最終更新日:2023/12/21
「ボストンに留学したい」
「でも本当に留学して良いのか不安……」
とお悩みではありませんか?
ボストンはアメリカのマサチューセッツ州に属する都市で、アメリカの歴史がスタートした街です。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの世界トップクラスの大学が集まる学術都市で、博物館や美術館もたくさんあります。
そのため落ち着いた留学生活を送りたい、勉強に集中したい人にとっては最適な留学先です。
とはいえ、ボストンでどんな留学生活を送れるのか、なかなかイメージしづらいですよね。
そこで今回は、ボストン留学の特徴やメリットとデメリット、ボストン留学をおすすめする人の特徴を紹介します。
この記事を読んで、ボストンを留学先にしても良いか、じっくり考えていきましょう。
※記事は2022年7月時点の情報を参考にしています。
※この記事は1USD=136円で計算しています。
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ボストンはアメリカ北東部にあるマサチューセッツ州に属している学術都市です。
2021年時点での市内の人口は約65万人とコンパクトですが、周辺のケンブリッジをはじめとするエリアまで含めたボストン圏の人口は約490万人と全米11位の規模を誇り、ニューイングランドと呼ばれるアメリカ北東部エリアの政治や経済、文化の中心地でもあります(※1)。
ボストンの特徴はアメリカ独立革命の舞台となったことです。
もともとヨーロッパからの移民が中心になって都市を作っていましたが、18世紀頃に独立戦争が起き、1776年に独立宣言がされました。
その後1783年にアメリカ合衆国が成立し、ボストンのあるマサチューセッツ州は1788年にアメリカで6番目の州と認められた歴史があります。
ヨーロッパの移民が多い名残から、街には欧州のようなレンガ造りの街並みがよく見られます。加えて芸術や文化を感じる建物やイベントなども多数ある環境です。
次は実際にボストン留学の体験談を通して留学生活のイメージをつかみましょう。
ここでは3人の体験談を紹介します。
photo by:skngsさん
skngsさんはブランダル業界で働いていましたが、キャリアチェンジを考えたことで留学を決意しました。
ボストンの語学学校NESE(The New England School of English)を選んだのは、治安の良い都市で英語の勉強に集中したかったから。
日本人と国籍の偏りが少ない学校で、授業や寮生活を通してたくさんの友達と国際交流をしたそうです。
結果、英語力はTOEIC300点から850点に向上しました。
どのような授業や留学生活で英語力を伸ばしたのか、詳細はこちらをご覧ください。
キャリアチェンジが留学のきっかけに!アメリカ・ボストン「NESE」で 13ヶ月の語学留学【みんなの留学体験記】
photo by: Mayukoさん
世界的に有名な大学が集まるボストンで交換留学を経験したMayukoさんを紹介します。
10ヶ月の留学生活は充実しており、特に実践的な授業を受けたことが良かったと話します。
アメリカの大学は自分でビジネスプランを考えるなど、日本の大学と比べると本格的な授業が中心です。さらに学術都市のボストンだからこそ他大学の学生との交流機会もあり、貴重な経験を積めたそうです。
ボストンでの大学生活について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
留学して実際良かった?10ヶ月のアメリカ留学生活で得られた成長と変化総まとめ
photo by: Ryoさん
ボストンの大学は本格的な経営を学ぶMBA留学も可能であり、Ryoさんはボストンにあるバブソン大学のビジネススクールに留学した1人です。
バブソン大学は日本人の間で大学としての知名度は高くなくても、アントレプレナーシップ(起業)においては世界ランキングで長年1位を取得し続ける学校。
学生の数が少ない分入学は狭き門ですが、優秀な人が集まるボストンで濃い学びを得られそうです。
Ryoさんの体験談はこちらからお読みください。
純ジャパ・海外経験なしの元会計士が、アメリカMBAに留学するまで
続いては、ボストン留学のメリットとして、
の8つを紹介します。
photo by:Marcio Jose Bastos Silva / Shutterstock.com
学術都市ボストンには例えば次のような大学があります。
中でもハーバード大学やマサチューセッツ工科大学は各調査機関が発表している世界大学ランキングの常連校として知られており、2022年版のQS世界大学ランキングでもマサチューセッツ工科大学が第1位、ハーバード大学が第5位を獲得しています(※2)。
留学中には研究発表会やネットワークイベントなどを通して、他の教育機関に在籍している学生と交流することが可能です。
勉強に集中しやすい環境と刺激的な出会いで、進路や将来にも役立つ出会いが得られます。
photo by:Wangkun Jia / Shutterstock.com
ボストンはアートや音楽などの文化に触れる機会の多い都市です。
街中には45万点もの作品を展示しているボストン美術館をはじめ、ボストン・コンテンポラリーアート美術館やジョン・F・ケネディー・ライブラリーといった博物館、複数のアートギャラリーがあり、芸術や文化を学ぶ機会がたくさんあります。
留学中は語学や専攻の勉強はもちろん、美術や音楽も楽しむことが可能です。
ボストンのおすすめ観光スポット情報
冒頭でお伝えした通り、ボストンはアメリカの歴史がスタートした都市です。
博物館など歴史的施設も多数建てられている上に、街中にもアメリカ最古の公園であるボストンパブリックガーデンなど、歴史あるスポットがいくつか見られます。
アメリカの史跡を巡るフリーダムトレイルという観光路もあり、約4kmの道のりを歩きながらアメリカ独立にまつわるスポットを観光します。
半日ほどで完了するツアーのため、週末や短期留学など限られた時間でも学ぶ機会を得られます。
ボストンは車がいらないと言われるほど中心部の交通網が発達しています。
移動手段も地下鉄やバス、タクシーなど選択肢は多く、その中でも地下鉄はラインが5つもあることから利便性が高いです。
またボストンの地下鉄ではCharlie Card(チャーリーカード)というチャージ式のICカーが用意されています。SuicaやICOCAのようなカードで、切符を購入する手間が省ける上に安く乗車できます。
チャーリーカードは基本的に無料で入手できるため、物価の高いボストンでも出費を抑えながら街中を移動できますね。
ただし、近年は郊外と都心を結ぶ高速道路などでの渋滞が問題視されており、車での移動する際には注意しておきましょう。
ボストンの交通事情まとめ!利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説
photo by:Joseph Sohm / Shutterstock.com
ボストンはアートや学術都市のイメージが強いですが、スポーツも盛んです。例えばボストンでは、次のスポーツの試合がよく開催されています。
野球では、松坂大輔選手や上原浩治選手らが在籍していたことで日本でも広く知られているボストンレッドソックスの本拠地があり、地元のファンから根強い人気を集めています。
留学中の週末に試合観戦できる上に、地元ファンとともに熱気にあふれた試合を楽しんだという思い出が作れます。
ボストンはニューヨークやロサンゼルスといった都会的な場所と比べると、落ち着いた街並みです。
何度かお伝えした通り、学術都市ゆえに学生向けの図書館や学生向けの飲食店が多く集まります。また街並みもビーコンヒルやノースエンドエリアを中心にレンガ調の建物が多く見られ、落ち着いた雰囲気を感じられます。
大都市ながら、歴史情緒感じる街並みも感じられるのは良い点です。
photo by:Mayukoさん
ボストンキャリアフォーラムとは、海外の大学・大学院で留学している学生をはじめバイリンガル人材対象とした就職イベントで、100社を超える企業の説明を聞くことが可能です。
毎年11月に3日ほどの日程で開催されており、留学中に就活準備を進められる機会として多くの留学生が参加しています。
また就職に限らず、インターンシップのチャンスを得る、企業研究を深めるといった目的で参加することも可能です。
留学生は帰国のタイミングによっては、日本の就活と時期がずれてチャンスが少なくなるなどのハンデがあります。ボストンであれば留学中から現地の就職イベントに参加し、帰国後の就活準備を少しずつ始めることができます。
就活生必見!3日で内定がでるボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)2018年度の様子をレポート
photo by:Heidi Besen / Shutterstock.com
ボストンはアメリカの大都市の中では犯罪発生件率の低い、治安の良い都市です。
FBIの発表を基に編集部が作成
FPIの公開している近年のボストンの犯罪状況を見ると、2011年以降ボストンでは窃盗犯の発生率が大きく減少傾向にあります(※3)。
ただし、日本と比べれば犯罪発生率はボストンの方が高く、危険なエリアを調べておく、貴重品は肌見放さず持つ、夜遅くには出歩かないなど防犯対策をしっかり考えましょう。
ボストン内でもロクスベリー地区、ドチェスター地区、マタパン地区など凶悪犯罪が発生している地域もあり、滞在中はうっかり迷い込まないように注意が必要です(※4)。
ボストン留学には次のデメリットもあります。
ひとつずつ解説しますね。
ボストンの冬の冷え込みは厳しいです。
平均気温が氷点下になる日も多く、日によっては−10℃近くまで冷え込むこともあるため、冬に留学する場合には防寒対策を徹底する必要があります。
寒いのが苦手、気温の変化で体調を崩しやすい人の場合、体調管理には注意が必要です。
ヒートテックや防寒性の高いコートを持参するなど、防寒具もしっかりと用意しましょう。どうしても寒さが苦手であれば、11〜4月の留学を避けるのもおすすめです。
特にボストンは秋(9〜10月)がベストシーズンです。平均気温が12.6〜18.2℃と温暖で、長袖1枚で過ごすことができます。
ボストンの気候とオススメの服装を解説!
photo by:Michael Moloney / Shutterstock.com
日本と比べるとアメリカは物価が高い国ですが、ボストンはその中でも特に物価が高いです。
実際に北米最大級の物件情報を取り扱う情報サイトZumperによると、2022年7月時点で1ベットルームの賃料中央値は2,700USD(約36万7,000円)(※5)。同月の全米平均1,450USD(約19万7,000円)と比べると、アメリカ国内の中でもボストンの家賃が高いことが伺えます(※6)。
また生活費については、世界各都市の生活情報をまとめるデータベースNUMBEOを参照すると、平均1,165USD(約15万8,000円)ほどかかるとさ、家賃を含めると40〜50万ほどの滞在費が発生するのです(※7)。
ただし滞在先はシェアハウスやルームシェア、学生寮などの選択肢もあり、一人暮らしに比べると低価格です。低コストの滞在先にすると、留学費用は10万円ほど抑えられます。
どこにコストをかけるのか、しっかり考えながら留学のプランを練りましょう。
ボストンはアメリカの中でも日本人が少ない街です。日本人の少なさはメリットになりますが、緊急時に日本語で頼れる人も少ないことも意味します。
ケガで病院に行く、スマホを取られて警察に被害届を出すときなども、英語で会話しなければなりません。留学前から英語力を鍛えておくことが必要です。
目安として、留学までに中学英語レベルまでは学習しておきましょう。日常会話は中学英語レベルと言われており、基礎的な会話ができればひとまず安心です。
また緊急時に連絡の取れる領事館の場所や連絡先など、万が一に備えておくのもおすすめです。
ここまでボストン留学のメリット・デメリットを紹介しました。
ボストンは次のような人におすすめです。
ボストンでの留学をより具体的に検討するなら、語学学校の検討に移りましょう。スクールウィズのLINE相談では、留学生ごとの希望がかなうおすすめの語学学校を無料で紹介しているので、ぜひ検討を進める際にはご利用ください。
一方で、現地で求められる英語力は高く、物価も高いため、必ずしも全員におすすめできるとは言えません。
次のような人は他の都市の方が合う可能性もあります。
その場合は次のような都市も考えてみてください。
英語力に自信がないなら日本語も通じやすいハワイ留学!
ハワイ留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
1年を通して温暖な気候の中、明るい留学生活を送りたいならマイアミ留学!
マイアミ留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
photo by:Marcio Jose Bastos Silva / Shutterstock.com
今回はボストン留学のメリットやデメリットを紹介しました。おさらいすると、ボストン留学には次のメリットがあります。
ボストンに留学しようかなと思い始めた人は、具体的な留学プランを考えていきましょう。
なかなかプランが定まらない、どうやって考えたら良いのか分からない場合は、留学エージェントに相談するのもおすすめです。
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留学先選びや準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...U.S. Census Bureau「U.S. Census Bureau QuickFacts: Boston city, Massachusetts」(参照日:2022-07-24)
※2...QS TOP UNIVERSITIES「QS World University Rankings 2022」(参照日:2022-07-24)
※3...Federal Bureau of Investigation「Crime Data Explorer」(参照日:2022-07-24)
※4...在ボストン日本国総領事館「安全の手引き」(参照日:2022-07-24)
※5...zumper「Boston, MA Rent Prices」(参照日:2022-07-24)
※6...zumper「Zumper National Rent Report」(参照日:2022-07-24)
※7...NUMBEO「Cost of Living in Boston」(参照日:2022-07-24)
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