先月くらいにもそんな話があったけど、F1の興行権を持つリバティ・メディアが、いよいよMotoGPのドルナを買収するということで話がまとまったと、経済誌のフィナンシャル・タイムズが報じたとのこと。その買収額は40億ユーロ(約6500億円)。早ければ次のMotoGPアメリカ・COTA戦の前に公式発表されるだろうということで、これはまた急転直下である。しかしこの買収に関しては欧州の独占禁止法に触れる可能性があるため、最終的なゴーサインは当局からのOKが出ないとダメのようだが。
リバティ・メディアの運営により、昨今急激に人気を(特にアメリカで)高めているF1。そこにMotoGPが買収されることで、F1に同じくMotoGP人気も高まるのか、それとも情報の統制やメディアの独占により、ファンがMotoGPに触れにくくなるのかはいまのところよくわからない。
ただ、MotoGPの買収がなされたとしても、運営そのものは現在のドルナが引き続き担うようなので、劇的な変化というのはないのかもしれないが、MotoGPが「よりF1チックな演出」になるみたいなことはあるかもしれない。
なお、現状MotoGP(ドルナ)の買収はリバティ・メディアが独占的な立場で交渉を行っているが、いちおうほかにもApple、Disney、Netflixといったところが入札しているようだ。
ただこれ、いずれの場合においても影響をいちばん受けるのは、もしかしたら日本のMotoGPファンかもしれない。どこがドルナを買収しても、放映権が別のところに移るのは間違いなさそうだからだ。MotoGPがディズニーやネトフリで見られるとなればこれは…朗報と言えたりするのか?(ぼくは国内中継は見てないから、実情がどんな感じなのかはまったくわからないけど)
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