店主:上野竜一さん
中華蕎麦ひら井 上野竜一
2014年 大和製作所に営業として入社。愛知県の拠点「ドリームスタジオ名古屋」を中心に、ラーメン店、うどん店、そば店など、飲食店の課題解決に取り組む。2019年に大和製作所を卒業後、2021年 に東京都内で「中華蕎麦 ひら井」をオープン。連日行列ができる人気ラーメン店のオーナーとして活動中。
- 大和製作所の社員時代
大学時代にラーメン二郎でアルバイトで働いてました。ラーメン屋になりたかったので、そのために幅広く勉強できると思い、大和製作所を選びました。好きなことを仕事にしたかったので、ラーメン以外の仕事をすることは考えませんでした。ラーメン学校もあり、麺について勉強したかったのとラーメン屋に就職してもそこの味しか学べないと思いました。入社して勉強になり、好きなことばかりで天職だと思いました。
お客さまがお店をオープンして繁盛店になったときに、特にやりがいを感じました。製麺で困ったお客さまからの相談に乗り、解決できたときにやりがいを感じました。特に印象に残っているのは金曜日の夕方に新潟のラーメン屋さんから製麺機が動かなくなったと連絡があり、深夜の12時くらいにお店に出向き修理を行って、一緒に製麺したことです。大和製作所では、お客さんだけでなく業界全体の発展まで考え、お客さんの問題解決を本気になってしようとしているように感じていました。
入社前はただラーメン屋をやりたいというだけの考えでしたが、どのようなラーメンをやりたいのか、何のためにやりたいのか考えるようになり、ラーメンの味よりも人間的に応援される人にならなければいけないと思うようになり、ラーメン屋で働いているときはそのことを意識していました。
- 大和製作所卒業…そして開業へ
店内はカウンター席がメインでテーブル席は1つだけです。テーブル席にも厨房からラーメンを提供できるようにしています。全てのお客様の顔を見ながら調理できるので理想的な内装だと思います。外装は看板は店の顔なのでお金をかけました。一緒に働く従業員は人間性、性格の良さでスタッフを選んでいます。
麺のレシピは大和製作所に在職しているときからある程度方向性は決まっていましたが、自分で麺も作るのが当たり前だと思っているからです。ラーメンを作るための自家製麺なので、メリットしかありません。あとは手間をかけることが大事だと思います。
- 店主 上野さんの今後の夢
入社当時の自分が今の自分を見たら、うまく行き過ぎて驚くと思います。独立志望の従業員もいるので、失敗しないよう経験を積ませながら自分自身も成長していきたいです。大和製作所での経験がなければ今のお店の成功は無いので、感謝しきれません。これから恩返しができるよう継続しながら店を繁盛させ、ラーメンの力で日本を元気にできるようにしたいです。やりたいラーメンが他にもあるので人を育てられたら2店舗目もやりたいです。お店を繁盛させることが大和製作所にとっての1番の恩返しになると思うので、これからも頑張ります。