二次同人について

おかきです。同人の話題がホットだったのでポロポロと呟いてはおりましたが、ひとまず落ち着いたようなので、過去ツイートを踏まえつつ私もなんとなく考え方の話をしておこうかなと思います。こちとら自我ブログなんでね。

自我、出していけ。

本記事の目的

今回は大衆向けではなく、私の出した本を紙で持っている方向けの記事です。何かが起きた時、私の本にお金出してくださっている方に類が及ばないようにはしたいと常々思っておりますので、同人に対するスタンスの面でヤバそうな描き手に近づかないでおくという選択肢を取るために思想を詳らかにしておきます。

つまり同人をやる上でこういうことに気をつけようね、とか警鐘を鳴らすものでもなければ、私の描いたものをWebだけで読んで完結している方向けでもありません。概ね創作物と描き手の自我を混同させないほうが不幸が起きないのですが、同人自体がグレーなので私の現時点での考え方を書いておくことで要らぬ心配や降ってくる火の粉を避けられるのではいうことです。

とりわけ特定の個人を攻撃する意図もありませんので、自分のこと言われているのではないかと疑心暗鬼になった方はどう考えても疲れてるから寝な。

同人における考え方

事の発端がどこだったとか、そういうことについて言及する気は無いのですが(こんなしょうもなブログで引用するのも申し訳ないし)、二次同人でのグッズ頒布については度々物議を醸す問題ではあるかと思います。

同人って元より公式に見逃してもらってるようなものなので、真っ当なことをしている自覚はまるで無いのですが、その中でもより危ないものはあるよね、という中に「受注」やら「グッズ」が含まれていると考えております。その理由について解説する記事ではないのでご存じなければ各々調べてください。

まあこの通りなんですけど。やるならやるで「どうして危ないのか」を知った上で、それでもやるという判断をするならもうそれは他人の知ったことではないな。

私も前ジャンルで身内で楽しむ用に立体系のグッズを作ったこともあることにはあるのですが、頒布はしたことないので、今後もグッズ頒布はしないつもりです。とはいえノベルティのポストカードもグッズに含めるとしたら私ももう少しサイン入れるとか気をつけないといけないなとは思いました。というかそもそもSDとカラーが苦手なオタクが何を言っているのかという具合ですが。ハイ

そのほかに、ネップリも転売の憂き目に合うとかで一時期賛否があったりしましたが、あれも私は基本しないつもりでおります。刷るなら印刷所で刷りたい(それ?)。サイン入れれば問題ないのかもしれませんが、手元から離れるどころかそもそも一度も自分の手元に来ないというのがややおっかないなと。

グッズやる/やらないの話はさておき、本に置いても言えるのが、公式/非公式の境界についてはちゃんと明記しないといけない点ですね。手元から離れたらどういう風に扱われるかわかりませんから。無配本とかノベルティの類も全て奥付に発行元記載してはいますが、この一件で表紙裏表紙の表記もしっかりやっていこうと認識を改めました。

また、公式/非公式についてですが、とりわけ自ジャンルについてはその区別を明確にしなくてはならないと常々思っています。

ビルシャナ顔変わる問題あるあるですね。クソデカ感情を見たくてやってるので別にいいんだけど。

この件については、朗読劇の前くらいにキービジュ作画担当された方の、恐らくご自身の絵柄で描いたイラストが公式から上がったときに思ったんですよね。イラスト自体は綺麗だったのでいいんですけど。一応ビルシャナも基本的な絵柄を揃えてはいるように見えておりましたが、そうじゃないってことが表明されたということなので、公式/非公式の境界をぼやけさせないために奥付表記はしっかりしないといけないなと改めて思った次第です。

本には奥付があるけどグッズにはない、ということで、各々の線引きに委ねられるというのはまさにその通りかと思います。確かにグッズは手軽なので、容易に始められるのは利点ですが、覚悟なきままの参陣は大変なことになりますからね(急に富士川の戦い始まっちゃった…)。そもそも私は解釈と魂に触れたいのでお話を読みたい。だから小説と漫画が好きです。書/描くことを考えると本出すのってカロリー高いから躊躇するのもわかるんですけどね。

まあ年に何百ページ描いてる奴に言われてもな、って感じでしょうね。

私も今となっては毎年何百ページも推しカプの漫画描いてますが、初めて同人誌出した時は本当酷かったものです。高校生のときだったんですが、殆ど漫画を描いたことがなかったのでほぼ勢いで生きておりました。勢いで生きているのは7年経っても変わってませんが。あの頃はアンチエイリアスもモアレもトンボもよくわかっていなかったので色々と調べながら描きました。読み返すのは無理。

でも色々と勉強しながら推しカプの魂を描くためにせっせと走るのも楽しいものです。まあ今でも自分の出した本読むのに1年くらいかかるんですけど…悲恋エンド本はちゃんと読めたけどそれ以降まともに自分の個人誌を読んでません。原稿をやっていたことを忘れた頃に読んで、このオタク…わかってんじゃん……という解釈一致後方腕組み彼氏面してます(?)

自我はさておき、あとは燃えないように気をつけつつ、燃えたときに他人に迷惑をかけないように同人やっていきますので、まだご興味持っていただけている方とご縁があればと思います。

多分二次同人は源平飛花夢想で最後なので、引き続き全力でいのち燃やしていきます。描きたいものが死ぬほどあってリソースが足りんのよな。

でもいのちなのでいずれ終わる。
その原因が何かはわかりませんが。
発売前からジャンルにいるので、人の流入も流出も見て、ずっとここで皆のこと見守ってるよという気持ちでおりますが、ジャンルが燃えたら見守るどころじゃないな。本を出しすぎ。アハハ

こんなところで、厄介オタク同人スタンスは本項の通りです。疑問点等あればWaveboxからいただければTwitterで回答します。

総括

同人についての考え方は前項の通りなのですが、とりあえず本作るのは楽しいので、意欲があるならやればいいし、描きたくないなら描かなければいいと思います。同人って趣味だし、趣味としてやりたくないことを無理にやる必要はないので、書/描きたいとか、欲しい/読みたいと思えるものを無理のない範囲でやるのが精神衛生上宜しいのではないかと考えてます。私は命を燃やすのが趣味なのでこういう〆切,印刷代,作業量共にイカれた同人活動をしているわけですが、所詮他人は他人ですので同じものを他に求めたりはしません。でもはちゃめちゃに生きるのが楽しいってときあるよね。アハハ

自我が丸出しになってしまったところで、お綺麗な箔を添えて茶を濁します。この箔押しご提案くださった私の推しデザイナーさんが7月の表紙も受けてくださるそうで、今喜びのあまり歯茎剥き出しで笑ってます。歯茎剥き出しは嘘だけど。

最後まで読んでいただきありがとうございました。本当綺麗だなあ。

おかき

コメントを残す

WordPress.com で次のようなサイトをデザイン
始めてみよう