LCMを使ったサービスは次々に生まれている
LCMを使ったリアルタイム生成は急激に広がりつつあります。ComfyUIで直接扱える環境や、クラウドサービスで使えるようなサービスが日本からも登場しています。
たとえば11月28日に発表されたのは、抹茶もなかさんが作成したサービスをとりにくさんが改造した「LCM_i2i_PoC」。これは、Windows Captureで取ったスクリーンショットをLCMに反映するというもの。これならペイントソフトの「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」で描いた絵でも反映できます。
最初のインストールが少しややこしいのですが、それを乗り越えると画面のどこでも撮影できるようになるので、お手軽に使えるという意味では、こちらも使いやすいかもしれません。ハードはRTX 3060以上が推奨されています。
ゲーム開発者の852話さんが、このツールを使って、クリスタでざっくりと描いたラフが、絵としてまとまっていく様子を紹介するデモを投稿しています。
また、VTuberの開発を続けられているあき先生が、独自の実装で3DアバターのVRoidを使って、LCMのリアルタイム生成を通じて、ほぼズレのないアニメーションの作成に成功していることを披露しています。3Dのアバターがアニメっぽい印象に手軽く変換できる可能性を垣間見させ、大きなインパクトを与えました。今後、使用されている技術は何らかの形で公開される予定とのことです。
さらに、Kinkaku株式会社が展開するクラウド系生成サービスのAkuma.aiも、今後、LCMのリアルタイム生成のサービス開始する準備を進めていることが明らかにされています。ローカルに環境がない人でも試せるようになりそうです。
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