Astronomers say they've discovered a cosmic ray so powerful that only one gram of the particle would contain enough energy to destroy the Earth in theory.再生解説
It was so strong that at first it was thought to be a mistake.再生解説
訳
それはあまりにも強力だったので、最初は、それは間違いであると考えられました。
解説
itは、前文のsomething super energetic「ものすごくエネルギーがある何か」を指しています。 at firstは「最初(は)、初めは」です。ちなみにat lastなら「最後(は)、ついに、やっと」です。 名詞mistakeは「間違い、誤り」です。make a mistakeなら「間違いをする、過ちを犯す」です。単独で動詞として使うこともでき、mistake-mistook-mistakenと不規則に活用します。
turn out ...は「(結局)~であることが分かる、判明する」という句動詞です。 the second-most ...は「2番目に最も~」です。 ここでのeverは「これまでに」という副詞で、これまでの観測史上という意味です。 an estimated ...は「推定で~、推計~」です。an estimated energy of 244 exa-electron voltsは「244エクサ電子ボルトという、1つの推定されたエネルギー(量)」です。 exa-「エクサ」は1兆の百万倍を表す接頭辞です。また、electron voltは「電子ボルト」で、エネルギーを示す単位の1つです。 今回捉えた宇宙線のエネルギーは、1991年に観測され、「驚くべき粒子」という意味で「オーマイゴッド粒子」と名付けられた宇宙線の320エクサ電子ボルトに次ぐものでした。
The team dubbed the particle “Amaterasu,” after the sun goddess in Japanese mythology.再生解説
訳
そのチームはその粒子を「アマテラス」と名付けました、太陽の女神にちなんで、日本の神話における。
解説
the team「そのチーム」は、今回の発見をした国際研究グループを指しています。 ここでのdubは「(呼び名などを)付ける」という意味です。 ここでのafterは「~の後」ではなく、「~にちなんで」という意味です。例えば、name A after Bなら「BにちなんでAに名前を付ける」です。 goddessは「女神」、mythologyは「神話(学)、伝承」です。the sun goddess in Japanese mythology「日本の神話における太陽の女神」とは、「天照大神(あまてらすおおみかみ)」のことです。 研究グループは宇宙の謎の解明につなげる期待を込め、この宇宙線を、日本書紀などに登場する神様の名前にちなんで「アマテラス粒子」と名付けました。
Cosmic rays are high-energy subatomic particles that rain down on Earth from outer space.再生解説
訳
宇宙線は高エネルギーの、原子より小さい粒子です、地球の上に降り注ぐ、宇宙空間から。
解説
high-energyは「高エネルギーの」です。 subatomicは「原子より小さい、原子を構成する、亜原子の」です。subatomic particleは「亜原子粒子、原子以下の粒子」で、原子より小さい粒子です。 句動詞rain downは「雨のように大量に落ちる」です。rain down on ...は「~に雨あられのごとく降り注ぐ」で、爆弾などが大量に落とされるという場面でも使われる表現です。ここでは、宇宙線が地球上に大量に降り注ぐというイメージです。 outerは「外側の、外部の」で、outer spaceは「宇宙(空間)」です。単にspaceと言うこともあります。ちなみに「地球外生命体」は、creature from outer spaceなどと言います。
The scientists say it could have been generated by the explosion of a massive star.再生解説
訳
その科学者たちは述べています、それは生み出されたのかもしれないと、巨大な星の爆発によって。
解説
generateは「生む、発生させる、生成する」です。 could have been generatedなので、「生み出されたかもしれない」という過去の出来事の可能性を表しています。 explosionは「爆発」です。動詞形はexplode「爆発する」です。 massiveは「巨大な、大規模の、重度の、非常に重い」です。 極めて高いエネルギーの宇宙線の発生源では、巨大な星が爆発したり、ブラックホールからガスが噴いたり、大規模な天体現象が起きた可能性があり、今後研究が進めば、未知の天体の発見につながる可能性があると期待されています。
But there's nothing like that in the area of space the particle appears to have come from.再生解説
訳
しかし、そのようなものは何もありません、宇宙の領域には、その粒子が出てきたように見える。
解説
the area of space the particle appears to have come from「その粒子がそこからやって来たように見える宇宙の領域」は、the area of space (that) the particle appears to ...と補うと分かりやすくなります。 appear to ...は「~のように見える、~のように思われる」です。 come from ...は「~から来る、~の生まれである、~の出身である」という句動詞です。 宇宙から降り注ぐ粒子などの観測によって、宇宙の成り立ちを探る研究は世界各国で進められています。国内では岐阜県に「KAGRA(カグラ)」と「スーパーカミオカンデ」という大型の実験施設があります。この国際研究グループは、こうした他の施設の観測結果を組み合わせて解析することで、今回捉えた宇宙線の発生源の解明を進めたいとしています。
宇宙線は高いエネルギーの、原子より小さい粒子です、地球の上に降り注ぐ、宇宙空間から。 Cosmic rays are high-energy subatomic particles that rain down on Earth from outer space.
1. 宇宙線は高いエネルギーの Cosmic rays are high-energy
2. 原子より小さい粒子です subatomic particles
3. 地球の上に降り注ぐ、宇宙空間から。 that rain down on Earth from outer space.
●Transformation Training 応用編: 反訳トレーニングで取り上げた英文の一部を別の表現に変えてみる「転換トレーニング」です。
宇宙線は高いエネルギーの、原子より小さい粒子です、地球の上に降り注ぐ、宇宙空間から。ある宇宙線はとても強力なので、その粒子のわずか1グラムで十分なエネルギーを含むことでしょう、地球を破壊するのに。 Cosmic rays are high-energy subatomic particles that rain down on Earth from outer space. One cosmic ray is so powerful that only one gram of the particle would contain enough energy to destroy the Earth.
今回のニュースの最初の文でthe Earthと言っているのは、「私たちが住むこの地球」という意味で、親しみを込めたニュアンスで使っているのではないかと思います。the Earth where we live、the planet Earth、save the Earthなどのthe Earthがこれですね。 ニュースの7文目では、theが付かないEarthが使われています。宇宙線という専門用語を説明する文の中で使われているので、地球を1つの天体として客観的に見ているのかもしれません。
We are from the Earth.「私たちはその『アース』から来ました」と言うと、「どのアースですか?」と聞き返されるかもしれません。theは自分も相手も知っているものを「その、あの」などと指すのが普通の用法だからです。 ですから、We are from Earth.「私たちは『アース』(という天体)から来ました」と自己紹介するのが適切だろうと思います。 theなしのEarthこそが、この星の名前です。宇宙関連のニュースでは、地球をEarthと呼ぶことが増えています。人類が宇宙に進出した暁には、これが標準となるかもしれません。