大分市大在地区に2024年、新しい小学校が誕生します。大分市内に小学校が新設されるのは19年ぶりとなります。
新しい大在東小学校は大在東グラウンドがあるおよそ2万8000平方メートルの敷地に建設される計画です。
10月15日の着工を前に4日現地で安全祈願祭が行われ、大分市や工事の関係者ら54人が建設中の無事故を祈りました。
校舎は4階建てで、「丘」をコンセプトにテラスや段差が設けられます。また天然芝のサッカーコートも隣接され総事業費は43億円余りです。
大分市内に小学校が新設されるのは2005年に大在西小学校が開校して以来19年ぶりです。
(大分市教委教育部・佐藤祐一次長)「大在地区は人口がどんどん増え続けている地区。学校環境を整えることが大事で、大在東小学校の建設になった」
大在地区には現在、大在小学校と大在西小学校の2校があります。新しい学校ができることで各学校の児童数が600人規模となり、教育の充実を図ります。
また大分市の推計では、大在地区は2045年におよそ18パーセント人口が増加する見込みで、将来的な教育環境の確保につなげたい考えです。
(佐藤祐一次長)「末永く地元の人や児童に愛される学校になってほしい」
大在東小学校は2024年2月末までに工事が完了し、4月に開校する予定です。