ラクルでは、人中の長さや顔のバランス、シワの状態を考慮して切開ラインのデザインを決めています。

鼻下の切開ラインに沿って皮膚を引き上げて縫合します。

鼻孔底隆起（小鼻の土手:ノストリルシル）を残すか残さないかは、デザインによって調整が可能です。

もともと歯茎が見えやすい傾向の方は、人中短縮を行うことで更に歯茎が見えやすくなってしまう可能性があります。 ただ、実際の手術後に「ガミースマイルになった」と言われる方はほとんどいらっしゃいませんが、もともと口が閉じにくいという方は注意が必要ですので、ご相談ください。

また、よくあるのが「何ミリ切れますか?」というご質問です。切開ラインが大きいと当然ガミースマイルのリスクも上がります。例えば、8mmも切開するとなれば、鼻下は台形 をしていますので、切開ラインの上下で辻褄が合いにくくなって不自然になってしまいます。当院では、自然なデザインを心がけているため、切開は最大 6mmまでとしてい ます。

「筋肉を切らないと戻る」「韓国のクリニックで筋肉処理をしたけど、長さが戻った」という声が多く聞かれます。
ラクルでは、口輪筋筋膜を広範に剥離してオペを進めますので、後戻りを少なく抑えることができます。フェイスリフ トの SMAS 上を広範に剥離して後戻りを少なくする原理と同じです。

術後の腫れは翌日がピークで、内出血が起こった場合は２週間ほどでひいていきます。
術後１ヶ月程度傷痕の赤みや硬さが目立ちやすいですが、徐々に落ち着きます。強く鼻をかんだり、鼻の下を伸ばすような動きをしないようにしましょう。
糸に滲んだ血は無理に洗い流さず、抜糸までそのまま過ごしてください。患部に腫れがある場合は、飲酒や運動、長風呂はひかえましょう。
ケロイド防止にトラニラストカプセル、感染予防用にゲンタシン軟膏の用意もございます。
傷痕の残り方は個人差がありますが、近くでよく見るとうっすら線が見える程度ですので、メイクする方は全く分からないことも多いです。