自然と電脳の狭間でのｱｸﾃｨｳﾞ生活

　

　＜＊2014.01.28、触媒に伴う加筆修正（青文字）＞


皆様ｺﾝﾊﾞﾝﾊ。
rapiでございます。



今回は自作品・・・の話となります。
ただ、自作と言っても大した物ではｺﾞｻﾞｲﾏｾﾝ。
ちょっとした熱源の一種です。






ちなみに皆様は

「豆炭あんか」

という物はご存知でしょうか。


私は全くもって存じあげませんでしたｗ


たまたま暖を取る為のアイテムを検索している時に
そのようなアイテムが出てきたのです。

調べてみますと豆炭あんかは
昔に良く使われていたとの事。



熱源の元は商品名の通り「豆炭」。
これの燃焼を使って暖を取るという事です。




昔は電気器具が今ほど発達しておらず
豆炭あんかを熱源として使用。
しかし現代においては
ヒーターや電気こたつといった物に
変化を遂げて行き
今ではその存在を知る人も少なくなって参りました。





まずは写真を見て頂きましょう。

豆炭あんかとはこんな物です。








作りは以下のようになっているものかと
勝手ながらに想像しておりますw



火の着いた豆炭を燃えない繊維である
ガラスウールで挟み込み
その周りの断熱材であるロックウールで覆う。


豆炭の発熱には酸素が必要なので
外壁には無数の空気口が開いており、
ロックウールという繊維が空気を通す。




つまり燃えない材質でありつつも
空気を通す材料を使用して豆炭を覆い、
熱気の抑制を掛ける為に断念材を使用する。


また、豆炭の燃焼時に発生する
一酸化炭素に関しては
触媒と言われる物を使用して
一酸化炭素の排出量を調整する様です。
（ピノさんより指摘を頂き追記致しました）

このような仕組みかと思われます。






なんとなく仕組みが判ったのであれば
作っちゃう事は可能ですｗ

という訳でやってみました（＞＜ｂ









用意するのはワイド20センチ強、ハイ25センチの缶ｗ
　＊サイズ等は個々の尺度で調整して下さい

これはたまたまリサイクルショップで売られていた
BOSSのギフト缶を使用しました（1個52円）



そして豆炭を包む為のグラスウール。
（未入手）


更には断熱材のロックウール。
（一枚680円・・・かなりでかいですｗ）


あとは触媒ですね。




こんなところでしょうか。









まずは用意したケース（BOSS缶）に
無数の穴を開けます。

熱の流れを考えますと、
缶の側面下段部分に大量の穴を開け、
上段に行くほど少なめにします。


次に天井部分に

「これでもかっ！！」

っていうくらいの穴あけをｗｗｗ




これで下から空気が入り
上に熱気が流れて行く
仕組みができたかと思います（＞＜ｖ







今度は穴をあけた缶の中に
ロックウールを敷き詰めて行きます。
特に底の部分は部厚めにしておかないと
発熱で下に敷いている物が
焦げる可能性がありますのでご注意をｗ


そして
缶の蓋にもロックウールを敷き詰めます。






ロックウールと缶の間には
触媒を挟むような形で仕込んでおきます。



今回、ガラスウールが手に入らなかったので
「球型茶こし網（315円）＋ロックウール」で
対応致しました（－－；




茶こし網の中にはロックウールを敷き詰めます。
これは灰化した物をこぼさない為に
私が勝手に敷いた物です。

コレがあると灰をロックウールが
ある程度受け取ってくれるので
お手入れが簡単になるのでは！？

という安直な考えですが

思った以上に大活躍w



私もビックリｲﾀｼﾏｼﾀ（＞＜ｂ






と、これで完成ですね。


使用時は豆炭に火を点けておき
ある程度燃焼したら茶こし網に入れてロック。

茶こし網ごと豆炭ケースに入れてしまえば
それで完了でございます。









当然の事ながら墨ですので
空気の入れ替えは出来る状況下で
ご使用をお願い致します。


あと、豆炭の燃焼初期は
燃焼の匂いを発しますので
臭いが気になる方はある程度燃焼後から
使用して下さいｗ



豆炭の燃焼時間は
ざっくりと・・・8時間程度は持ちますよ？



触媒の交換は2年に一度程度は
行う用する必要があるようです。

ロックウールとガラスウールは
1年に1回程度か、綿が灰で詰まったりした時に
交換をお願い致します。




ってなわけで、
手作り感満載のザックリレポートを終了です。