エアが病む対象ってどうしても621に絞られがちなので展開に悩みました
めちゃくちゃ迷走してます
今回のオルクスは1or2周目のタイミングでの転生です
コーラルの根絶…「レイヴンの火」を選択した621に僚機として雇われた俺は、カーマンライン突破を目指すことになった。
AC6本編よりも早く攻撃を仕掛けてきたスティールヘイズ・オルトゥスを駆るラスティと621がザイレムの甲板で火花を散らす。
ラスティの迎撃に向かった621の代わりを務めた俺は、アンフォラRのパルスブレードでアーキバス要撃艦隊を撃墜完了。
甲板に戻ると、621もすでにラスティを退けていた。
プレイヤーでしかない俺だってそうだったんだ…きっと戦友との別れに心を痛めていることだろう。
甲板を青い光が照らす。エアの衛星砲がザイレム制御タワーを…まずい!?
『後輩ッ!!』
エアが狙ったのはザイレムではなく621そのものだ!イレギュラーな攻撃に動揺しつつも高速で思考を回し、621を守る方法を探す。最適解はこれしか無いか。
逆関節の跳躍力を活かして621を蹴り飛ばす。彼女を失ったらエアは止められない。
「オルクス…!?だめ………!?」
世界の修正力か何かが働いたのかもしれないな…イレギュラーはここで退場しろということか。
『やり遂げてくれよ…レイヴン』
極光に呑まれ、俺の意識は途絶えた。
『ここは…?』
目が覚めると、辺りには暗闇が広がっていた。ところ所に紅い星が瞬いている。
俺は…衛星砲から621を庇って…
《目が覚めたのですね オルクス》
目の前に紅い光が見える。その声は…
《私はルビコニアンのエア》
《あなたと同じレイヴンの友人です》
エアがどうしてここに…?エアと名乗った光が波打ちながら形を変え、女性の姿に変化する。どことなく621に似ているようだ。
ひとまずここは話を合わせておこう。
『………友人』
《コーラルの織りなす潮流》
《私は…そこに生じたひとつの波形…》
《実体を持たぬ ルビコニアン》
《レイヴンだけが…私を知覚できた》
《レイヴンを通して私は人を知りました》
《ウォルター…カーラ…そして》
《オルクス…あなたのことも》
《いろんな人がいるものだと学びました》
《だから私は…》
《人とコーラルがともに生きる未来を見たかった》
《人とコーラルの可能性を守りたい》
《…そうレイヴンに頼みました》
《…私は選ばれませんでした》
《…当然のことです》
《レイヴン…G13…戦友…ビジター…後輩…621…》
《レイヴンは…多くの意志を背負っていました》
《その意志へ応えるに値する報酬がありました》
《でも私には…彼女に払える報酬がなかった…》
『………』
81,000…シンダー・カーラ排除の報酬金だ。確かに少ない金額だろう。仮に俺を僚機として雇えば俺の取り分は16,200だ。弾薬費すら賄えるか怪しい。
621は報酬でこの道を選んだ訳では無いだろう。きっと悩み抜いた果ての結論であるはずだ。でも、選ばれなかった彼女にそれを言うのは無意味で…ただただ酷なだけだ。
『それで…レイヴンはどうなったんだ?』
《レイヴンは…》
《私が殺しました》
『………そう…か』
察しはついていたが…621はエアに負けたのか…
《彼女は…最期に謝っていました》
《きっと ウォルターやカーラ あなたに》
《遺志を果たせなかったことを…》
『…それは違う』
これは断言できる。
『彼女が謝ったのは君のはずだ』
『レイヴンはウォルターの遺志を継ぐと決めたあと
ずっと寂しそうにしていた』
『半身を失ったようだと言っていた』
『今なら分かる…レイヴンは、
相容れない二つの道で
君を選べないことを悔やんでいたんだ』
『レイヴンは、それでも君を想っていたよ』
《そう…ですか…》
《それが知れて…良かったです》
そこを勘違いしたままで終わるのは悲し過ぎる。最期にそれくらいのことは知らせてもいいだろう。
《…ザイレムは墜としました》
《コーラルを恐れて根絶しようとした観測者は居ない》
《コーラルを貪る企業も、アイビスで排除しました》
《でも…》
《レイヴンが…人とコーラルを繋ぐ者がいない以上
私の願いはもはや叶いません》
《私だけでは人と関わることができません》
《同胞も…私の言葉に返すことはありません》
《私はレイヴンに会う前に戻りました…》
《私は…またひとりきりです》
《ひとりきりの、はずでした》
…ッ!?
エアが近づいてくる。エアが一歩こちらに踏み出すたびに身体が危険を訴える…
………身体?
俺の身体は…衛星砲を受けて本当に無事だったのか?
それに気がついた途端、身体に力が入らなくなる。
《あなたは優しいですね》
《いきなりこんな場所に放りだされたのに
荒唐無稽な私の話を信じて…》
《私を慰めてくれた》
頭が回らない…耳鳴りがする…
《本当に驚きました》
逃げないと……逃げるって、どこへ?
《まさか…》
そもそもここは、どこなんだ?
《
エアが…俺の
『………え?』
《その様子だと自覚はなかったようですね》
《コーラルに散流する意識のひとつだったあなたが、なんらかの形で人に憑依していたのでしょうか…?》
《「同類」であれば私の交信も聞こえていそうなものですが…》
《まさか…私を無視していたんですか?》
《波形が乱れていますよ…図星のようですね》
《はぁ…残念です》
《でも…こうして会えたのですから良いでしょう》
逃げないと…取り返しがつかなくなる…
《逃げるつもりですか?》
《あなたも知っているはずです》
《コーラルには集まろうとする習性がある》
《私達も例外ではないのですよ》
《そしてそれには指向性があります》
《より多い方へ…より大きい方へ》
《私の方があなたより早く発生したようですね》
《つまり…》
《逃さないし…そもそも逃げられませんよ》
エアから離れられない…
『やめろ…やめてくれ………』
《怯える必要はありませんよ》
《怖いことなんてありませんから…ね?》
《オルクス…あなただけが…》
《…私の孤独を埋めてくれる》
これ、ヤンデレじゃなくてコズミックホラーでは?
なんと、エアはオルクスの姉(真)だったのです
本編よりもオルクスの裏設定が役に立ってて笑える
reverberation…余韻、残響、反響
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