ひとり情シスをアウトソーシングで解決できるか? |情シスフォース 読み込まれました

情シスフォース

JOUSYS FORCE

ARTICLE

2022/5/31

  • 情シスとは

更新 :

2023/3/24

ひとり情シスをアウトソーシングで解決できるか?

情シスの人手不足問題

情シスは常に人手不足に陥っています。情シスはなぜ人手がいないと不味いのでしょうか。情シスの人手不足を表す言葉は下記のようなものがあります。

  • ゼロ情シス:情シスが社内にいない、他の業務と兼務している

  • 1人情シス:情シス担当者が1人しかいない

ひとり情シスとは

ひとり情シスとは、会社や組織の情シス業務を1人で担当している状態のことです。他にも「ソロ情シス」という呼ばれ方をします。会社や組織によっても情シス業務は異なりますが、基本的に情シス業務を1人で対応することは難しいため、「ひとり情シス」は問題視されます。1人ではなぜ、情シス業務を行うことは難しいのでしょうか。

ひとり情シスの難しさ

たらい回しのイラスト(スーツ・男性)

必要スキルが多岐に渡る

今の時代の情シスは、やることが多岐に渡ります。PC、サーバ、ネットワーク、SaaS、クラウド、セキュリティと本来であればそれぞれに専門分野がいてもよい領域をすべて対応する必要があります。

単純に対応する物量が多い

やる範囲が広いため、単純に対応しきれないことが多いです。例えば、「PCが動かない」「ネットワークがつながらない」といった相談を不定期に受けつつ、社員が入ればPCの購入、設定をし、スマホも準備、SaaSのアカウントを作ったりする必要があります。それだけではなく、セキュリティ的な脆弱性があれば対応しなければなりませんし、新しいSaaSがどんどんと入ってきます。普通に考えるとひとりで対応するのは非常に大変です。

経営課題に直結するため責任が重い

昨今、ITなしではビジネスは成り立ちません。会計や経費、社内手続き、契約はもちろんECやリスティング広告などどの分野においても何かしらITが絡みます。経営を効率的にかつ成長をさせるには情シスの人も重要な存在になります。そういった大切な決断を忙しい中でやる必要があります。

このように「ひとり情シス」はおろか、情シス自体の難易度が非常にあがっています。さらに「ひとり情シス」が発展し、「ゼロ情シス」という企業も存在します。

ゼロ情シスとは

「ゼロ情シス」とは、ひとり情シスの発展型で情シスの専任者が一人もいないことを指します。情シスを総務や人事など他部署の方が兼務している状態です。当然、情シスの専門家でないためできることは限られます。

ゼロ情シスになってしまう背景として、元々専任者がいたがやめてしまった。しかし後任者が見つからないという状態が多いです。

なぜこうなってしまうのかというと、情シスの採用は非常に難しいためです。ゼロ情シスの状態から一人採用するということになると、求めるスキルが非常に多く、そのスキルの人を雇うには年収を高く設定する必要があります。年収を高く設定できない場合、ほぼ採用することは不可能になります。これがゼロ情シスの背景です。

ひとり情シスのリスクは、属人化による業務が回らなくなること

倒産のイラスト(男性会社員)

ゼロ情シスおよびひとり情シスがなぜ問題なのでしょうか。

情シスは、今や経営を支える根幹です。仕事をするのに必要なPCやソフトウェアは基本的に情シスが準備します。

情シスの判断によって、仕事の効率が変わります。変なPCを選んでしまえば、仕事の効率は悪くなります。

効果のあるソフトウェアを使わなければ、売上を上げることも難しくなります。ソフトウェアが動かなかったり、PCが動かない場合に適切に対処できる人がいなければ、会社の業務自体が止まってしまいます。

情シスは縁の下の力持ちです。土台が傾けば、会社も傾きます。ひとり情シス、情シスメンバーの人数やスキルが不足していることは会社の根幹を将来的に揺るがす自体に発展させます。

ひとり情シスの解決策はアウトソーシング

では、ひとり情シスをどう解決するか。採用すれば問題ないのですが、採用は非常に難易度が高く時間がかかるためそれまでの解決策を記載します。

アウトソーシング

アウトソーシングも一つの手段です。情シス業務はアウトソーシングしやすい業務が多いです。

自社で採用するよりもコストが下がることも多いです。一方で、情シスは企業の根幹を支える部分でもあるため、そこを任せられる会社なのか。また、その部分は自社で持つのかは検討が必要です。

アウトソーシング先の選び方はこちら

アウトソーシング以外のひとり情シスの解決策は?

人を紹介をするビジネスマンのイラスト(男性)

自動化、省力化

昨今、SaaSやRPA、APIによって解決できる範囲が非常に増えています。例えば、ヘルプデスクをAIチャットボットで一部自動化なんてこともできます。もちろん、すべての対応を自動化はできませんが、定型的な内容であれば自動化可能です。他にもPCの設定を自動化したり、アカウント作成を自動化したりと色々可能です。ITに関する深い知識が必要なので難易度は非常に高いです。

情シスコンサル・実行支援

アウトソーシングに近いですが、技術支援をする情シスコンサル・実行支援のような会社に依頼するのも手です。アウトソーシングとは大きくは違いませんが、会社の将来的なことを検討したり、技術的に難易度の高い部分を実行してくれるような存在です。自動化したり、システムを導入、セキュリティなどは専門家でないと難しい部分があるのでそういったところを依頼するのも一つです。

ただし、省力化をするにしても人手がないとできないため、まず外部を入れて省力化や効率化を図ることが重要です。

お問い合わせは下記から✨

情シスフォースは、アウトソーシングと情シスコンサル・実行支援の中間のようなサービスです。情シス担当者の負担を減らす部分もやりつつ、将来的に会社のためにどうするかITを考え、導入や支援をしています。特にITは導入は簡単ですが、定着が難しいため、定着させ会社を一歩前に進めるところを得意としております。

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