Excel（エクセル）とスプレッドシートの違いを解説　変換方法も

エクセルとスプレッドシートの違い

　Googleドキュメントエディタヘルプによると、Microsoft Excel（バージョン 2010、2013、2016）とGoogle スプレッドシートの主な違いは以下の通りです。

　Googleによると、チームで共同編集や同時編集を行う必要がある場合や、データセットのセルの数が500万個以下の場合はエクセルからスプレッドシートへ変換しても作業可能です。

　ただし、次の場合は、エクセルでの作業を推奨しています。

• データセットのセルの数が500万個を超えている場合
• ExcelでHyperionのアドオンを使用している場合
• 3Dピラミッド グラフや補助円グラフ付き円グラフなど、一般にあまり使用されないグラフを使用している場合

エクセルからスプレッドシートへの変換方法

　エクセルとスプレッドシートを併用するうえでは、変換方法も知っておくと便利です。具体的には次のようなやり方があります。

1. スプレッドシートでエクセルファイルを編集する
2. スプレッドシートにエクセルデータを読み込む
3. エクセルファイルをスプレッドシートに変換する
4. スプレッドシートファイルのコピーをエクセル形式で共有する

　Googleドキュメントエディタヘルプによると、具体的には以下の作業が必要です。ブラウザはGoogle Chromeを前提としています。

スプレッドシートでエクセルファイルを編集する

1. 拡張機能 [ドキュメント、スプレッドシート、スライドで Office ファイルを編集] がインストールされていないことを確認し、Chrome ブラウザを開き、右上にあるその他アイコン→[その他のツール]→[拡張機能] をクリック。拡張機能 [ドキュメント、スプレッドシート、スライドで Office ファイルを編集] が表示されている場合は[削除] をクリック
2. Google ドライブで、Excel ファイルをダブルクリック
3. 上部にある [Google スプレッドシートで開く] をクリック

スプレッドシートにエクセルデータを読み込む

1. Google スプレッドシートで、新しいスプレッドシートを作成するか、既存のスプレッドシートを開く
2. [ファイル]→[インポート] をクリック
3. Excel ファイルを選択し、[選択] をクリック
4. インポート オプションを選択
5. [データをインポート] をクリック

エクセルファイルをスプレッドシートに変換する

1. Google ドライブを開き、Excel ファイルをダブルクリック（ファイルのプレビューが表示される）
2. 上部にある [Google スプレッドシートで開く] をクリック
3. [ファイル] 次に [Google スプレッドシートとして保存] をクリック

　移行にアップロードする Office ファイルを、すべて自動的に Google スプレッドシートに変換するには、次の操作をしてください。

• Google ドライブの上部にある設定アイコン 次に [設定] をクリック
• [アップロードしたファイルを変換する] の横にある [アップロードしたファイルを Google ドキュメント エディタ形式に変換します] チェックボックスをオンにする

スプレッドシートファイルのコピーをエクセル形式で共有する

　Google スプレッドシートで作業したスプレッドシートのコピーを Excel（または PDF）ファイルの形式でメールで送信することができます。

1. Google スプレッドシートで、ファイルを開く
2. [ファイル]→[メールに添付して送信] をクリック
3. [添付形式] で [Microsoft Excel] を選択
4. [送信] をクリック

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