今回は、1000円スコッチの一つ、クランスマンを飲んでみます。
クランスマンは、ハイランド地方とローランド地方の境目にあるロッホローモンド蒸溜所が手がけるブレンデッドウイスキーです。
同蒸溜所は自前でモルトウイスキーとグレーンウイスキーをそれぞれ様々な種類を作っている希有な存在です。
「ロッホローモンド」のブランドにおいては、シングルモルト、シングルグレーン、そしてシングルカスクなど多彩なボトルをリリースしています。
また、ゴルフの全英オープンの公式ウイスキーも手がけています。
そしてそれらの多彩なモルト、グレーンを使ってブレンドされて生まれたのがクランスマンです。
リリースは2014年と比較的新しいボトルですが、元々蒸溜所自体が現在の体制になったのも新しいわけで、特に驚くことでもありません。
液色は中庸な琥珀色です。
味わいは、アルコールからの辛みは控えめで、酸味が全体に広がり、そこから甘味が少しずつ加わってくる印象です。
味わいは、苦みが先行し、柔らかい酸味とほのかな甘味が続きます。
味わいは、酸味がメインで、軽い甘味と苦みが続きます。
またスモーキーさも多少に感じられるブレンドなので、ウイスキーらしさも感じられるボトルに思えます。
ハイボールだとサッパリした印象は少ないものの、甘味が比較的効いているので、単品で飲んでも不満はないかも知れません。
スコッチウイスキーも円安の影響で高騰しつつある状況で、このボトルはコスパの高さを感じます。
700mL、アルコール度数40度、価格は1200円ほどです。
ロッホローモンドのモルト、グレーンを使用
同蒸溜所は自前でモルトウイスキーとグレーンウイスキーをそれぞれ様々な種類を作っている希有な存在です。
「ロッホローモンド」のブランドにおいては、シングルモルト、シングルグレーン、そしてシングルカスクなど多彩なボトルをリリースしています。
また、ゴルフの全英オープンの公式ウイスキーも手がけています。
そしてそれらの多彩なモルト、グレーンを使ってブレンドされて生まれたのがクランスマンです。
リリースは2014年と比較的新しいボトルですが、元々蒸溜所自体が現在の体制になったのも新しいわけで、特に驚くことでもありません。
テイスティング
グラスからの香り、液色
グラスからはレーズン、紅茶、リンゴの香りがやってきます。液色は中庸な琥珀色です。
ストレート
先にレーズンの甘い香りがやってきて、軽いスモーキーさを感じつつリンゴ、オレンジ、カカオ、バニラと続きます。味わいは、アルコールからの辛みは控えめで、酸味が全体に広がり、そこから甘味が少しずつ加わってくる印象です。
ロック
最初にスモーキーな香りが広がり、その後レモン、オレンジ、レーズン、リンゴと続きます。味わいは、苦みが先行し、柔らかい酸味とほのかな甘味が続きます。
ハイボール
オレンジ、紅茶、ブドウの香りが先に訪れ、バニラ、リンゴの香りが続きます。味わいは、酸味がメインで、軽い甘味と苦みが続きます。
1000円台とは思えない熟成度
基本的にロッホローモンドのモルト、グレーンが主体のブレンデッド、1000円台と考えても、若さが少なく、ストレートでも香りや味わいが豊かなのが印象的です。またスモーキーさも多少に感じられるブレンドなので、ウイスキーらしさも感じられるボトルに思えます。
ハイボールだとサッパリした印象は少ないものの、甘味が比較的効いているので、単品で飲んでも不満はないかも知れません。
スコッチウイスキーも円安の影響で高騰しつつある状況で、このボトルはコスパの高さを感じます。
700mL、アルコール度数40度、価格は1200円ほどです。
<個人的評価>
- 香り B: 紅茶、レーズン、リンゴ、オレンジ、ピート、バニラ、カカオと、豊かな香り。
- 味わい B: ストレートでもアルコールの刺激が少ない。酸味が先んじて甘味が追いかける。
- 総評 A: 1000円台ながら2000円台クラスの香りと味が得られる逸品。