渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

コルト ディティクティヴスペシャル

2024年03月30日 | open
 

コルトディティクティヴスペ
シャル2nd イシュー1955年
モデル。

1st は1927〜1946
2nd は1947〜1972
3rd は1973〜1986
4th は1997〜
 
実銃は.32、.38spl、.357マグ
等の弾薬。
マグナム対応は1998年以降。
実銃重量595g。
アルミフレームで軽量化され
た派生機種のコブラは430g
という軽さだった。日本製の
プラスチック製モデルガン
515gよりも軽い。
刑事と探偵に愛用された名銃。
ライバルはS&Wのチーフスペ
シャルで、人気を二分した息
の長いモデルだ。もうすぐ、
誕生100年になる。今も最新
バージョンをラインナップし
て現役。
短銃身スナブノーズリボルバー
といえば、このコルトディティ
クティヴかS&Wチーフが古典
的なお手本となる。
 
コルトランパントマーク。


バレル刻印も実銃通り。
 


大きさはS&Wチーフとほぼ
同じ。


デスクのPCの前に置く。
探偵事務所の猫と銃、という
感じになる(笑


タナカの製品はリアルに作ら
れていて好感が持てる。
これは2023年5月モデル。
耐久性と作動性が改良された
最新バージョンだ。
実銃コルト ディテクティヴは
1959年に警視庁に配備された。
それまではコルト M1917の
.45口径も使用されていた。
1960年からは国産のニューナ
ンブが配備された。

珍しいところでは、1980年5月
に霞ヶ関を警備して市民学生を
制圧していた出動服ではない
警視庁制服機動隊員(出動用
ヘルメット未着用のため部隊
名特定できず)の中にM1917
.45口径を携帯している警察官
が一名いた。同じM1917でも
S&Wではなくコルト製。木製
銃把の端っこ角一部が小さく
欠損している個体だった。
その.45警官は、ぼっこぼこに
学生たちに暴力を振るってい
た。トランジスタメガホン等
を破壊したり、やりたい放題
だった。学生らは無抵抗。
実は機動隊員は出動服(乱闘
服)でヘルメットと盾を持っ
た時よりもけん銃装備で制服
出動の時のほうが要警戒だっ
たのは当時の常識だった。
理由は平気でけん銃を即水平
射撃するから。これ事実。
乱闘服でガス銃を発砲する際
も仰角射撃の原則という規則
などは丸無視する。ガスラン
チャー(米軍は40mm、日本
警察は38mm)も至近距離で
頭部目掛けて発砲し、千葉県
で学生一命を殺害している。
警察ってそういうもん。
なお、犯人は特定できない。
ちなみにけん銃の水平射撃な
どは局所的現場ではごく普通
に行なう。
それらは一切報道されない。
だが、記録映像や写真では
証拠が残っている。
5メートルの距離からのガス
銃での頭部狙い水平狙撃の
写真も残っているが裁判では
証拠不採用となった。
赤十字のゼッケンをつけた現
場救護のノーヘルの人間を選
んで頭部に射撃して殺害した。
なお、1960年6月に国会前で
東大生樺美智子さんを警棒で
頭部連続殴打で撲殺した警察
官の犯人も特定はされていな
い。
警察官が集団行動で人殺しを
しても、それは無かったもの
とされる。





 
 
 
 

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