ルビコンわくわく傭兵ライフ   作:性癖解放戦線

23 / 63
ラスボス戦です
最後なので全員景気良く暴れて貰いました

圧倒的過剰戦力


23.レイヴンの灯火

 

「駄犬…地を這う猿どもを扇動したのは良いでしょう…」

 

「だがオルクス…

 貴様はこの私を…企業を殺害した…」

 

「害獣どもめ…駆除以外の選択肢は無い………」

 

 

『スネイル!仕留め損ねていたのか…!?』

 

 いや、それにしては様子がおかしい。これは…

 ルビコンの解放者の時のウォルターのような…

 スネイルはファクトリー送りにされていたのか…?

 

 いや、それよりも機体を一撃で持っていかれたのがマズイ。

 これでは戦う事も身を守る事も出来ない。

 

 

「消えなさい…オルクス、駄犬!!」

 

 

〈させません!〉

 

 俺たちに再び放たれたプラズマビームを、白い機体がコーラルアーマーで防ぐ。

 

〈安心して下さい、お姉ちゃんが来ましたよ〉

 

 かっこいい登場が台無しだよ。

 

『エア!助かった!』

 

 アーキバス・バルテウスから俺たちを庇うように立ち塞がるIB-07 SOL 644…エア。

 

[ここは我々にお任せ下さい

 アイビスを元に完成させたこの新型で終わらせます]

 

 少し遅れてSOLに似た暗い銀色の機体、ALLMIND…オールマインドもやってきた。

 

〔エアは間に合ったようだな。

 621、オルクス 一度戻って体制を建て直せ〕

 

『了解!アンフォラRを到着次第出撃()せるようにしておいてくれ!』

 

〈お姉ちゃんが2人をザイレムまで運びますから安心して下さい〉

 

 

 

[貴方達が戻るまで我々が時間を稼ぎます]

 

『頼りにしてるぞ!オールマインド!』

 

[オールマインドは全ての傭兵の為にあります

 対処して下さい イグアス!]

 

 イグアス頼みかよ!?

 

[ああ!?なんで俺が野良犬どもを守るために戦わねえといけねえんだよ?]

 

[オルクスとレイヴンが戻ってくるまでに勝利すれば貴方の身体を元に義体を作りましょう]

 

[やってやろうじゃねえか!]

 

 狂犬の扱いが上手いな…

 

 

 

 エアに運ばれてザイレムに帰還。

 ガレージに用意されていたのは見慣れたアンフォラRと真紅の機体、IB-C03 HAL826だった。

 

〔621 HALを使え

 コーラル破綻への最期の安全弁…

 お前ならば扱える筈だ〕

 

「りょうかい!」

 

 それぞれが機体に乗り込み、バスキュラープラントを目指す。

 

 

 

 

 

 

[被弾は減らして下さいイグアス

 この機体にリペアキットはないですよイグアス]

 

[……]

 

 

[今攻撃チャンスでしたよイグアス]

 

[………]

 

 

[ブレード届いてませんよイグアス]

 

[…………]

 

 

[イグアス…対処を!]

 

[…………ぞ]

 

 

[イグアス!オルクス達が戻って来ましたよ!]

 

[さっきからうるせえぞ!

 てめえら…まとめて消えろ!]

 

[イグアス…!?何を…!]

 

[鬱陶しい声は消えた…透明だ 気分が良い…

 後は木端役人…てめえだけだ!]

 

 

 

  [メインシステム 戦闘モード起動]

 

 バスキュラープラントに再度到着。

 …イグアスの奮闘虚しくアーキバス・バルテウスのAPは半分を切った所のようだ。

 

 彼…いや、彼女は自棄になったのか凄まじい勢いでバルテウスに向かっていく。

 

〈イグアス 荒れていますね…〉

 

 

[到着したのですね…もう誰も彼女を止めることはできない

 オールマインドは貴方達の活躍に期待しています…]

 

 蹴り出されて落ち込んでる所悪いけど今のは10割オールマインドが悪いと思う。

 

 

 

 気を取り直して最終決戦だ。

 

『おそらくこれが最後の戦いになる…行くぞ後輩!』

 

「うん!」

 

〈ともに…新たな時代を…!〉

 

 

 一名先行しているが、3体のラスボス機と共に俺はアーキバス・バルテウスとの戦闘を開始した。

 

 

 

「消えろ…!オルクスゥ!」

 

 スネイルは発狂しながら極太プラズマビームを振り回して攻撃を仕掛けて来る。

 

 まずは右へクイックブースト。

 

「裏切り者の第4隊長 火種を撒き散らす害獣に」

 

 二段目は左にクイックブースト。

 

「私の身体を加工し弄んだ上層部」 

 

 跳躍して三段目を飛び越える。

 

「そして何より私を踏みにじったオルクス!!」

 

 振り上げてくる4段目は右へクイックブースト。

 

「どいつもこいつも…この私を苛立たせる…!

 死んで平伏しろ!私こそが企業だ!!!」

 

 最後の極太プラズマレーザーを左にクイックブーストで切り返したら反撃開始だ。

 

 

 

 俺はチャージパルスミサイルとブレードでパルスアーマーに干渉し、更に双対ミサイルとデトネーティングミサイルで追撃していく。

 

 

 プラズマライフルやパルス攻撃を回避しながらこれを繰り返してパルスアーマーを破壊した。

 

 

 アーキバスバルテウスは実弾属性以外の耐性が極めて高い。パルス武器と爆発武器で固めた俺では火力に貢献出来ないだろう。

 

 それは全ての武装がENのALLMIND、つまりイグアスも同様。

 

 今回俺がやるべきは、スネイルのヘイトを引き受けつつパルスアーマー割りに徹して621とエアの強力なコーラル属性攻撃に繋げる事だ。

 

 

 パルスアーマーが消失し姿勢制御の崩れたバルテウスにコーラルミサイルが殺到。

 621の照射攻撃が放たれ、エアも分身と共に連撃を喰らわせていく。

 

 イグアスは爪状のブレードを振るい暴れ回っているようだ。

 

 

 いくらアーキバス・バルテウスといえどラスボス3機にタコ殴りにされればひとたまりも無い。

 

 

〈ここで終わらせます!〉

 

 衝撃限界から復帰したバルテウスは高速で距離を取りパルスアーマーを展開し直そうとするが、そこに変形したエアが突撃。バルテウスを上空まで打ち上げた。

 

 

[俺の上を行くんじゃねえ!]

 

 こちらも変形したALLMINDが脚部レーザーキャノンによる砲撃でバルテウスに追撃。

 

 

 墜ちていくバルテウスに対して621が接近、コーラル発振装置が刃状のコーラル配列を形成し…

 

「とどめ!」

 

 その刃が振り下ろされた。

 

 

 

「そんな…私は…企業だぞ…!?」

 

「まだ…脅威が…残って………!」

 

 アーキバス・バルテウスが爆発し、スネイルは断末魔をあげ今度こそ死んだようだ。

 

 

 

 

 

[やったか…ざまぁみやがれ]

 

〈スネイルの撃破を確認しました〉

 

「これですっきり」

 

 

[技研都市の殲滅も完了したようです

 お疲れ様でした…]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだ…企業を…私を脅かす者が残っている…」

 

「私は…オルクスを…消さなくてはならない…」

 

 

 

〈コーラル反応!?

 バスキュラープラントの底から…

 コーラルが汲み上げられています!〉

 

 

[これは…アーキバス・バルテウスに

 コーラルが収束している…?]

 

 

[耳鳴りが…!]

 

 

「こえが…きこえて…」

 

 

 

「私…こそが…企業…だァァァーーー!!!」

 

 

 スネイルの叫びと共にバルテウスがコーラルジェネレーターのような光を放ちながら再起動…!

 

 アサルトアーマーのようにエネルギーの奔流が俺たちを襲う。

 

 

〈干渉!?機体との同調が…!〉

 

[イグアス!?動いて下さいイグアス!]

 

「あたまが…われる………!」

 

『後輩!大丈夫か!?』

 

 エアは機体の制御を失い、強化人間の2人は強烈な頭痛を訴えている。

 

 動けるのは一応真人間の俺だけか…!

 

 

 牽制としてミサイルを…!?

 

 

 まるでアサルトアーマーを受けたかのように放ったミサイルが消失。

 パルスブレードすらも掻き消され展開が出来ない。

 

 

 コーラルミサイルによってAPが削られていく。

 

 

 まだだ…幸い今はキカクブースターに芭蕉腕なので装備をパージしてパンチを行う。

 

 パンチは確かに機体にはダメージを与えている。だがパンチでは装甲を貫けない…つまりジェネレータの破壊ができないか…!

 

 コーラルレーザーで左腕を破壊された…

 

 こんなときにチェーンソーさえあれば…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔苦戦…て…るよう…ね、ビ…ター!〕

 

 これは…カーラからの通信?

 

〔こん…こと…あろう…と

 とっ…おきを作っ…おい…よ!〕

 

〔受…取…な!〕

 

 

 大型の補給シェルパが飛来。

 

 中を確認…こいつは…!

 

 

 何度も敵を葬って来た魂の相棒。

 

 これなら…!

 

 

 ブースターをパージ。

 

 背面ウェポンラックとブースター部分に「とっておき」を固定。

 

 ブレードを右腕に装備。

 

 左腕もパージし、アームが取り付けられる。

 

 

  [不明なユニットが接続されました]

  [システムに深刻な障害が発生しています]

  [直ちに使用を停止してください」]

 

 

 コックピット内にアラートが鳴り響き、COMが停止を求める。

 

 モニターに装備の詳細スペックが表示された。

 

 [カテゴリ:OVERED WEAPON]

 [サブカテゴリ:GRIND BLADE]

 

 

 なんだこれ…笑いどころしか無いスペックだな。

 

 

 ブレードを展開。

 

『チャージ開始 10%…20…』

 

 ブレードが高速で回転を開始。

 

 ACのシステムがイカれてしまったのでマニュアルエイムでアーキバス・バルテウスを照準に納める。

 

『50…60…』

 

 飛行ユニットは既に死んだのか、推力にものを言わせて地面に擦りながら突っ込んでくるバルテウス。

 ライフルにコーラルがチャージされているようだ。

 

「死んで…平伏しろ………!」

 

 

 

 

 

 だが、もう遅い。

 

『90…100%…消しッ飛べ!』

 

 

 

 バルテウスに向かって尋常ではない推力で接近。

 

 

 全てを焼き尽くす暴力がアーキバス・バルテウスを呑み込む。

 

 

 火花がコーラルに引火、などという笑えない冗談すら起こる余地は無く。

 

 バルテウスの全てをすりつぶし、スネイル諸共鉄クズへと変えた。

 

 

 今度は断末魔すら無かった。

 

 

 周囲を漂っていたコーラルも行き場を無くして死滅していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 コーラルを巡る争いは、ここに終結した。




◯オルクス
死別した元カノ(チェーンソー)に未練タラタラだったが、帰ってきたチェーンソーにより状況を打破。

◯スネイル
ごめんなさい
君のことは嫌いじゃないけどお前が一番気持ち良くぶち頃せるんだ…

◯グラインドブレード
オルクスのWB-0010 DOUBLE TROUBLEをベースにオールマインドとカーラのコラボで製作された
実質メインヒロイン
アーキバルの戦闘に主人公の影が薄いため無理矢理出番を作ろうとしたら初期武器繋がりで生えてきた(V未プレイ)




次回エピローグ
12時更新予定

次に読みたいのは?

  • V.IXオルクス
  • G8オルクス
  • C4-622ルクス
  • オールクスマインド
  • ランク1 オルクス

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。