ミズチの吐く息は蜃気楼と成るとされており、真3ではその説を元にしてカブキチョウ捕囚所を幻覚で支配し、かつ、戦闘でも専用スキルの「蜃気楼」を放ってくる。(HAZE)

ミチザネ〔みちざね〕 悪魔
説明を追加
菅原道真。 平安時代の貴族、学者、歌人、政治家。 学者の家系に生まれ、学者や政治家としての才能を発揮し、右大臣にまで出世したが、左大臣藤原時平の陰謀により失脚、北九州にある太宰府へ左遷されたのち、無念の内にその生涯を閉じる。彼の死後、都では彼を左遷に追いやった藤原時平が病死、さらには天皇の家系や付き人が次々に病死、さらには醍醐天皇のいる会議中の殿舎に雷が直撃し、複数人を即死させる大惨事を引き起こした。このことから道真の怨霊が雷神と結び付けられることになる。このように荒魂状態では乱心してしまう彼だったが、彼を鎮めるため社殿を設け「北野天満宮大神」と称号されると、祟りも徐々におさまったといわれている。この後は、祟りの記憶が薄れ、生前の学者・歌人としての功績が注目されると学問の神へ変化していったと言われている。真・女神転生Ⅳで登場した必殺の霊的国防兵器の一つ、種族は英傑。黄色の武者鎧で中身が雷が奔っている。 ルートによっては、ある悪魔と共に無限発電炉ヤマトへ行く道の結界を張る役目を負わされている。伝承のごとくジオ系のスキルを得意としている。(Mr.ダルクン)

密教〔みっきょう〕 言葉
説明を追加
仏教の流派の中でも神秘・象徴主義的な教義を教団内部の秘儀として継承するもの。インドにおいてヒンドゥ教や呪術の要素を仏教に取り込んだ流派に発祥するとされ、日本では空海、最澄らによってもたらされ、以降発展・分岐していった。呪術的側面を重視した一環として憤怒相の護法尊や性エネルギーを象徴する歓喜仏・欲天を本尊として修法を修める事も多い。ドロドロした感情を受け入れ修行に生かすという意味では非常にカオティックな性格を内包すると言え、内情を知らない一般民衆に邪宗・魔術宗派と勘ぐられたり創作ネタにされたりする事もある。よってカバラやブードゥー教等の神秘・象徴主義的な教義を持つ仏教以外の宗教・宗派も密教と呼ぶ場合がある。(willseek)

三葉三平〔みつばさんぺい〕 人名・キャラクター
説明を追加
デビルサマナーにて、矢来区のクローバージムのオーナーであるスキンヘッドにクローバーマークの付いた眼帯をした人物。彼自身元ボクサーで、リングネームはウルフィー三葉。とある試合で意識不明の重態に陥り、その時に怪しげなオーラ整体術に目覚めたらしい。現在はジムオーナーの傍ら、通常の医療では歯が立たない患者の治療に陰から有償で協力している。オリジナルキョウジとは友人関係だったようで、死亡事件から復活した主人公キョウジが訪れた際は心から喜んでくれた。あまりに親しげなので変な方向で仲を勘ぐる人もプレイヤーにはいるようだ。ジムはゲーム中では回復施設として利用する事になる。…ダンジョンの回復スポットの方がマグネタイトで回復できて安上がりかも知れないが。(willseek)

ミトラ〔みとら〕 悪魔
説明を追加
古代アーリア人の契約神で、その性格から司法神ヴァルナとも関わりが深い。ヴェーダ時代以降インドでは地位が低下していったがミトラは西アジアペルシャ方面に伝わりミスラとして司法神、光明神、軍神、牧畜神と多くの役割を担った。主神の地位こそアフラ・マズダに譲ったものの民間での信仰は盛んで、後にマニ教やローマのミトラス教といったミトラの系譜を継ぐ信仰は大いに隆盛し、キリスト教と覇権を競う事になるのである。また仏教のマイトレーヤ(弥勒菩薩)はミトラが東方に伝わった姿であり、クリスマスで有名な12月25日は本来はローマにおけるミトラスの生誕の日(冬至)であったとされる。またユダヤ教の大天使メタトロンのイメージ形成に影響しているとする意見もある。ファミコン版2で火炎攻撃が得意な魔王として登場した。翼・獅子・蛇とそのデザインは結構その原典を踏まえたものになっている。真3では主人公にその本質を問いただす魔神として登場したが、その特殊スキル「死の契約」は契約神としてのルーツの反映だろう。他にもミスラやミトラスも含めると多くの作品に登場している。(willseek)真3で現れたデザインは時間神ズルワーンと合体したズルワーン=ミトラとしての姿だと金子氏はコメントしている。両手に短い杖を持ち、蛇が絡み付く有翼の男性の身体に獅子頭の神像は実際にオスティア・アンティカ遺跡から多数発掘されており、この正体不明の像はかつてはギリシャの時間神アイオーンと考えられてきたが、近年ではズルワーンとする説が優勢だ。(ICBT)

ミノタウロス〔みのたうろす〕 悪魔
説明を追加
ギリシャ神話に登場する牛頭人身の怪物。クレタ島のミノス王の妻パシパエの子で、一応アステリオスという本名がある。ミノスがポセイドン神との約束を守らなかった事への見せしめとして、パシパエは呪いで牛に欲情させられ、ミノタウロスを生む事になった(遺伝学的に云々は言いっこなし)。ミノタウロスは成長すると共に凶暴になり、手に負えなくなったミノスは名工ダイダロスに命じて迷宮(ラビリントス)を建造し、そこに彼を閉じ込めた。そして戦いで降伏させたアテナイ(アテネ)から度々七人の少年、七人の少女をミノタウロスへの生贄として送らせた。ところが三回目の生贄の中にアテナイ王子テセウスが紛れており、ミノスの娘のアリアドネ王女の助けでテセウスはミノタウロスを隠し持っていた剣または棍棒で殺害し、アリアドネらと共に迷宮及びクレタ島を脱出したという。なおミノタウロスは元々は怪物ではなく、クレタの将軍の一人であったとする解釈もある。個人にあっさり倒されてるから、神話では意外と頑丈ではなかったのかも。ゲームではファミコン版1・2の最初のボス、魔王または邪鬼である。高い攻撃力に注意だ。ちなみに1での登場ダンジョンは「ダイダロスの塔」だが、この名は神話でテセウスを助ける方策をアリアドネに教えたダイダロスが息子のイカロスと共に高い塔に幽閉された逸話に由来すると思われる。ろーうーで固めーたー鳥のーはーねー…。(willseek)真・女神転生4でも最初のボスとして登場。そして、直後のボスとしてメデューサが登場するため、「ひょっとして、ファミコン版1のボス悪魔がオマージュとして全て登場するのでは?」と思ったら、直後のチャレンジクエストのイベント悪魔としてセトが登場してガッカリ。「それでも全ボス悪魔が揃って再登場か?」と思ったら、ヘカーテは(ボルボとしても)登場せず、またガッカリする。(なお、ロキはいつも通り雑魚で登場)上記のアステリオスも真4で、ミノタウロスの色違いとして登場する。(HAZE)

土産の木刀〔みやげのぼくとう〕
説明を追加
ソウルハッカーズに登場する武器。名前の通りよく観光地等で売られている木刀。ガキ等が落とす。ジュボッコは落とす辺りいちいち主人公達が削っているのだろうか(笑拾うのはいいのがよほどのこだわりがないかぎり使わないだろう。攻撃力が低く、これといった特性もない。有名な観光地(主に温泉街)などでよく売られている。一本500~2000円かくらいか?よく中学生の修学旅行で一学年に一人くらいは買うのではないだろうか?(笑しかし普通に考えて木刀というものは素材にもよるだろうが十分に凶器になりうる。私の近所でも暴走族がよく振り回しながら走ってるのをみると恐怖を覚えることも。そんなものをみやげ物で打ってよいものであろうか………。(MASA)福島県会津若松市の、白虎隊にちなんだ白虎刀というお土産が由来であるという話もある。木刀と言えば、こんな話がある。ヨシツネ(源義経)の父である源義朝は平治の乱で敗走したが、逃走の道中である尾張国(愛知県)で家来に裏切られて入浴中に殺されてしまった。それで殺される際、「せめて木太刀(木刀)の一本でもあれば」と言ったという話がある。そして、現在その現場には義朝の墓があるのだが、そこにはなんと木刀の山があるのである。義朝の無念を弔うために、木刀をお供えすることが習慣になっているという。(テラダイン)餓鬼が落としてくのって、修学旅行のおみやげ屋で木刀買って喜んで装備してる中二病の連中がガキだって皮肉だったりするのかなーとか思ったり。(花梨)

宮本明〔みやもとあきら〕 人名・キャラクター
説明を追加
if...で登場する主人公の冒険パートナー候補の一人。他キャラの誰かとのクリア後のプレイで仲間にできる。彼は事件の元凶、ハザマのクラスメイトの生徒ではあるが、いわゆる不良生徒で真面目に勉強するタイプではなかった。不屈の精神と格闘センスがあったようで校務員の岡本がボクシングの選手として大いに期待していたようだがアキラ自身が情熱を傾けるのはバイク。いつかは自ら整備したバイクで憧れのエジプトからモロッコへサハラ砂漠を走破し、地中海を渡ってヨーロッパへのラリーを夢見ている寡黙な少年であった。だが学校の魔界転落で運命は動き、彼はエジプト神の系譜であるアモンと合体した事で人間の世界で生きる道を断念する。言葉少なに主人公を思い遣りながらも、最後は突き放すようにパートナーを現実世界に送り出すのであった…。ネーミングは永井豪の「デビルマン」から。デビルマンでも主人公不動明はアモンと言う名の悪魔と合体する。アキラの額のバンダナのマークはラブ&ピースを意味するが残念ながら彼は実践はできていないようだ(アモン顔風に変わっちゃうし)。またアキラは名字で考えると「宮本」、合体したのは「アモン」。宮本アモン(亜門)という洒落になっているのだ。舞台劇には漫画やテレビドラマにはない独特の間や心理劇があるのでたまには見に行ってみるのも面白いかも知れない。(willseek)

ミュータント〔みゅーたんと〕 人名・キャラクター
説明を追加
生物の遺伝子においてその染色体数や構造・塩基配列にイレギュラーが生じ、結果細胞または個体にその形質の変異として現れたもの。変化を意味するラテン語Mutabilisに由来する。ガン細胞や突発的な身体機能不全の原因になり、また長期的視野で見ると生物進化の原動力にもなっている。遺伝するには生殖細胞レベルでの変異が必要ではあるが。ファミコン版2でEVIL種族の狂人の一つとして登場した。天井から触手でぶら下がる異様な姿でザン系衝撃波を放ちつつ襲って来る。真2においては秩序に満ちた社会としてのTOKYOミレニアムから追放され、陽の光が当たらない地下世界の住人として屈従の暮らしを送っている。「人」として普通から外れた姿であるだけで神の恩寵は受けられないものなのか。「善・正常」である事は強制されるべきものなのか。そうした問題提起が地下世界の彼らの暮らしから透かし見えて来るのだ。そして彼らの元に身を寄せる正当に認められなかった存在ヒルコが居る事も大きな示唆に富んでいる。…ちなみに自分はシュワルツェネッガー主演映画「トータル・リコール」の火星のミュータント達を思い出した。(willseek)真2でCHAOSエンディングを迎えると、ダレスやミュータントたち地下世界の住人にかなり褒めてもらえて、一見かなり良いエンディングに見える…。しかし彼らには聞こえないのだろう。九頭竜によって破壊されたミレニアムの住人の泣き叫ぶ声が。(wac_toriaezu)

ミラクルグロック〔みらくるぐろっく〕
説明を追加
真2・if...登場の男女両方使用可能な銃。名前からオーストリアの銃器メーカー、グロック社の自動拳銃の一種と考えられる。カジノ景品であり、攻撃回数1回だがデザートイーグルより攻撃力・命中率共に高い。「ミラクル」と付いているのは拳銃としての攻撃力の高さもあるが、手の平に入るほどのサイズで目立たず、隠して携帯できるという驚異のコンパクトさを誇るグロック26辺りのイメージであろうか。現実のグロックシリーズの特徴としてはプラスチックの部品が多く軽量で、トリガー機構が優秀な為に暴発事故が起こりにくいとしてアメリカ警察等に大いに採用された。(willseek)

ミルメコレオ〔みるめこれお〕 悪魔
説明を追加
中世ヨーロッパの動物物語で語られる、前半分がライオンで後半分が蟻の合成獣。ライオンの精子が蟻の卵に受精して生まれたとされる。ライオンの半身が虫の食べ物を食べず、虫の半身がライオンの食べ物を受け付けない為、餓死してしまうと述べられた。種明かしは旧約聖書がヘブライ語からギリシャ語に翻訳される時に生じた誤訳から生まれた怪物である。ヨブ記内の「牡獅子が獲物が無く滅びる」という記述をアラビアの獅子を指す「ミュルメクス」という語を加えて「ミュルメコ獅子」という形に訳を入れた所、これがギリシャ語の文面では「蟻獅子が獲物が無く滅びる」と読める内容になってしまった。そのイメージが中世ヨーロッパで独り歩きした訳だ。ちなみに蟻は雑食性でライオンの食べ物もいける。デビルサマナー登場の妖虫。妖獣でもよさそうだ。力がやや強いものの、武装がしっかりしてれば大して苦戦はしないだろう。(willseek)SJ以降に登場した際に、その儚い生き様の為か「切なさ乱れ撃ち」という何とも悲しげなスキルを習得して帰ってきた。(D)オリバーくんと同じく存在自体がギャグ。(wac_toriaezu)

ムーウィス〔むーうぃす〕 悪魔
説明を追加
ソウルハッカーズにおいて情報生命体マニトゥによって生み出された電霊の一つ。天体博物館においてキャロルJの召喚儀式に乗じて現れ、キャロルJに憑依する形で実体化した。マニトゥを脅かす者を排除する力を得る為の強い肉体を執拗に求め続ける。ゲームでは三度主人公達と戦い、最後は電脳空間に逃げ込んだものの、そこで力尽き電脳の海に溶けていった。奇しくもそこはマニトゥの故郷に近いグランドキャニオンを模した空間であり、またムーウィスの真の姿は頭飾りを着けたネイティブアメリカン男性のようにも見えた。ボス敵としては再戦する度にパワーアップする。二戦目以降はネミッサが狙われ易くなっているので防御や回復役を仲魔でも用意しておくなど、対策が肝心だろう。原典はネイティブアメリカン・アルゴンキン族に伝わる失恋物語に登場する雪の精霊。「偉丈夫なる者」と呼ばれる若い戦士は酋長の美しい娘・コキスに想いを寄せていたが、彼女に拒まれ続けていた。他の男性を近付けまいと思い余った彼は精霊に働きかけ、雪だるまを美男子・ムーウィスに変えてコキスに接近させた。コキスは目論見通りムーウィスに惚れ込むが、雪だるまが本性のムーウィスは後に溶け去ってしまい、恋人を失ったコキスは嘆き悲しみ、そして「偉丈夫なる者」も彼女を深く傷付けた事を悔やみ嘆くのであった。(willseek)

ムールムール〔むーるむーる〕 悪魔
説明を追加
ソロモン王に封印された72のデーモン達の一柱に数えられる地獄の大公。おもにグリフォンを駆る騎士の姿で描かれる。召喚者に哲学に関する知識を授け、また強力なネクロマンシーの使い手でもある。「ソウルハッカーズ」に登場。その姿は前述のとおり。最上位の堕天使である。斬撃無効に悪魔の一喝に虚空斬波に今だ必殺バイツァ・ダスト!やった!発現したぞッ!って、この技はアリなのだろうかといつも思う。「偽典」ではバール直属の大悪魔である。DDMを利用して初台シェルターに潜入、内部から悪魔を呼び寄せるわ住人を次々とゾンビへ変貌させるわであっと言う間にシェルターを壊滅状態に追い込む。マグネタイトを得て実体化したムールムールには葛城をはじめとするデビルバスター達も全く歯が立たず、呼び出したバールの部下達と共に由宇香の身体を引き裂く。そして瀕死の葛城達に「ゲーム」を持ちかけ、自身は由宇香の首を手に消え去るのだった。実に印象深い悪役である彼とは後にバール城で対決する事になるのだが、その頃には既にヒノカグツチやら豊饒の剣やらがあるため、まったくもって弱い。バールハダドやアシラトのがよっぽど苦戦したぞ。なお倒した際に死の槍を落とす事があるが、グラフィックで持っているのはどう見てもハンマーであるのは禁句なのか。全く関係無い話だがSF漫画の巨匠・諸星大二郎の「栞と紙魚子~」シリーズに「ムルムル」と呼ばれる謎の生物が登場している。サークルを組んでダンスする事で繁殖するという奇怪極まりない生命体であった。佃煮にすると美味いらしい。(aba)英語ではmurmurと書き、「ささやき」の意味がある。ウィザードリィでの回復と復活の祝詞「ささやき-えいしょう-いのり-ねんじろ!」の「ささやき」を英語(原語)バージョンで表示するとこれになる。(HAZE)

無間地獄〔むげんじごく〕 地名・場所
説明を追加
デビルサマナーに登場した死後の地獄世界。よく出現するのはガキやスライムだが、たまにヴェータラもいるので油断は禁物だ。ワープ地獄を自力で突破し、オリジナルキョウジを見返すのだ。その責め苦に絶え間がないと言われる仏教の八大地獄の一つ。仏教では生前の因果応報により、死後に辿り着く先が地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上の六道に分かれ、これらのいずれかに転生を繰り返す(六道輪廻、りくどうりんね)という。さらに八つに分けられる地獄の中の最下層が無間地獄であり、そこは猛火が充満してものすごい形相の猛犬や鬼の獄卒、蛇や虫などが体から火を噴き出しつつ死者を責め苛む。ここに堕ちた者は、他の七大地獄の苦しみを全部足してさらに千倍にした苦しみを味わい続けるとされる。悪魔退治屋とかデビルバスターとかでいい気で殺戮を続けていたらそうした末路なのか。己の業をわきまえた上で力を振るえる者は多くはないようだ。(willseek)抜け出してもカロンの質問に対して自分勝手な回答をするとまたやり直しである。まあRPGらしい回答をすれば大丈夫なのでまず問題ないだろうが…。(wac_toriaezu)

無限の天蓋〔むげんのてんがい〕 特殊攻撃
説明を追加
NINE、ヴィシュヌ+アナンタで発動する戦闘アビリティスキル、自リーダーの受けるダメージを自パーティ人数で分割し、味方全員で受ける。対応プラグインは無し。P3では同じ組み合わせによるミックスレイド「インフィニティ(Infinity)」が存在し、こちらは味方全体へ1ターン間完全防御の効果。尚、ペル1ではこれと同名の投具系武器があるが、特に関連は無い。破壊が行なわれた後から次の創造が始まる迄の世界の静寂期間であるブラフマーの夜(「プララヤ」を参照)の間、アナンタ・シェーシャはその首をもたげて天蓋とし、そのとぐろの中でヴィシュヌは眠りに就き、創造の為の夢想を行うとされる。ゲーム中の効果はプララヤの大破壊すらも耐え得る防御能力としての解釈か。アナンタの名は「無限・終わりのない」を意味するが、英訳ではinfinite/endlessの語となり、ニュアンスの相違からinfinityとは訳されない様だ。(ICBT)

ムシカ〔むしか〕 道具
説明を追加
NINEの妖魔ガネーシャ専用プラグインソフト。スキル「幸運扶翼」やパラメータ上昇の効果を得られる。ムシカとは鼠の意。ガネーシャが乗騎とする動物は数種あるが、中でも鼠が有名である。この鼠、ヴァーハナ(乗騎)としては特に秀でた能力を発揮する逸話がある訳でもなく、むしろこの様な小さな動物でも乗りこなせるガネーシャは凄い、といったニュアンスで語られる事が多い様だ。ガネーシャが鼠を乗騎とした経緯には複数の逸話が存在し、調伏した悪鬼を鼠の姿に変えて使役している、大地の女神から贈られた、火神アグニが鼠の姿に変身したものをシヴァが入手してガネーシャに与えた、嫁を得る原因をつくった鼠達をその功績から乗騎とした、等がある。鼠は無知・欲望・世俗的な性癖への執着の象徴とされ、鼠を乗りこなすガネーシャはそれらを克服し御する意味を持つという。また、元来ガネーシャは悪神であったものを障害を遠ざける意味を込めて奉り上げられるうちに善神に転じたとする説があり、ネガティブなイメージを持つ鼠という動物を乗騎とするのは悪神であった名残だとの推察もある。(ICBT)

武者の具足〔むしゃのぐそく〕
説明を追加
戦国武者が装備していたような臑当て。その重さのため、機動性は低い。真1ではなんとジーザスレッグよりも防御力が高かったりする。しかし回避率は並なのであった。(ARL)

ムシュフシュ〔むしゅふしゅ〕 悪魔
説明を追加
古代バビロニア神話に登場する聖獣で、名は「怒れる蛇」を意味する。二本の角を持った蛇の頭と尾、鱗に覆われた馬のような胴体、前脚はライオン、後脚は鷲のものを持ち、背中に翼を生やしている事もある、合成獣と呼ぶべき姿である。城門の守護獣や魔除け、神々の騎乗獣として数多くの図案が遺されている。創世叙事詩「エヌマ・エリシュ」ではティアマトに付き従う11の怪物の一つとして登場し、その所為で単なる邪悪なモンスターと思っている人も少なくはないようだ。悪役として描かれるのはエヌマ・エリシュの中くらいらしい。デビルサマナーシリーズでは邪龍の一つとして登場している。電撃に極めて強いので、敵対した時には電撃魔法は厳禁だ。(willseek)

ムスッペル〔むすっぺる〕 悪魔
説明を追加
北欧神話の火の国ムスッペルヘイムに棲んでいるとされる巨人族。ムスッペルヘイムは全てが業火に包まれた灼熱の国で、そこで生まれた者しか生きられないとされる。その王はスルトである。人間とも神々とも干渉を持たないが、ラグナロクの時になると人間の世界に攻め上がり、世界を焼き尽くすのだという。王のスルトは目立っているものの、ムスッペルのシリーズ登場は遅く、if...から。炎の国の住人という事でイフリートのごとく炎が人型をとったかのようなデザインである。ソウルハッカーズではさらにアレンジされ、巨人の頭部に大勢の人々が串刺しになって燃やされているという、地獄の化身を思わせる恐ろしげなビジュアルになっている。種族としては最高レベルの地霊に配置され、火炎攻撃に優れるが氷結攻撃に弱い。高レベルの合体仲魔の材料と考えた方がいいかも知れない。(willseek)

ムスビ〔むすび〕 言葉
説明を追加
真3中に登場する新世界創世の為のコトワリの一つで、カブキチョウ捕囚所で辛酸を舐めた勇によって提唱される。複数のものを結びつける意味もあるが、ここではむしろ自己完結し、終わりや終末を迎える「結び」の意味合いが強い。個々の人格を尊重し、極力相互不干渉を旨とし個人主義を推し進めた新世界創世を目指す。自由といえば聞こえはいいが、他者の都合に配慮しない、孤立・自分勝手を助長する傾向は否定できない。勇自身も自分の都合の為に他者を踏み台にする事を躊躇しなくなっていたのであった。個の成長においては実は他者との軋轢や利害調整の要素は大きな役割を果たしている。それらが初めから考慮されない社会では個人も小さなレベルで充足し、大きな成長は期待できない(成長を求められないからこそ「楽」でもあるのだ)。そして総体としての社会が機能できるのかどうか。答えを出すのはプレイヤーに操られる真3主人公である。(willseek)多数の人が存在する社会では他人と関わる時、自分にも相手にも都合がある。通常はその都合を譲歩し合うのであるが、ムスビの理想は全てを個人で完結させる事によりその譲歩という名の我慢や妥協を無くす事なのだろう。むろんそうなれば全てが自給自足である。衣食住全てを自らの力でまかなわなければならない。他人から奪う、という選択をする自由もあるが、それはつまり自らも奪われる可能性を示しているだろう。他人の都合で自らの労力を無駄にする事はないので、個人の能力は大きく成長すると思われる。生き抜くために必要な力を全て個人で身につけねばならないのだから。自らの努力が全て自らに対して報われるのだから、恐らくは張り切り甲斐もあるのではないだろうか。しかし個人が得られる能力などそれほど多くも大きくもない。社会全体で見れば非常に技術が低くなる可能性があるはずだ。努力が必ず報われて欲しい人や他人の都合で自分の意思を曲げたくない人には嬉しいシステムだろう。プライバシー意識の高い人にも住み易いと思う。当然ながら他人と関わってでも大きな発展を望む人には向かない。怠け者や自分の能力に自信のない人は淘汰される可能性が高い。また、個人発展には意欲があるがそれを他者に自慢しないと気が済まない人にも張り合いがないシステムだろうと思う。(クラン犬)シジマが今までのlawに、ヨスガが今までのchaosにそれぞれ近いので、ムスビはneutralに近いのか、と思ったらそうでもない。(どちらかといえば、neutralは先生エンドだ)(HAZE)

無想正宗〔むそうまさむね〕
説明を追加
真2・if...に登場する非常に使える剣。敵に複数回攻撃できる上にSLEEP効果が追加される。剣合体で作れるが、if...ではパートナーが女性の時に嫉妬界で入手できる。くれるオヤジがギャル好きなのだ…。正宗は名刀や刀工の名として知られる。刀工としての正宗は鎌倉時代の末期を生き、どちらかというと強さより美しい刀の製作者として知られた。なお名前がブランド化し、正宗と銘の付く偽刀も大量に出回っている。(willseek)元ネタは柴田錬三郎氏の時代小説『眠狂四郎』の主人公・眠狂四郎の愛刀である。ゲーム中での追加効果SLEEPは、相手を催眠状態に陥れる狂四郎の秘技「円月殺法」に由来しているものと思われる。(yk)

ムド〔むど〕 魔法
説明を追加
[MUDO]
敵を呪殺することができる魔法。HPの高い悪魔にこの魔法が効くと気持ちいい。攻撃アニメーションとしてサンスクリット文字が使われているあたり、古代仏教系呪術なのであろうと思われる。(ARL)ネーミングはサンスクリット語のムドラー(封印、印章)に由来すると思われる。古来、インドでは特定の手の形は人間の感情・精神的な力を象徴するとする思想があり、それが図像や彫刻にも表されてきた。仏像や密教における印もムドラーに含まれる。ムドラーは舞踊の振り付けにも応用され、現在の多彩なインド舞踊の形に生かされている。(willseek)初登場時はFC版女神転生2から。このころからすでに相手を即死させる魔法として猛威を振るっており、「主人公とヒロインが死んだら即ゲームオーバー」というシリーズ独特の仕様も相まって、多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた魔法である。(eskarop)SJ、DSJでは解析されていない状態のオキクムシからムドを食らって死亡して( ゚д゚)となるまでがテンプレ。こうして女神転生シリーズがどのようなゲームなのか思い知る事になる。(wac_toriaezu)

ムドオンカレー〔むどおんかれー〕
説明を追加
ムドオンカレーとはペルソナ4の林間学校イベントで里中千枝と天城雪子が作った料理の通称である。 中身はにんじん、じゃがいも、玉ねぎ、ピーマン、まいたけ、ふきのとう、片栗粉、強力粉(天城雪子曰く男の子いるから強いのでないと)、トウガラシ、キムチ、コショウ(白と黒)、チョコ、コーヒー牛乳(里中千枝曰くコーヒー苦手だから)、ヨーグルト、魚介類・・・と愛情が入っているカレーの形をしたものである。グラフィックは一応カレーに見えるが、その実態は花村陽介曰く「あんじゃこりゃー!カレーは甘いとか辛いとかだろ!これくせーんだよ、じゃりじゃりのとことかブヨブヨのとこもあって・・・まじーんだよ!」である。「ムドオン」とはアトラスゲーにはたいてい出てくる呪殺属性の単体即死魔法であるが、番長(ペルソナ4の主人公)をも一口で失神させたところからこの名が冠せられたと思われる。別名「物体X」と呼ばれる。(キタロー)

霧氷月影〔むひょうつきかげ〕
説明を追加
デビルサマナーで登場する合体剣でも上位の強さを誇る。三日月の形に湾曲したショーテル風の刀身を持つ。最大7回まで攻撃できるが特殊効果は特に付属しない。草薙の剣を用意し、更に忠誠度を調整した特定種族トップクラスの仲魔二体を揃えなければならない面倒さであり、特殊効果付きの陽皇覇剣を目指した方がいいかも知れない。(willseek)

無辺無尽光〔むへんむじんこう〕 特殊攻撃
説明を追加
真3のラスボスにしてボルテクス界の創世を司る太陽とも言える存在、無尽光カグツチの最大攻撃スキル。人面になっているカグツチが四分割に分離するとその核にあたる光球から強烈な閃光が広がり、特大ダメージを被る。相手ステータス低下スキルや自らの防御力上昇スキルを駆使しないと一撃で全滅する可能性を持った攻撃である。カグツチはその内に新たな世界を生み出す無限の未分化な創造の光を秘めている。その光が全開で解き放たれると、照らされたあらゆる被造物はその存在を焼かれ意味を失うのである。あまりにも純粋な光は他の意味を塗り潰し失わせてしまう破壊力にもなるのだ。(willseek)

無明の闇〔むみょうのやみ〕 特殊攻撃
説明を追加
NINE、自パーティとその周囲を対象とし、敵からの認識レベルを低下させるRTS用スキル。プラグイン「無知迷妄の心」に対応。「無明の闇」とは悟る事なき無知迷妄の心を虚しき闇に喩えた仏教用語。無明は全ての苦と煩悩の根源であり、智慧に因って破られる。智慧は光に喩えられるが、この智慧の光に照らされていない状態が「無明の闇」である。智慧の光が無明の闇を照らす事で、全ての苦は消滅するという。(ICBT)

無銘の刀〔むめいのかたな〕
説明を追加
制作者の「銘」が入っていない刀である。大量生産された物である可能性が高い。しかし刀は刀である。十分な殺傷能力は持ち合わせているはず。本職のチンピラがここぞという時に使えそうなレベルであることは間違いない。しかしゲームでは12000円の大安売りである。模造刀が少しだけマシになった程度と考えた方が良い。(ARL)ソウルハッカーズにおいてはマダム銀子に貰う合体剣の基礎になる武器として登場した。強さとは積み重ねである事を体現し得る武器になるだろう。(willseek)大半の人が「無名の刀」と勘違いしていそうである。()

無銘舞草刀〔むめいもくさとう〕
説明を追加
NINEに登場する合体剣。ハッカーズにおける「七星村正」にあたる。NINEではシェフ・村正の手による剣合体ではない為、ハッカーズで「七星○○村正」と呼ばれた通常合体剣各種は、NINEにおいては「無銘○○」となる。が、例外的にこれのみ、その命名法則から外れる。舞草刀とは平安時代に奥州舞草地方(現在の岩手県一関市)でつくられた刀。直刀から反りの入った湾刀に移り変わる正にその時期に登場した、日本刀としての特徴をほぼ全て備えた最古の刀剣であり、刀としての質も高かった為、幻の名刀と呼ばれる。この舞草刀を日本刀の原点とする説もあり、奥州藤原氏の滅亡後、全国各地に散った舞草鍛冶達により、後の日本刀の基礎が築かれたといわれる。(ICBT)

紫鏡〔むらさきかがみ〕 悪魔
説明を追加
1990年代に小学生や若い女子学生を中心に広がった都市伝説・怪談。20歳になるまでに「ムラサキカガミ」という言葉を覚えていると死んでしまう、又は何らかの不幸に陥るという内容だが、地方により詳細が異なる場合も多い。ある少女がふざけて手鏡を紫色に塗りつぶした所急死した事に発祥する呪いだ等と語られたりする。呪いの物品が黄色い鏡等の別のキーワードになっている事もある。元々鏡に魔力や魔性を見出す発想は古くからあったものだが。ちなみに呪い封じの言葉や行為等の対抗策もよく一緒に伝承される。ソウルハッカーズ登場の怪異。鏡面に笑う女の顔が映り込んでいる。鏡に宿る力でほとんどの魔力攻撃を反射してしまうが、物理攻撃には非常に弱い。(willseek)初対戦は雑魚戦ではなく、対マヨーネ戦。揺れたり伸縮したりといったアニメーションばかりの中、現れては消えるというそれが新鮮だった。(HAZE)

村雨丸〔むらさめまる〕
説明を追加
デビルサマナー登場の合体剣。鬼神ナガスネヒコが合体には関わる。攻撃と同時にFREEZE効果で敵の足止めを狙う事が出来、中盤では結構使える武器だ。江戸時代の小説「南総里見八犬伝」に登場する刀。村雨とも呼ぶ。八犬士の一人で作中の主役級人物である犬塚信乃及びその父親の番作が用いた。鞘から抜くと刀身に露が浮かぶと言われ、また打ち振るうと水飛沫が飛び付近の火を打ち消したり退けたり出来る。余談だが、アメリカの有名コンピューターRPG「ウィザードリィ」に登場する代表的強力武器に「MURASAMA BLADE!」がある。日本への移植の際には和訳スタッフの判断で「村正」に直されているが、オリジナル版においては「村雨」とするつもりだったのではないか(または村雨と村正を混同したのではないか)とされている。(willseek)

ムラマサ〔むらまさ〕 人名・キャラクター
説明を追加
ソウルハッカーズに登場する、刀工村正の名を継ぐ43代目。元々フレンチの料理人でフランス語も嗜み、口調の端々にその言い回しを用いる。ある時料理の基本は包丁だと刃物類への拘りに目覚め、刀工の名を継ぐ事にしたらしい。刀の道を探求する内ムラマサは妖刀・魔剣の類に興味を抱き、悪魔の研究を行うヴィクトルの存在を知ってその合体術の弟子入りをした。物語中ではホテル業魔殿のコックもしつつ、剣合体の研究と実践を行っている。いいもみあげです。(willseek)

メアリ〔めあり〕 人名・キャラクター
説明を追加
ソウルハッカーズにおいて、ヴィクトルが経営するホテル業魔殿に住み込みで働いているメイドの少女。紅い目に青白い肌、無表情で抑揚の少ない立ち振る舞いは闇と作り物めいた印象を抱かせる。物語が進むと彼女との問答から、彼女は人の魂・心の由来を探る為に「生み出された」存在である事が示唆される。最初は素っ気なかった彼女の応対が少しずつ情感がこもるようになっていく様は初々しい。メアリの名は小説フランケンシュタインの著者、メアリ・シェリーにちなんで名付けられていると思われる。(willseek)

冥界の門〔めいかいのもん〕 特殊攻撃
説明を追加
[Gate of Hell]
NINEでは下層へのパスを構築するRTSコマンドスキルで、神話上で冥界に関連した悪魔が所持している。TRPG版での魔道技能の特技「冥界門」は長時間の儀式により場一帯のGPを局所的に上昇させ、術者達の異界への移動や高位悪魔の召喚に用いる。アバチュでは物理攻撃スキルとなり、所持悪魔も冥界に関連があるとは言えず、ならば従来の「冥界破」でもよかったのでは。世界各地の神話において現世と死後の世界である冥界・地獄を扉で隔てる門が登場する例は数多く、そして双方の世界を容易く行き来する者がないよう、それに何らかの門番が付く場合も又多い。最古の例はイナンナやイシュタルの冥界下りにて一つくぐる度に身に付けている物を一つずつ奪われた7つの門や、不死を求めるギルガメシュが辿り着いた天界・冥界の双方へ通じるマーシュ山への門などであり、現在ではダンテの神曲における「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」の銘文が書かれた地獄の門がよく知られる。(ICBT)

冥界破〔めいかいは〕 特殊攻撃
説明を追加
敵複数に物理属性の大ダメージを与える技。真2が初登場で、真3では敵全体に有効になった。悪魔の持つ広範囲攻撃でも強力な方だが命中率がやや低め。ネーミングの元は恐らく某漫画の蟹座の戦士の必殺技名だが、こちらのゲームでは冥界に飛ばされたりする事はとりあえずはない。(willseek)

メイガス〔めいがす〕 悪魔
説明を追加
メシア教の神父クラス。彼らは他のメシア教信者を導く側の人間なのであろう。真1で登場。最強の衝撃魔法リムドーラを扱う魔術者である。悪魔解説者鈴木一也によると「女性のメシア教徒達」と限定しているようだ。(ARL)英語の魔術師Magiの複数形であり、ラテン語ではマグスと呼ぶ。元来は古代ローマ帝国におけるミトラス教の聖職者や占星術師、治療師などを指す名称であり、必ずしも魔女Witchと同義ではない。また実在した魔術結社・黄金の夜明け団において用いられた最上第2位の力の位階でもあり、メイガスを含む最上3位階の領域は通常、肉体を持つ者には到達不可能とされた。(willseek)直接の引用元はイエスの誕生にまつわる話に登場する東方の三賢人であろう。(HAZE)

銘刀虎鉄〔めいとうこてつ〕
説明を追加
江戸時代の刀工、長曾弥虎鉄の制作した刀だと思われる。新撰組局長の近藤勇がこれを所持していたが、どうやらそれは贋作だったようだ。しかし池田屋事件に於いてその虎鉄は本作に負けるとも及ばない強靱さをもって近藤を守るのであった。贋作と言えども、良い物は良いのである。真女神転生では戒厳司令官五島公夫が所持している。関の孫六が手に入らなかったのか、それとも例の割腹で使った物が虎鉄だったというのか、全ては謎である。(ARL)正しくは「虎徹」。元々は古い甲冑や釘を溶かして刀を造っていた事から「古鉄」と名乗っていた刀工らしく、他に「乕徹」「虎入道」とも呼ばれる。ソウルハッカーズでは銘刀虎入道の名で最上位クラスの剣の一つである。(willseek)

冥土の土産〔めいどのみやげ〕
説明を追加
「終わりだなABCマン…冥土の土産に聞かしてやろう。今頃てめぇの妹は帝国のいけにえに…」「なにぃ!」ゲームでは何故かロウサイドの男性が装備出来る武器である。呪われていそうなネーミングであるが、至って健全な装備である。二回攻撃出来るのはおいしい。この武器で思う存分悪魔に冥土の土産を聞かせてやりたいところである。(ARL)エプロンドレスのメイドさんがなにかを持たせてくれる訳でもない。死をもたらす恐るべき武器に冠された名なのだ。(willseek)名前だけではさっぱり形状を想像できない武器だが、「真1」のファンブックに描かれたイラストでは髑髏をかたどった鍔を持つ反り身の刀剣であった。いわく、「その切れ味は地獄の亡者の間でも語り種になるほど」だそうだ。(ky)

冥府破月〔めいふはづき〕
説明を追加
ニュートラルの男のみが装備出来る武器。一撃の攻撃力が高く、悪くはない武器だ。呪われてしまいそうな名前だがそんなことは無い。何かいわくのありそうな名前だが、管理人ARLは無知故に何も解らないのであった。どなたか知っておられる方は、是非ともこの辞書へご登録を(ARL)月というのは、大抵の神話伝承において死の世界を連想させる神が当てはめられていることが多い。生物が活動する昼に輝く太陽が生命の象徴とされる裏返しとして、生物を眠りに誘う夜に空に浮かぶ月は眠り≒死の連想から冥府を司る役目を設定されたものと推測される。「冥府破月」とは、つまり冥府を司る月をも破る剣、強烈な生命の力をその剣身に内包する神剣の一種でああり、生命の力≒太陽の祝福を受けた剣なのであろう……ともっともらしいことを書いていますが、多分に推測の部分があるのでご容赦を。(神庭直登)

メイルブレイカー〔めいるぶれいかー〕
説明を追加
ペル1では片手剣、ペル2罪では剣系武器「ソードブレイカー」の良質且つ高価版として登場。IMAGINEでは鈍器分類となり「鎧を打ち壊すほどの重さと威力を備えた巨大な戦鎚」という本作独自の設定となっているが、名称の意味を考えても余り正しい解釈とは言えない。mailとは鎖帷子の事であり、breakはここでは「破壊する・砕く」ではなく「通る・突破する」の意味。鎖帷子は構造上刺突に対して防御効果を発揮出来ず、その鎖帷子の部分や板金鎧の隙間を狙い貫き刺す目的の、剣身を太い針状とした刺突用短剣の総称とされる。ロンデル・ダガーやスティレット、ミセリコルデといったものがこのメイル・ブレイカーという分類に属するらしい。戦場においては単体で用いず、別の武器や手段で敵を落馬・転倒させる、又は組み付く等してからこの武器で仕留める、止め専用の補助的な武器であろう。英語資料ではこの用途の短剣に特別な呼称や分類といったものは存在せず、単にdaggerの語で表現される。メイル・ブレイカーとは現代日本にて創作された呼称・分類であると思われる。(ICBT)

メールの雷火〔めーるのらいか〕 特殊攻撃
説明を追加
〔Meru Thunder〕
「デジタルデビルサーガ2」のボス、夜叉鬼メーガナーダの専用スキルで、背面から電気をまとった五つの口を突き出しそれぞれの口から五条の雷電を敵パーティに打ち込む。効果は敵全体に対して電撃属性の特大ダメージを与えるというもので、威力だけなら作中最強のスキルである。まともに受ければ確実にパーティが壊滅するので、電撃系ウェイトスキルで防御を固めるべきである。メールはヒンドゥー教の宇宙観において世界の中心にある山の名前。標高八万四千ヨージャナ(約六万キロ)という巨大な山で、頂上には神々の住まう天界であるインドラ天があるという。仏教でも須弥山として取り入れられ、そこでも帝釈天(インドラ)は須弥山の頂上にあるトウ利天に住むとされている。以上のことから“メールの雷火”とはメール山の頂上に住まうインドラが持つ雷霆そのものであろう。メーガナーダがこのスキルを使う理由は、“雲の咆哮(雷鳴)”という名の由来と“インドラに勝利した者”として勇名のみならずかつての敵の力と神性を横奪したことを表す為だと思われる。(HUM)

目加田〔めかた〕 人名・キャラクター
説明を追加
真2においてメシア・プロジェクトの中核に関わる研究者。センター元老院の指示により、メシアになる者を人工的に育成し、その為に自分の娘ヒロコをメシアを宿す借り腹として提供する事になった。元々人為的に救世主を作り出す事に内心疑問を感じていた目加田は娘を道具に使われる事に我慢ならず、ついにプロジェクト最終段階で爆発事故を装って脱走し、主人公を記憶喪失状態でヴァルハラエリアへと逃がすのだった。彼の可能性と人間性の目覚めを信じて。後にヴァルハラごとアバドン体内に飲み込まれ、かろうじて主人公とヒロコに真実を伝えると、彼は静かにアバドンに消化されていったのだった。目の下のラインがヴィクトル風味。一応アレフにとっては血縁ではないとはいえ祖父にあたるんだなぁ。(willseek)名前はシナリオ担当の伊藤龍太郎氏が学生時代に棲んでいたアパートの大家から取ったのだとか。(ICBT)

メガテニスト〔めがてにすと〕
説明を追加
女神転生シリーズの愛好者のこと。じわじわと広まりつつある俗称。()

女神〔めがみ〕 悪魔
説明を追加
日本人の感覚で言えば「女の神様」である。つまりは女の魔神というイメージだ。実にいい加減な説明だが、多分間違ってはいないと思う。意外な事に初代「女神転生」では登場していない。だが「DDS2」以降は毎回欠かさず登場、基本的に回復役だが、たまにスカアハやパラスアテナの様な肉体派も出て来る。(aba)女性や自然の中に感じる恵みや包容力、俗に慈愛の要素を崇拝し、神格化したもの。基本的に子を産み育てるのは女性のみの能力であり、男性神や父権主義社会にはない包摂力と平等性を象徴する。その逆に女性ゆえの煩悩や残酷さを司る女神達が存在するのもまた事実である。(willseek)その豊富な回復手段に加えて、魔人転生では全種族最大の移動範囲(12マス)と飛行移動という恐るべき能力を持つため、非常に頼れる仲魔となる。また、魔人転生2では、ぶっ壊れスキルであるマインドキャッチやワンスモアを習得する悪魔がいる。(HAZE)

メギド〔めぎど〕 魔法
説明を追加
[MEGIDO]
万能系破壊魔法である。どんな相手に対しても大ダメージを与えることが出来る。しかし女神転生シリーズの攻撃魔法は、大抵最後には地味なダメージしか与えることが出来なくなってしまうので、あまり目立つことの無い魔法である。(ARL)ところが後のシリーズ程弱点属性を突く重要性が増しており、その中で万能系はそうした耐性を基本的には無視できる有力な攻撃手段となっている。物理攻撃に強く、魔法には弱い悪魔もいる。メギドの名前自体は有名だが、これはハルマゲドン(ヘブライ語でメギドの丘)という名の最終戦争が行われるとされる地名に拠っている。イスラエル北部、エズレル平原の西端に位置する遺跡のある丘である。(willseek)ただし作品によってはマカラカーンで反射されたり万能属性に対しても耐性を持つ敵が現れた。完全に万能とは言い切れないようだ。(daidai)地名としてのメギドmeggidoはヘブライ語で群れ・屠殺といった意味を持つガダドgadad,gddを語源とするという。SEGAのゲーム「ファンタシースター」シリーズでも最強の攻撃テクニックとして2から登場している。こちらではPSO以降に闇属性・即死効果という特徴が追加されているが、これは後発ながら知名度で上回ったメガテンのメギド系との差別化の為だろうか?(ICBT)ファンタシースターのメギドは3,4作目にて主人公の怒りが頂点に達したときに発現する魔法であることから、闇と関連付けされていると思われる。(HAZE)

メギドファイア〔めぎどふぁいあ〕
説明を追加
バズーカ砲に近いライフル銃。神の怒りを象徴していると言われる。旧約2ではサタンの居所に備えてある。というわけでロウ系最強の銃である。しかし旧約2だとこの武器を用いてロウサイド(ゲーム上微妙に位置づけが違うが)のサタンを撃破出来るのは面白い。(ARL)ファミコン版の2だとサタンを倒した後に入手する事になる。一体何に使えというのだ…。(aba)

メギンギョルズ〔めぎんぎょるず〕
説明を追加
初登場のデビサマでは最高クラスの防御力と耐の大幅上昇効果、対物理の防御相性を持つ、店売り品としては最高の男性用鎧。ペル1では非売品でHIEROPHANTトールの帰還アイテム、防具の性能の傾向はデビサマのものに近いが、購入可能なヤクトアーマーが完全上位互換である為、利用価値は無い。RONDEでは力の上昇効果を持つ羽衣系防具で、名称は「メギョンギルズ」と誤った表記が用いられており、下位防具として存在する「ちからおび」は和訳名としても解釈出来る。NINEでは未登場だがデータ上には存在しており、Webトレカではトールの第3ドロップアイテムとして記載されていた。メギンギョルドとも。語義は「力のベルト」。トールがミョルニルを扱う為に鉄の手袋と共に身に付ける、力が強化される腰帯。強化されるのは単純な腕力や筋力などではなくアース神族としての神の力、即ちアース神パワー(超人強度みたいなものか?)であるらしい。しかしアース神族以外が、そもそもトール以外の者が身に付けたという逸話が存在しない為、専ら筋力が強化されると考えられている。トールのみが身に付けるものにも関わらず、この品は唯一品という訳では無いらしく、他には女ヨトゥンのグリーズも所持しており、ある逸話ではトールが自分の装備を置いてきた際に彼女のものを借り受け使用している。メガテンを含み、ゲームにミョルニル(トールハンマー)が装備品・武器として登場する場合があるが、それを扱う際にこのベルトや鉄の手袋が必要なものとして描かれる事は少ない様だ。D&D辺りではきちんと再現されているのだが。(ICBT)手書きで管理するテーブルトークのD&Dと、コンピュータRPGを比べるのは無茶である。イベント管理でメギンギョルズがないとミョルニルが取れないようにも出来るだろうが、そういうのは北欧神話がメインのゲームにまかせよう。どのゲームでも、原典通り攻撃力が上がるが、防具としては只のたすきであるため、やはり低く設定されている。(HAZE)

メグレズ〔めぐれず〕 悪魔
説明を追加
デビルサバイバー2に登場する謎の侵略者「セプテントリオン」の1体。水曜日の侵略者。人類に差し向けられた第4の刺客。文曲星を司る。一応この辞典では悪魔と分類しているが、実際は悪魔とはまた別種の存在である棘のついた球体のような形状をしており、その刺の一つ一つが「芽」と呼ばれる子機である。放たれた「芽」は周囲に悪魔を召喚しながら地震を引き起こす。それを太平洋から日本全土にばら撒いて甚大な被害をもたらした。また、3体1組のセプテントリオンでもあり、1体でも残っていれば復活する厄介な特性を持つ。主人公達はこのセプテントリオンを倒すため、チームを3つに分けて戦うことになる。コイツ自身より、コイツと戦う状況が厄介なタイプの敵。霊鳥や幻魔などでなければ移動できない分断された地形におかれた悪魔の出現ポイントや、一定時間攻撃できないとゲームオーバーという敗北条件、HPを削られる度に3度に渡って居場所を変えるという挙動…それらすべてが組み合わさって難易度を跳ね上げている。噂ではここで詰まる人も多いとか。本体は前述の通りHPを一定以上削られる度に3回まで居場所を変える。また、1度移動してからは「芽」を射出するようになる。その上自分のターンになる度に再生してHPを回復してくるのだから厄介極まりない。地形とあいまって非常に戦いづらい敵である。一応「破壊の星風」という専用スキルがあるが、これは特筆するほどのモノではない。強いて言えば消費MP0の衝撃スキルなので吸魔でMPを空にしてもまだ使える、というくらいか。正直絶対クリティカルの「渾身の一撃」の方が怖い。また、射程も6とかなり長く、妖獣がいなければ一度は一方的に殴られることを覚悟する必要がある。本体が放つ「芽」も厄介で、移動こそしないものの毎ターン「地殻変動」を用い、霊鳥と天使を除いた味方全体にダメージを与えてくる上、射程4から攻撃を仕掛けてくる。しかし、この「地殻変動」は物理属性なので、物理耐性をつけておけばあまり怖くなかったりする。物語上コイツを3体同時に倒す必要があるため、東京、大阪、名古屋の3つのチームから一緒に戦うチームを選んで戦うことになる。その為、思うような編成で戦えない可能性も有り得る。総じて非常にやりづらい相手。(ad)

メシア教〔めしあきょう〕 言葉
説明を追加
主に真シリーズにおいて大きく物語に影響を与える宗教、またその組織。現実にあれば我々はカルトと呼ぶであろう。世界に大破壊が訪れるがそれを耐え抜き、唯一なる神といずれ訪れる救世主(メシア)に帰依し従えば救済され千年王国で生きられるとしている。キリスト教をイメージさせる形態ではあるが、あくまで独自の宗教組織であり、特に神による審判とその法に従う事による救済が強調されている。高い倫理観により統制されているが多様性を制限する傾向もあり、異端と判断したものは盛んに攻撃する。その為混沌を志向するガイア教や秩序の敵となり得る悪魔とは対立関係にある。(willseek)シンボルカラーは白と青。メシア教徒の服装もこれらの色が中心となっている。()

メシアライザー〔めしあらいざー〕 特殊攻撃
説明を追加
[Salvation]
アバチュで登場し、後のペルソナシリーズに継承された高位の回復スキル。味方全体のHPを全快し、瀕死等の一部を除く全ての状態異常を解除する。効果と名称の関連はよく分からない。北米版では名称が「Salvation」に変更されている。ネーミングはデビチルシリーズの一作、タイトル名「真・女神転生デビルチルドレン メシアライザー」に因む。本作中におけるメシアライザーとはデビチルシリーズの銃型召喚装置「デビライザー」の一種であり、メシアが強大な悪魔の魂を封じたという物語上におけるキーアイテムだ。尚、発売時期がアバチュ1よりも遅いが、これは本作が一旦発売中止となった後に別メーカーから発売されるという経緯の為で、タイトル名の発表自体はアバチュ1より先である。(ICBT)強力過ぎる回復はやはり、神の奇跡を連想させるものが多い。ウィザードリィでは、サマリカームにあたる名前は神の名前であるカドルトが使われ、マイトアンドマジックでメシアライザー+リカーム相当の効果を持つ呪文(ただし、代償として詠唱者は10歳年を取る)は「ディバイン・インタベーション(神性の介入)」という名である。(HAZE)

メス〔めす〕
説明を追加
ペル1より、病院にて入手出来る最序盤用の武器。分類は片手剣だが例外的に全員が装備可能で、攻撃アニメーションは素手と同一。US版名「Scalpel」はメスの英語圏での呼称で、手術用の刃物といった意味。外科手術で用いる刃物。実物に関する詳細はwikipedia辺りに譲るとして、漫画「ブラックジャック」の主人公ブラックジャックがダーツや投げナイフの要領で武器としても用いたりするのをはじめ、バトル物の漫画等で医者系キャラがメス(大きさは通常のものから巨大なものまで)を武器とするのはベタな発想であり前例も多い。異色な使用例としては、ファンタジー小説「ファファード&グレイ・マウザー」にて主人公の一人グレイ・マウザーは自身の使う細身の長剣に「手術刀(scalpel)」と名付けるという用法もある。ペル1にて最初に戦闘が発生する場所が病院である事から設定された武器なのだろうが、医者でも何でもないただの高校生が武器としてメスを使うのは意外に珍しいのでは。又「魔剣X」では実在の連続殺人犯アンドレイ・チカチーロをモデルとした八卦アンドレイが巨大メスをメイン武器とし、舌を使って小型メスを放つ攻撃手段も持つが、やはりこのキャラも医者や医療分野とは無縁だ。(ICBT)

馬頭鬼〔めずき〕 悪魔
説明を追加
牛頭鬼との対。馬の頭を持った地獄の役人。槍や矛などの武器を持っている姿で描かれる。牛頭鬼と共に死人を地獄へ連れて行くのがその役目。また「メ」という発音から雌として扱われる場合も多い。真1ではスガモプリズンで登場。HPが高いのでいちいち面倒くさい相手だ。(ARL)

メタトロニオス〔めたとろにおす〕
説明を追加
P3NB・FESで登場。銃とされたのはゲーム独自の設定。ゲーム内解説「神の名を与えられた銃」から、製作サイドはこの語を唯一神そのものを表わしていると解釈した様だ。北米版表記は「Metatronius」であり、綴りに一層の混乱が見られる。この場合、語尾「-ius」はラテン語の形容詞形やローマ人男性の名となり、「メタトロンの様な」の意味や、メタトロンに因む人名という事になる。一説にはメタトロンの名の語源となったといわれるギリシャ語表現メタトロニオスmetathronios。しかし、この綴りは多くの日本語資料に見られるものの英語資料では皆無であり、英語資料ではメタ・トロノスmeta thronos(「玉座の後ろの」の意味、解釈して「玉座の背後に仕える者」)となっている。この齟齬の原因は2003,John Micheal Greer著「The new encyclopedia of the occult」が英語資料において唯一、meta throniosという語に由来を求めており、そこではこの語の訳を「玉座の前」とし、これを引用したものが日本にて広まったのだと思われる。語の訳は日本にてさらに解釈されて「玉座に侍る者」とされ、神そのものを指すかの様な意味になってしまっている。尚、このギリシャ語由来説に関しては、ユダヤ人がこの様なギリシャ語表現を用いる事は無いと、カバラ研究家ゲルショム・ショーレムは否を唱えている。(ICBT)

メタトロン〔めたとろん〕 悪魔
説明を追加
ユダヤ教において最高の地位を持つ天使のリーダー。神の代理人、小ヤハウェなどとも称される。一説によると預言者エノクが天に召された姿とも言われその背中にはルシファーを凌ぐ36枚の光り輝く翼を持ち、またユダヤにおいてもっとも重要とされる「契約」をつかさどる。もちろん天使長ミカエルより地位は上・・・のはずだが日本では神に反旗を翻したルシファーを倒したミカエルほか四大セラフが圧倒的に有名なためどーにも影が薄い。メガテンでは真2で初登場し、以後は常に作品中で大天使最強の地位を確立している。得意技は天罰。(aba)通称「メカ」。真3マニアクスにおいては目からビームまで撃ってくれる。(iqn)旧約・新約聖書共にこの天使の名の明確な記載自体はなく、かなり後に編纂されたユダヤ経典タルムードやカバラの聖典ゾハールなどに名前が見られる。またメルカバ神秘思想においてはメタトロン以上に偉大とされる天使達の存在が語られる事もある。旧約聖書出エジプト記においてモーセ達を導いた「炎の柱」はメタトロンの顕現した姿ともされるが、これは神秘著述家マルコム・ゴドウィンの解釈が広まったものらしい。「イーノッ…メタトロン、そんなスキル構成で大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない。」(willseek)

メタルカード〔めたるかーど〕 道具
説明を追加
ナンディさんが仕切るカジノゲーム、コードブレイカーを遊ぶのに必要になるアイテム。非売品なので自然、メタルカード持ちの悪魔狩りに精を出す事になる。ギャンブルはほどほどに。(willseek)荒廃した世界での数少ない娯楽を楽しむ事ができる素敵な代物。()

メタルクラウン〔めたるくらうん〕
説明を追加
メタル製の王冠である。かぶると王様になったような気分になれるのかもしれない。真1ではヒロインの少女の初期装備。彼女はムチを振りながらこの王冠をかぶり、きっとレジスタンツにおいては立派な女王様だったのであろう。(ARL)

メタルブーツ〔めたるぶーつ〕
説明を追加
メタル製のブーツである。防御力は高いが、やはり重い。真1では具足の中で唯一回避率0の代物である。ただ防御力はトップクラスなので装備しておいて損は無い。(ARL)

目玉男〔めだまおとこ〕 人名・キャラクター
説明を追加
デビルサマナーにて、赤いモヒカン頭をして、大きな目玉マークの付いたTシャツを着ている街の吟遊詩人。シャツに目がある代わりにかいつも片目を瞑っている。世間に流されない独特の感性から生まれる彼の詩は、聞く者の心に深く響く。矢来銀座のホテル業魔殿横の路地でいつも誰かの為に詩を歌っている。…理解できない人にはただの電波である。ソウルハッカーズでもパラダイムXのソシオフォーラムで出会える。主人公達がネットテロリストとして指名手配されながらも反撃に立ち上がった時、目の前にいるのが本人達とは知らないながらも、主人公達の為に「レジスタンスの詩」を歌おうとしてくれた。反骨精神を理解する漢のようである。(willseek)

メデューサの弾〔めでゅーさのたま〕 弾丸
説明を追加
相手を石化させることの出来る呪いの弾丸。メデューサとはギリシア神話における一目で相手を石化させることの出来る悪魔である。威力は中の上。コストパフォーマンスの良い弾丸である。(ARL)是非瀕死のアトラスに撃って神話の気分を味わってみよう。だから何があるわけでもないが。(ris-s)

メナト〔めなと〕 道具
説明を追加
NINEの女神ハトホル専用プラグインソフト。月齢が1周するとHPが自動的に全快する上、能力や耐性が向上する。メニトとも。複数形はメニウト。古代エジプトの装飾品で、神々においては主にハトホルの持ち物とされ、人間であればハトホルの巫女や神官が持ったとされる、特にハトホルと強く関連付けられた品である。玉を数珠状に連ねた紐を幾筋にも束ねたものの両端と、縦長の札状のパーツの片端とを、やはり数珠状の2本の紐で輪の形になる様に連結させたという形状で、玉を連ねた束が胸元に、札状のパーツが首の後ろに来るようにネックレスとして身に付けた。但し、この形状となったのは後の時代のもので、より古代では玉を連ねた数珠状の紐の両端にそれぞれ1枚ずつの金属の札を繋げた、ヌンチャクの様な形をした打楽器の一種であったらしく、ハトホルに関する祭儀において使われたとされる。また、葬送のときは護符として副葬品に加えられたとも。(ICBT)

メノラー〔めのらー〕 道具
説明を追加
真3マニアクスで登場したアマラ深界を照らす魔力ある燭台。全部で11個あり、それぞれがカバラのセフィロトの各位置を象徴している。魔人達に持ち去られたとされ、車椅子の老紳士から取り戻してくれるように主人公に対して依頼がある。メノラーを持つ者同士が接近するとその炎が揺らめきそれを知らせる。またアマラ深界のより深い位置のカルパへ進むためにはメノラーを捧げて道を開かなければならない。カバラの宇宙イメージの図案化であるセフィロトは樹木のように枝分かれしており、その重要ポイントは名前を付けられ支配する霊や象徴が配置される。燭台も代表的なモチーフの一つであり、ここからメノラーも引用されたのであろう。力あるセフィロトの各ポイントを象徴するメノラーがアマラ深界の各所に戻されると、それぞれに集約される世界の力が最終的に一ヶ所に集まる事になるようだ。その時何がもたらされるかは見届ける道を選んだ者だけが知る事ができる。(willseek)

メフィスト〔めふぃすと〕 悪魔
説明を追加
メフィストフェレス、「光を愛さない者」。ゲーテの「ファウスト」に登場する事で有名。ファウストはルネサンス期のヨーロッパに存在したとされる伝説上の魔術師であり、彼が悪魔と取引をした為に突然死したという逸話をゲーテが脚色・翻案したのである。メフィストはゲーテのファウスト物語で名を知られるようになり、物語中の小物ぶりに反して地獄の大公という大物悪魔の地位に据えられるようになっていった。飛翔能力を持ち未来の出来事や天文学、占星術、気象学に通じ、火炎術と変身術、幻術にも長けていて、動きも素早い。いわゆる悪魔の得意技として人の心の闇に巧みに囁きかけ、悪徳や欲望をそそのかして魂の契約を迫ろうとする。名前が一人歩きしがちな有名悪魔。メガテンシリーズでは夜魔または妖鬼として登場している。眠りやエナジードレイン、混乱等の間接攻撃が得意なようだ。GBA版真2では魔力に優れた上位の魔王の扱いを受けている。(willseek)

メムアレフ〔めむあれふ〕 悪魔
説明を追加
STRANGE JOURNEYにおいて、セクター・ホロロジウムに鎮座するシュバルツバースの中枢にして発生の根源となる「母」であり、地球の歴史を見守ってきた地母神の系譜の大元とも言える大霊母である。人間がその姿を知覚するのは困難であり、霊的な補助か彼女自身の意思により初めてその姿を見る事が出来る。光背を背負い三つ目を持った黄金の女神が寝そべった姿だが、髪型は頭頂部を剃り後ろ髪を花魁のまげのようにまとめたへn…独特なものになっている。地球生物の魂の根源とも言える存在だが、作品世界の人類を地球を喰い潰す堕した魂と称し、その文明の破壊と活力ある地球の再生の為、シュバルツバースの拡大を進めている。カオスルートだと地球の再生の為に助力を得られるが、他ルートだと最終ボスとして戦闘になる。その戦闘力は強大で、銃撃は反射、各属性での強力全体攻撃、凶暴化等の状態異常誘発攻撃や全体万能属性攻撃を何種類も繰り出し、連続8回ランダム万能属性攻撃のキス・マーが主人公に集中したら即死しかねない。破魔・呪殺対策は必須になる。見事打倒すると主人公達を無に帰すべくその姿や理性をかなぐり捨てて球体に包まれた幼生の、虚大霊と称する姿になる。この形態では特定スタンス(属性)の仲魔を帰還させるメム・アレフや恐るべき単体万能即死攻撃MAを持ち、運ゲーな要素も絡む。打倒する事で、人類は存続する意味を、または秩序ある世界を掴み取る事になるのだ。ヘブライ語アレフベートでメム(M)は「水」、アレフ(A)は「1、最初の」になる。合わせると「原初の水」であり、これは万物を生じる母性原理の力そのものを示す神聖な語になるという。原インド・ヨーロッパ語族においては「母」を意味する基本的な音節としてMa(マー)があり、それは現在のママにも繋がっているのだという。またアラビア語のQisma(キスマー、運命)も母なる力に導かれた、といった意味合いから生じた語とされる。(willseek)真4において、ガイア教の御本尊(?)として、築地の本道に像が奉られているのを見ることができる。(HAZE)

メラク〔めらく〕 悪魔
説明を追加
デビルサバイバー2に登場する謎の侵略者「セプテントリオン」の1体。月曜日の侵略者。人類に差し向けられた第2の刺客。巨門星を司る。一応この辞典では悪魔と分類しているが、実際は悪魔とはまた別種の存在である。北と南から2体現れ、指定地点で爆発する子機「メラクミサイル」を射出し通天閣の破壊を狙い、自らは固定砲台となってその妨害をする者を排除しようとした。主人公達が相手をするのは南側の方。正面に立つと強力な冷気の砲撃「周極の巨砲」を撃ってくる。長大な射程を誇り、正面3マスの直線上全てがその攻撃範囲となる。また、メラクミサイル以外の全てを対象とする無差別攻撃でもある。その威力はこちらのレベルと耐性次第ではあるが、連続で2発も喰らえばまず壊滅する。また、正面に立たなくても射程4の攻撃範囲を持つので注意したい。近づくと氷の乱舞となぎ払いでこちらを排除しに来る。魔力属性を無効化し、火炎・氷結・電撃の3属性に耐性を持つ強敵。弱点は衝撃。3機ずつ射出されるメラクミサイルは、放っておくと通天閣の足元まで行き、そこで爆発する。それを許すと通天閣が破壊されゲームオーバーになってしまうので、接近し次第排除したい。しかしこちらの攻撃をガードしてくる上、倒す度に補充されるので、速やかにメラク本体を倒し決着をつけたい所。こちらは氷結と電撃、魔力が弱点なので、それらのスキルを使い状態異常にすれば楽に倒せる。基本的には正面を避けつつメラクミサイルを破壊しつつ接近、攻撃を仕掛けることになる。だが、一度はあえて直線上にたって「周極の巨砲」を喰らってみて欲しい。放つ際の変形モーションには一見の価値がある。ちなみにセプテントリオン戦の多くでは戦闘中に悪魔が補充される。コイツとの戦闘もその1つで、前述の子機もあいまって長期戦は不利となる。もちろん、あえて長期戦を挑み経験値やマッカ稼ぎをするのもアリではある。いつでもフリーバトルができるので意味は薄いが。(ad)

メリジェーヌ〔めりじぇーぬ〕 悪魔
説明を追加
正式にはメリュジーヌ。イギリスの妖精伝承において、妖精プレジーヌとアルバニア王エリナスとの間に生まれた三人姉妹の末娘。母親の怒りを買い、生きている限り土曜日ごとに翼を生やし蛇の下半身を持つ姿に変身する呪いを受けた。リュジニャン城主レモンダンとの悲恋物語は有名である。日本の夕鶴や葛葉伝説などに共通性を見出せる伝承だ。if...で男性主人公の場合に体育館に出現する序盤のボス悪魔。残り体力に気を付ければそうそう敗北する事はないだろう。(willseek)

メルキセデク〔めるきせでく〕 悪魔
説明を追加
グノーシス派キリスト教徒に平和の天使達の指導者として崇められた、ユダヤ伝承起源の平和と正義の天使。名は「神ゼデクこそ我が王」の意味であり、元々はサレムの王で司祭のゼデクという人間であったという。聖杯と一かたまりのパンをシンボルとし、力天使に属するとされる。グノーシス派ではメルキセデクは人間のみならず天使達の救世主でもあり、キリストをも上回る偉大な存在としていた。ソウルハッカーズ登場の大天使の一人。ヒロイックなデザインで、語感が似ている所からのお遊びでメルセデス・ベンツのマークや部品をあしらっているようだ。格闘系特技に優れ、魔法に優れた防御力を発揮するが、物理攻撃には打たれ弱いのであった。(willseek)

メルクリウス〔めるくりうす〕 悪魔
説明を追加
ローマ神話の商業・旅人・盗賊・医術の守護神。英語でマーキュリー。ギリシャ神話のヘルメスと同一視され、翼を付けた帽子にサンダル、2匹の蛇が巻き付いたカドゥケウス杖と持ち物もほぼ共通である。信仰する者に幸運をもたらし、死後は冥府に導いてくれるとされる。特に錬金術に関連付けられ、最も偉大とされる伝説の錬金術師の名はヘルメス・トリスメギストスと呼ばれた。錬金術においてメルクリウスは水銀を意味する名にもなっている。錬金術の探求の結果、現在の科学発展のきっかけが生まれたと言えるだろう。真2で花田に誤って呼び出された妖魔。イベント後は通常悪魔としても出現する。その姿は錬金術のシンボルに由来し、賢者たる老人顔に蛇、月・太陽・大地を意味する十字が含まれている。まぁ悪魔としての強さは序盤レベルだ。(willseek)

メルコム〔めるこむ〕 悪魔
説明を追加
ミルコムとも。地獄の会計官で給与支払い係をつとめる。元はアンモン人の神であり、モロクと同一の存在である。ヨハン・ヴァイアーの『悪魔の偽君主国』で地獄の主計係として紹介され、コラン・ド・ブランシー『地獄の辞典』がそれに倣ったことで地獄の悪魔としての地位を確固たるもの(?)にした。「デビルサマナー」に堕天使として登場。首から大きなガマ口財布をさげ、話しかけると流暢な関西弁を返してくる。所持する魔法は「シャッフ」と「アギ」。前者は相手を紙幣の中に閉じ込めるイメージなのだろう。「シャッフ」で紙にされたところを「アギ」で燃やされないよう注意したい…そうそう無いことではあるが。会計を預かる身で軽々しく紙幣を燃やすのどうか! という気がしないでもないが、鈴木一也氏が言うには「悪魔は金貨以外に貨幣価値を認めない」のだそうだ。(ky)実際はゲーテが「ファウスト」でメフィストフェレスを「マネー・デヴィル(経済の悪魔)」と喩えているように、数字のような象徴性のみで有機的に変動する社会的経済そのものが悪魔性を孕んだものとも言える。悪魔は人の欲望に乗っかれればいいのだ。(willseek)

面向不背の玉〔めんこうふはいのたま〕 道具
説明を追加
NINEに登場するアイテム。1ターン精神攻撃無効。四方どこから見ても玉中の釈迦三尊像が正面を向いて見えるという水晶玉。現在は宝厳寺・都久夫須麻神社にて展示されている。能楽「海人」では唐から送られた三宝の一つとして登場。「海人」の前段では、讃岐国志度の海に住む龍神に奪われたこの宝珠を、ある海女が身命を犠牲にして取り返した経緯が過去話として語られる。(ICBT)

免罪符〔めんざいふ〕 道具
説明を追加
そもそもキリスト教においての「信じる者は救われる」を形にした物。例えば十字軍遠征に参加した物にはこの札が渡され、その者やその家族の罪までもが許されるとされていた。しかしそのうちに免罪符は「教会に献金をした者」に与えられるようになる。その体制に異を唱えたのが中世ヨーロッパの宗教改革のキーパーソン、ルターである。というわけで、この札を持っていれば神の名の元に置いては罪を許されるのであった。真1では戦闘中に使用すると、LAWサイドの悪魔を立ち去らせることが出来る。(ARL)

モイライ〔もいらい〕 悪魔
説明を追加
ヘラス(ギリシャ)神話における運命を司る女神達。 ゼウス神とテミス女神との間に生まれた長女クロト、次女ラケシス、三女アトロポスの三姉妹である。一方三女神を夜の女神ニュクスの娘とする異伝もあり、三女神も古くはモイラという単独の女神であったともされる。クロトが運命の糸を紡ぎ(過去)、ラケシスがその糸を手繰り寄せ計り(現在)、アトロポスがその糸を鋏で断ち切る(未来)。この運命の糸の質や長さで全ての人々の富貴貧賤、長寿短命、幸運不運が決定されたという。北欧のノルニルとよく似た性質だが、モイライはあくまでゼウスの配下であり、神々の運命まで左右出来る訳ではない。ローマ神話ではパルカイと同一視される。真3にてニヒロ機構の氷川の配下としてオベリスクで障害として立ち塞がった。パズル解きの要素もあり、なかなか厄介である。見事討ち破れば三姉妹それぞれ悪魔合体で仲魔にもできる。三姉妹色違いの全身タイツ姿だが、表面の模様は纏ってるケープ共々、ギリシャ刺繍モチーフらしい。それぞれ得意としている魔法の系統が異なるので上手く使い分けよう。次女のスキル発動時ボイス、「ゲーヘェ」は語り草になっている。(willseek)

猛将〔もうしょう〕 悪魔
説明を追加
歴史や伝説に語られる勇ましき戦士達。その戦闘能力は語り伝えられる中で美化・誇張され、往々にして人間離れした能力を発揮したとされるに至っている。善悪限らず、戦いで活躍する様、功績を挙げた事実が伝説を形作る原動力なのだ。ソウルハッカーズに登場した種族。英雄に似ているが、より荒々しい武人系のキャラクターが多く、属性もさまざまである。造魔に魂を降ろす事で仲魔にする事ができる。(willseek)

魍魎〔もうりょう〕 悪魔
説明を追加
水の神。山川、木石の精。棲魂。魑魅魍魎[旺文社国語辞典より]しかしどうもそれは中国における定義のようで、日本におけるモウリョウは諸外国で言われるゴーストの存在に近い。しかしその存在は人間の以外の霊である自然的な動植物の魂であることが多いようである。(ARL)

燃える剣〔もえるつるぎ〕
説明を追加
flaming sword、即ち「燃える剣(炎の剣・輝く剣)」は古くは神話、現代でも創作作品にて頻出するありふれたものであり、所持する者は北欧のスルトやキリスト教のミカエルが有名。火炎剣そのものや類似の表現を持つ必殺技が登場する例は枚挙に暇は無い。IMAGINEより、炎系の性能を持つ片手剣。その解説から、旧約聖書・創世記において神が生命の木の守護としてケルビムと共にエデンの園の東に配置した「あらゆる方位へ向けられる剣の炎(Lahat HaCherev HaMithapechet)」を指したかったらしい。尚、ヘブル語のラハトlahatは炎の他に魔法(enchantment)の意味も持つので、「~剣の魔法」とも。一般的には雷・稲妻の寓意とされるこの表現を物品としての剣そのものと捉えるのは余りにも短絡的な解釈であり、これを「炎の剣・燃える剣(flaming-sword)」とするのはそもそも語順的に誤訳だ。又、片仮名表記としてしばしば見られる「ラハト・ケレブ」の名はヘブル語前置詞が省かれており、本来なら「ラハト・ハ・ケレブ」とすべき(発音的により正確を期すなら「ラハト・ハヘレヴ」)。「炎の短剣」の項目にも関連解説あり。偽典では堕天使アンドラスの持物としての「炎の剣」が登場し、火炎系の特殊効果を多数持つ。こちらの燃える剣は真1時点で悪魔解説内にも現れており、同悪魔がアギ系魔法を得意とする根拠ともなっている。しかし原典では「鋭く、そして輝く剣(a sharp and blight sword)」であり、炎が燃えているといった記述は存在しない。この誤解は新紀元社刊「幻想世界の住人たちII」から発したもので、さらに遡れば米国産TRPG「DragonQuest」の創作設定をそのまま引用した事に拠る。尚、同書及び同TRPGは72柱各々が冠する称号の様な二つ名(キメリエスの「暗黒大陸の侯爵」等)の由来ともなっている。同TRPGにおけるアンドラスの炎の剣はドレイン効果や他者の手に渡ると火が消え通常のブロードソードと化す等のゲーム的な性能特徴があるのだが、偽典のそれには全く採用されておらず、新紀元社の書籍の記述のみを参照しているのが分かる。LBSPではボス悪魔ヴィトリオルを倒す事で入手出来る武器「ほのおのけん」が登場。ヴィトリオルvitriolとは硫酸の歴史的・錬金術的な呼称で、扱い方によっては発火し得る液体である事からの発想だろうか。(ICBT)

モー・ショボー〔もーしょぼー〕 悪魔
説明を追加
モンゴル、バイカル湖周辺に伝わる「悪しき鳥」という意味の名を持つ魔物。生きている間に愛を知る事なく死んでしまった少女の霊が鳥の姿となって現れたものとされている。長い髪と鳥のようにとがった赤い唇をした美しい娘の姿に化けて現れるともされ、旅人の前にその美しい姿を見せ、油断させて接近すると、その唇を鳥のクチバシに戻して旅人の頭に穴を空け、脳味噌を吸い取ってしまうのだという。デビルサマナーが初登場の凶鳥。騎馬民族らしい衣装に鳥の顔をあしらった帽子をかぶり、髪が翼のように広がって空を飛ぶ。かわいらしい少女の姿であり、人気の高い悪魔の一つである。とはいえ油断してたら自爆攻撃等で恐ろしい目に逢ったりするが。特に葛葉ライドウシリーズでは優れた耐性と愛嬌あるモーションにより、プレイヤー間で一躍アイドル仲魔といった扱いになっているようだ。(willseek)真3マニクロでライドウ達と一緒にボルテクス界デビュー!きっと君は凶鳥ガーヂアンを消さないはずだ!(テラダイン)ストレンジジャーニーでは、EXミッションで、惚れっぽい隊員アンソニーから思いを伝えてくれと頼まれる。もちろんドン引きされて終わるわけだが。(HAZE)

モーゼルSR93〔もーぜるえすあーるきゅうじゅうさん〕
説明を追加
ドイツのマウザー社が1993年に開発した狙撃用ボルトアクションライフル。「モーゼル」は日本読みである。ピストルグリップなのと銃口近くまで長く伸びているレシーバーが独特。装弾数は3発。300m射撃で命中誤差5cm以内の高性能ではあったがドイツ軍の制式狙撃銃の選定に落選し、極少数製造されただけだった。ソウルハッカーズ登場の中盤男性用銃。ビデオマッスルはレア武器を安く買い集めてるんだろうか…。狙撃用銃は近距離戦が多い対悪魔戦には不向きにも思えるが。装弾数が20発にもなってるし。単発攻撃ながら威力は高く、命中率も悪くないので使い易いだろう。(willseek)

モーダカ〔もーだか〕 道具
説明を追加
NINE、妖魔ガネーシャのコーディングで得られるプラグイン。COMP内にストックしている間、装備中の悪魔のMPが月齢1周毎に最大値の1/4回復する。西~南インドに古くから伝わる、米粉の皮で黒砂糖の餡を包んで蒸した砂糖菓子の一種。名の意味は「喜んで手で握ったもの」から転じて「甘い団子」の訳となる。ガネーシャの好物とされ、左手にそれを持つ姿が描かれる。仏教と共に日本や中国へも伝わり「歓喜団」と訳され聖天・歓喜天への供物となった他、日本の菓子「最中」のルーツになったとの説がある。(ICBT)

モーニングスター〔もーにんぐすたー〕
説明を追加
DDS1・2より。IMAGINEでは独語名「モルゲンステルン」で鈍器分類として登場。ファンタジー系のRPGでは古くからの常連武器で有名だ。特にDDS2の時点ではスパイクロッドはまだ登場していないので、代わりにこれでヒャッハーするとよい。又、偽典で登場する「モーニングムーン」はモーニングスターの大型版であるという解説だが、これは創作か?和訳である「明けの明星」の名ではペル1・2でのDEVILルシファー作成の封神具・マテリアルカード(1では特にEMPRESSイシュタルの帰還アイテム)、P3・4では星ルシフェル(3無印ではルシファー)が習得する万能属性の攻撃スキルとして登場しており、これらのUS版名はペル1のみ「Shining Star」、それ以外はいずれも「Morning Star」となる。対アバドン王の斧系合体剣「明星暁」も言い回しを変えただけで意味は同じだ。球形の槌頭から幾つものスパイクが放射状に突き出たメイスの一種で、この槌頭を明けの明星に見立てての名付けである。元は14世紀のドイツで生まれた武器「モルゲンシュテルン」を原型とするといわれるが、諸説ある。金属鎧に対しての有効性を認められ、中世欧州各地で騎士や歩兵達に好まれ多様なバリエーションが作られた。尚、フレイルの一種、鎖の先の穀物(打撃部)が刺付き鉄球となっているものもこの名で呼ばれるが、これの本来の呼称は「ケッテンモルゲンシュテルン(=チェイン・モーニングスター)」という。天体としての「明けの明星」は金星を指し、地球上から見える単体の天体としては太陽・月に次いで明るく輝く星である事から重要視され、各地の神話に金星と結び付いた神格が登場する。金星の英名にもなったヴィーナスを始め、イシュタルやケツアルカトル、アナーヒター、ミスラ、シュクラ、天津甕星などがおり、ルシファーもその内の一つに過ぎない。(ICBT)

モーラ〔もーら〕 人名・キャラクター
説明を追加
ファミコン版2に登場する人語を話す巨大な亀のような生物。悪魔なのかどうか判然としないが少なくとも敵ではない。特別な割り符を見せる事によってその背にこちらを乗せて川等の向こうに渡してくれる。また好物料理はフォアグラ、ニラ炒め定食、キャビア丼、トリュフの土瓶蒸と結構グルメ。いないと荒れ果てたトウキョウは進めなかったろうが、ザラタン島での事で詫びの一言もないってのはどういうこった。名前と大亀モチーフだけはエンデ「ネバーエンディングストーリー」の大亀モーラから引用したと思われる。ネバーエンディングストーリーのモーラは物語の舞台ファンタージエン国の秘密を知る巨大な沼亀であり、自分を訪ねてきた少年アトレーユに知恵を授ける老賢者的役割を果たした。(willseek)

モーンバレット〔もーんばれっと〕 特殊攻撃
説明を追加
STRANGE JOURNEYにおける上位銃器・メテオドラグーンやエボニーティアー、ピースメイカーで使用できる万能属性ランダム回数攻撃。同一対象に2~4回攻撃が集中する事もあり、対ボス戦では有効である。特に最終ボス戦では相手の耐性が変わったりする為、安定して攻撃を加えられる手段として重宝したりする。英語表記するとMourn bullet、嘆きの銃弾となる。名前の元ネタはムアコックのファンタジー小説エルリック・サーガに登場する、モーンブレイドという「黒の剣」と呼ばれる魔剣の一つと思われる。モーンブレイドは有名なストームブリンガーの兄弟剣で、嘆き(呻き)の剣の名の通り苦しみの内に相手を死に至らしめる強大な力を持つ。(willseek)

虎落笛〔もがりぶえ〕
説明を追加
強風が柵に当たる等し、狭い隙間を通り過ぎる際に発生する音を指す。虎落とは中国における虎除けの柵の事だが、日本に虎はいないので、それに似た仮拵えの竹柵を指す言葉となった。P4では扇系武器の一つだが、この名と扇が関連する由来や元ネタは特に無いと思われる。それ以前にTRPG版にて、敵の喉笛を狙い切り裂く抜刀術技能の特技「もがり笛」が既に登場している。首の切り口から血が噴き出す音もまた虎落笛に喩えられる。(ICBT)

黙示録〔もくしろく〕 特殊攻撃
説明を追加
[Revelation]
アバチュより、全体物理攻撃。沈黙の追加効果は単に名に含まれる「黙」の字からか。又、語としては漫画版や偽典のサブタイトル「東京黙示録」やTRPG「新世黙示録」、金子氏の画集タイトルの一つ「金子一馬グラフィックス 女神転生黙示録」等に見られ、英訳である「Revelations」の語は海外において真3以降「Shin Megami Tensei」が用いられる以前にメガテンシリーズを表わす語としてUS版の各タイトル名に冠されている。解説は「アポカリプス」も参照。古ギリシャ語apokalupsis、英語revelationは原義としては「覆いを取る」から転じて「暴露」の意味であるが、和訳はこれが言葉ではなく幻視による啓示としてもたらされた経緯から意訳として「黙示」とされ、それを記録し書物としたのが「黙示録(Book of Revelation)」である。又、ギリシャ語からの借用語である英語apocalypseは黙示録内の「終末・最後の審判」そのものを指す語ともなっており、最後の審判を描いた書物を「黙示文学」、又その様な描写を「黙示録的」と表現する事もある。特に「ヨハネの黙示録」における終末の過激な描写は有名であり、前述のメガテン関係も含め、黙示録やアポカリプスの語を含んだ名、特に作品タイトル名は巷に溢れている。その中でもこの「記録・書物の名」を「物理攻撃の技名」として用いたアバチュの例は特に酷い部類に入ると思われる。例えるならば「古事記」や「ガリア戦記」といった名称の必殺技が登場する様なものだ。(ICBT)技名としてはともかく、アイテムでなら、WIZARDRYにおいて「tale of madness」という地獄の門を開く本(正確にはイベントアイテム。戦闘で使用すると即死魔法を発動)がある。つまり、黙示録というこの技はこのような禁断の書物を召喚するスキルと考えてはどうだろうか?(HAZE)

木星からの使者〔もくせいからのししゃ〕 人名・キャラクター
説明を追加
DDS2より、ロッポンギのバー・DAMIANにいる人物。会話選択時は「怪しい男」であり、木星からの使者というのは自称。酔っ払っており、尊大な口調で酒をたかってくる。その発言は一見酔っ払いの戯言の様だが、奢ってやると聞けるピラーに関する情報は確かなものだ。これを受け、真2ではホーリータウンのメッセンジャーの一人から「ピラーを集めろと言う木星からの使者を自称する酔っ払いが昔バーにいた」という情報が聞ける。日本にてタロット占いを普及させた実在の占い師・アレクサンドリア木星王が元ネタであるらしい。真3では渋谷周辺にいる酔っ払い口調の思念体が「木星のお告げを聞く事が出来る」と自称し、人修羅の出現を予言している。ライドウ1では万能科学研究所の宿無しオヤジが木星のお告げを受信しており、読心術を使うとネタにまみれた内容を知る事が出来る。これらは「木星からの使者」から「木星からのお告げ」に変化しているが、DDS2の木星の使者はお告げを語っているという様子ではなく、この「木星からのお告げ」という言葉も真3で初めて現れたものだ。この辺り、直接の元ネタを知る者が最早残っていないらしい製作スタッフの変遷を感じさせる。(ICBT)

モコイ〔もこい〕 悪魔
説明を追加
北部オーストラリアのムルンギン人の伝承に伝わる霊。その名は「悪霊」を意味する。夜の世界の住人であり、舌を持っていないので話す事ができないのだという。老衰死や病気、事故等の凶事のほとんどはモコイによってもたらされるとされ、モコイを退散させるためには善なる魔術師の力を借りなければならない。日本の疫病神みたいなものだろう。逆に言えばモコイを従える者は不幸を退ける強大な力を得たという事でもある。ソウルハッカーズに夜魔として登場した。人形っぽいオリジナルデザインとへんてこなガインくん口調で大いに人気を博したようである。舌がなくても念話の類と解釈はできますわな。葛葉ライドウシリーズではユニークに動く様やブーメラン投げを拝見できる。(willseek)ソウルハッカーズで彼に会話をした際、たまにミニゲームができるという。やってみたい!!マニクロでボルテクス界デビュー!!モコイブーメランで敵を混乱させろ!!(テラダイン)

モスバーグM500〔もすばーぐえむごひゃく〕
説明を追加
アメリカのモスバーグ社が開発したポンプアクション式散弾銃。1970年代にアメリカ軍向けに開発された軍用モデル・M590を民間用にアレンジしたもので、その際装弾数が9発から6発に減らされている。工具なしで銃身を交換できる点が他のメジャーショットガンとの大きな違いになっている。アメリカではハンティングから警察、軍まで幅広く使用され、日本でも海上保安庁の巡視艇に非常時用に搭載され、領海侵犯を行い逃亡を図る不審船・密漁船に対して使用される事もある。初登場はペルソナ1。ソウルハッカーズ等にも登場した。ゲームシステム上近距離制圧等の特徴を演出し難い為、ゲームでは装弾数が少なく射程距離の短い使い辛い銃に感じられるのが残念である。攻撃力自体は比較的高めに設定されているようだ。(willseek)

モスマン〔もすまん〕 悪魔
説明を追加
1960年代のアメリカ・ウエストバージニア州で目撃が多発した謎の怪生物。体長は約2mで毛むくじゃらの黒っぽい体に蛾を思わせる大きな翼を持ち、異様に大きく赤く輝く二つの目が印象的であったという。夜に現れ二本足で歩いて近づいて来るが、逃げ出した者へは翼を広げて飛翔し、奇声を発しながら追いかけてくるとされる。目撃と同時期にUFOの目撃事件も多発した為、UFOが連れて来たエイリアン・アニマルと考える学者もいる。オリジナルのモスマンは黒っぽくてあんまりかわいくないようだ。デビルサマナーが初登場で、悪魔としては妖虫または妖獣として扱われている。顔はオバQのドロンパリスペクトだそうである。呪殺に強く、電撃系攻撃に弱い。(willseek)見た目の愛らしさもあって、DSJでの人気投票ではなんと6位という高い順位を得た。恐らく今度も愛らしい表情で登場し続ける事だろう。(wac_toriaezu)3Dになってもコミカルな動きで可愛いのだが、どの作品でも呪殺や石化などの厄介な攻撃を仕掛けてくるので注意が必要である。(HAZE)

模造刀〔もぞうとう〕
説明を追加
本物の刀を模して作られた物。刃の無い物から立派な名刀を再現したものまで色々とあるが、大抵はペーパーナイフ程度の切れ味しか持ち合わせていない。しかし本当に切れる模造刀もあるらしい。しかしそんな物はもはや模造でもなんでも無いような気がする。ゲームでは9000円で売られている。その程度の物であるから、街中で颯爽と持ち歩くには少し恥ずかしいと思われる。まぁ喧嘩の役には立ちそうだが。(ARL)

モト〔もと〕 悪魔
説明を追加
フェニキア神話にて、死を司る冥界の神。死の神と言っても人々に死をもたらす神と言うより、冬の季節に大地に「死」という眠りを与え、また春になって多くの生物を養わせるための力を蓄えさせるという、つまり豊饒に欠かせない神という面が強いようだ。メガテンシリーズでは最強の死神としてよく登場していたが、「真3」で遂に念願の(?)魔王に出世。獣の眼光+マカカジャ(中略)→メギドラオンのコンボは一部のプレイヤーに「モト劇場」と呼ばれ大いに恐れられている。(aba)ストレンジ・ジャーニーではエネミーサーチCを使って戦わないと合体解禁できないが彼と戦う前に会話すると「モト劇場」を思わせる会話をする。ちなみに種族は死神。(Mr.ダルクン)

モトクロスメット〔もとくろすめっと〕
説明を追加
魔神2より。オフロードコースで行なわれるバイクレースであるモトクロスで使用されるフルフェイス型ヘルメット。公道用である通常のフルフェイスと異なる点は、ゴーグルを装着する為にアイシールド部分がオミットされており(もしくは着脱可能)、前頭部に泥除けの為のバイザーが付く。又、通気口を広く確保する為にチンガード部分が突出しているが、これは転倒時に土や泥が通気口を塞ぐのを防ぎ、体力を消耗するオフロードレースにおいて呼吸をし易くする効果を持つ。(ICBT)

桃生〔もむのふ〕 悪魔
説明を追加
古代日本の主神である荒波吐神の配下。荒波吐信仰系古代国跡の多い東北地方には桃生城、桃生町など多くの名が残されている。真1に登場。中盤初期のタルカジャ使いとして役に立つ。(ARL)武勇で知られた武士や人物を「もののふ」と呼ぶ由来ともされている。真3では育て上げると自らが仕える対象であるアラハバキに変化する。(willseek)上記にあるように、真3ではアラハバキになるのだが、アラハバキと違い、桃生はスキル継承武器の性質を持っている。そこで、スキルを全部武器系スキルで埋め尽くしてからアラハバキにしてみると…(テラダイン)桃太郎伝説のモチーフとも。真1ではタルカジャを所持しているため大破壊後の新宿で仲間にすると役立つが、大体カオスヒーローと合体する。真3以降に出るモムノフは基本的に物理と銃に強くなってしまい、状態異常に弱くなった。シバブーなど動きを止める手段を用意していないなら会話でスルーしたい所。(wac_toriaezu)

百地警部〔ももちけいぶ〕 人名・キャラクター
説明を追加
デビルサマナー登場の、平崎警察署の警部。凶悪事件や怪奇事件の側には必ず葛葉キョウジがいた事から、キョウジを重要参考人または容疑者と踏んで身辺調査をしているが、彼の本業の事は掴んでいない。平崎警察上層部の動きに疑問を抱いた為に、捕らえられてしまう。実は資産家の生まれでハードボイルド作家を副業としており、作家収入で十分食べていける為、捜査活動は上に気兼ねなく自由に行っており成績も挙げている。だからこそ、警察上層部の怪しい動きにも気付けたのだろう。葛葉キョウジを「クズ野郎」呼ばわりしたり拘留したり、ゲーム中は嫌味な銭形のとっつぁん的ポジションだった。怨霊事件後は容疑者としては追わなくなったようだが、変わらずキョウジの事を嗅ぎ回るうっとうしいオヤジではあり続けるだろう。(willseek)

桃の木剣〔もものぼっけん〕
説明を追加
デビルサマナーに登場。中国で魔除けの効果があるといわれる桃の木から削り出された剣。道教や風水などにおける法事での儀杖用、邪気を祓う護符としての用途が主。武器としては、映画「霊幻道士」にてキョンシーとの戦闘で使用されているイメージが代表的。(ICBT)

モラクス〔もらくす〕 悪魔
説明を追加
ソロモン72柱魔神の一柱。大いなる伯爵にして総裁であり、地獄の36軍団を率いるという。元来ゴエティア等での出現時の描写は人間男性の頭部を持つ人面牛のような姿だったのだが、後世牛頭人間の姿のイメージが定着した。召喚者を天文学や教養学に精通させ、使い魔をもたらし、薬草や宝石が持つ力についての知識を与えてくれる。また名前と牛頭モチーフの類似から古代フェニキア由来の魔神モロクと関連付ける見方もある。偽典に渋谷攻防戦のボスとして登場した。多彩な魔法を駆使するが、耐久力はさほどでもないので力押しで打倒できるだろう。STRANGE JOURNEYにて最初のセクター・アントリアのボスの魔王として登場した。人界に攻め入る準備を進めており、その邪魔となり得る主人公達とは必然的に戦闘になる。容姿は牛頭人間の基本を押さえているが、牛にアメリカバイソンを用いたり、手に持つ杖に天文学イメージの天球儀をあしらっている。敵全体を恐怖状態に陥れるスキル・ゲヘナを持っており、こちらのレベルが低めで運が悪いとパーティの戦闘態勢が維持できずじわじわマハラギで焼き殺される事になる。弱点の氷結攻撃で連携攻撃に繋ぎ、ダメージ蓄積による速攻打倒を目指すと楽だろう。なお打倒後合体作成で仲魔にもできるが、他の作成可能になるボス達の多くと同じく、敵対時の強さが嘘のような微妙性能になってしまう…。(willseek)

モリーアン〔もりーあん〕 悪魔
説明を追加
モーリアン、モリガンとも。「大いなる女王」を意味する名であり、死と戦いの女神としてバイブ・カハ三女神の一角を占める。背が高く膝まである灰色の長髪で灰色の鎧とマントをまとい, 2本の槍を両手に持ち, 美しい姿をしている。破壊と情欲を司っており、英雄クー・フーリンに想いを寄せ近づいたが拒まれた為、死の呪いをかけた。だがその死に際して彼女は鳥の姿でその肩に止まり、嘆き悲しんだともいう。後のアーサー王伝説において魔女モルガン・ル・フェイのモデルになったともされる。初登場は妖魔モルガンの名でファミコン版2にて。猛々しい女戦士といった風情だった。真2ではバイブ・カハがカラスその他の鳥に化身する事が多い事からか妖鳥に分類されている。背に翼を持った女戦士という感じで、暗めのカラーリングになっている。強力な物理攻撃技を持つが、なぜか魔法は持っていない。魔法継承を考えた合体計画には便利な存在とは言える。(willseek)某MMORでは盲目で黒髪に黒い翼の女神様でプレイヤーの助けを待っている・・・・・(ついでにセクシー)(Green Man)

モロク〔もろく〕 悪魔
説明を追加
モレク、メレクとも呼ばれる、ヨルダン川東岸に住んでいたアンモン人の信仰していたとされる神。現在は人身御供の儀式の名称が悪魔名と化したとする説が有力である。ケモシやシャマシュと同一視される事もある。名の由来通り生贄を求める神であり、多くのイスラエルの民がモロクの為に子供を炎の中に投じて生贄にしたとされている。モロクの像は牛の頭部をした巨大なものであり、内部は生贄や罪人を焼く業火が燃やされた。生贄の儀式の場はエルサレムの南方、ヒンノムの谷であるとされる。もっとも、古代の宗教儀礼において生贄の犠牲は付き物であり、かのヤハウェもかつては生贄を捧げられる神であったと考えられている。後に雄山羊が捧げられるようになるが、旧約聖書においてアブラハムが自らの息子イサクを犠牲に捧げようとする描写にその名残りを見て取れる。ファミコン版2のボス悪魔、魔王の一つであり、生贄を絡めたイベントで登場している。真2ではルシファーの指示でホーリータウンに出現させた尻尾からマグネタイトを吸い上げていた。魔界の大マップで巨大な姿を確認できるが、戦えないのは残念無念。STRANGE JOURNEYでは魔王モラクスの古の姿という扱いでセクター・フォルナクスの中ボスの一人として襲ってくる。ビジュアルはデビルサマナー版邪神ケモシのものだ。火炎攻撃がパワーアップしているが、こちらの仲魔も恐怖攻撃への耐性含めて強力になっているので、さほど打倒には苦労しないだろう。(willseek)モロクが儀式の名称であるという説は20世紀初頭のカルタゴの発掘調査に基づいているのだが、調査された土地はバール・ハモンとタニトという幼児の人身御供を要求する神の神域であった。特にバール・ハモンの崇拝方法は神をかたどった像に子供を投じて焼くという凄惨なものだったので西欧でも評判が悪く、バール=悪魔の結びつきを強めたと一因とされる。バール・ハモンこそ人身御供を求める邪神としてのモロク像に最も近く、またモロクは数あるバール神の一柱と言えるのではないだろうか。(HUM)

モロクの尻尾出現〔もろくのしっぽしゅつげん〕 出来事
説明を追加
真2においてホーリータウンに突如巨大な塔が出現し,人々が次々に倒れていった事件。センターを牛耳りミレニアムを支配する元老院を主人公達は打ち破り、石化されていたザインも唯一戦いを望まなかった大天使ガブリエルによって復活し、ミレニアムにはようやく平穏が訪れたかに見えた。ところが突然ホーリータウンに異常なエナジーの上昇が検知され、主人公達はその調査に向かう。そこで見たものは地面を突き破りせり上がる巨大な塔であった。塔の出現と同時にホーリータウンの人々はエナジーを奪われて次々と倒れていく。原因がわからないままミレニアム中の人々はただ怯えるしかなかった。その時主人公達はバーの酔っ払いにルイ・サイファーが塔はモロクの尻尾であり、本体は魔界にいると言っていた事を聞き出すのであった。酔って口を滑らせたんじゃなかろうな、ルイさんよ…。ともあれ一路魔界を目指す事になる一行であった。ちなみに魔界のモロクは見えるが戦えません。…なぜだ。(willseek)モロクを倒しに魔界に行ったはずなのにモロクのしっぽの事は完全に放置される。お前ら何のために魔界に行ったんだよ。ちなみにこれはルシファーが九頭竜を動かすためのエネルギーを得るため、もっと言えば唯一神に言われた破壊行為を行うための行為である。つまりこれも神の思し召しという事だったのだ。要はヴァルハラに続いてホーリータウンも用済みという事である。これを止められるのは唯一ニュートラルルートのみである。(wac_toriaezu)

What's New
あ...お (435) か...こ (362) さ...そ (404) た...と (336) な...の (93) は...ほ (414) ま...も (208) や...よ (75) ら...ろ (164) わ...ん (35)

戻る
記事ナンバー: パスワード:
ARL_DIC