河野太郎大臣の下に設置された再エネタスクフォースについては、深刻なガバナンス上の問題があることを指摘せざるを得ません。専門性が乏しいと公の場で指摘されるような人を選んだ選定プロセスも問題ですが、私が深刻な問題だと思うのは、岸田総理に規制改革推進会議の取りまとめを上申する際、法的根拠のない再エネタスクフォースの提言もセットにして上申したことです。
規制改革推進会議は、内閣府設置法第37条第2項に基づき設置された政府の審議会です。その運用のルールも明確に決められています。一方、再エネタスクフォースには内閣府設置法上なんら法的根拠がありません。それなのに、その提言が一国の総理大臣のもとに届くこと自体、看過できないガバナンスの問題を露呈しています。ましてやその提言が外国勢力の影響を受けた可能性のあるものなら尚更のことです。
今後のためにも、大林ミカ氏が選ばれた経緯と政策への影響について徹底的に検証すべきです。大林ミカ氏の辞任をもって幕引きにすべき案件ではありません。
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