立川清登たちかわすみと
旧名・別名　立川澄人
歌手

1929‐1985年、大分県出身。東京藝術大学卒。53年、「椿姫」のジェルモンでデビュー。歌劇はもちろん、ミュージカル、テレビ出演も多く、『NHK紅白歌合戦』にも連続4回出場の経験を持つ。立川の歌でお茶の間で親しまれた名曲としては『みんなのうた』の「大きな古時計」などがある。また、親しみやすいキャラクターと機知にとんだ語り口で、司会としても活躍。NHKでは『世界の音楽』や『音楽をどうぞ』が知られる。56歳で病死。早すぎる死だった。

世界の音楽　＜1967～1973＞（1967-1973）

• 番組紹介ページへ

海外から一流の演奏家を迎え、クラシックからジャズ、ポピュラーにいたる世界の名曲を紹介する大型音楽番組。レギュラー出演は立川澄人、デューク・エイセスほか。ゲストにはボサノバのアストラッド・ジルベルト、ゴスペルのマヘリア・ジャクソン、シャンソンのシャルル・アズナブール、ジャズのデューク・エリントン楽団など、世界からジャンルを超えた一流アーティストを招いた。総合夜間の50分番組でスタート。

音楽をどうぞ（1956-1962）

この動画は配信しておりません。

• 番組紹介ページへ

1956年4月から（月～金）午後3時台に、ラジオの家庭向け音楽番組として始まるが、その年の10月に終了。引き続きテレビで昼のクラシック番組として再スタート。1957～1958年度は各音楽大学の卒業生の紹介と音楽コンクール入賞者の発表などで構成。1960年1月からレギュラー司会者に立川澄人を起用。クラシックからポピュラーまでさまざまな音楽を紹介した。NHKホールやスタジオの他、各地に出向き中継や公開放送も実施した。